第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期累計期間における世界経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染が依然続く中、国内外の経済活動が再開され、回復の兆しを見せております。特に、中国の7-9月期の国内総生産(GDP)は前年同期比4.9%増となり、他国に先駆けて経済は正常化しつつあります。

一方で、引き続きアメリカと中国の対立は続いており、11月のアメリカ大統領選挙後の情勢や欧州の新型コロナウイルス感染の広がりもあり、不確実性が高まっております。

わが国の製造業においても、各国の大規模な経済対策や生産活動の再開により回復途上にありますが、自動車販売の回復など明るい動きも出てまいりました。

当社においても、当事業年度初めから、新型コロナウイルス感染拡大に伴い生産及び営業面で大きな影響を受けましたが、第2四半期後半には、ナノ/マイクロ・テクノロジー関連分野を中心に、需要の回復の兆しが見えてまいりました。

このような状況下、当社は、事業方針「高精度・高機能に特化した樹脂製品の提供」及び「対処すべき課題」の具体的施策として、「新規開拓に向けた営業力の強化」、「顧客提案力の向上と新規開拓に向けた商品開発」、「生産力の強化と人材育成」を推進しております。

当第2四半期累計期間におきましては、「生産力の強化と人材育成」では原価低減に積極的に取り組んでおります。

また、「新規開拓に向けた営業力の強化」では、新型コロナウイルス感染による外出規制が緩和され、徐々に訪問を受け入れる顧客も増え始めていることから、漸く営業活動を推進していく方針です。

ナノ/マイクロ・テクノロジー関連分野につきまして、映像機器分野は、デジタルカメラ市場において、レンズ交換式の出荷台数は依然、低迷しておりますが、一部の高級機種については、比較的堅調に推移しております。

OA機器分野や産業機器分野は、新規に量産へ移行した案件もあり、国内外の生産活動の再開も相まって、需要が回復してまいりました。

レジャー分野は、アウトドアレジャーの見直しによる需要増加の動きはあるものの在庫調整等の影響で売上が大幅に減少しました。

パルスインジェクター®(以下、PIJという)は、顧客企業の研究開発活動の再開で回復の途上にあり、大学研究室及び各企業の研究・開発部門へWebを中心としたアプローチを行っております。引き続き、研究開発を支えるツールとして多分野への展開を推進いたします。

マクロ・テクノロジー関連分野につきましては、樹脂成形材料、樹脂成形品ともに景気動向の影響は小さく堅調な中で小幅に下振れしております。

高耐熱性・高熱伝導体・低温硬化等の固形封止材「エポクラスター®クーリエ」をはじめとする固形封止材につきましては、引き続き半導体デバイスメーカーや産業機器メーカー等へサンプルを供給しながら事業を展開・推進しております。

 

以上の結果、当第2四半期の売上高は305百万円(前年同期比24.1%減)、営業損失は16百万円(前年同期は営業損失6百万円)、経常損失は14百万円(前年同期は経常損失5百万円)、四半期純損失は15百万円(前年同期は四半期純損失6百万円)となりました。

 

当第2四半期セグメントの業績は次のとおりであります。

 

①ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業

ナノ/マイクロ・テクノロジー関連事業につきましては、機能性樹脂複合材料及び機能性精密成形品並びにPIJ関連製品の当第2四半期累計期間の売上高は208百万円(前年同期比30.3%減)、セグメント利益は87百万円(前年同期比25.2%減)となりました。

②マクロ・テクノロジー関連事業

マクロ・テクノロジー関連事業につきましては、機能性樹脂複合材料、樹脂成形碍子及び金型・部品の当第2四半期累計期間の売上高は93百万円(前年同期比7.8%減)、セグメント利益は20百万円(前年同期比38.9%増)となりました。

③その他事業

その他の事業につきましては、医療薬品容器の異物検査事業などにより、当第2四半期累計期間の売上高は2百万円(前年同期比175.3%増)、セグメント利益は1百万円(前年同期比209.2%増)となりました。

 

(2) 財務状態の分析

財政状態につきましては、総資産は1,377百万円となり、2020年3月期末に比して33百万円減少しました。これは主に受取手形及び売掛金が47百万円減少したことと、リース資産の取得により、有形固定資産のその他が14百万円増加したことによるものであります。
 負債は、105百万円となり、2020年3月期末に比して17百万円減少いたしました。これは主に、流動負債内のその他に含まれる未払金が13百万円減少したことによるものであります。
 純資産は、1,271百万円となり、2020年3月期末に比して15百万円減少いたしました。これは主に、四半期純損失の計上により利益剰余金が減少したためであります。
 また、自己資本比率は、2020年3月期末に比して1.1ポイント増加して92.3%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度に比べ1百万円増加し、当第2四半期累計期間末には152百万円となりました。

当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間における営業活動による資金の増加は6百万円(前年同期は27百万円の減少)となりました。

かかる変動の主たる要因は、税引前四半期純損失の計上14百万円、売上債権の減少が47百万円などによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間における投資活動による資金の減少は4百万円(前年同期は8百万円の減少)となりました。

かかる変動の主たる要因は、有形固定資産の取得による支出の4百万円によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期累計期間における財務活動による資金の減少は0百万円(前年同期はなし)となりました。かかる変動の主たる要因は、リース債務返済による支出0百万円によるものです。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は20百万円であります。

なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 主要な設備

当第2四半期累計期間において重要な設備の取得、除却、売却などはありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。