第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績

当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、政府主導による経済政策などを背景に雇用環境等は堅調であり、景気は緩やかな回復基調が続いたものの、消費者マインドや企業収益の改善に足踏みが見られました。

また、直近における英国のEU離脱問題による急激な円高進行の影響などにより、国内経済の先行きは不透明な状況にあります。

パチンコホール業界におきましては、低貸玉営業での遊技機設置比率が上昇するなか、従来の営業形態での集客や稼働は低迷し、一部の人気シリーズの後継機種の稼働は堅調に推移したものの、全体の収益面は伸び悩みを見せております。また、検定と性能が異なる可能性のあるパチンコ遊技機を本年末までに全て市場から回収・撤去することとなったため、パチンコホールにおける経営環境は不透明な状況が想定されます。

このような状況のもと当社は、自らが変化に順応する『変わる挑戦』を掲げ、ファンの皆様のニーズを的確にとらえ、時代の変化に応じた魅力ある遊技機を創造することに全社をあげて取り組んでおります。

また、新規タイトルの育成や、新たなスペックに挑戦するなどにより、差別化された商品の実現を目指すとともに、機種ごとの販売計画を着実に達成し、利益を確保できる体制作りを推進しております。

さらに、日本遊技機工業組合では、少ない遊技料金で短時間で遊べて大当たりが体感できるパチンコ「ちょいパチ」を推進しております。当社におきましても、本年6月に「ちょいパチ」を発売するとともに、今後ともファン層の裾野を広げる取り組みを行ってまいります。

なお、当第1四半期累計期間においては、伊勢志摩サミットの入替自粛等もあり、パチンコ遊技機の新規タイトルは1タイトルのみの市場投入となりました。

以上の結果、当第1四半期累計期間の業績につきましては、売上高73億5百万円(対前年同期比33.0%減)、営業損失7億64百万円(前年同期は営業利益12億42百万円)、経常損失6億99百万円(前年同期は経常利益13億13百万円)、四半期純損失5億16百万円(前年同期は四半期純利益8億55百万円)となりました。

 

※製品別の状況は次のとおりであります。

 

(パチンコ遊技機)

パチンコ遊技機につきましては、新規タイトルとして、「CR遠山の金さん  二人の遠山桜」(平成28年6月発売)を市場投入したほか、前事業年度に発売したシリーズ機種などを追加発売いたしました。

商品開発における取り組みとして、「CR遠山の金さん  二人の遠山桜」は、東映が制作した一連のテレビシリーズで、四代目金さんを演じた「杉良太郎」氏と、五代目金さんを演じた「高橋英樹」氏の二人の金さんを採用し、テレビ放送当時の映像を色あせる事なく再現いたしました。そのため、当時の映像を視聴された方を含め、幅広いパチンコファン層に楽しんでいただける商品となっております。

以上の結果、販売台数は22千台(対前年同期比28.6%減)、売上高72億98百万円(同33.0%減)となりました。

 

(パチスロ遊技機)

パチスロ遊技機では、当第1四半期累計期間につきましては新機種の発売はありませんでした。

 

(2)財政状態の分析

総資産は、前事業年度末に比べ12億66百万円減少し585億14百万円となりました。

これは主に、商品及び製品が9億円、受取手形及び売掛金が5億74百万円、有価証券が3億1百万円増加したことなどに対し、現金及び預金が25億1百万円、投資有価証券が5億43百万円減少したことなどによります。

負債は、前事業年度末に比べ3億13百万円増加し、94億1百万円となりました。

これは主に、買掛金が5億86百万円増加したことなどに対し、賞与引当金が1億38百万円、役員賞与引当金が55百万円減少したことなどによります。

純資産は、前事業年度末に比べ15億80百万円減少し、491億12百万円となりました。

これは主に、利益剰余金の減少などによります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第1四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ25億1百万円減少し232億86百万円となりました。

当第1四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は、8億48百万円(前年同期は7億79百万円の資金の減少)となりました。

これは主に、仕入債務の増加額7億71百万円、減価償却費3億円などが増加の要因であり、税引前四半期純損失6億99百万円、たな卸資産の増加額8億74百万円、売上債権の増加額5億74百万円などが減少の要因であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、10億74百万円(前年同期は13億47百万円の資金の減少)となりました。

これは主に、有形固定資産の取得による支出5億60百万円、投資有価証券の取得による支出2億8百万円、有価証券の取得による支出2億2百万円などによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、5億78百万円(前年同期は5億79百万円の資金の減少)となりました。

これは、配当金の支払によるものであります。

 

(4)事業上および財務上の対処すべき課題

当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業上および財務上の対処すべき課題はありません。

 

(5)研究開発活動

当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は、27億16百万円であります。

なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。