第4【経理の状況】

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下「IAS第34号」という。)に準拠して作成しております。当社は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定を適用しております。

 なお、金額の表示は、百万円未満を四捨五入して記載しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2018年7月1日から2018年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年9月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、EY新日本有限責任監査法人による四半期レビューを受けております。

 なお、EY新日本有限責任監査法人は、2018年7月1日をもって新日本有限責任監査法人から名称変更しております。

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日現在)

当第2四半期連結会計期間末

(2018年9月30日現在)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

11

625,834

497,661

定期預金

11

1,046

782

有価証券

11

0

124

営業債権及び貸付金

11

1,315,336

1,418,679

その他の金融資産

11

213,941

218,384

棚卸資産

 

835,021

793,089

売却目的保有資産

 

61,452

97,852

その他の流動資産

 

226,141

220,389

流動資産合計

 

3,278,771

3,246,960

非流動資産

 

 

 

持分法で会計処理される投資

 

1,764,169

1,843,779

その他の投資

11

322,628

337,758

長期営業債権及び長期貸付金

11

138,715

138,059

その他の非流動金融資産

11

72,492

88,970

有形固定資産

 

905,479

927,905

無形資産

 

293,583

302,502

繰延税金資産

 

45,233

45,886

その他の非流動資産

 

56,047

57,769

非流動資産合計

 

3,598,346

3,742,628

資産合計

6,877,117

6,989,588

 

 

 

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日現在)

当第2四半期連結会計期間末

(2018年9月30日現在)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

負債及び資本の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

社債及び借入金

5,11

611,756

675,201

営業債務

11

1,374,022

1,229,322

その他の金融負債

11

370,103

375,062

未払法人所得税

 

17,858

16,092

その他の流動負債

 

387,975

336,033

流動負債合計

 

2,761,714

2,631,710

非流動負債

 

 

 

社債及び借入金

5,11

1,930,948

1,898,683

長期営業債務

11

16,713

14,499

その他の非流動金融負債

11

66,316

74,279

退職給付に係る負債

 

79,099

79,491

繰延税金負債

 

95,944

118,875

その他の非流動負債

 

90,746

92,315

非流動負債合計

 

2,279,766

2,278,142

負債合計

 

5,041,480

4,909,852

資本

 

 

 

資本金

 

262,686

262,686

資本剰余金

 

135,295

137,809

その他資本性金融商品

 

243,589

243,589

自己株式

 

△1,379

△1,380

利益剰余金

1,014,709

1,131,279

その他の資本の構成要素

 

 

 

その他の包括利益にて公正価値測定

される金融資産の評価差額

7,11

82,596

103,541

在外営業活動体の換算差額

7,11

76,253

172,435

キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額

△42,274

△30,882

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

1,771,475

2,019,077

非支配持分

 

64,162

60,659

資本合計

 

1,835,637

2,079,736

負債及び資本合計

 

6,877,117

6,989,588

「要約四半期連結財務諸表に対する注記」参照

 

(2)【要約四半期連結包括利益計算書】

【第2四半期連結累計期間】

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

収益

 

 

 

商品の販売等に係る収益

4,8

3,699,401

3,997,258

サービスに係る手数料等

4,8,11

78,703

100,215

  収益合計

4,8

3,778,104

4,097,473

商品の販売等に係る原価

11

△3,465,471

△3,731,265

売上総利益

312,633

366,208

 

 

 

 

その他の収益・費用

 

 

 

販売費及び一般管理費

 

△259,908

△267,377

固定資産損益

 

 

 

固定資産評価損

 

△7

△201

固定資産売却損益

 

1,926

47

その他の損益

9,11

6,060

10,642

  その他の収益・費用合計

 

△251,929

△256,889

 

 

 

 

金融損益

 

 

 

受取利息

 

7,286

8,020

支払利息

 

△16,437

△22,199

受取配当金

 

9,412

17,636

有価証券損益

11

3,135

6,154

  金融損益合計

 

3,396

9,611

 

 

 

 

持分法による投資損益

71,350

75,037

税引前四半期利益

 

135,450

193,967

 

 

 

 

法人所得税

 

△28,142

△37,790

四半期利益

 

107,308

156,177

 

 

 

 

四半期利益の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

104,591

151,976

非支配持分

 

2,717

4,201

 

 

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

その他の包括利益

 

 

 

四半期利益に組み替えられない項目

 

 

 

その他の包括利益にて公正価値測定

される金融資産の評価差額

7,11

11,726

19,354

確定給付制度に係る再測定

4,703

1,701

持分法適用会社におけるその他の

包括利益増減額

 

2,899

△339

四半期利益に組み替えられる項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

7,11

22,079

93,875

キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額

1,216

1,843

持分法適用会社におけるその他の

包括利益増減額

 

2,011

13,156

税引後その他の包括利益合計

 

44,634

129,590

四半期包括利益合計

 

151,942

285,767

 

 

 

 

四半期包括利益合計の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

147,920

280,449

非支配持分

 

4,022

5,318

 

 

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年9月30日)

区分

注記

番号

金額

金額

基本的1株当たり親会社の株主に

帰属する四半期利益

10

59.11円

86.42円

希薄化後1株当たり親会社の株主に

帰属する四半期利益

10

59.09円

86.36円

「要約四半期連結財務諸表に対する注記」参照

 

【第2四半期連結会計期間】

 

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2017年7月1日

至 2017年9月30日)

当第2四半期連結会計期間

(自 2018年7月1日

至 2018年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

収益

 

 

 

商品の販売等に係る収益

4,8

1,814,964

1,873,405

サービスに係る手数料等

4,8,11

40,277

54,765

  収益合計

4,8

1,855,241

1,928,170

商品の販売等に係る原価

11

△1,701,907

△1,756,142

売上総利益

153,334

172,028

 

