第4【経理の状況】

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。当社は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定を適用しております。

 なお、金額の表示は、百万円未満を四捨五入して記載しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(平成29年4月1日から平成29年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(平成29年4月1日から平成29年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

前連結会計年度末

(平成29年3月31日現在)

当第1四半期連結会計期間末

(平成29年6月30日現在)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

704,972

687,347

定期預金

1,227

1,104

有価証券

10,075

10,075

営業債権及び貸付金

1,235,392

1,255,075

その他の金融資産

200,560

185,210

棚卸資産

 

767,365

710,172

売却目的保有資産

 

36,689

32,064

その他の流動資産

 

208,206

226,305

流動資産合計

 

3,164,486

3,107,352

非流動資産

 

 

 

持分法で会計処理される投資

 

1,755,952

1,756,822

その他の投資

334,441

339,755

長期営業債権及び長期貸付金

162,961

172,496

その他の非流動金融資産

85,799

84,834

有形固定資産

 

968,392

969,757

無形資産

 

289,334

303,929

繰延税金資産

 

88,216

87,754

その他の非流動資産

 

47,152

47,564

非流動資産合計

 

3,732,247

3,762,911

資産合計

6,896,733

6,870,263

 

 

 

 

前連結会計年度末

(平成29年3月31日現在)

当第1四半期連結会計期間末

(平成29年6月30日現在)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

負債及び資本の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

社債及び借入金

4,5

643,049

854,258

営業債務

1,243,087

1,182,271

その他の金融負債

361,768

286,133

未払法人所得税

 

19,454

12,313

売却目的保有資産に直接関連する負債

 

4,086

その他の流動負債

 

344,761

310,400

流動負債合計

 

2,616,205

2,645,375

非流動負債

 

 

 

社債及び借入金

4,5

2,163,089

2,057,360

長期営業債務

18,349

23,073

その他の非流動金融負債

70,285

73,390

退職給付に係る負債

 

83,468

81,578

繰延税金負債

 

105,630

116,980

その他の非流動負債

 

96,949

90,337

非流動負債合計

 

2,537,770

2,442,718

負債合計

 

5,153,975

5,088,093

資本

 

 

 

資本金

 

262,686

262,686

資本剰余金

 

142,881

137,105

その他資本性金融商品

 

243,589

243,589

自己株式

 

△1,374

△1,373

利益剰余金

856,647

889,815

その他の資本の構成要素

 

 

その他の包括利益にて公正価値測定

される金融資産の評価差額

5,7

54,606

60,487

在外営業活動体の換算差額

165,310

166,640

キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額

△40,622

△40,058

確定給付制度に係る再測定

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

1,683,723

1,718,891

非支配持分

 

59,035

63,279

資本合計

 

1,742,758

1,782,170

負債及び資本合計

 

6,896,733

6,870,263

「要約四半期連結財務諸表に対する注記」参照

 

(2)【要約四半期連結包括利益計算書】

【第1四半期連結累計期間】

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年6月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

収益

 

 

 

商品の販売等に係る収益

1,825,505

1,884,437

サービスに係る手数料等

 

45,132

38,426

  収益合計

1,870,637

1,922,863

商品の販売等に係る原価

△1,712,054

△1,763,564

売上総利益

158,583

159,299

 

 

 

 

その他の収益・費用

 

 

 

販売費及び一般管理費

 

△126,828

△128,225

固定資産損益

 

 

 

固定資産売却損益

 

2,400

2,022

その他の損益

6,625

4,055

  その他の収益・費用合計

 

△117,803

△122,148

 

 

 

 

金融損益

 

 

 

受取利息

 

3,699

3,612

支払利息

 

△8,245

△7,872

受取配当金

 

3,570

5,867

有価証券損益

△271

506

  金融損益合計

 

△1,247

2,113

 

 

 

 

持分法による投資損益

24,693

30,128

税引前四半期利益

 

64,226

69,392

 

 

 

 

法人所得税

 

△14,726

△14,663

四半期利益

 

49,500

54,729

 

 

 

 

四半期利益の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

48,409

53,762

非支配持分

 

1,091

967

 

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年6月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

その他の包括利益

 

 

四半期利益に組み替えられない項目

 

 

 

