当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間(2018年10月1日から2019年3月31日まで)における当社を取り巻く環境は、欧州においてはBrexitの先行きに不透明感はあるものの個人消費は堅調に推移しました。米国では米国第一主義の下、保護貿易の傾向から中国との貿易摩擦の懸念はあるものの雇用・所得環境の改善を背景に個人消費は底堅く推移しました。国内においても、米中の動きを背景に株式や為替相場の不安定な動きから景気の先行きに不透明感はあるものの、堅調な企業業績やインバウンド需要により個人消費は概ね堅調に推移しました。アジアでは国によって温度差はあるものの、景気は依然底堅く推移しました。
高級二輪乗車用ヘルメット市場においては、欧州市場は、堅調な個人消費に支えられドイツ、フランス、イタリア等全地域において依然底堅く推移しました。
北米市場は、若者の二輪車離れから二輪新車販売は依然停滞しており、ヘルメット市場も横ばいで推移しました。
日本市場は、堅調な個人消費に支えられ251cc以上の二輪新車販売が前年比横ばいで推移しており、ヘルメット市場もシニア層を中心に高級品、複数個所有の傾向が継続しております。
アジア市場は、中国での中大型二輪車販売の伸びは鈍化傾向にあり、加えて昨年8月以降ヘルメット規格変更の影響で市場規模は停滞しました。他のアジア諸国については我々の期待ほどではありませんが、順調に拡大しつつある模様です。
当第2四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた販売数量は、好調な受注に生産が追付かない状況ではあるものの前年度比4%増加となりました。
欧州市場は、昨年春に発売したNeotec2、2019年新グラフィックモデルが好調であり販売数量は前年度比17%増加となりました。
北米市場では、年明けの天候不良の影響はあったものの前期に販売代理店網を2代理店制へ強化した効果および、Neotec2、2019年新グラフィックモデルの販売が堅調だったことから販売数量は前年度比3%増加となりました。
日本市場は、販売代理店から市場への販売数量は前年度比23%増加と堅調に推移しているものの、当社から同代理店への販売がタイトな生産状況により前年度比19%減少となりました。
アジア市場では、中国以外の市場は堅調に推移しておりますが、中国市場での昨年8月からのヘルメット規格変更の影響が大きく全体の販売数量が前年度比4%減少となりました。なお、中国市場は、規格変更後10月より競合他社に先駆け同規格対応製品2モデルを市場投入したことにより前年度比39%減少にとどまりました。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高が7,841,990千円と、前年同期比460,260千円(6.2%)の増収、営業利益はブランド力強化に向け広告宣伝費が増加したことにより1,692,465千円と、前年同期比18,002千円(1.1%)の増益となりました。経常利益は1,686,059千円と前年同期比28,987千円(1.7%)の増益となりました。また、税金等調整前四半期純利益は1,686,238千円と前年同期比29,518千円(1.8%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,156,499千円と前年同期比34,249千円(3.1%)の増益となりました。
②財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ63,971千円増加し、16,819,746千円となりました。主な要因は、現金及び預金の684,276千円及び売掛債権の574,849千円、その他流動資産25,321千円の減少と、棚卸資産が1,180,378千円増加したことによる流動資産103,001千円の減少と、設備投資による有形固定資産92,425千円、繰延税金資産増加による投資その他の資産81,911千円の増加であります。
負債は、前連結会計年度末に比べ209,755千円増加し、3,305,787千円となりました。主な要因は、未払法人税が162,912千円減少、買掛金が463,188千円増加したことであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ145,803千円減少し、13,513,959千円となりました。主な要因は、利益剰余金が124,261千円及び為替換算調整勘定が35,438円減少したことと、退職給付に係る調整累計額が14,129千円増加したことであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(2) キャッシュ・フローの状況
(当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」と表示します。)は、前期末比684,087千円減少し、7,430,891千円(前期末比8.4%減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は1,079,002千円(前年同期比15.8%減)となりました。
主な要因は、税金等調整前四半期純利益による資金の増加1,686,238千円、減価償却費による資金の増加375,348千円、売上債権の減少による資金の増加567,843千円、仕入債務の増加による資金の増加466,186千円のほか、たな卸資産の増加による資金の減少1,191,179千円、法人税等の支払による資金の減少680,178千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は465,205千円(同13.8%減)となりました。
主な要因は、生産設備の維持・増強のための有形固定資産の取得による支出445,705千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は1,281,033千円(同9.4%増)となりました。
主な要因は、配当金の支払額1,279,757千円であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題については重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、79,209千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、新たに締結又は決定した経営上の重要な契約等はありません。