 

 

 

その他の収益・費用

 

 

 

販売費及び一般管理費

 

△131,683

△132,654

固定資産損益

 

 

 

固定資産評価損

 

△7

△201

固定資産売却損益

 

△96

△27

その他の損益

9,11

2,005

557

  その他の収益・費用合計

 

△129,781

△132,325

 

 

 

 

金融損益

 

 

 

受取利息

 

3,674

3,701

支払利息

 

△8,565

△11,473

受取配当金

 

3,545

11,304

有価証券損益

11

2,629

1,828

  金融損益合計

 

1,283

5,360

 

 

 

 

持分法による投資損益

41,222

37,796

税引前四半期利益

 

66,058

82,859

 

 

 

 

法人所得税

 

△13,479

△15,648

四半期利益

 

52,579

67,211

 

 

 

 

四半期利益の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

50,829

65,148

非支配持分

 

1,750

2,063

 

 

 

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2017年7月1日

至 2017年9月30日)

当第2四半期連結会計期間

(自 2018年7月1日

至 2018年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

その他の包括利益

 

 

 

四半期利益に組み替えられない項目

 

 

 

その他の包括利益にて公正価値測定

される金融資産の評価差額

7,11

6,204

2,030

確定給付制度に係る再測定

2,127

1,513

持分法適用会社におけるその他の

包括利益増減額

 

2,208

423

四半期利益に組み替えられる項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

7,11

20,775

47,458

キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額

△283

2,287

持分法適用会社におけるその他の

包括利益増減額

 

2,144

3,548

税引後その他の包括利益合計

 

33,175

57,259

四半期包括利益合計

 

85,754

124,470

 

 

 

 

四半期包括利益合計の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

83,418

121,914

非支配持分

 

2,336

2,556

 

 

 

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2017年7月1日

至 2017年9月30日)

当第2四半期連結会計期間

(自 2018年7月1日

至 2018年9月30日)

区分

注記

番号

金額

金額

基本的1株当たり親会社の株主に

帰属する四半期利益

10

28.71円

36.96円

希薄化後1株当たり親会社の株主に

帰属する四半期利益

10

28.70円

36.93円

「要約四半期連結財務諸表に対する注記」参照

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

資本金-普通株式

 

 

 

期首残高

 

262,686

262,686

期末残高

 

262,686

262,686

 

 

 

 

資本剰余金

 

 

 

期首残高

 

142,881

135,295

非支配持分との資本取引及びその他

 

△5,933

2,514

期末残高

 

136,948

137,809

 

 

 

 

その他資本性金融商品

 

 

 

期首残高

 

243,589

243,589

期末残高

 

243,589

243,589

 

 

 

 

自己株式

 

 

 

期首残高

 

△1,374

△1,379

自己株式の取得及び売却

 

△0

△1

期末残高

 

△1,374

△1,380

 

 

 

 

利益剰余金

 

 

 

期首残高

 

856,647

1,014,709

新会計基準適用による累積的影響額

△1,117

四半期利益(親会社の所有者)

104,591

151,976

その他の資本の構成要素からの振替

4,451

△212

親会社の株主に対する支払配当

△23,430

△32,107

その他資本性金融商品の所有者に対する分配

 

△2,008

△1,970

期末残高

 

940,251

1,131,279

 

 

 

 

その他の資本の構成要素

 

 

 

期首残高

 

179,294

116,575

その他の包括利益にて公正価値測定

される金融資産の評価差額

7,11

14,564

18,797

在外営業活動体の換算差額

7,11

22,375

96,182

キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額

1,768

11,558

確定給付制度に係る再測定

4,622

1,936

利益剰余金への振替

△4,451

212

非金融資産等への振替

△322

△166

期末残高

 

217,850

245,094

 

 

 

 

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

1,799,950

2,019,077

 

 

 

 

 

 

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

非支配持分

 

 

 

期首残高

 

59,035

64,162

非支配持分に対する支払配当

 

△3,280

△5,942

非支配持分との資本取引及びその他

 

5,588

△2,879

四半期利益(非支配持分)

 

2,717

4,201

その他の資本の構成要素

 

 

 

その他の包括利益にて公正価値測定

される金融資産の評価差額

 

119

△13

在外営業活動体の換算差額

 

1,142

1,133

キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額

 

21

1

確定給付制度に係る再測定

 

23

△4

期末残高

 

65,365

60,659

資本合計

 

1,865,315

2,079,736

 

 

 

 

 

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

四半期包括利益合計の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

147,920

280,449

非支配持分

 

4,022

5,318

四半期包括利益合計

 

151,942

285,767

「要約四半期連結財務諸表に対する注記」参照

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

  至 2017年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

  至 2018年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

四半期利益

 

107,308

156,177

営業活動によるキャッシュ・フローへの調整

 

 

 

減価償却費等

 

59,400

55,009

固定資産損益

 

△1,919

154

金融損益

 

△3,396

△9,611

持分法による投資損益

 

△71,350

△75,037

法人所得税

 

28,142

37,790

営業債権の増減

 

3,222

△45,265

棚卸資産の増減

 

54,014

78,540

営業債務の増減

 

△71,196

△177,232

その他-純額

 

△93,833

△58,910

利息の受取額

 

5,470

5,037

利息の支払額

 

△16,469

△19,749

配当金の受取額

 

65,027

71,911

法人所得税の支払額

 

△16,805

△21,534

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

47,615

△2,720

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

定期預金の純増減額

 

△1

273

有形固定資産の売却による収入

 

5,211

1,297

投資不動産の売却による収入

 

