第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者減少により、回復傾向への転換の兆しが見えつつありましたが、オミクロン株による感染者の増加を受け、企業の設備投資や個人の消費活動は弱含みとなりました。また、原油や食料品等の価格高騰を背景に、インフレ懸念が高まっており、先行き不透明な状況が続きました。
 当社グループにおきましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に起因する直接的な影響は軽微でありましたが、国内外景気の先行きについては、当面、厳しい状況が続くと見込まれ、感染症が国内外経済をさらに下振れさせるリスクに十分注意する必要があるなど、不透明な状況が続くものと見込んでおります。

 このような状況の中、当社グループは「第3次中期経営計画“Challenge”」に基づき、加工を通じてお客様のあらゆるニーズに応える企業グループを形成していくため、当社の連結子会社である日創エンジニアリング株式会社を通じて、建築金物・金属製建具工事業の株式会社壹会を傘下に有するいちえホールディングス株式会社を子会社化(当社の孫会社化)いたしました。

 当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、当社グループは、新規取引先の開拓、既存取引先のリピートに積極的に取り組みましたが、主に金属加工事業において、太陽電池アレイ支持架台の大型案件の減少や、耐火パネルの販売が伸長しなかったこと等により、売上高は2,961百万円(前年同四半期比24.9%減)、営業利益は116百万円(同51.7%減)、経常利益は123百万円(同56.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は42百万円(同76.8%減)となりました。

 なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。

(金属加工事業)

 太陽電池アレイ支持架台の大型案件の減少や、耐火パネルの販売が伸長しなかったこと等により、売上高は2,054百万円(前年同四半期比26.9%減)、セグメント利益は151百万円(同41.0%減)となりました。なお、受注高は2,117百万円(同29.7%増)、受注残高は1,424百万円(同5.8%増)となりました。

(ゴム加工事業)

 既存取引先との関係強化に積極的に取り組んだことで、建設関連、建機関連、土木関連、電力関連、自動車関連等の各種業界向けの製品が堅調に推移し、売上高は578百万円(前年同四半期比4.6%増)、セグメント利益は137百万円(同38.2%増)となりました。なお、受注高は580百万円(同2.8%増)、受注残高は104百万円(同15.3%増)となりました。

(建設事業)

 グループ間の情報連携を図り、材工一括受注を掲げ営業活動に取り組み、一定案件の受注を確保しましたが、太陽電池アレイ支持架台の設置工事が減少し、売上高は328百万円(前年同四半期比43.7%減)、セグメント利益は6百万円(同84.0%減)となりました。なお、受注高は878百万円(同22.1%増)、受注残高は1,729百万円(同201.0%増)となりました。

 なお、2022年2月7日付けで、当社の連結子会社である日創エンジニアリング株式会社を通じて、建築金物・金属製建具工事業の株式会社壹会を傘下に有するいちえホールディングス株式会社を子会社化(当社の孫会社化)しましたが、みなし取得日を当第2四半期連結会計期間末(2022年2月28日)としているため、建設事業において、いちえホールディングス株式会社及び株式会社壹会の業績は含まれておりません。

(注)セグメント利益の合計額と営業利益との差異△179百万円は、主として各報告セグメントに配分していない全社費用であります。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産は10,495百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,838百万円増加いたしました。これは主に、連結子会社の増加(2社)により、現金及び預金が960百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が529百万円、電子記録債権が107百万円、仕掛品が109百万円それぞれ増加したことによるものであります。また、固定資産は4,281百万円となり、前連結会計年度末に比べ717百万円増加いたしました。これは主に、福島工場の設備投資により、有形固定資産が416百万円、連結子会社の増加(2社)により、のれんが245百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 この結果、資産合計は14,777百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,556百万円増加いたしました。

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末における流動負債は2,696百万円となり、前連結会計年度末に比べ766百万円増加いたしました。これは主に、連結子会社の増加(2社)により、支払手形及び買掛金が100百万円、短期借入金が317百万円、1年内返済予定の長期借入金が382百万円それぞれ増加し、流動負債のその他が177百万円減少したことによるものであります。また、固定負債は2,465百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,909百万円増加いたしました。これは主に、福島工場の設備投資と連結子会社の増加(2社)により、社債が180百万円、長期借入金が1,531百万円、固定負債のその他が147百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 この結果、負債合計は5,162百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,676百万円増加いたしました。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は9,614百万円となり、前連結会計年度末に比べ120百万円減少いたしました。

