文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期間及び前連結会計年度末との比較分析は行なっておりません。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、北朝鮮情勢の緊迫化により不安定な状況もみられましたが、回復基調が続く米国及び欧州経済、成長ペースの持ち直しがみられる中国経済といった海外の経済環境の中で、全体として緩やかな回復傾向が続きました。
このような経済環境の中、顧客の生産調整の影響を受けてイリジウムルツボの受注は減少しましたが、有機EL向けや電極向けの化合物や銀合金ターゲットの受注が好調に推移したのをはじめ、HD向けのルテニウムターゲットや半導体製造装置向けの温度センサーの受注が堅調に推移しました。また、一部貴金属価格の上昇が売上高・利益に影響しました。その結果、当第1四半期連結累計期間において、売上高5,018百万円、売上総利益1,171百万円、営業利益660百万円、経常利益671百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益475百万円となりました。
なお、セグメント別の業績は以下のとおりであります。
[電子]
ガラス溶解装置向け白金製品の受注が戻りつつあるものの、スマートフォンなどのSAWデバイス(必要な周波数信号を取り出すデバイス)に使用されるリチウムタンタレート単結晶育成装置向けのイリジウムルツボの受注が顧客の生産調整の影響を受けて低調に推移し、売上高1,385百万円、売上総利益229百万円となりました。
[薄膜]
スマートフォンなどのタッチパネル配線向け銀合金ターゲットの受注が好調に推移したほか、HD向けルテニウムターゲットの受注が堅調に推移し、売上高1,546百万円、売上総利益379百万円となりました。
[センサー]
半導体製造装置メーカーや海外半導体メーカーからの受注が堅調に推移し、売上高564百万円、売上総利益196百万円となりました。
[ケミカル]
顧客の在庫手当に伴う有機EL向けの化合物が好調だったことや、電極向けの貴金属化合物の受注も好調だったことに加え、一部貴金属価格の上昇が売上高・利益に影響したことから、売上高1,481百万円、売上総利益358百万円となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は20,774百万円、負債合計は5,356百万円、純資産合計は15,417百万円となりました。
①流動資産
当第1四半期連結会計期間末における流動資産残高は12,503百万円となりました。その主な内訳は、現金及び預金が2,056百万円、売掛金が2,515百万円、たな卸資産が7,128百万円であります。
②固定資産
当第1四半期連結会計期間末における固定資産残高は8,270百万円となりました。その主な内訳は、有形固定資産が7,195百万円であります。
③流動負債
当第1四半期連結会計期間末における流動負債残高は3,193百万円となりました。その主な内訳は、買掛金が1,360百万円、一年内返済予定長期借入金が905百万円であります。
④固定負債
当第1四半期連結会計期間末における固定負債残高は2,163百万円となりました。その主な内訳は、長期借入金が1,272百万円であります。
⑤純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産残高は15,417百万円となりました。その主な内訳は、資本金が5,445百万円、資本剰余金が5,414百万円、利益剰余金が4,758百万円であります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は96百万円であります。
また、当第1四半期連結累計期間における研究開発活動において重要な変更はありません。