その他の包括利益にて公正価値測定

される金融資産の評価差額

5,7

△3,272

5,522

確定給付制度に係る再測定

1,055

2,576

持分法適用会社におけるその他の

包括利益増減額

 

△916

691

四半期利益に組み替えられる項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

5,7

△135,943

1,304

キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額

△6,419

1,499

持分法適用会社におけるその他の

包括利益増減額

 

△12,158

△133

税引後その他の包括利益合計

 

△157,653

11,459

四半期包括利益合計

 

△108,153

66,188

 

 

 

 

四半期包括利益合計の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

△103,961

64,502

非支配持分

 

△4,192

1,686

 

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年6月30日)

区分

注記

番号

金額

金額

基本的1株当たり親会社の株主に

帰属する四半期利益

27.90円

30.40円

希薄化後1株当たり親会社の株主に

帰属する四半期利益

27.90円

30.39円

「要約四半期連結財務諸表に対する注記」参照

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年6月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

資本金-普通株式

 

 

 

期首残高

 

262,686

262,686

期末残高

 

262,686

262,686

 

 

 

 

資本剰余金

 

 

 

期首残高

 

141,504

142,881

非支配持分との資本取引及びその他

 

421

△5,776

期末残高

 

141,925

137,105

 

 

 

 

その他資本性金融商品

 

 

 

期首残高

 

243,589

期末残高

 

243,589

 

 

 

 

自己株式

 

 

 

期首残高

 

△1,369

△1,374

自己株式の取得及び売却

 

△0

1

期末残高

 

△1,369

△1,373

 

 

 

 

利益剰余金

 

 

 

期首残高

 

737,215

856,647

四半期利益(親会社の所有者)

48,409

53,762

その他の資本の構成要素からの振替

△959

2,836

親会社の株主に対する支払配当

△18,223

△23,430

期末残高

 

766,442

889,815

 

 

 

 

その他の資本の構成要素

 

 

 

期首残高

 

177,016

179,294

その他の包括利益にて公正価値測定

される金融資産の評価差額

5,7

△4,016

6,187

在外営業活動体の換算差額

5,7

△139,087

1,330

キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額

△10,002

693

確定給付制度に係る再測定

735

2,530

利益剰余金への振替

959

△2,836

非金融資産等への振替

1,724

△129

期末残高

 

27,329

187,069

 

 

 

 

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

1,197,013

1,718,891

 

 

 

 

 

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年6月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

非支配持分

 

 

 

期首残高

 

98,150

59,035

非支配持分に対する支払配当

 

△1,811

△2,959

非支配持分との資本取引及びその他

 

△350

5,517

四半期利益(非支配持分)

 

1,091

967

その他の資本の構成要素

 

 

 

その他の包括利益にて公正価値測定

される金融資産の評価差額

 

171

67

在外営業活動体の換算差額

 

△5,439

651

キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額

 

8

△4

確定給付制度に係る再測定

 

△23

5

期末残高

 

91,797

63,279

資本合計

 

1,288,810

1,782,170

 

 

 

 

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年6月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

四半期包括利益合計の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

△103,961

64,502

非支配持分

 

△4,192

1,686

四半期包括利益合計

 

△108,153

66,188

「要約四半期連結財務諸表に対する注記」参照

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

  至 平成28年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

  至 平成29年6月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

四半期利益

 

49,500

54,729

営業活動によるキャッシュ・フローへの調整

 

 

 

減価償却費等

 

29,127

27,422

固定資産損益

 

△2,400

△2,022

金融損益

 

1,247

△2,113

持分法による投資損益

 

△24,693

△30,128

法人所得税

 

14,726

14,663

営業債権の増減

 

△43,131

△18,083

棚卸資産の増減

 

92,420

60,877

営業債務の増減

 

△21,038

△60,248

その他-純額

 

△61,994

△67,803

利息の受取額

 

2,490

2,613

利息の支払額

 

△8,745

△7,991

配当金の受取額

 

25,979

38,014

法人所得税の支払額

 

△17,190

△18,146

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

36,298

△8,216

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

定期預金の純増減額

 

1,644

121

有形固定資産の売却による収入

 

1,762

4,145

投資不動産の売却による収入

 

150

貸付金の回収による収入

 

