第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出が弱含むなかで製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、政府主導による経済政策などを背景に個人消費や雇用情勢が改善し、景気は緩やかな回復基調が継続しました。しかしながら、通商問題の動向や海外経済の不確実性が国内経済に与える影響などには十分留意することが必要な状況にあります。

パチンコホール業界におきましては、のめり込み防止や依存症対策の一環として過度の射幸性を抑えた遊技機の導入をはじめ、さまざまな施策を通じてファンの皆様がパチンコ・パチスロをより安心・安全に楽しめる環境づくりを推進しております。また、遊技機業界におきましては大衆娯楽としてのパチンコ・パチスロの魅力を備えた多種多様な遊技機の開発を推進しております。

このような状況のもと当社グループは、ものづくりに対する今までの常識や慣習にとらわれることなく、自らが変化に順応する『変わる挑戦』に挑み続けることにより、新たな試みや独自性の追求など、差別化された商品性の実現を目指しております。そして、ファンの皆様に何度でも楽しんでいただけるとともに、パチンコホール様の収益に貢献できる稼働力を備えた遊技機の安定的な市場投入に取り組んでまいりました。

当連結会期年度から新台市場は新規則機に移行しておりますが、パチンコホール様における設置機種の稼働は依然として旧規則機が中心となり、新規則機市場の販売および稼働は総じて低調に推移いたしました。当第3四半期連結累計期間につきましては、パチンコ・パチスロ遊技機ともに厳しい商戦を強いられたことにより、販売台数が低調に推移いたしました。

また、当期および今後の業績動向を勘案し、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、当第3四半期連結会計期間末において繰延税金資産10億19百万円を取り崩し、法人税等調整額に計上いたしました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高189億29百万円(対前年同期比12.0%減)、営業損失10億78百万円(前年同期は営業利益11億19百万円)、経常損失13億10百万円(前年同期は経常利益12億92百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失23億56百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益6億85百万円)となりました。

 

※製品別の状況は次のとおりであります。

 

(パチンコ遊技機)

パチンコ遊技機につきましては、「P貞子vs伽椰子  頂上決戦」(2019年11月発売)を市場投入したほか、前連結会計年度に発売したシリーズ機種などを追加販売いたしました。

以上の結果、販売台数は41千台(対前年同期比18.0%減)、売上高は156億98百万円(同7.3%減)となりました。

 

(パチスロ遊技機)

パチスロ遊技機につきましては、「S喰霊-零-  運命乱  ~うんめいのみだれ~」(2019年11月発売)、「Sリング  恐襲ノ連鎖」(2019年12月発売)を市場導入したほか、第2四半期に発売しました「S呪怨  再誕  AT」を継続販売いたしました。

以上の結果、販売台数は7千台(対前年同期比38.9%減)、売上高32億29百万円(同28.7%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は319億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ25億71百万円減少いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が26億15百万円増加したことに対し、現金及び預金が40億45百万円、未収還付法人税等が6億63百万円、原材料及び貯蔵品が5億94百万円減少したことによるものであります。固定資産は177億62百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億21百万円減少いたしました。これは主に、投資有価証券が2億52百万円増加したことに対し、繰延税金資産が12億46百万円、長期前払費用が2億31百万円減少したことによるものであります。

この結果、総資産は496億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ38億92百万円減少いたしました。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は51億25百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億70百万円減少いたしました。これは主に、買掛金が7億96百万円、賞与引当金が3億9百万円減少したことによるものであります。固定負債は17億58百万円となり、前連結会計年度末に比べ26百万円増加いたしました。

この結果、負債合計は68億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億43百万円減少いたしました。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は427億80百万円となり、前連結会計年度末に比べ29億48百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失23億56百万円および剰余金の配当11億19百万円によるものであります。

この結果、自己資本比率は86.1%となりました。

 

(3)事業上および財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上および財務上の対処すべき課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、63億20百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。