当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、米中の貿易摩擦拡大に加え、収束が見えない新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化していることで、観光・外食・自動車関連業界を中心に厳しい状況が続きました。
このような経済環境の中、銀合金ターゲットの受注が減少し、有機EL向け原材料・化合物の受注が一服しましたが、リチウムタンタレート単結晶育成装置向けイリジウムルツボの受注が回復基調となり、HD向けルテニウムターゲットや半導体製造装置向け温度センサー、電極向け化合物、精製・回収(リサイクル)の受注が堅調に推移しました。その結果、当第2四半期連結累計期間において、売上高11,274百万円(前年同四半期比20.6%増)、売上総利益3,074百万円(前年同四半期比11.6%増)、営業利益1,913百万円(前年同四半期比15.9%増)、経常利益1,868百万円(前年同四半期比11.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,194百万円(前年同四半期比8.2%増)となりました。
なお、セグメント別の業績は以下のとおりです。
[電子]
米国向けのイリジウムルツボの受注が一時的に減少しましたが、ガラス溶解装置向けプラチナ製品の受注が堅調に推移しましたことに加え、スマートフォン関連でリチウムタンタレート単結晶育成装置向けイリジウムルツボの受注が回復基調となり、大型のイリジウム製品の受注もあって、売上高3,700百万円(前年同四半期比126.7%増)、売上総利益754百万円(前年同四半期比66.8%増)となりました。
[薄膜]
HD向けルテニウムターゲットの受注が堅調に推移しましたが、タッチパネル配線向け銀合金ターゲットの受注が減少したことから、売上高3,819百万円(前年同四半期比10.3%減)、売上総利益1,209百万円(前年同四半期比4.1%減)となりました。
[センサー]
半導体業界の活況を受け、半導体製造装置メーカーや海外半導体メーカーからの受注が好調に推移し、高付加価値製品の受注も伸びていることから、売上高1,583百万円(前年同四半期比42.2%増)、売上総利益599百万円(前年同四半期比69.8%増)となりました。
[ケミカル]
電極向けの貴金属化合物および精製・回収(リサイクル)の受注は堅調に推移したものの、有機EL向け貴金属原材料・化合物の受注が一服し、触媒製造設備増強に伴う生産調整の影響もあって、売上高2,133百万円(前年同四半期比6.7%減)、売上総利益495百万円(前年同四半期比26.5%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は43,732百万円(前連結会計年度末比11,898百万円の増加)、負債は20,915百万円(前連結会計年度末比3,511百万円の増加)、純資産は22,816百万円(前連結会計年度末比8,387百万円の増加)となりました。
①流動資産
当第2四半期連結会計期間末における流動資産残高は30,968百万円となり、前連結会計年度末比10,081百万円増加いたしました。これは現金及び預金が4,965百万円、受取手形及び売掛金が1,076百万円、たな卸資産が3,698百万円、未収消費税等が306百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。
②固定資産
当第2四半期連結会計期間末における固定資産残高は12,763百万円となり、前連結会計年度末比1,817百万円増加いたしました。これは有形固定資産が1,738百万円増加したことが主な要因であります。
③流動負債
当第2四半期連結会計期間末における流動負債残高は14,131百万円となり、前連結会計年度末比7,271百万円増加いたしました。これは買掛金が700百万円減少しましたが、短期借入金が7,100百万円、設備関係未払金が857百万円それぞれ増加したことが主な要因であります。
④固定負債
当第2四半期連結会計期間末における固定負債残高は6,783百万円となり、前連結会計年度末比3,760百万円減少いたしました。これは長期借入金が3,781百万円減少したことが主な要因であります。
⑤純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産残高は22,816百万円となり、前連結会計年度末比8,387百万円増加いたしました。これは資本剰余金が自己株式処分差益により1,616百万円、利益剰余金が735百万円それぞれ増加し、自己株式が5,838百万円減少したことが主な要因であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、7,015百万円となりました。なお、当第2四半期連結累計期間における項目別のキャッシュ・フローは、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動により使用した資金は5,208百万円となりました。これはキャッシュ・フローの増加要因として、税金等調整前四半期純利益が1,859百万円ありましたが、キャッシュ・フローの減少要因として、売上債権の増加が1,079百万円、たな卸資産の増加が3,696百万円、たな卸資産から固定資産への振替が770百万円、仕入債務の減少が835百万円、法人税等の支払額が661百万円あったことが主な要因であります。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動により使用した資金は465百万円となりました。これは有形固定資産の取得による支出が395百万円あったことが主な要因であります。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動により獲得した資金は10,614百万円となりました。これは長期借入金の返済による支出が4,757百万円、配当金の支払額が458百万円ありましたが、短期借入金の増加が7,100百万円、長期借入金による収入が1,140百万円、自己株式の売却による収入が7,413百万円あったことが主な要因であります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、236百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動において重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。