当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、消費税増税の影響は軽微で米国経済や国内設備投資が堅調に推移したものの、米中貿易摩擦の激化や日韓関係悪化の中、全体として足踏み状態が続きました。
このような経済環境の中、国内向けイリジウムルツボは顧客の生産調整は続いたものの、HD向けルテニウムターゲットの受注回復が鮮明となり、触媒・有機EL向けや電極向けの化合物が堅調に推移し、半導体向け温度センサー・銀合金ターゲットの受注も底打ち感が出てまいりました。その結果、当第2四半期連結累計期間において、売上高9,351百万円(前年同四半期比15.8%減)、売上総利益2,755百万円(前年同四半期比31.7%減)、営業利益1,651百万円(前年同四半期比44.3%減)、経常利益1,672百万円(前年同四半期比44.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,104百万円(前年同四半期比37.4%減)となりました。
なお、セグメント別の業績は以下のとおりです。
[電子]
米国向けの単結晶育成装置向けイリジウムルツボや、ガラス溶解装置向け貴金属製品の受注が堅調に推移しましたが、スマートフォンなどのSAWデバイス(必要な周波数信号を取り出すデバイス)に使用されるリチウムタンタレート単結晶育成装置向けイリジウムルツボの受注が低調に推移したことから、売上高1,631百万円(前年同四半期比15.2%減)、売上総利益452百万円(前年同四半期比31.3%減)となりました。
[薄膜]
HD向けルテニウムターゲットの受注回復が鮮明となる一方で、スマートフォンなどのタッチパネル配線向け銀合金ターゲットの受注が軟調に推移したことから、売上高4,257百万円(前年同四半期比15.6%減)、売上総利益1,260百万円(前年同四半期比28.8%減)となりました。
[センサー]
半導体製造装置メーカーや海外半導体メーカーからの受注は軟調だったものの、高付加価値製品の受注が堅調に推移したことから、売上高1,113百万円(前年同四半期比0.8%減)、売上総利益353百万円(前年同四半期比3.4%増)となりました。
[ケミカル]
触媒・有機EL向けや電極向けの貴金属化合物の受注は堅調だったものの、貴金属原材料の受注や精製受注が軟調に推移し、前年同四半期のようなの前倒し受注がなかったことから、売上高2,287百万円(前年同四半期比21.9%減)、売上総利益674百万円(前年同四半期比45.8%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は33,331百万円(前連結会計年度末比3,538百万円の増加)、負債は20,321百万円(前連結会計年度末比4,565百万円の増加)、純資産は13,010百万円(前連結会計年度末比1,027百万円の減少)となりました。
①流動資産
当第2四半期連結会計期間末における流動資産残高は22,089百万円となり、前連結会計年度末比2,188百万円増加いたしました。これは売掛金が669百万円、たな卸資産が1,475百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。
②固定資産
当第2四半期連結会計期間末における固定資産残高は11,242百万円となり、前連結会計年度末比1,349百万円増加いたしました。これは有形固定資産が1,443百万円増加したことが主な要因であります。
③流動負債
当第2四半期連結会計期間末における流動負債残高は17,294百万円となり、前連結会計年度末比3,738百万円増加いたしました。これは未払法人税等が718百万円減少しましたが、買掛金が1,251百万円、短期借入金が3,300百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。
④固定負債
当第2四半期連結会計期間末における固定負債残高は3,027百万円となり、前連結会計年度末比826百万円増加いたしました。これは長期借入金が757百万円増加したことが主な要因であります。
⑤純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産残高は13,010百万円となり、前連結会計年度末比1,027百万円減少いたしました。これは利益剰余金が671百万円、自己株式が1,705百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、1,678百万円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間における項目別のキャッシュ・フローは、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動により使用した資金は1,352百万円となりました。これはキャッシュ・フローの増加要因として、税金等調整前四半期純利益が1,672百万円、仕入債務の増加が1,123百万円ありましたが、キャッシュ・フローの減少要因として、売上債権の増加が638百万円、たな卸資産の増加が1,475百万円、たな卸資産から固定資産への振替が1,145百万円、法人税等の支払額が1,157百万円あったことが主な要因であります。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動により使用した資金は754百万円となりました。これは有形固定資産の取得による支出が748百万円あったことが主な要因であります。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動により獲得した資金は2,035百万円となりました。これは短期借入金の増加が3,300百万円、長期借入金による収入が1,340百万円ありましたが、自己株式取得による支出が1,730百万円、長期借入金の返済による支出が427百万円、配当金の支払額が432百万円あったことが主な要因であります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、225百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動において重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。