150

292

貸付金の回収による収入

 

9,992

8,847

子会社の売却による収入

(処分した現金及び現金同等物控除後)

 

8,968

211

持分法で会計処理される投資及び

その他の投資等の売却による収入

 

18,916

53,749

有形固定資産の取得による支出

 

△64,957

△39,076

投資不動産の取得による支出

 

△374

△29

貸付による支出

 

△21,382

△22,645

子会社の取得による支出

(取得した現金及び現金同等物控除後)

 

△22,179

△125

持分法で会計処理される投資及び

その他の投資等の取得による支出

 

△35,816

△29,183

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

△101,472

△26,389

 

 

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

  至 2017年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

  至 2018年9月30日)

区分

注記

番号

金額(百万円)

金額(百万円)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金等の純増減額

 

136,049

45,066

社債及び長期借入金等による調達

 

82,995

133,096

社債及び長期借入金等の返済

 

△271,404

△240,879

親会社の株主に対する配当金の支払額

△23,430

△32,107

自己株式の取得及び売却

 

△7

△5

非支配持分からの払込による収入

 

2

非支配持分からの子会社持分取得による支出

 

△218

△3,837

その他資本性金融商品の所有者に対する

分配の支払額

 

△2,008

△1,970

その他

 

△3,288

△5,940

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

△81,311

△106,574

 為替相場の変動の現金及び現金同等物に与える

 影響

 

2,630

7,510

現金及び現金同等物の純増減額

 

△132,538

△128,173

現金及び現金同等物の期首残高

 

704,972

625,834

現金及び現金同等物の四半期末残高

 

572,434

497,661

「要約四半期連結財務諸表に対する注記」参照

 

要約四半期連結財務諸表に対する注記

 

1 報告企業の事業内容

 丸紅株式会社(以下「当社」という。)は日本国にある株式会社であります。当社及び当社が直接・間接に議決権の過半数を所有する等により支配を有している国内外の連結子会社(以上を合わせて「当社及び連結子会社」という。)は、国内外のネットワークを通じて、食料、生活産業、素材、エネルギー・金属、電力・プラント、輸送機、その他の広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等の事業活動を多角的に展開しております。

 

2 要約四半期連結財務諸表の基本事項

 当社の要約四半期連結財務諸表は、IAS第34号に準拠して作成しており、2018年3月31日に終了した連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。当社は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たしているため、同第93条の規定を適用しております。

 要約四半期連結財務諸表は日本円で表示されており、百万円未満を四捨五入しております。

 

見積り及び判断の利用

 要約四半期連結財務諸表の作成にあたっては、報告期間の期末日における資産・負債の計上、偶発資産・偶発負債

の開示及び期中の収益・費用の計上を行うため、必要に応じて会計上の見積り及び仮定を用いております。この会計

上の見積り及び仮定は、その性質上不確実であり、実際の結果と異なる可能性があります。本要約四半期連結財務諸

表に重要な影響を与える会計上の見積り及び仮定並びに判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様でありま

す。

 

3 重要な会計方針

 本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

 

新たに適用する基準書及び解釈指針

 当社及び連結子会社は、第1四半期連結会計期間より以下の基準を適用しております。

 

基準書及び解釈指針

概要

 IFRS第9号「金融商品」(2014年7月改訂)

 減損会計、金融資産の分類及び測定に関する改訂

 IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」

 収益認識に関する会計処理及び開示

 

 上記の基準書及び解釈指針の適用による本要約四半期連結財務諸表への重要な影響はありません。なお、上記の基準書及び解釈指針の適用による累積的影響額は、適用開始日の利益剰余金の調整として会計処理しております。

 

 上記の基準書及び解釈指針に関する重要な会計方針は以下の通りであります。

 

 IFRS第9号「金融商品」(2014年7月改訂)

 ・金融資産の分類及び測定

 当社及び連結子会社は、以下の双方の条件が満たされる負債性金融資産について、その他の包括利益を通じて公正価値で測定しております(当該負債性金融資産を、以下「FVTOCIの負債性金融資産」という。)。

・ビジネスモデル上の保有目的が契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方である場合

契約条件がある特定の日に元本及び元本残高に対する利息の支払いのみのキャッシュ・フローを生じさせるものである場合

 これらの条件を満たす負債性金融資産は、当初認識後、公正価値で測定され、公正価値の変動はその他の包括利益として認識し、その累計額はその他の資本の構成要素において認識しております。ただし、FVTOCIの負債性金融資産からの利息については、連結包括利益計算書において金融損益として認識しております。また、FVTOCIの負債性金融資産の認識を中止した場合は、その他の包括利益の累計額を純損益に振り替えております。

 当社及び連結子会社は、上記のその他の包括利益を通じた公正価値測定の条件を満たす負債性金融資産に対し、純損益を通じて公正価値で測定される負債性金融資産(以下「FVTPLの負債性金融資産」という。)として指定することにより、その他の包括利益を通じて公正価値で測定した場合に生じる会計上のミスマッチが解消又は著しく減少する場合には、当初認識時にFVTPLの負債性金融資産として指定する取消不能の選択をする場合があります。

 

・減損会計

 当社及び連結子会社は、償却原価で測定される負債性金融資産及びFVTOCIの負債性金融資産等については予想信用損失に対する減損損失を認識しております。

 各報告期間の期末日において、金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合は、貸倒引当金を各報告期間の期末日後12ヵ月以内に生じ得る債務不履行事象から生じる予想信用損失に等しい金額で測定しております。一方、各報告期間の期末日において、金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合は、貸倒引当金を当該金融商品の予想存続期間にわたる全ての生じ得る債務不履行事象から生じる予想信用損失(以下「全期間の予想信用損失」という。)に等しい金額で測定しております。ただし、営業債権等については、貸倒引当金を常に全期間の予想信用損失に等しい金額で測定しております。