5,532

2,535

子会社の売却による収入

(処分した現金及び現金同等物控除後)

 

7,572

持分法で会計処理される投資及び

その他の投資等の売却による収入

 

44,964

6,651

有形固定資産の取得による支出

 

△37,513

△31,060

投資不動産の取得による支出

 

△5

△313

貸付による支出

 

△24,191

△13,583

子会社の取得による支出

(取得した現金及び現金同等物控除後)

 

△8,582

持分法で会計処理される投資及び

その他の投資等の取得による支出

 

△9,842

△9,206

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

△17,649

△41,570

 

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

  至 平成28年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

  至 平成29年6月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金等の純増減額

 

59,233

151,275

社債及び長期借入金等による調達

 

15,823

27,754

社債及び長期借入金等の返済

 

△127,941

△121,185

親会社の株主に対する配当金の支払額

△18,223

△23,430

自己株式の取得及び売却

 

△1

△4

非支配持分からの払込による収入

 

110

非支配持分からの子会社持分取得による支出

 

△217

その他

 

△1,811

△2,523

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

△72,810

31,670

為替相場の変動の現金及び現金同等物に与える

影響

 

△17,223

491

現金及び現金同等物の純増減額

 

△71,384

△17,625

現金及び現金同等物の期首残高

 

600,840

704,972

現金及び現金同等物の四半期末残高

 

529,456

687,347

「要約四半期連結財務諸表に対する注記」参照

 

要約四半期連結財務諸表に対する注記

 

1 報告企業の事業内容

 丸紅株式会社(以下「当社」という。)は日本国にある株式会社であります。当社及び当社が直接・間接に議決権の過半数を所有する等により支配を有している国内外の連結子会社(以上を合わせて「当社及び連結子会社」という。)は、国内外のネットワークを通じて、生活産業、素材、エネルギー・金属、電力・プラント、輸送機その他の広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開しております。

 

2 要約四半期連結財務諸表の基本事項

 当社の要約四半期連結財務諸表は、IAS第34号に準拠して作成しており、平成29年3月31日に終了した連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。当社は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定を適用しております。

 要約四半期連結財務諸表は日本円で表示されており、百万円未満を四捨五入しております。

 

見積り及び判断の利用

 要約四半期連結財務諸表の作成にあたっては、報告期間の期末日における資産・負債の計上、偶発資産・偶発負債

の開示及び期中の収益・費用の計上を行うため、必要に応じて会計上の見積り及び仮定を用いております。この会計

上の見積り及び仮定は、その性質上不確実であり、実際の結果と異なる可能性があります。本要約四半期連結財務諸

表に重要な影響を与える会計上の見積り及び仮定並びに判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様でありま

す。

 

3 重要な会計方針

 本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

 

組替

 要約四半期連結財務諸表及び要約四半期連結財務諸表に対する注記の表示方法を変更した場合には、比較情報を組替表示しております。

 

4 社債

  前第1四半期連結累計期間において10,000百万円の社債を償還しております。

 前第1四半期連結累計期間における社債の発行はありません。

 

  当第1四半期連結累計期間における社債の償還及び発行はありません。

 

5 金融商品の公正価値

 ① 現金及び現金同等物、定期預金

 現金及び現金同等物、定期預金は償却原価にて測定しており、その要約四半期連結財政状態計算書上の帳簿価額は満期までの期間が短期であるため概ね公正価値であります。

 

 ② 営業債権及び貸付金

 営業債権及び貸付金の帳簿価額の内訳は次の通りであります。

 

前連結会計年度末

(平成29年3月31日現在)

(百万円)

当第1四半期連結会計期間末

(平成29年6月30日現在)

(百万円)

受取手形

74,228

71,151

売掛金

1,215,018

1,236,061

貸付金

144,874

156,714

貸倒引当金

△35,767

△36,355

合計

1,398,353

1,427,571

前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末におけるFVTPLの営業債権及び貸付金はそれぞれ、43,482百万円及び28,080百万円であり、FVTPLを除く営業債権及び貸付金は償却原価にて測定しております。

前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末における償却原価にて測定する営業債権及び貸付金の公正価値はそれぞれ、1,355,261百万円及び1,399,877百万円であります。

 

