なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当第3四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第3四半期累計期間における世界経済は、アメリカと中国の貿易摩擦が激化し、好調であったアメリカ経済にも影を落としつつあり、世界経済の減速懸念が広がっております。
我が国の製造業でも日本経済は依然底堅く、原油価格の下落が素材業種にはプラスに寄与する一方、中国経済の減速を背景に加工業種では悪化の兆しが表れております。
このような状況下、当社は、事業方針「高精度・高機能に特化した樹脂製品の提供」及び「対処すべき課題」の具体的施策として、「当社の強みを活かした営業力の強化」、「顧客提案力の向上と開発効率の向上」、「経費の削減と人材育成」を引き続き推進しております。
ナノ/マイクロ・テクノロジー関連分野では、映像機器分野については、デジタルカメラ市場は依然、縮小基調が続いているため、弱含みで推移しております。その反面、前期より重点的に取り組んでおります「当社の強みを活かした営業力の強化」の成果として、OA機器分野や産業機器分野を中心に売上は引き続き順調に増加しております。また、レジャー分野での新規案件でも引き続き順調に増加しております。
パルスインジェクター®(以下、PIJという)は、大手企業の研究所や大学からの受注も順調に増えております。また、引き続き、研究開発を支えるツールとして多分野への展開を推進いたします。
マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、年度末に向けて全般的に受注が増加しており、堅調さを維持しております。高耐熱性・高熱伝導体・低温硬化等の固形封止材「エポクラスター®クーリエ」をはじめとする固形封止材につきましては、引続き半導体デバイスメーカーや産業機器メーカー等へサンプル供給しながら事業を展開・推進しており、レジャー関連分野では、一部が量産へと移行しております。
なお、全般的な受注増加に伴い、新規設備の導入と人員の増強を実施しております。
以上の結果、当第3四半期の売上高は619百万円(前年同期比16.6%増)、営業利益は15百万円(前年同期比25.1%減)、経常利益は17百万円(前年同期比21.7%減)、四半期純利益は15百万円(前年同期比60.4%減)となりました。
なお、前年の第1四半期の四半期純利益に、役員退職慰労引当金戻入額19百万円を特別利益として計上したため、累計の前年同期四半期純利益は大幅に増加しております。
当第3四半期セグメントの業績は次のとおりであります。
①ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業
ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業につきましては、機能性樹脂複合材料及び機能性精密成形品並びにPIJ関連製品の当第3四半期累計期間の売上高は473百万円(前年同期比19.5%増)、セグメント利益は189百万円(前年同期比3.1%減)となりました。
②マクロ・テクノロジー関連事業
マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、機能性樹脂複合材料、樹脂成形碍子及び金型・部品の当第3四半期累計期間の売上高は139百万円(前年同期比9.5%増)、セグメント利益は21百万円(前年同期比2.6%減)となりました。
③その他事業
その他の事業につきましては、医療薬品容器の異物検査事業などにより、当第3四半期累計期間の売上高は6百万円(前年同期比19.2%減)、セグメント利益は3百万円(前年同期比5.1%増)となりました。
(2) 財務状態の分析
財政状態につきましては、総資産は1,370百万円となり、2018年3月期末に比して0百万円増加しました。
負債は、108百万円となり、2018年3月期末に比して15百万円減少いたしました。これは主に、買掛金が11百万円減少したことによるものであります。
純資産は、1,262百万円となり、2018年3月期末に比して15百万円増加いたしました。これは主に、四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したためであります。
また、自己資本比率は、2018年3月期末に比して1.1ポイント増加して92.1%となりました。
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は25百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
当第3四半期累計期間において重要な設備の取得、除却、売却などはありません。