 

IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」

 当社及び連結子会社は、IFRS第9号「金融商品」に基づく利息及び配当収益等を除き、次の5ステップアプローチに基づき、顧客に移転する財やサービスと交換に権利を得ることとなる対価を回収する可能性が高い場合に収益を認識しております。

ステップ1:顧客との契約を識別する。

ステップ2:契約における履行義務を識別する。

ステップ3:取引価格を算定する。

ステップ4:取引価格を契約における別個の履行義務へ配分する。

ステップ5:履行義務を充足した時点で(又は充足するにつれて)収益を認識する。

 

組替

 要約四半期連結財務諸表及び要約四半期連結財務諸表に対する注記の表示方法を変更した場合には、比較情報を組替表示しております。

 

4 セグメント情報

【オペレーティング・セグメント情報】

 当社及び連結子会社は、業績評価及び資源配分の意思決定のためのセグメント(オペレーティング・セグメント)として、商品及びサービスの特性に応じて区分したセグメントを採用しております。各セグメントは、種々の産業に関連して、国内及び海外において、原材料、生産財を含む広範囲な工業製品、消費財の購入、販売、市場開拓等を行っており、これらの営業活動は、金融、保険、その他の役務提供を伴っております。当社はこれらの事業を、オペレーティング・セグメントとして6の商品別セグメントに分類しております。

 

 前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間におけるオペレーティング・セグメント情報は、次の通りであります。

 

前第2四半期連結累計期間

 

食料

(百万円)

生活産業

(百万円)

素材

(百万円)

エネルギー・金属

(百万円)

収益

 

 

 

 

商品の販売等に係る収益

1,898,949

154,941

1,008,903

319,048

サービスに係る手数料等

2,204

33,404

15,849

8,704

合計

1,901,153

188,345

1,024,752

327,752

売上総利益

64,250

56,018

96,443

18,716

持分法による投資損益

4,063

1,697

985

20,425

親会社の所有者に帰属する

四半期利益

11,970

8,277

16,726

20,969

セグメントに対応する資産

(前連結会計年度末)

1,437,817

451,816

1,180,020

1,613,397

 

 

電力・プラント

(百万円)

輸送機

(百万円)

その他

(百万円)

連結

(百万円)

収益

 

 

 

 

商品の販売等に係る収益

93,085

228,455

△3,980

3,699,401

サービスに係る手数料等

6,494

12,860

△812

78,703

合計

99,579

241,315

△4,792

3,778,104

売上総利益

18,978

62,615

△4,387

312,633

持分法による投資損益

30,781

12,911

488

71,350

親会社の所有者に帰属する

四半期利益

24,616

22,095

△62

104,591

セグメントに対応する資産

(前連結会計年度末)

1,111,024

784,248

298,795

6,877,117

 

当第2四半期連結累計期間

 

食料

(百万円)

生活産業

(百万円)

素材

(百万円)

エネルギー・金属

(百万円)

収益

 

 

 

 

商品の販売等に係る収益

2,201,064

162,166

940,886

390,938

サービスに係る手数料等

2,180

35,385

20,703

16,740

合計

2,203,244

197,551

961,589

407,678

売上総利益

63,804

57,130

117,412

45,531

持分法による投資損益

3,742

3,164

3,268

17,735

親会社の所有者に帰属する

四半期利益

6,518

9,088

30,497

33,921

セグメントに対応する資産

1,459,752

439,485

1,149,867

1,721,344

 

 

電力・プラント

(百万円)

輸送機

(百万円)

その他

(百万円)

連結

(百万円)

収益

 

 

 

 

商品の販売等に係る収益

106,159

200,377

△4,332

3,997,258

サービスに係る手数料等

10,837

13,338

1,032

100,215

合計

116,996

213,715

△3,300

4,097,473

売上総利益

26,620

60,478

△4,767

366,208

持分法による投資損益

29,065

17,805

258

75,037

親会社の所有者に帰属する

四半期利益

42,029

28,275

1,648

151,976

セグメントに対応する資産

1,225,963

818,532

174,645

6,989,588

 

(注)1. 当連結会計年度より、「生活産業」を分割し、「食料」及び「生活産業」としております。また、「生活産業」及び「電力・プラント」の一部を「輸送機」に編入しております。

2. 当連結会計年度より、従来の表示方法を変更し、収益を「商品の販売等に係る収益」及び「サービスに係る手数料等」に分解しております。なお、セグメント間収益に金額的重要性はないため記載を省略しております。

3. 上記に伴い、前第2四半期連結累計期間及び前連結会計年度末のオペレーティング・セグメント情報を組み替えて表示しております

4. セグメント間取引は、通常の市場価格により行われております。

5. 「その他」には、特定のオペレーティング・セグメントに配賦されない本部経費等の損益、セグメント間の内部取引消去、全社目的のために保有され特定のオペレーティング・セグメントに配賦されない資金調達に関連した現金及び現金同等物等の資産が含まれております。

 

5 社債

  前第2四半期連結累計期間において59,442百万円の社債を償還しております。

  前第2四半期連結累計期間において10,000百万円の社債を発行しております。

 

  当第2四半期連結累計期間において20,000百万円の社債を償還しております。

  当第2四半期連結累計期間において53,540百万円の社債を発行しております。

 

6 配当

 前第2四半期連結累計期間において、普通株式に関する期末配当として1株当たり13円50銭(総額23,430百万円)を支払っております。

 当第2四半期連結累計期間において、普通株式に関する期末配当として1株当たり18円50銭(総額32,107百万円)を支払っております。

 なお、当連結会計年度における中間配当(普通株式1株当たり17円、総額29,504百万円)に関する取締役会決議日は2018年11月2日、基準日は2018年9月30日、効力発生日は2018年12月3日であります。

