2025年6月23日開催の当社取締役会において、株式会社泉製作所の全株式を取得し、同社を子会社化することについて決議いたしました。本株式取得の対価の額が当社の純資産額の15%以上に相当する額であるため、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
(1)取得対象子会社の概要
|
(1) |
名称 |
株式会社泉製作所 |
||||
|
(2) |
所在地 |
愛知県春日井市桃山町三丁目21番地1 |
||||
|
(3) |
代表者の役職・氏名 |
代表取締役 猿渡 利光 |
||||
|
(4) |
事業内容 |
プラスチック射出成形及び金型成形を中心とした加工製造 |
||||
|
(5) |
資本金 |
30百万円 |
||||
|
(6) |
設立年月日 |
1993年4月1日 |
||||
|
(7) |
大株主及び持株比率 |
守秘義務契約により非開示とさせていただきます。 |
||||
|
(8) |
上場会社と当該会社 との間の関係 |
資本関係 |
該当事項はありません。 |
|||
|
人的関係 |
該当事項はありません。 |
|||||
|
取引関係 |
該当事項はありません。 |
|||||
|
(9) |
当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態 |
|||||
|
決算期 |
2023年3月期 |
2024年3月期 |
2025年3月期 |
|||
|
|
純資産 |
1,170百万円 |
1,287百万円 |
1,529百万円 |
||
|
|
総資産 |
1,517百万円 |
1,606百万円 |
1,942百万円 |
||
|
|
1株当たり純資産 |
5,735,467.90円 |
6,312,690.71円 |
7,499,970.59円 |
||
|
|
売上高 |
2,019百万円 |
2,239百万円 |
2,223百万円 |
||
|
|
営業利益 |
187百万円 |
131百万円 |
237百万円 |
||
|
|
経常利益 |
257百万円 |
237百万円 |
386百万円 |
||
|
|
当期純利益 |
147百万円 |
117百万円 |
242百万円 |
||
|
|
1株当たり当期純利益 |
724,477.84円 |
577,222.81円 |
1,187,279.41円 |
||
|
|
1株当たり配当金 |
0円 |
0円 |
0円 |
||
(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
2024年10月15日に公表した「第4次中期経営計画」に基づき、M&A投資を成長ドライバーとして位置付け、グループビジョンである『「創る」力で未来に挑む企業グループ』を形成していくためであります。
株式会社泉製作所は、1993年に設立され、主に自動車業界向けを中心とした工業用プラスチック製品の製造、樹脂用金型製造を手掛けております。自動車メーカーの各社一次請け企業が主な得意先で、高い品質力と長年の信頼関係を背景に、継続的に案件を獲得しており、付加価値の高い製品を安定して製造・販売しております。主力の自動車業界向けの製品以外にも、家庭用・医療用分野などのプラスチック製品を手掛けている総合プラスチックメーカーです。
自動車メーカーの各社一次請け企業との長年にわたる信頼関係や、高い品質力を背景とした、継続的な受注により、安定した業績が見込め、特に内装部品は、マイナーチェンジの影響を受けにくく、継続受注可能であることから、当社グループ業績のボラティリティ低減に寄与することが期待されます。また、自動車業界向けプラスチック製品の安定受注をベースとしつつも、他業界に展開が可能な、家庭用・医療用分野などのプラスチック製品も手掛けているため、当社グループが有する幅広い顧客基盤に対し、株式会社泉製作所のプラスチック製品製造力を活かした提案が可能となり、グループ全体の提供価値を高めることが期待されます。
(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
株式会社泉製作所の全株式の取得価額は、当社の純資産額の15%以上に相当する額であります。なお、株式取得価額は第三者機関である専門家によるデューデリジェンス及び株式価値算定評価を参考として決定いたしました。本取得に係る費用等は以下のとおりであります。
株式取得価額 2,559百万円
アドバイザリー費用等 120百万円
合計 2,679百万円
以 上