 ③ 有価証券及びその他の投資

 有価証券及びその他の投資の帳簿価額の内訳は次の通りであります。

 

前連結会計年度末

(平成29年3月31日現在)

(百万円)

当第1四半期連結会計期間末

(平成29年6月30日現在)

(百万円)

有価証券

 

 

 償却原価

10,075

10,075

合計

10,075

10,075

その他の投資

 

 

 FVTPL

2,832

2,335

 FVTOCI

328,901

334,475

 償却原価

2,708

2,945

合計

334,441

339,755

前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末における償却原価で測定される有価証券及びその他の投資は主に公社債であり、償却原価は概ね公正価値であります。

 

 ④ 営業債務

 営業債務の帳簿価額の内訳は次の通りであります。

 

前連結会計年度末

(平成29年3月31日現在)

(百万円)

当第1四半期連結会計期間末

(平成29年6月30日現在)

(百万円)

支払手形

258,254

267,576

買掛金

1,003,182

937,768

合計

1,261,436

1,205,344

 営業債務は償却原価にて測定しております。

 前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末における営業債務の帳簿価額は概ね公正価値であります。

 

 ⑤ 社債及び借入金

 社債及び借入金の帳簿価額の内訳は次の通りであります。

 

前連結会計年度末

(平成29年3月31日現在)

(百万円)

当第1四半期連結会計期間末

(平成29年6月30日現在)

(百万円)

社債

376,404

376,319

借入金

2,429,734

2,535,299

合計

2,806,138

2,911,618

 社債及び借入金は償却原価にて測定しております。

 前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末における社債及び借入金の公正価値はそれぞれ、2,806,133百万円及び2,911,562百万円であります。

 

 ⑥ その他の金融資産及びその他の金融負債

その他の金融資産及びその他の金融負債は、デリバティブ資産及びデリバティブ負債並びに非デリバティブ資産及び非デリバティブ負債により構成されております。

 デリバティブ資産及びデリバティブ負債の要約四半期連結財政状態計算書上の帳簿価額は公正価値であります。

非デリバティブ資産は主に取引先に対するその他の債権で構成されており、FVTPLの金融資産を除いて償却原価にて測定しております。

非デリバティブ負債は主に取引先に対するその他の債務、認識の中止の要件を満たさずに譲渡した営業債権及び貸付金の対価に係る債務で構成されており、償却原価にて測定しております。

償却原価で測定されている非デリバティブ資産及び非デリバティブ負債の要約四半期連結財政状態計算書上の帳簿価額は概ね公正価値であります。

 

 ⑦ 公正価値の測定

当社及び連結子会社は、特定の資産及び負債を公正価値で測定しております。公正価値の測定のために使われるインプットは、市場における観察可能性に応じて以下の3つのレベルに区分されております。

 

 レベル1:測定日において当社及び連結子会社がアクセス可能な、同一の資産又は負債に関する活発な市場における(無調整の)相場価格

 レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外の、直接又は間接的に観察可能な、資産又は負債に関するインプット

 レベル3:資産又は負債に関する観察不能なインプット

 

  前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末現在において、当社及び連結子会社が経常的に公正価値で測定している資産及び負債は次の通りであります。

 

 

 前連結会計年度末

 (平成29年3月31日現在)

 当第1四半期連結会計期間末

 (平成29年6月30日現在)

レベル1

(百万円)

レベル2

(百万円)

レベル3

(百万円)

合計

(百万円)

レベル1

(百万円)

レベル2

(百万円)

レベル3

(百万円)

合計

(百万円)

資産

純損益を通じて公正価値測定された非デリバティブ金融資産

 営業債権及び貸付金

 その他の投資(資本性)

 その他の投資(負債性)

 その他の金融資産

 

その他の包括利益を通じて公正価値測定された非デリバティブ金融資産

 その他の投資

 

デリバティブ取引

 金利取引

 為替取引

 商品取引

 その他

 

 

 

 

185,210

 

 

9,795

 

 

31,939

 

 

 

 

28,823

12,563

52,194

 

 

11,543

106

2,726

12,882

 

 

143,691

 

 

1,006

 

 

43,482

106

2,726

12,882

 

 

328,901

 

 

28,823

12,563

62,995

 

 

 

 