 

7 その他の資本の構成要素

 その他の資本の構成要素の各項目の増減は次の通りであります。

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年9月30日)

(百万円)

当第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年9月30日)

(百万円)

その他の包括利益にて公正価値測定される金融資産の評価差額

 

 

期首残高

54,606

82,596

期中増減

14,564

18,797

利益剰余金への振替

171

2,148

期末残高

69,341

103,541

在外営業活動体の換算差額

 

 

期首残高

165,310

76,253

期中増減

22,375

96,182

期末残高

187,685

172,435

キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額

 

 

期首残高

△40,622

△42,274

期中増減

1,768

11,558

非金融資産等への振替

△322

△166

期末残高

△39,176

△30,882

確定給付制度に係る再測定

 

 

期首残高

期中増減

4,622

1,936

利益剰余金への振替

△4,622

△1,936

期末残高

その他の資本の構成要素

 

 

期首残高

179,294

116,575

期中増減

43,329

128,473

利益剰余金への振替

△4,451

212

非金融資産等への振替

△322

△166

期末残高

217,850

245,094

 

8 収益

 当社及び連結子会社の関与する取引には、財又はサービスを顧客に提供する契約あるいは金銭授受の当事者として行う仕切取引や、買手と売手との間で直接取引代金の決済が行われ、当社及び連結子会社が買手と売手いずれか一方、もしくは両方から手数料を受け取る代行取引等、種々の形態があります。

 当社及び連結子会社は、それらの取引から生じる収益を顧客との契約に基づき、「商品の販売等に係る収益」、「サービスに係る手数料等」に区分して表示しており、財又はサービスを顧客に移転する前に支配している場合には本人取引として「商品の販売等に係る収益」に含め、そうでない場合には取引により得られた対価の総額から第三者に対する支払額を差し引いた純額のみを、代理人取引として「サービスに係る手数料等」に含めております。

 収益の分解については、「1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表に対する注記4 セグメント情報」をご参照願います。

 

商品の販売等に係る収益

 商品の販売においては、当社及び連結子会社が出荷を手配する場合、船荷証券・倉庫証券・貨物引換証・荷渡指示書等を買主に引渡した時等、契約上の受渡条件が履行された時点、またはその他検収が完了し、履行すべき義務がほぼなくなり、顧客の受取が確実となった時点をもって収益を認識しております。商品の販売契約の大半の取引において、履行義務は一時点で充足されます。変動対価や買戻し義務を含む収益の額に金額的重要性はありません。

 なお、顧客の資産を創出または増価させる工事契約については、工事の進捗度を測定することにより、複数の会計期間にわたり収益を認識しております。進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した工事原価が、予想される工事原価の合計に占める割合に基づいて行っております。進捗度を合理的に測定することができない場合は、発生したコストの範囲でのみ収益を認識しております。工事契約に係る収益に金額的重要性はないため、「商品の販売等に係る収益」に含めて表示しております。

 また、一部の商品取引等においてIFRS第9号「金融商品」に従って認識した収益についても、「商品の販売等に係る収益」に含めて表示しております。

 

サービスに係る手数料等

 サービスに係る手数料等は、主に代理人取引としての手数料であり、契約及び関連する法令・判例・取引慣行等に基づいて、顧客から対価の支払を受ける権利を得たと判断される役務提供完了時に収益を認識しております。

 

9 その他の損益

 当第2四半期連結累計期間において、国内における一部の発電事業を売却したことに伴い、13,593百万円の利益を認識しております。当該利益は、要約四半期連結包括利益計算書上、「その他の損益」に含まれております。

 

10 1株当たり四半期利益

 基本的及び希薄化後1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の計算は次の通りであります。

項目

前第2四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年9月30日)

 分子項目(百万円)

   親会社の所有者に帰属する四半期利益

     基本的1株当たり親会社の株主に帰属する

     四半期利益の計算に使用する利益調整額

       親会社の株主に帰属しない金額

   基本的1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する四半期利益

     希薄化後1株当たり親会社の株主に帰属する

     四半期利益の計算に使用する利益調整額

       新株予約権に係る調整

   希薄化後1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する四半期利益

 

104,591

 

 

2,020

 

102,571

 

 

△0

 

102,571

 

151,976

 

 

2,002

 

149,974

 

 

△1

 

149,973

 分母項目(株)

   基本的1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する普通株式の加重平均株式数

     希薄化効果の影響

       新株予約権に係る調整

   希薄化後1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する普通株式の加重平均株式数

 

 

1,735,358,911

 

607,973

 

1,735,966,883

 

 

1,735,355,523

 

1,299,951

 

1,736,655,474

 1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益(円)

   基本的

   希薄化後

 

59.11

59.09

 

86.42

86.36

 

項目

前第2四半期連結会計期間

(自 2017年7月1日

至 2017年9月30日)

当第2四半期連結会計期間

(自 2018年7月1日

至 2018年9月30日)

 分子項目(百万円)

   親会社の所有者に帰属する四半期利益

     基本的1株当たり親会社の株主に帰属する

     四半期利益の計算に使用する利益調整額

       親会社の株主に帰属しない金額

   基本的1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する四半期利益

     希薄化後1株当たり親会社の株主に帰属する

     四半期利益の計算に使用する利益調整額

       新株予約権に係る調整

   希薄化後1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する四半期利益

 

50,829

 

 

1,011

 

49,818

 

 

△0

 

49,818

 

65,148

 

 

1,012

 

64,136

 

 

