第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による事業への影響については、現在、直接的な影響は軽微でありますが、国内外景気の先行きについては、当面、厳しい状況が続くと見込まれ、感染症が国内外経済をさらに下振れさせるリスク等、今後の推移状況を注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益は一進一退の動きを見せつつも高い水準を維持し、設備投資においても人手不足への対応による投資等を中心に緩やかな増加傾向で推移しておりましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による外出自粛に伴う経済活動の停滞や、海外渡航者の入国制限に伴うインバウンド消費の減少により、景気が急速に悪化傾向にあり、企業の設備投資についても不透明感が増しつつあります。

 このような状況の中、当社グループは、新規取引先の開拓や既存取引先の深耕に積極的に取り組みましたが、太陽電池アレイ支持架台の大型案件の一定の引き合いはあるものの受注が減少しており、当第3四半期連結累計期間における売上高は6,529百万円(前年同四半期比40.2%減)、営業利益は676百万円(同63.8%減)、経常利益は685百万円(同63.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は501百万円(同60.2%減)となりました。

 なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。

(金属加工事業)

 太陽電池アレイ支持架台の大型案件の受注が減少し、売上高は4,567百万円(前年同四半期比44.8%減)、セグメント利益は625百万円(同60.0%減)となりました。なお、受注高は5,226百万円(同19.9%減)、受注残高は3,189百万円(同2.5%減)となりました。

(ゴム加工事業)

 新規取引先の開拓が難しい状況の中、既存取引先のリピートに積極的に取り組み、建設関連、土木関連、工業関連、自動車関連等の各種業界向けの製品が堅調に推移し、売上高は910百万円(前年同四半期比2.8%減)、セグメント利益は148百万円(同4.4%減)となりました。なお、受注高は924百万円(同0.8%減)、受注残高は97百万円(同23.4%増)となりました。

(建設事業)

 グループ間の情報連携を図り、材工一括受注を掲げ営業活動に取り組みましたが、太陽電池アレイ支持架台の受注減少に伴う設置工事の減少により、売上高は1,051百万円(前年同四半期比38.7%減)、セグメント利益は112百万円(同73.0%減)となりました。なお、受注高は564百万円(同59.5%減)、受注残高は316百万円(同72.3%減)となりました。

(注)セグメント利益の合計額と営業利益との差異△210百万円は、主として各報告セグメントに配分していない全社費用であります。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は8,987百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,041百万円減少いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金が2,515百万円、完成工事未収入金が391百万円、未成工事支出金が124百万円それぞれ減少し、現金及び預金が681百万円、電子記録債権が230百万円、原材料及び貯蔵品が160百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は3,197百万円となり、前連結会計年度末に比べ229百万円減少いたしました。これは主に、有形固定資産が120百万円、無形固定資産が105百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 この結果、資産合計は12,184百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,270百万円減少いたしました。

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,575百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,456百万円減少いたしました。これは主に、工事未払金が151百万円、短期借入金が1,580百万円、未払法人税等が437百万円それぞれ減少したことによるものであります。固定負債は1,201百万円となり、前連結会計年度末に比べ150百万円減少いたしました。

 この結果、負債合計は2,776百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,607百万円減少いたしました。

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は9,407百万円となり、前連結会計年度末に比べ337百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が309百万円増加したことによるものであります。

 この結果、自己資本比率は76.7%(前連結会計年度末は62.5%)となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は2百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)生産、受注及び販売の実績

①生産実績

 当第3四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自 2019年9月1日

至 2020年5月31日)

金額(千円)

前年同四半期比(%)

金属加工事業

3,314,867

56.4

ゴム加工事業

457,623

98.5

合計

3,772,490

59.5

(注)1.金額は製造原価によっており、セグメント間の内部振替前の数値であります。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3.建設事業については、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績を記載しておりません。

 

②受注実績

 当第3四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自 2019年9月1日

至 2020年5月31日)

受注高(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高(千円)

前年同四半期比(%)

金属加工事業

5,226,186

80.1

3,189,793

97.5

ゴム加工事業

924,962

99.2

97,041

123.4

建設事業

564,722

40.5

316,180

27.7

合計

6,715,870

75.9

3,603,014

80.2

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

③販売実績

 当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自 2019年9月1日

至 2020年5月31日)

金額(千円)

前年同四半期比(%)

金属加工事業

4,567,278

55.2

ゴム加工事業

910,790

97.2

建設事業

1,051,564

61.3

合計

6,529,633

59.8

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前第3四半期連結累計期間

(自  2018年9月1日

至  2019年5月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2019年9月1日

至  2020年5月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

株式会社熊谷組

688,450

10.5

日揮株式会社

4,226,586

38.7

前第3四半期連結累計期間の株式会社熊谷組については、当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。

当第3四半期連結累計期間の日揮株式会社については、当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。

3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。