第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が徐々に弱まり、景気持直しの兆しが見えつつありましたが、ロシアのウクライナ侵攻による米欧とロシア間の対立、中国上海の都市封鎖、原油及び原材料価格の高騰、さらには急激な円安やインフレ懸念の高まりなどから、依然として先行きが不透明な状況にありました。

 当社グループでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に起因する直接的な影響は軽微でしたが、国内外経済の下振れリスクが生じる可能性があることについては、引き続き留意しておく必要があると考えております。

 このような状況の中、当社グループは、新規取引先の開拓、既存取引先のリピートに積極的に取り組みましたが、主に金属加工事業において、太陽電池アレイ支持架台の大型案件の減少や、耐火パネルの販売が伸長しなかったこと等により、当第3四半期連結累計期間における売上高は5,180百万円(前年同四半期比10.2%減)、営業利益は306百万円(同18.2%減)、経常利益は335百万円(同23.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は195百万円(同28.6%減)となりました。

 なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。

(金属加工事業)

 太陽電池アレイ支持架台の大型案件の減少や、耐火パネルの販売が伸長しなかったこと等により、売上高は3,367百万円(前年同四半期比18.2%減)、セグメント利益は275百万円(同30.3%減)となりました。なお、受注高は3,362百万円(同11.5%増)、受注残高は1,370百万円(同4.5%減)となりました。

(ゴム加工事業)

 既存取引先との関係強化に積極的に取り組んだことで、建設関連、建機関連、土木関連、電力関連、自動車関連等の各種業界向けの製品が堅調に推移し、売上高は855百万円(前年同四半期比2.9%増)、セグメント利益は199百万円(同23.9%増)となりました。なお、受注高は859百万円(同1.1%増)、受注残高は106百万円(同8.5%増)となりました。

(建設事業)

 グループ間の情報連携を図り、太陽電池アレイ支持架台の大型案件は減少したものの、電気工事や内装工事を中心に営業活動に取り組んだことや、M&Aによりグループ化した株式会社壹会の業績寄与により、売上高は957百万円(前年同四半期比16.7%増)、セグメント利益は70百万円(同61.4%増)となりました。なお、受注高は1,679百万円(同54.8%増)、受注残高は1,900百万円(同170.5%増)となりました。

(注)セグメント利益の合計額と営業利益との差異△239百万円は、主として各報告セグメントに配分していない全社費用であります。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は10,685百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,028百万円増加いたしました。これは主に、連結子会社の増加(2社)により、現金及び預金が768百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が895百万円、仕掛品が120百万円、原材料及び貯蔵品が123百万円それぞれ増加したことによるものであります。また、固定資産は4,426百万円となり、前連結会計年度末に比べ862百万円増加いたしました。これは主に、福島工場の設備投資により有形固定資産が552百万円、連結子会社の増加(2社)によりのれんが236百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 この結果、資産合計は15,112百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,891百万円増加いたしました。

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は2,800百万円となり、前連結会計年度末に比べ870百万円増加いたしました。これは主に、連結子会社の増加(2社)により、支払手形及び買掛金が113百万円、工事未払金が211百万円、短期借入金が399百万円、1年内返済予定の長期借入金が395百万円それぞれ増加し、流動負債のその他が318百万円減少したことによるものであります。また、固定負債は2,543百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,988百万円増加いたしました。これは主に、福島工場の設備投資と連結子会社の増加(2社)により、社債が170百万円、長期借入金が1,609百万円、固定負債のその他が154百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 この結果、負債合計は5,343百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,858百万円増加いたしました。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は9,768百万円となり、前連結会計年度末に比べ32百万円増加いたしました。

 この結果、自己資本比率は64.2%(前連結会計年度末は78.9%)となりました。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は9百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)生産、受注及び販売の実績

①生産実績

 当第3四半期連結累計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自 2021年9月1日

至 2022年5月31日)

金額(千円)

前年同四半期比(%)

金属加工事業

2,435,335

78.6

ゴム加工事業

404,070

95.1

合計

2,839,405

80.6

(注)1.金額は製造原価によっており、セグメント間の内部振替前の数値であります。

2.建設事業については、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績を記載しておりません。

 

②受注実績

 当第3四半期連結累計期間の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自 2021年9月1日

至 2022年5月31日)

受注高(千円)

前年同四半期比(%)

受注残高(千円)

前年同四半期比(%)

金属加工事業

3,362,986

111.5

1,370,214

95.5

ゴム加工事業

859,550

101.1

106,135

108.5

建設事業

1,679,110

154.8

1,900,330

270.5

合計

5,901,647

119.2

3,376,681

151.0

(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

③販売実績

 当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自 2021年9月1日

至 2022年5月31日)

金額(千円)

前年同四半期比(%)

金属加工事業

3,367,225

81.8

ゴム加工事業

855,321

102.9

建設事業

957,612

116.7

合計

5,180,159

89.8

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前第3四半期連結累計期間

(自  2020年9月1日

至  2021年5月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2021年9月1日

至  2022年5月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

戸田建設株式会社

1,038,240

18.0

当第3四半期連結累計期間の戸田建設株式会社については、当該割合が100分の10未満のため、記載を省略しております。

(8)主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第3四半期連結累計期間に著しい変更があったものは次のとおりであります。

①新設

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額

資金調

達方法

着手及び完了予定年月

完成後の

増加能力

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

当社福島工場

福島県石川郡

石川町

金属加工事業

建物及び

加工設備

1,659

1,134

自己資金

及び借入金

2021年7月

2022年9月

(注)2

(注)1.下線部分は変更部分を示しております。

2.本設備投資については、個別受注生産に対応することを目的としており、完成後の増加能力の試算が困難であるため、記載を省略しております。

 

②完了予定年月の変更

 当社福島工場内に導入予定の加工設備(耐火パネル生産ライン、不燃断熱パネル生産ライン)につきましては、半導体などの一部の資材の調達が遅れ、メーカーでの製作に影響が出ており、完了予定年月を2022年3月から2022年9月に変更しております。

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。