 この結果、自己資本比率は64.6%(前連結会計年度末は78.9%)となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ426百万円増加し、6,121百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は387百万円(前年同四半期は805百万円の獲得)となりました。主な収入要因は、税金等調整前四半期純利益116百万円、減価償却費155百万円であり、主な支出要因は、売上債権の増加116百万円、棚卸資産の増加159百万円、未払消費税等の減少136百万円、その他の流動負債の減少296百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は276百万円(前年同四半期は74百万円の使用)となりました。主な収入要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入246百万円、主な支出要因は、有形固定資産の取得による支出424百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は1,090百万円(前年同四半期は270百万円の使用)となりました。主な収入要因は、長期借入れによる収入1,400百万円であり、主な支出要因は、長期借入金の返済による支出102百万円、配当金の支払額160百万円であります。

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。

 

(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は4百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(8)生産、受注及び販売の実績

①生産実績

 当第2四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間

(自 2021年9月1日

至 2022年2月28日)

金額(千円)

前年同四半期比(%)

金属加工事業

1,478,151

69.2

ゴム加工事業

269,814

95.4

合計

1,747,966

72.3

(注)1.金額は製造原価によっており、セグメント間の内部振替前の数値であります。

2.建設事業については、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績を記載しておりません。

 

②受注実績

 当第2四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間

(自 2021年9月1日

至 2022年2月28日)

受注高(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高(千円)

前年同四半期比(%)

金属加工事業

2,117,085

129.7

1,424,633

105.8

ゴム加工事業

580,980

102.8

104,231

115.3

建設事業

878,852

122.1

1,729,597

301.0

合計

3,576,917

122.6

3,258,461

162.0

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.当社の連結子会社である日創エンジニアリング株式会社は、いちえホールディングス株式会社の株式を取得しましたが、みなし取得日を当第2四半期連結会計期間末(2022年2月28日)としているため、建設事業において、同社及びその子会社の受注高は含まれておりません。

 

③販売実績

 当第2四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当第2四半期連結累計期間

(自 2021年9月1日

至 2022年2月28日)

金額(千円)

前年同四半期比(%)

金属加工事業

2,054,209

73.1

ゴム加工事業

578,648

104.6

建設事業

328,158

56.3

合計

2,961,016

75.1

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前第2四半期連結累計期間

(自  2020年9月1日

至  2021年2月28日)

当第2四半期連結累計期間

(自  2021年9月1日

至  2022年2月28日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

戸田建設株式会社

449,910

11.4

当第2四半期連結累計期間の戸田建設株式会社については、当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。

3.当社の連結子会社である日創エンジニアリング株式会社は、いちえホールディングス株式会社の株式を取得しましたが、みなし取得日を当第2四半期連結会計期間末(2022年2月28日)としているため、建設事業において、同社及びその子会社の販売実績は含まれておりません。

(9)主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更があったものは次のとおりであります。

①新設

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額

資金調

達方法

着手及び完了予定年月

完成後の

増加能力

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

当社福島工場

福島県石川郡

石川町

金属加工事業

建物及び

加工設備

1,659

1,039

自己資金

及び借入金

2021年7月

2022年9月

(注)2

(注)1.下線部分は変更部分を示しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3.本設備投資については、個別受注生産に対応することを目的としており、完成後の増加能力の試算が困難であるため、記載を省略しております。

 

②完了予定年月の変更

 当社福島工場内に導入予定の加工設備(耐火パネル生産ライン、不燃断熱パネル生産ライン)につきましては、半導体などの一部の資材の調達が遅れ、メーカーでの製作に影響が出ており、完了予定年月を2022年3月から2022年9月に変更しております。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当社の連結子会社である日創エンジニアリング株式会社は、2022年1月31日開催の取締役会において、いちえホールディングス株式会社の全株式を取得し子会社化することについて決議し、同日付けで株式譲渡契約を締結いたしました。また、同契約に基づき、2022年2月7日付けで同社の全株式を取得し、子会社化いたしました。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。