△1

 

64,135

 分母項目(株)

   基本的1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する普通株式の加重平均株式数

     希薄化効果の影響

       新株予約権に係る調整

   希薄化後1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益の

   計算に使用する普通株式の加重平均株式数

 

 

1,735,361,180

 

729,263

 

1,736,090,443

 

 

1,735,355,011

 

1,420,507

 

1,736,775,518

 1株当たり親会社の株主に帰属する四半期利益(円)

   基本的

   希薄化後

 

28.71

28.70

 

36.96

36.93

 

11 金融商品の公正価値

 ① 現金及び現金同等物、定期預金

 現金及び現金同等物、定期預金は償却原価にて測定しており、その要約四半期連結財政状態計算書上の帳簿価額は満期までの期間が短期であるため概ね公正価値であります。

 

 ② 営業債権及び貸付金

 営業債権及び貸付金の帳簿価額の内訳は次の通りであります。

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日現在)

(百万円)

当第2四半期連結会計期間末

(2018年9月30日現在)

(百万円)

受取手形

70,425

65,907

売掛金

1,312,735

1,403,431

貸付金

120,283

142,573

貸倒引当金

△49,392

△55,173

合計

1,454,051

1,556,738

前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末におけるFVTPLの営業債権及び貸付金はそれぞれ、49,974百万円及び40,047百万円であり、FVTPLを除く営業債権及び貸付金は償却原価にて測定しております。

前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末における償却原価にて測定する営業債権及び貸付金の公正価値はそれぞれ、1,404,106百万円及び1,516,454百万円であります。

 

 ③ 有価証券及びその他の投資

 有価証券及びその他の投資の帳簿価額の内訳は次の通りであります。

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日現在)

(百万円)

当第2四半期連結会計期間末

(2018年9月30日現在)

(百万円)

有価証券

 

 

 償却原価で測定される負債性金融資産

0

124

合計

0

124

その他の投資

 

 

 FVTPLの金融資産(資本性及び負債性)

4,601

4,869

 FVTOCIの資本性金融資産

315,091

329,931

 償却原価で測定される負債性金融資産

2,936

2,958

合計

322,628

337,758

前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末における償却原価にて測定される有価証券及びその他の投資の帳簿価額は概ね公正価値であります。

 

 ④ 営業債務

 営業債務の帳簿価額の内訳は次の通りであります。

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日現在)

(百万円)

当第2四半期連結会計期間末

(2018年9月30日現在)

(百万円)

支払手形

307,604

245,828

買掛金

1,083,131

997,993

合計

1,390,735

1,243,821

 営業債務は償却原価にて測定しております。

 前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末における営業債務の帳簿価額は概ね公正価値であります。

 

 ⑤ 社債及び借入金

 社債及び借入金の帳簿価額の内訳は次の通りであります。

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日現在)

(百万円)

当第2四半期連結会計期間末

(2018年9月30日現在)

(百万円)

社債

325,364

359,182

借入金

2,217,340

2,214,702

合計

2,542,704

2,573,884

 社債及び借入金は償却原価にて測定しております。

 前連結会計年度末における社債及び借入金の公正価値は2,542,717百万円であります。当第2四半期連結会計期間末における社債及び借入金の帳簿価額は概ね公正価値であります。

 

 ⑥ その他の金融資産及びその他の金融負債

その他の金融資産及びその他の金融負債は、デリバティブ資産及びデリバティブ負債並びに非デリバティブ資産及び非デリバティブ負債により構成されております。

 デリバティブ資産及びデリバティブ負債の要約四半期連結財政状態計算書上の帳簿価額は公正価値であります。

非デリバティブ資産は主に取引先に対するその他の債権で構成されており、FVTPLの金融資産を除いて償却原価にて測定しております。

非デリバティブ負債は主に取引先に対するその他の債務、認識の中止の要件を満たさずに譲渡した営業債権及び貸付金の対価に係る債務で構成されており、償却原価にて測定しております。

償却原価で測定されている非デリバティブ資産及び非デリバティブ負債の要約四半期連結財政状態計算書上の帳簿価額は概ね公正価値であります。

 

 ⑦ 公正価値の測定

当社及び連結子会社は、特定の資産及び負債を公正価値で測定しております。公正価値の測定のために使われるインプットは、市場における観察可能性に応じて以下の3つのレベルに区分されております。

 

 レベル1:測定日において当社及び連結子会社がアクセス可能な、同一の資産又は負債に関する活発な市場における(無調整の)相場価格

 レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外の、直接又は間接的に観察可能な、資産又は負債に関するインプット

 レベル3:資産又は負債に関する観察不能なインプット

 

  前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末現在において、当社及び連結子会社が経常的に公正価値で測定している資産及び負債は次の通りであります。

 

 

 前連結会計年度末

 (2018年3月31日現在)

 当第2四半期連結会計期間末

 (2018年9月30日現在)

レベル1

(百万円)

レベル2

(百万円)

レベル3

(百万円)

合計

(百万円)

レベル1

(百万円)

レベル2

(百万円)

レベル3

(百万円)

合計

(百万円)

資産

純損益を通じて公正価値測定された非デリバティブ金融資産

 営業債権及び貸付金

 その他の投資(資本性)

 その他の投資(負債性)

 その他の金融資産

 

その他の包括利益を通じて公正価値測定された非デリバティブ金融資産

 その他の投資(資本性)

 

デリバティブ取引

 金利取引

 為替取引

 商品取引

 その他

 

 

 

 

174,230

 

 

1,779

 

 

49,974

 

 

 

 

22,872

8,080

65,438

 

 

10

4,591

13,152

 

 

140,861

 

 

1,470

1,265

 

 

