当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、消費者マインドに弱さが見られたものの、政府主導による経済政策などを背景に個人消費や雇用環境等は堅調であり、景気は緩やかな回復基調が続きました。
パチンコホール業界におきましては、「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」を平成28年12月末までに市場から回収・撤去することにともない、パチンコ遊技機につきましては、回収・撤去対象機種の多数を占める他メーカーの後継機種が中心に選定されました。
また、パチスロ遊技機につきましても、実績のある一部の人気シリーズの後継機種にとどまりました。
稼働につきましては、一部の人気機種は堅調なものの、パチンコ遊技機ならびにパチスロ遊技機全体の稼働が低下しており、全体の収益面は伸び悩みを見せております。
このような状況のもと当社は、自らが変化に順応する『変わる挑戦』を掲げ、ファンの皆様のニーズを的確にとらえ、時代の変化に応じた魅力ある遊技機を創造することに全社をあげて取り組んでおります。
また、新規タイトルの育成や、新規スペックに挑戦するなどにより、差別化された商品の実現を目指すとともに、機種ごとの販売計画を着実に達成し、利益を確保できる体制作りを推進しております。
さらに、日本遊技機工業組合では、少ない遊技料金で短時間で遊べて大当たりが体感できるパチンコ「ちょいパチ」を推進しております。当社におきましても、本年6月と8月に「ちょいパチ」を発売するとともに、今後ともファン層の裾野を広げる取り組みを行ってまいります。
当第3四半期累計期間においては、パチンコ遊技機の回収・撤去の状況に鑑み、当第3四半期のパチンコ遊技機の市場投入を見送った結果、パチンコ遊技機では4タイトル、パチスロ遊技機では1タイトルの市場投入となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績につきましては、売上高238億26百万円(対前年同期比16.4%減)、営業損失19億21百万円(前年同期は営業利益4億26百万円)、経常損失19億4百万円(前年同期は経常利益5億31百万円)、四半期純損失14億54百万円(前年同期は四半期純利益2億77百万円)となりました。
※製品別の状況は次のとおりであります。
(パチンコ遊技機)
パチンコ遊技機につきましては、新規タイトルとして「CR遠山の金さん 二人の遠山桜」(平成28年6月発売)、「CR仄暗い水の底から」(平成28年7月発売)、「CRピカれ!まるまるアイランド」(平成28年8月発売)、「CR戦国†恋姫」(平成28年9月発売)を市場投入したほか、前事業年度に発売したシリーズ機種などを追加販売いたしました。
以上の結果、販売台数は69千台(対前年同期比3.1%減)、売上高233億43百万円(同4.2%減)となりました。
(パチスロ遊技機)
パチスロ遊技機では、累計販売本数120万本を突破したアクションゲーム「LOLLIPOP CHAINSAW(ロリポップチェーンソー)」をモチーフにした「パチスロ ロリポップチェーンソー」(平成28年11月発売)を市場投入いたしました。
以上の結果、販売台数は1千台(対前年同期比88.1%減)、売上高4億82百万円(同88.3%減)となりました。
(2)財政状態の分析
総資産は、前事業年度末に比べ34億58百万円減少し、563億22百万円となりました。
これは主に、原材料及び貯蔵品が15億71百万円、工具、器具及び備品が8億29百万円増加したことなどに対し、現金及び預金が39億38百万円、受取手形及び売掛金が19億64百万円減少したことなどによります。
負債は、前事業年度末に比べ4億11百万円減少し、86億76百万円となりました。
これは主に、買掛金が2億91百万円、賞与引当金が2億11百万円減少したことなどによります。
純資産は、前事業年度末に比べ30億46百万円減少し、476億46百万円となりました。
これは主に、利益剰余金の減少などによります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ39億38百万円減少し218億49百万円となりました。
当第3四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、8億88百万円(前年同期は42億43百万円の資金の減少)となりました。
これは主に、売上債権の減少額19億64百万円、減価償却費13億95百万円、前渡金の減少額4億16百万円などが増加の要因であり、税引前四半期純損失19億20百万円、たな卸資産の増加額11億18百万円などが減少の要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、36億10百万円(前年同期は32億51百万円の資金の減少)となりました。
これは主に、有価証券の償還による収入6億円などが増加の要因であり、有形固定資産の取得による支出34億6百万円、投資有価証券の取得による支出4億8百万円などが減少の要因であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、12億17百万円(前年同期は12億8百万円の資金の減少)となりました。
これは、配当金の支払によるものであります。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業上および財務上の対処すべき課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、77億67百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。