193,932

 

 

5,064

 

 

16,556

 

 

 

 

27,943

9,088

41,021

 

 

11,524

20

2,315

12,101

 

 

140,543

 

 

164

 

 

28,080

20

2,315

12,101

 

 

334,475

 

 

27,943

9,088

46,249

負債(△)

デリバティブ取引

 金利取引

 為替取引

 商品取引

 その他

 

 

△6,611

 

 

△497

△26,347

△35,123

 

 

△348

0

 

 

△497

△26,347

△42,082

0

 

 

△9,258

 

 

△354

△33,795

△19,613

 

 

△121

△134

 

 

△354

△33,795

△28,992

△134

 

レベル1に区分されているその他の投資は、主に活発な市場のある資本性証券であり、デリバティブ取引は商品に係るデリバティブ取引であります。これらは活発な市場における無調整の相場価格によって評価しております。

レベル2に区分されている営業債権及び貸付金は将来の市場価格で決済される営業債権であります。デリバティブ取引は金利スワップ、為替予約及び商品に係るデリバティブ取引であります。これらはレベル1には属さない、活発ではない市場における同一資産の相場価格、あるいは活発な市場における類似資産又は類似負債に基づき評価され、商品取引所の相場価格、外国為替相場及び金利等の観察可能なインプットを使用して、主にマーケットアプローチで評価しております。

レベル3に区分されたその他の投資は主に活発な市場のない資本性証券であり、デリバティブ取引は主に商品に係るデリバティブ取引であります。これらは、活発な市場における類似資産又は類似負債がない、または極端な流動性の低下等により相場価格が歪められている等の理由で観察可能なインプットが使用できないため、合理的に入手可能なインプットや多くの市場参加者が合理的だとして採用しているインプット等によって、主にインカムアプローチで評価しております。

経常的に公正価値で評価される資産及び負債のうち、レベル3に区分された投資の公正価値の測定に関する重要な観察不能なインプットは割引率であります。公正価値は割引率の上昇(低下)により減少(増加)することとなります。前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末において、当社及び連結子会社が公正価値の測定に使用している割引率は6.5%から11.7%となっております。

 

当社及び連結子会社は、これらの資産及び負債のレベル間振替を各四半期連結会計期間末に認識することとしております。

 

なお、前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間において、レベル1とレベル2の間の振替はありません。

 

前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間において、当社及び連結子会社が経常的に公正価値で測定しているレベル3の資産及び負債の増減は次の通りであります。

 

 前第1四半期連結累計期間

 

 

純損益を通じて公正価値測定された

非デリバティブ金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値測定された非デリバティブ金融資産

デリバティブ取引

営業債権

及び貸付金

(百万円)

その他の

投資

(百万円)

その他の

金融資産

(百万円)

その他の

投資

(百万円)

商品取引

(百万円)

その他

(百万円)

期首残高

(資産/負債(△))

11,627

5,650

12,526

149,029

1,355

△100

純損益

その他の包括利益

購入

売却/償還

決済

振替

連結範囲の異動による影響

レベル3へ(から)の振替

その他

△1,008

△18

11

△887

△108

439

△894

△1,018

1,463

38

△4,827

△2,544

104

△1,118

△69

52

27

10

前第1四半期連結会計期間末残高

(資産/負債(△))

10,619

4,648

11,053

143,159

272

△11

前第1四半期連結会計期間末に保有する資産及び負債に係る前第1四半期連結累計期間の損益

△18

439

286

52

 

 当第1四半期連結累計期間

 

 

純損益を通じて公正価値測定された

非デリバティブ金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値測定された非デリバティブ金融資産

デリバティブ取引

営業債権

及び貸付金

(百万円)

その他の

投資

(百万円)

その他の

金融資産

(百万円)

その他の

投資

(百万円)

商品取引

(百万円)

その他

(百万円)

期首残高

(資産/負債(△))

11,543

2,832

12,882

143,691

658

0

純損益

その他の包括利益

購入

売却/償還

決済

振替

連結範囲の異動による影響

レベル3へ(から)の振替

その他

△19

△45

17

△489

20

941

△1,693

△29

△1,829

62

△1,816

111

324

361

△981

9

△4

△133

△1

当第1四半期連結会計期間末残高

(資産/負債(△))

