当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2016年10月1日から2017年6月30日まで)における当社を取り巻く環境は、欧州においてはイギリスのEU離脱問題、フランス大統領選挙等の政治リスク、難民流入による社会混乱の懸念はあったものの個人消費は比較的堅調に推移しました。米国では株価、雇用は比較的堅調に推移したものの、政治の混乱などの影響で個人消費は期待ほど伸長していない状況です。国内においては、堅調な企業業績により雇用・所得環境も改善し、個人消費も底堅く推移しているようです。アジアでは、中国では一部に経済減速の報道はありますが全般的に個人消費は旺盛、他のアジアについてもまずまずの経済状況が続いています。
高級二輪乗車用ヘルメット市場においては、欧州市場は、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン等の主要国を中心に二輪新車販売の増加と共にヘルメット市場も堅調に増加しました。
北米市場は、リーマンショック以降、米国の二輪新車販売は若干回復傾向にはあるものの依然停滞しており、ヘルメット市場も横ばいで推移しました。
日本市場は、二輪新車販売は減少しているものの、中古車販売が増加し全体として登録台数が増加した結果、ヘルメット市場も増加しました。
アジア市場は、全体的に拡大しており、特に中国の中大型二輪車販売が急速に増加している結果、ヘルメット市場も同様に増加しました。
このような状況の下で、当第3四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた販売数量は、前期より船積の期ずれ及び第3四半期から第4四半期への同様の期ずれもありましたが前年同期比3%増加となりました。欧州市場では、堅調に推移し販売数量が前年同期比16%増加となりました。北米市場では、代理店の在庫調整及び北米市場における当社売れ筋製品の切替タイミング等の影響により販売数量は前年同期比33%減少となりました。日本市場は、堅調に推移しておりますが、当社の依然タイトな生産状況等により販売数量は前年同期比5%減少となりました。アジア市場では、全体の販売数量が前年同期比41%増加しましたが、特に前期から本格参入した中国市場では、前年同期比121%増加となりました。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、ドル、ユーロともに円高の影響はあったものの売上高は10,847,615千円と、前年同期比201,373千円(1.9%)の増収となりました。営業利益は広告宣伝費の積極的活用により販売費及び一般管理費が増加しましたが2,546,454千円と、前年同期比42,949千円(1.7%)の増益となりました。経常利益は為替差益の減少により2,563,943千円と、前年同期比6,520千円(△0.3%)の減益となりました。また、税金等調整前当期純利益は2,547,714千円と、前年同期比13,811千円(△0.5%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,755,815千円と、前年同期比38,524千円(2.2%)の増益となりました。
(販売地域別売上高)
日本
売上高は3,036,197千円と、前年同期比27,591千円(△0.9%)の減収となりました。
欧州
売上高は5,224,697千円と、前年同期比384,164千円(7.9%)の増収となりました。
北米
売上高は1,274,351千円と、前年同期比506,312千円(△28.4%)の減収となりました。
その他の地域(アジア、オセアニア、南米)
売上高は1,312,368千円と、前年同期比351,113千円(36.5%)の増収となりました。
当第3四半期連結累計期間の為替相場は、当社売上換算レート:1ドル=111.40円、前年同期比1.87円の円高、1ユーロ=120.16円、前年同期比8.21円の円高、海外子会社換算レート(平成29年3月31日):1ドル=112.19円、前年同期比0.49円の円高、1ユーロ=119.79円、前年同期比7.91円の円高となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題については重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、83,946千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。