当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、政府主導による経済政策などを背景に個人消費や雇用環境等は堅調であり、景気は緩やかな回復基調が続いたものの、設備投資や企業収益の改善に足踏みが見られました。また、海外経済の下振れリスクなどにより、国内経済の先行きは不透明な状況にあります。
パチンコホール業界におきましては、遊技機の設置台数はパチンコ遊技機が減少し、パチスロ遊技機は増加の傾向にあります。
稼働につきましては、一部の人気機種は堅調なものの、パチンコ遊技機ならびにパチスロ遊技機ともに低下しており、全体の収益面は伸び悩みを見せております。また、検定と性能が異なる可能性のあるパチンコ遊技機を本年末までに全て市場から回収・撤去することとなったため、入れ替え費用がパチンコホールの収益面に影響を及ぼす不透明な状況が想定されます。
このような状況のもと当社は、自らが変化に順応する『変わる挑戦』を掲げ、ファンの皆様のニーズを的確にとらえ、時代の変化に応じた魅力ある遊技機を創造することに全社をあげて取り組んでおります。
また、新規タイトルの育成や、新たなスペックに挑戦するなどにより、差別化された商品の実現を目指すとともに、機種ごとの販売計画を着実に達成し、利益を確保できる体制作りを推進しております。
さらに、日本遊技機工業組合では、少ない遊技料金で短時間で遊べて大当たりが体感できるパチンコ「ちょいパチ」を推進しております。当社におきましても、本年6月と8月に「ちょいパチ」を発売するとともに、今後ともファン層の裾野を広げる取り組みを行ってまいります。
当第2四半期累計期間におきましては、パチンコ遊技機の新規タイトルは4タイトルの市場投入となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間の業績につきましては、売上高210億78百万円(対前年同期比13.4%増)、営業利益11億89百万円(同159.9%増)、経常利益11億90百万円(同124.4%増)、四半期純利益8億60百万円(同179.6%増)となりました。
※製品別の状況は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
パチンコ遊技機につきましては、新規タイトルとして「CR遠山の金さん 二人の遠山桜」(平成28年6月発売)、「CR仄暗い水の底から」(平成28年7月発売)、「CRピカれ!まるまるアイランド」(平成28年8月発売)、「CR戦国†恋姫」(平成28年9月発売)を市場投入したほか、前事業年度に発売したシリーズ機種などを追加発売いたしました。
商品開発における取り組みとして、「CR仄暗い水の底から」は、映画『リング』の原作者・鈴木光司氏と中田秀夫監督の名コンビが映画化したジャパニーズホラーの傑作『仄暗い水の底から』をパチンコ遊技機として商品化いたしました。当機種は、にじみ出る恐怖と、子を想う母の愛情が織りなすゲーム性となっており、ホラーファンのみならず多くのパチンコファンの方々に楽しんでいただける商品となっております。
以上の結果、販売台数は62千台(対前年同期比13.6%増)、売上高210億70百万円(同13.8%増)となりました。
(パチスロ遊技機)
パチスロ遊技機では、当第2四半期累計期間につきましては新機種の発売はありませんでした。
(2)財政状態の分析
総資産は、前事業年度末に比べ34億48百万円増加し、632億29百万円となりました。
これは主に、現金及び預金が28億21百万円、受取手形及び売掛金が11億22百万円増加したことなどに対し、投資有価証券が5億8百万円減少したことなどによります。
負債は、前事業年度末に比べ36億13百万円増加し、127億1百万円となりました。
これは主に、買掛金が32億94百万円、未払法人税等が3億12百万円増加したことなどによります。
純資産は、前事業年度末に比べ1億65百万円減少し、505億28百万円となりました。
これは主に、その他有価証券評価差額金の減少などによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ28億21百万円増加し286億9百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、56億83百万円(前年同期は33億28百万円の資金の減少)となりました。
これは主に、税引前四半期純利益11億71百万円、仕入債務の増加額32億82百万円、法人税等の還付額12億93百万円、減価償却費7億18百万円などが増加の要因であり、売上債権の増加額11億22百万円などが減少の要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、22億52百万円(前年同期は24億75百万円の資金の減少)となりました。
これは主に、有価証券の償還による収入3億円などが増加の要因であり、有形固定資産の取得による支出17億91百万円、投資有価証券の取得による支出4億8百万円、有価証券の取得による支出2億2百万円などが減少の要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、6億9百万円(前年同期は6億10百万円の資金の減少)となりました。
これは、配当金の支払によるものであります。
(3)事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業上および財務上の対処すべき課題はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、50億36百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。