文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、雇用情勢の改善や個人消費が持ち直してきていること等を要因として、緩やかな景気回復基調で推移いたしました。しかしながら、アジア地域が抱える地政学的リスクによる通商への影響等を要因とした先行き不透明な部分もございます。
当社グループが所属するゲーム業界では、家庭用ゲーム市場において、PlayStation4及びNintendo Switchの売上がハードウェア、ソフトウェアともに順調に推移いたしました。PlayStation4の安定した売上の継続、Nintendo Switchの順調な普及拡大により、家庭用ゲーム市場の活性化への期待が高まっております。スマートフォンゲーム市場においては、引き続き新たなゲームアプリが配信されており、安定的な成長が見込まれます。
当社グループは、このような経営環境の中、あらゆるエンターテインメント分野で活躍できる強いコンテンツメーカーとして、世界中の方々に楽しさを提供できるよう『商品力強化』『技術力強化』『コンシューマー依存からの脱却』『海外展開強化』『グループ間シナジー強化』『組織強化』を中期経営戦略として取り組んでまいります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの状況は以下のとおりです。
パッケージタイトルとしましては、『嘘つき姫と盲目王子』、『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』、『CLOSED NIGHTMARE(クローズド・ナイトメア)』、『魔界戦記ディスガイア Refine』、『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』、『夜廻と深夜廻 for Nintendo Switch』、『ラピス・リ・アビス』、『Rainbow Skies(レインボースカイ)』の8タイトルを発売いたしました。また、2019年3月に発売を予定しております『DESTINY CONNECT(ディスティニーコネクト)』の開発を進めてまいりました。
モバイルゲームアプリとしましては、『真 流行り神 秘密クラブ編』、『ロジック麻雀 創龍 四人打ち・三人打ち』、『Arcane Chess(アーケイン・チェス)』の3タイトルを配信いたしました。また、現在配信中の『魔界ウォーズ』につきましては、2019年2月に配信開始から1周年を迎えます。引き続きサービスの向上及び収益拡大を図ってまいります。
日本一Indie Spiritsにおきましては、ダウンロード専用タイトルとして『Yonder 青と大地と雲の物語』、『Hand of Fate 2(ハンドオブフェイト2)』、『Nidhogg 2(ニーズヘッグ2)』の3タイトルと、パッケージタイトルとして前述の『Rainbow Skies(レインボースカイ)』の合計4タイトルを発売いたしました。今後も海外タイトルを積極的に発掘し、収益拡大を目指してまいります。
その他におきましては、PlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steam等を通じたゲームソフト及びダウンロードコンテンツの販売、北米・欧州・アジア地域に向けた国内で発売されたタイトルのローカライズ及び新規タイトルの開発・販売、ゲームソフトの受託開発並びにカードゲームショップ「プリニークラブ」の運営を引き続き行ってまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高3,601,127千円(前年同期比4.6%減)、営業利益622,084千円(前年同期比12.7%増)、経常利益669,579千円(前年同期比12.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益431,809千円(前年同期比0.2%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は5,049,445千円となり、前連結会計年度末に比べ497,777千円の増加となりました。
主な流動資産の増減は、現金及び預金の増加(前連結会計年度末に比べ428,649千円の増加)、有価証券の増加(前連結会計年度末に比べ222,000千円の増加)、商品及び製品の増加(前連結会計年度末に比べ130,868千円の増加)によるものであります。
主な固定資産の増減は、投資有価証券の減少(前連結会計年度末に比べ74,141千円の減少)によるものであります。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債は1,635,764千円となり、前連結会計年度末に比べ108,437千円の増加となりました。
主な流動負債の増減は、賞与引当金の減少(前連結会計年度末に比べ48,706千円の減少)、買掛金の減少(前連結会計年度末に比べ40,195千円の減少)、未払法人税等の増加(前連結会計年度末に比べ21,171千円の増加)、その他負債の増加(前連結会計年度末に比べ198,713千円の増加)によるものであります。
主な固定負債の増減は、長期借入金の減少(前連結会計年度末に比べ16,987千円の減少)によるものであります。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は3,413,681千円となり、前連結会計年度末に比べ389,340千円の増加となりました。
主な純資産の増減は、利益剰余金の増加(前連結会計年度末に比べ403,325千円の増加)、その他有価証券評価差額金の減少(前連結会計年度末に比べ106,435千円の減少)、為替換算調整勘定の増加(前連結会計年度末に比べ54,551千円の増加)によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は256千円であります。
当社グループの研究開発活動は、独自の対話型介護通信端末を核とした介護サービスシステムを開発・構築して介護現場での介護記録・管理を革新する介護サービス支援事業活動であります。