11,524

2,335

12,101

140,543

43

△134

当第1四半期連結会計期間末に保有する資産及び負債に係る当第1四半期連結累計期間の損益

12

941

1

△133

要約四半期連結包括利益計算書上、上記の資産及び負債に係る損益について、その他の投資に係る損益は「有価証券損益」に、その他の金融資産に係る損益は、「商品の販売等に係る収益」又は「商品の販売等に係る原価」に、デリバティブ取引に係る損益は主に「商品の販売等に係る原価」又は「その他の損益」に含まれております。

また、上記のその他は主に要約四半期連結包括利益計算書上の「在外営業活動体の換算差額」であります。

 

レベル3に区分されている資産、負債については当社で定めた公正価値測定の評価方針及び手続きに従い、担当部署が、対象資産、負債の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。また、必要に応じて適切な第三者評価機関から鑑定評価等を入手しております。公正価値測定の結果は、担当部署から独立したコーポレートスタッフグループがレビューしております。

 

 レベル3に区分されている資産のうち、「その他の包括利益を通じて公正価値測定されたその他の投資」の評価に使用されているインプットを代替的な仮定に変更した場合、前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末においては、著しい公正価値の変動はありません。

 

6 1株当たり四半期利益

 基本的及び希薄化後1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の計算は次の通りであります。

項目

前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年6月30日)

 分子項目(百万円)

   親会社の所有者に帰属する四半期利益

     基本的1株当たり親会社の株主に帰属する

     四半期利益の計算に使用する利益調整額

       親会社の株主に帰属しない金額

   基本的1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する四半期利益

     希薄化後1株当たり親会社の株主に帰属する

     四半期利益の計算に使用する利益調整額

       新株予約権に係る調整額

   希薄化後1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する四半期利益

 

48,409

 

 

 

48,409

 

 

 

48,409

 

53,762

 

 

1,009

 

52,753

 

 

△0

 

52,753

 分母項目(株)

   基本的1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する普通株式の加重平均株式数

     希薄化効果の影響

       新株予約権に係る調整

   希薄化後1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する普通株式の加重平均株式数

 

 

1,735,360,448

 

 

1,735,360,448

 

 

1,735,356,641

 

493,881

 

1,735,850,522

 1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益(円)

   基本的

   希薄化後

 

27.90

27.90

 

30.40

30.39

 

7 その他の資本の構成要素

 その他の資本の構成要素の各項目の増減は次の通りであります。

 

前第1四半期連結累計期間

(自 平成28年4月1日

至 平成28年6月30日)

(百万円)

当第1四半期連結累計期間

(自 平成29年4月1日

至 平成29年6月30日)

(百万円)

その他の包括利益にて公正価値測定される金融資産の評価差額

 

 

期首残高

43,066

54,606

期中増減

△4,016

6,187

利益剰余金への振替

1,694

△306

期末残高

40,744

60,487

在外営業活動体の換算差額

 

 

期首残高

193,608

165,310

期中増減

△139,087

1,330

期末残高

54,521

166,640

キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額

 

 

期首残高

△59,658

△40,622

期中増減

△10,002

693

非金融資産等への振替

1,724

△129

期末残高

△67,936

△40,058

確定給付制度に係る再測定

 

 

期首残高

期中増減

735

2,530

利益剰余金への振替

△735

△2,530

期末残高

その他の資本の構成要素

 

 

期首残高

177,016

179,294

期中増減

△152,370

10,740

利益剰余金への振替

959

△2,836

非金融資産等への振替

1,724

△129

期末残高

27,329

187,069

 

8 セグメント情報

【オペレーティング・セグメント情報】

 当社及び連結子会社は、業績評価及び資源配分の意思決定のためのセグメント(オペレーティング・セグメント)として、商品及びサービスの特性に応じて区分したセグメントを採用しております。各セグメントは、種々の産業に関連して、国内及び海外において、原材料、生産財を含む広範囲な工業製品、消費財の購入、販売、市場開拓等を行っており、これらの営業活動は、金融、保険、その他の役務提供を伴っております。当社はこれらの事業を、オペレーティング・セグメントとして5の商品別セグメントに分類しております。

 