49,974

10

4,591

13,152

 

 

315,091

 

 

22,872

8,080

68,687

1,265

 

 

 

 

188,544

 

 

10,153

 

 

40,047

 

 

 

 

18,372

7,395

111,248

 

 

2

4,867

15,919

 

 

141,387

 

 

1,672

1,262

 

 

40,047

2

4,867

15,919

 

 

329,931

 

 

18,372

7,395

123,073

1,262

負債(△)

デリバティブ取引

 金利取引

 為替取引

 商品取引

 その他

 

 

△3,875

 

 

△602

△8,762

△50,135

 

 

△541

△445

 

 

△602

△8,762

△54,551

△445

 

 

△4,458

 

 

△2,270

△6,288

△98,412

 

 

△1,484

△530

 

 

△2,270

△6,288

△104,354

△530

 

レベル1に区分されているその他の投資は、主に活発な市場のある資本性証券であり、デリバティブ取引は商品に係るデリバティブ取引であります。これらは活発な市場における無調整の相場価格によって評価しております。

レベル2に区分されている営業債権及び貸付金は将来の市場価格で決済される営業債権であります。デリバティブ取引は主に金利スワップ、為替予約及び商品に係るデリバティブ取引であります。これらはレベル1には属さない、活発ではない市場における同一資産の相場価格、あるいは活発な市場における類似資産又は類似負債に基づき評価され、商品取引所の相場価格、外国為替相場及び金利等の観察可能なインプットを使用して、主にマーケットアプローチで評価しております。

レベル3に区分されたその他の投資は主に活発な市場のない資本性証券であり、デリバティブ取引は主に商品に係るデリバティブ取引であります。これらは、活発な市場における類似資産又は類似負債がない、または極端な流動性の低下等により相場価格が歪められている等の理由で観察可能なインプットが使用できないため、合理的に入手可能なインプットや多くの市場参加者が合理的だとして採用しているインプット等によって、主にインカムアプローチで評価しております。

経常的に公正価値で評価される資産及び負債のうち、レベル3に区分された投資の公正価値の測定に関する重要な観察不能なインプットは割引率であります。公正価値は割引率の上昇(低下)により減少(増加)することとなります。前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末において、当社及び連結子会社が公正価値の測定に使用している割引率はそれぞれ、7.0%から11.6%及び8.0%から11.6%となっております。

 

当社及び連結子会社は、これらの資産及び負債のレベル間振替を各四半期連結会計期間末に認識することとしております。

 

なお、前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間において、レベル1とレベル2の間の振替はありません。

 

前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間において、当社及び連結子会社が経常的に公正価値で測定しているレベル3の資産及び負債の増減は次の通りであります。

 

 前第2四半期連結累計期間

 

 

純損益を通じて公正価値測定された

非デリバティブ金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値測定された非デリバティブ金融資産

デリバティブ取引

営業債権

及び貸付金

(百万円)

その他の

投資

(百万円)

その他の

金融資産

(百万円)

その他の

投資

(百万円)

商品取引

(百万円)

その他

(百万円)

期首残高

(資産/負債(△))

11,543

2,832

12,882

143,691

658

0

純損益

その他の包括利益

購入

売却/償還

決済

振替

連結範囲の異動による影響

レベル3へ(から)の振替

その他

△321

51

1,155

77

△1,250

2,555

28

2,391

37

△3,176

50

2,053

293

△2,305

△427

1,206

1,238

△1,793

9

△4

△328

△4

前第2四半期連結会計期間末残高

(資産/負債(△))

11,273

5,397

12,184

144,511

108

△332

前第2四半期連結会計期間末に保有する資産及び負債に係る前第2四半期連結累計期間の損益

△321

1,201

2,391

44

△328

 

 当第2四半期連結累計期間

 

 

純損益を通じて公正価値測定された

非デリバティブ金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値測定された非デリバティブ金融資産

デリバティブ取引

営業債権

及び貸付金

(百万円)

その他の

投資

(百万円)

その他の

金融資産

(百万円)

その他の

投資

(百万円)

商品取引

(百万円)

その他

(百万円)

期首残高

(資産/負債(△))

4,601

13,152

140,861

929

820

純損益

その他の包括利益

購入

売却/償還

決済

振替

連結範囲の異動による影響

レベル3へ(から)の振替

その他

354

533

△668

49

4,338

△2,533

962

12,095

1,433

△7,130

△10,543

4,671

2,242

△1,848

△1,163

28

△57

△31

当第2四半期連結会計期間末残高

(資産/負債(△))

4,869

15,919

141,387

188

732

当第2四半期連結会計期間末に保有する資産及び負債に係る当第2四半期連結累計期間の損益

238

4,338

0

△57

要約四半期連結包括利益計算書上、上記の資産及び負債に係る損益について、営業債権及び貸付金に係る損益は「その他の損益」に、その他の投資に係る損益は「有価証券損益」に、その他の金融資産に係る損益は「サービスに係る手数料等」に、デリバティブ取引に係る損益は主に「商品の販売等に係る原価」又は「その他の損益」に含まれております。

また、上記のその他は主に要約四半期連結包括利益計算書上の「在外営業活動体の換算差額」であります。

 

レベル3に区分されている資産、負債については当社で定めた公正価値測定の評価方針及び手続きに従い、担当部署が、対象資産、負債の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。また、必要に応じて適切な第三者評価機関から鑑定評価等を入手しております。公正価値測定の結果は、担当部署から独立したコーポレートスタッフグループがレビューしております。

 

 レベル3に区分されている資産のうち、「その他の包括利益を通じて公正価値測定されたその他の投資」の評価に使用されているインプットを代替的な仮定に変更した場合、前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末においては、著しい公正価値の変動はありません。

