第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行による経済活動の停滞などにより、厳しい状況で推移しました。米国及び中国では経済活動の段階的再開や景気対策の効果により回復の動きが見られましたが、依然として不透明な状況が続いております。

当社グループの主要得意先であります自動車部品業界におきましては、世界的な半導体の供給不足が新たな懸念材料となり、先行きが見通しにくい状況が続いております。

このような経営環境の中、当社グループでは、経営理念であります「絶えざる技術革新」と「ニーズを先取りした製品」の「スピードある提供」を通じ、お客様の「揺るぎない信頼のもとグローバル企業」を実現するために、中期経営計画の最終年度として、対処すべき課題の解消に取り組んでおります。

この結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高につきましては、受注は回復してきておりますが、第1四半期連結会計期間における新型コロナウイルス感染症の影響に伴う受注の減少が影響し、売上高は98億12百万円前年同期比3.8%減)となりました。利益面につきましては、全社を挙げて原価低減活動に取り組んだ結果、営業利益は2億19百万円(前年同期比35.3%増)となりました。また、助成金収入等の営業外収益があったことから、経常利益は3億66百万円(前年同期比78.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、2億69百万円(前年同期比92.5%増)となりました。

 

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

①日本

第1四半期連結会計期間において新型コロナウイルス感染拡大に伴う受注減少がありましたが、その後受注は順調に推移し売上高は87億97百万円前年同期比5.4%増)となりました。利益面につきましても、原価低減活動と経費削減に取り組んだ結果、営業利益は2億59百万円前年同期比55.2%増)となりました。

②米国

得意先からの受注も回復してきておりますが、新型コロナウイルス感染拡大による一時期の稼働停止の影響により、売上高は6億68百万円前年同期比27.0%減)となりました。利益面につきましても、経費削減に努めましたが、減収の影響により、28百万円の営業損失前年同期は8百万円の営業損失)となりました。

③タイ

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、タイからの輸出向け製品の減少により、売上高は10億36百万円前年同期比31.0%減)となりました。利益面につきましても、原価低減によるコスト削減に努めましたが、減収の影響により、1百万円の営業損失(前年同期は35百万円の営業利益)となりました。

④中国

得意先からの受注は回復基調にあり、売上高は3億73百万円前年同期比33.4%増)となりました。利益面につきましては、増収もありましたが固定費を賄うまでに至らず、1百万円の営業損失(前年同期は22百万円の営業損失)となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1億84百万円増加し、37億4百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益3億66百万円、減価償却費5億45百万円、仕入債務の増加額11億56百万円等による資金増があり、一方で売上債権の増加額11億73百万円等による資金減により、11億45百万円の収入前年同期比340.8%増)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出5億94百万円有形固定資産の取得による支出3億69百万円等による資金減により、8億57百万円の支出前年同期比18.7%減)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入8億円の資金増があり、一方で長期借入金の返済による支出6億71百万円社債の償還による支出2億9百万円等による資金減により、1億31百万円の支出前年同期は5億19百万円の収入)となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は7百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。