第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境において緩やかな景気の回復基調が見られるものの、中国経済をはじめとする海外経済の減速や個人消費の停滞、英国のEU離脱問題等により、先行き不透明な状況で推移いたしました。

 当社グループが所属するゲーム業界におきましては、PlayStation VRが平成28年10月に発売を迎え、「仮想現実(VR)」や「拡張現実(AR)」といった新技術を伴った新しいプラットフォームに注目が集まり、ゲーム市場の更なる発展、業界自体の多様化・拡大が続いております。

 コンシューマーゲーム業界におきましては、PlayStation VRの発売や、Nintendo Switchの詳細が公表される等、新しいハードウェアの動きが活発化しており、注目を集めております。

 オンラインゲーム業界におきましては、ユーザーの位置情報を利用したスマートフォンやタブレット端末向けコンテンツが開発・配信され、従来とは異なるコンテンツに注目が集まっております。

 このような状況の中で、当社グループのパッケージ事業におきましては、全14タイトルを発売いたしました。オンライン事業におきましては、PlayStation Network及びSteamを通じてダウンロードコンテンツの配信を行ってまいりました。ライセンス事業におきましては、他社が配信するオンラインゲームとのコラボレーションを行ってまいりました。その他事業におきましては、ゲームソフトの受託開発及びカードゲームショップ「プリニークラブ」の運営を行ってまいりました。

 その結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,475,660千円(前年同期比10.4%減)、営業利益228,163千円(前年同期比43.8%減)、経常利益248,378千円(前年同期比41.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益59,729千円(前年同期比71.7%減)となりました。

 

 セグメント別の業績は以下のとおりです。

 

(パッケージ事業)

 パッケージ事業におきましては、国内外合わせて全14タイトルの発売を行いました。

 国内市場では、『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』(PlayStation Vita専用ゲームソフト)、『真 流行り神2』(PlayStation 3、PlayStation 4及びPlayStation Vita専用ゲームソフト)、『プリンセスは金の亡者』(PlayStation Vita専用ゲームソフト)等の6タイトルを発売いたしました。

海外市場では、『Odin Sphere Leifthrasir』(邦題:『オーディンスフィア レイヴスラシル』PlayStation 3、 PlayStation 4及びPlayStation Vita専用ゲームソフト)、『Grand Kingdom』(邦題:『グランキングダム』 PlayStation 4及びPlayStation Vita専用ゲームソフト)、『PSYCHO-PASS:Mandatory Happiness』(邦題:『PSYCHO-PASS サイコパス:選択なき幸福』PlayStation 4及びPlayStation Vita専用ゲームソフト)、『Criminal Girls2:Party Favors』(邦題:『クリミナルガールズ2』PlayStation Vita専用ゲームソフト)、『Yomawari: Night Alone』(邦題:『夜廻』PlayStation Vita専用ゲームソフト)等の8タイトルを発売いたしました。

 グッズの製作・販売におきましては、当社キャラクターグッズの製作・販売をいたしました。また、コミックマーケットにて、他社とコラボレーションしたグッズを特典として配布する等、既存顧客の満足度向上に努めました。

 その結果、当事業全体におきましては、売上高1,503,604千円、営業利益170,105千円となりました。

 

(オンライン事業)

 オンライン事業におきましては、PlayStation Network及びSteamを通じてパッケージソフトのダウンロード販売及びダウンロードコンテンツ、カスタムテーマの配信を行ってまいりました。

 その結果、当事業全体におきましては、売上高810,131千円、営業利益255,424千円となりました。

 

(ライセンス事業)

 ライセンス事業におきましては、『魔界戦記ディスガイア』及び『流行り神』シリーズのキャラクターと他社コンテンツのコラボレーションを行う等、ライセンス提供による収益向上及び当社キャラクターの認知向上を図りました。

 その結果、当事業全体におきましては、売上高61,951千円、営業利益19,437千円となりました。

 

(その他事業)

 その他事業におきましては、株式会社ブロッコリーから発売が予定されている『うたの☆プリンスさまっ♪Repeat LOVE』(PlayStation Vita専用ゲームソフト)の受託開発を行いました。また、当社のグッズやトレーディングカードを扱うカードゲームショップ「プリニークラブ」の運営を進めてまいりました。

 その結果、当事業全体におきましては、売上高99,972千円、営業利益989千円となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産の部)

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は3,669,497千円となり、前連結会計年度末に比べ487,052千円の増加となりました。

 主な流動資産の増減は、現金及び預金の減少(前連結会計年度末に比べ179,593千円の減少)、仕掛品の減少(前連結会計年度末に比べ114,073千円の減少)、商品及び製品の増加(前連結会計年度末に比べ146,779千円の増加)によるものであります。

 主な固定資産の増減は、投資有価証券の増加(前連結会計年度末に比べ439,796千円の増加)によるものであります。

(負債の部)

 当第3四半期連結会計期間末における負債は1,122,909千円となり、前連結会計年度末に比べ313,308千円の増加となりました。

 主な流動負債の増減は、短期借入金の増加(前連結会計年度末に比べ30,000千円の増加)、賞与引当金の減少(前連結会計年度末に比べ89,332千円の減少)、売上値引引当金の減少(前連結会計年度末に比べ51,436千円の減少)、未払法人税等の減少(前連結会計年度末に比べ39,633千円の減少)によるものであります。

 主な固定負債の増減は、長期借入金の増加(前連結会計年度末に比べ431,668千円の増加)、退職給付に係る負債の増加(前連結会計年度末に比べ5,769千円の増加)によるものであります。

(純資産の部)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,546,588千円となり、前連結会計年度末に比べ173,743千円の増加となりました。

 主な純資産の増減は、その他有価証券評価差額金の増加(前連結会計年度末に比べ67,235千円の増加)、為替換算調整勘定の増加(前連結会計年度末に比べ47,901千円の増加)によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は7,884千円であります。

 当社グループの研究開発活動は、独自の対話型介護通信端末を核とした介護サービスシステムを開発・構築して介護現場での介護記録・管理を革新する介護サービス支援事業活動であります。