 

12 約定及び偶発負債

 当社グループは、全世界的な規模で営業活動を行っており、日本及びそれ以外の地域の諸監督機関の指導監督の下に活動しております。この様な営業活動は、リスクを伴うこともあり、時として提訴されたり、クレーム等を受けることもあります。

 

 当社は、2011年3月17日付でインドネシア最高裁判所(以下、最高裁)において当社が勝訴した訴訟(以下、旧訴訟※)と同一の請求内容である、損害賠償請求等を求める南ジャカルタ訴訟及びグヌンスギ訴訟(併せて以下、現訴訟)について、第一審及び第二審での一部敗訴を受け最高裁に上告しておりましたが、南ジャカルタ訴訟については2017年5月17日に、グヌンスギ訴訟については2017年9月14日に、それぞれ最高裁判決を受領しました。

※当社がインドネシアの企業グループであるSugar Groupに属するPT. Indolampung Perkasa及びPT. Sweet Indolampungに対して債権を保有し、支払の督促を行っていたところ、当該債務者2社を含むSugar Group企業(PT. Indolampung Perkasa、PT. Sweet Indolampung、PT. Gula Putih Mataram、PT. Indolampung Distillery及びPT. Garuda Pancaarta)が債権者である当社を被告に含めて当社債権・担保の無効確認及び損害賠償の請求を行ったもの。

 

南ジャカルタ訴訟の最高裁判決内容の要旨は以下の通りです。

南ジャカルタ訴訟:

 被告6名のうち当社及び丸紅欧州会社を含む被告4名が連帯して原告5社(インドネシアの企業グループであるSugar Groupに属する企業であるPT. Indolampung Perkasa、PT. Sweet Indolampung、PT. Gula Putih Mataram、PT. Indolampung Distillery及びPT. Garuda Pancaarta)に対して合計2億5千万米ドルの損害賠償金を支払うことを命じるもの。

 

グヌンスギ訴訟の最高裁判決内容の要旨は以下の通りです。

グヌンスギ訴訟:

 被告7名のうち当社を含む被告5名が連帯して原告4社(インドネシアの企業グループであるSugar Groupに属する企業であるPT. Indolampung Perkasa、PT. Sweet Indolampung、PT. Gula Putih Mataram及びPT. Indolampung Distillery)に対して合計2億5千万米ドルの損害賠償金を支払うことを命じるもの。

 

 現訴訟は、旧訴訟と同一内容の請求に関して、Sugar Groupが再び当社らを提訴したものであり、上記の判決内容は、Sugar Groupの主張を棄却した旧訴訟での最高裁自身の判決と矛盾するものであると考えられます。そのため、当社は、インドネシア最高裁判所法に基づき、南ジャカルタ訴訟については2017年10月24日に、またグヌンスギ訴訟については2018年2月6日に、それぞれ最高裁に対して司法審査(再審理)を申し立てております。このうち、グヌンスギ訴訟について2018年10月8日付で当社の司法審査(再審理)申立を不受理とする旨の記載が、最高裁ホームページ(但し、ホームページ上の情報は同最高裁の公式記録ではない旨の注記あり)に掲示されましたが、当四半期報告書提出日現在、当社は最高裁からの当該不受理の決定を受領しておらず、また不受理の理由は同最高裁ホームページに掲示されておりません。

 

 当四半期報告書提出日現在においては、現訴訟の最高裁判決が無効になる可能性が高いと判断するこれまでの当社の立場の変更を要する情報はなく、当第2四半期連結会計期間末現在において、現訴訟に対する訴訟損失引当金は認識しておりません。

 

  当第2四半期連結会計期間末において、上記の他、海外インフラ案件における損害賠償や債権回収に関する未解決の訴訟等がありますが、損失処理を行っている一部案件を除き、結果を現時点で予測することは不可能です。なお、これらに係る詳細な開示は、訴訟等に重要な影響を及ぼす可能性があるため、行わないこととしております。

 

13 後発事象

 当第2四半期連結会計期間末の翌日から、2018年11月9日の当四半期報告書提出までの事象及び取引を評価した結果、該当事項はありません。

 

14 要約四半期連結財務諸表の承認

 2018年11月9日に、要約四半期連結財務諸表は当社代表取締役 社長 國分文也及び代表取締役 最高財務責任者 矢部延弘により承認されております。

 

2【その他】

① 配当決議

 2018年11月2日開催の取締役会において、利益剰余金の中間配当を決議しております。配当金の総額及び1株当たりの金額は、「第4 経理の状況」における「1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表に対する注記6 配当」に記載の通りであります。

 

② 訴訟

 当社は、2011年3月17日付でインドネシア最高裁判所(以下、最高裁)において当社が勝訴した訴訟と請求内容が同一であるものの別途提起された南ジャカルタ訴訟及びグヌンスギ訴訟につき、第一審及び第二審での一部敗訴を受け最高裁に上告しておりましたが、南ジャカルタ訴訟については2017年5月17日に、グヌンスギ訴訟については2017年9月14日に、それぞれ当社の上告が棄却されました。これを受けて、当社は、インドネシア最高裁判所法に基づき、南ジャカルタ訴訟については2017年10月24日に、グヌンスギ訴訟については2018年2月6日に、それぞれ最高裁に対して司法審査(再審理)を申し立てておりますが、このうち、グヌンスギ訴訟について2018年10月8日付で当社の司法審査(再審理)申立を不受理とする旨の記載が、最高裁ホームページ(但し、ホームページ上の情報は同最高裁の公式記録ではない旨の注記あり)に掲示されました。詳細については、「第4 経理の状況」における「1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表に対する注記12 約定及び偶発負債」に記載の通りであります。