第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

当中間連結会計期間における世界経済は、米国、欧州のインフレの長期化、中国の経済不況、地域紛争等に

よる地政学的リスクの高まり、グローバル経済のブロック化の進行等の影響により、先行きは不透明な状況となっております。
 ライフサイエンス業界においても、物価高や金利の高止まり等の影響から研究予算が縮減される中、米国においては政府方針により研究助成金が大幅に削減され、産業界およびアカデミアにおける研究開発のアクティビティがさらに低下しており、また、中国においては競合他社との競争が激化していることなどから、先行きの不透明感が高まっております。

このような状況の中、当社グループは、2025年度を最終年度とする6カ年の「長期経営構想2025」および3カ年の「中期経営計画2025」のもと、試薬・機器事業とCDMO事業を通じ、バイオ創薬基盤技術開発を進め、ライフサイエンス産業のインフラを担うグローバルプラットフォーマーを目指すための取り組みを推進いたしました。

当中間連結会計期間の売上高は、受託が前年同期比で増加したものの、試薬、機器、遺伝子医療が前年同期比で減少いたしました。その結果、18,794百万円(前年同期比4.9%減)と減収となりました。売上原価は、売上構成の変化の影響等により、8,230百万円(同12.5%増)となりましたので、売上総利益は、10,564百万円(同15.1%減)と減益となりました。販売費及び一般管理費は、Curio Bioscience, Inc.(以下、「Curio社」という。)の買収に関する費用およびのれん償却費を計上したことなどから、12,907百万円(同7.3%増)となり、営業損失は、2,342百万円(前年同期は営業利益417百万円)となりました。

営業損失の計上にともない、経常損失は、2,485百万円(前年同期は経常利益549百万円)となりました。

税金等調整前中間純損失は、未稼働の受託製造にかかる設備の減損損失3,870百万円を計上したこと等により、6,323百万円(前年同期は税金等調整前中間純利益427百万円)、繰延税金資産の取り崩し等により法人税等調整額が248百万円となりましたので、親会社株主に帰属する中間純損失は、6,911百万円(前年同期は親会社株主に帰属する中間純利益513百万円)となりました。

 

(2)財政状態の状況

当中間連結会計期間末の総資産は131,854百万円となり、前連結会計年度末に比べて6,519百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が8,508百万円、受取手形及び売掛金が5,227百万円減少したものの、技術資産が10,449百万円、建設仮勘定が7,630百万円増加したことによるものであります。なお、技術資産の増加はCurio社の買収によるものであり、建設仮勘定の増加は、製造設備建設工事の支払い等によるものであります。
 当中間連結会計期間末の負債合計は29,204百万円となり、前連結会計年度末に比べて19,719百万円増加いたしました。これは主に、長期借入金が10,000百万円、その他固定負債が8,844百万円増加したことによるものであります。なお、その他固定負債の増加は、Curio社の買収による条件付対価の認識等によるものであります。
 当中間連結会計期間末の純資産合計は102,649百万円となり、前連結会計年度末に比べて13,200百万円減少いたしました。これは主に、利益剰余金が8,958百万円、円高の進行により為替換算調整勘定が4,121百万円減少したこ

とによるものであります。
 

(3)キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少4,944百万円、減損損失3,870百万円によるキャッシュ・イン、税金等調整前中間純損失6,323百万円によるキャッシュ・アウト等により3,044百万円の収入と、前年同期に比べて3,055百万円の収入減少となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出12,144百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出6,416百万円等により18,221百万円の支出と、前年同期に比べて17,825百万円の支出増加となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入9,951百万円、配当金の支払額2,048百万円等により7,732百万円の収入(前年同期は2,151百万円の支出)となりました。

以上の結果、現金及び現金同等物に係る換算差額等を含めた当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より8,043百万円減少し、18,993百万円となりました。

(4)経営方針・経営戦略等

当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(5)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。

(6)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定

当中間連結会計期間において、会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。

(7)研究開発活動

当中間連結会計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、3,497百万円であります。

なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況について重要な変更はありません。

(8)経営成績に重要な影響を与える要因

当中間連結会計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。

 

(9)資本の財源および資金の流動性についての分析

「(3)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

 

3【重要な契約等】

 該当事項はありません。