 前第1四半期連結累計期間及び当第1四半期連結累計期間におけるオペレーティング・セグメント情報は、次の通りであります。

 

前第1四半期連結累計期間

 

生活産業

(百万円)

素材

(百万円)

エネルギー・金属

(百万円)

電力・プラント

(百万円)

収益

 

 

 

 

対外部収益

993,900

586,656

150,875

49,055

セグメント間内部収益

1,030

33

253

合計

994,930

586,689

151,128

49,055

売上総利益又は損失(△)

65,489

58,247

△1,048

14,180

持分法による投資損益

4,031

167

1,226

12,254

親会社の所有者に帰属する

四半期利益又は損失(△)

14,444

14,171

△5,029

13,501

セグメントに対応する資産

(前連結会計年度末)

1,765,541

1,120,223

1,691,231

1,117,558

 

 

輸送機

(百万円)

その他

(百万円)

連結

(百万円)

収益

 

 

 

対外部収益

89,295

856

1,870,637

セグメント間内部収益

96

△1,412

合計

89,391

△556

1,870,637

売上総利益又は損失(△)

22,276

△561

158,583

持分法による投資損益

7,313

△298

24,693

親会社の所有者に帰属する

四半期利益又は損失(△)

14,027

△2,705

48,409

セグメントに対応する資産

(前連結会計年度末)

797,380

404,800

6,896,733

 

当第1四半期連結累計期間

 

生活産業

(百万円)

素材

(百万円)

エネルギー・金属

(百万円)

電力・プラント

(百万円)

収益

 

 

 

 

対外部収益

1,029,872

583,997

153,280

49,880

セグメント間内部収益

1,617

342

303

439

合計

1,031,489

584,339

153,583

50,319

売上総利益

61,856

57,561

6,852

9,297

持分法による投資損益

3,172

452

6,600

13,282

親会社の所有者に帰属する

四半期利益

9,696

13,646

7,188

9,537

セグメントに対応する資産

1,786,557

1,087,013

1,675,849

1,123,706

 

 

輸送機

(百万円)

その他

(百万円)

連結

(百万円)

収益

 

 

 

対外部収益

104,891

943

1,922,863

セグメント間内部収益

759

△3,460

合計

105,650

△2,517

1,922,863

売上総利益

26,033

△2,300

159,299

持分法による投資損益

6,277

345

30,128

親会社の所有者に帰属する

四半期利益

10,488

3,207

53,762

セグメントに対応する資産

793,055

404,083

6,870,263

 

(注)1 当連結会計年度より、オペレーティング・セグメント情報に収益を表示しております。

2 当連結会計年度より、「生活産業」の一部を「素材」に、また、「その他」の一部を「生活産業」に編入しております。

3 上記に伴い、前第1四半期連結累計期間及び前連結会計年度末のオペレーティング・セグメント情報を組み替えて表示しております

4 セグメント間取引は、通常の市場価格により行われております。

5 「その他」の「親会社の所有者に帰属する四半期利益又は損失(△)」には、特定のオペレーティング・セグメントに配賦されない本部経費等の損益、セグメント間の内部取引消去が含まれております。また、「その他」の「セグメントに対応する資産」には、全社目的のために保有され、特定のオペレーティング・セグメントに配賦されない資金調達に関連した現金及び現金同等物等の資産、セグメント間の内部取引消去に関する資産が含まれております。

 

9 配当

 前第1四半期連結累計期間において、普通株式に関する期末配当として1株当たり10円50銭(総額18,223百万円)を支払っております。

 当第1四半期連結累計期間において、普通株式に関する期末配当として1株当たり13円50銭(総額23,430百万円)を支払っております。

 

10 後発事象

 当第1四半期連結会計期間末の翌日から、平成29年8月10日の当四半期報告書提出までの事象及び取引を評価した結果、該当事項はありません。

 

11 要約四半期連結財務諸表の承認

 平成29年8月10日に、要約四半期連結財務諸表は当社代表取締役 社長 國分文也及び代表取締役 最高財務責任者 矢部延弘により承認されております。

 

2【その他】

 平成29年5月12日開催の取締役会において、利益剰余金の期末配当を決議しております。配当金の総額及び1株当たりの金額は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表に対する注記 9 配当」に記載の通りであります。