第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(2017年4月1日~9月30日)の世界経済は、地政学的リスクなどの不透明感を抱えながらも、緩やかな成長が続きました。米国においては、個人消費拡大ペースが回復したほか設備投資や輸出が堅調に拡大し力強さが増しており、欧州においては、英国のEU離脱問題の影響等が懸念されながらも堅調な拡大が続いております。中国やアジア新興国についても、総じて良好な状況が続いております。

わが国経済は、世界経済の回復を受けて輸出の持ち直しや設備投資の拡大などにより、緩やかな回復基調が続きました。

 

このような環境のもと、当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、次のとおりとなりました。

連結収益は、前年同期比97億32百万円(3.0%)増加の3,352億40百万円となり、売上総利益も、前年同期比32億25百万円(6.8%)増加の509億31百万円となりました。営業活動に係る利益は、売上総利益の増加およびその他の収益・費用が改善したことにより、前年同期比37億19百万円(39.5%)増加の131億40百万円となりました。また、持分法による投資損益の良化等の結果、税引前四半期利益は、前年同期比45億41百万円(54.7%)増加の128億49百万円となり、親会社の所有者に帰属する四半期純利益は、前年同期比27億58百万円(67.8%)増加の68億28百万円となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

① 電子・デバイス

ICTソリューション事業は、製造業、金融業向けを中心に堅調に推移しました。モバイル事業は、携帯電話販売代理店子会社の統合効果もあり順調に推移しました。半導体製造装置事業も、中国向け販売が拡大し順調に推移しました。

その結果、電子・デバイスセグメントの収益は前年同期比17億44百万円増加の1,206億52百万円、営業活動に係る利益は12億91百万円増加の75億82百万円となりました。

 

② 食料

食品事業は、堅調に推移しました。畜産事業は、市況の安定的な推移を受け好調を維持しました。また、食糧事業も、国内飼料価格の回復により前年同期比改善しました。

その結果、食料セグメントの収益は前年同期比6億26百万円増加の1,146億34百万円、営業活動に係る利益は15億97百万円増加の23億77百万円となりました。

 

③ 鉄鋼・素材・プラント

エネルギー事業は、夏場の電力需要低迷により重油販売の苦戦を強いられるも、鉄鋼事業、機能性化学品事業、プラント事業は堅調に推移しました。また海外における油井管事業は油価の安定もあり復調に転じました。

その結果、鉄鋼・素材・プラントセグメントの収益は前年同期比128億18百万円増加の691億46百万円、営業活動に係る利益は9億96百万円増加の13億58百万円となりました。

 

④ 車両・航空

車両・車載部品事業は、堅調に推移しました。一方、航空・宇宙事業は、航空機部品取引の前年同期好調の反動もあり低調な推移となりました。

その結果、車両・航空セグメントの収益は前年同期比55億96百万円減少の244億56百万円、営業活動に係る利益は2億62百万円減少の12億50百万円となりました。

 

 

⑤ その他

収益は前年同期比1億42百万円増加の63億51百万円、営業活動に係る利益は1億54百万円増加の5億89百万円となりました。

 

(2) 財政状態に関する説明

資産、負債および資本の状況

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比72億79百万円増加の4,869億96百万円となりました。

有利子負債については、前連結会計年度末比93億65百万円減少の1,244億79百万円となりました。そこから現預金を差し引いたネット有利子負債は、前連結会計年度末比11億76百万円減少の542億53百万円となりました。

資本のうち、親会社の所有者に帰属する持分については、親会社の所有者に帰属する四半期純利益による利益剰余金の積上げや、株価上昇の影響によるその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の増加等により、前連結会計年度末比87億85百万円増加の1,091億42百万円となりました。

その結果、親会社所有者帰属持分比率は22.4%、ネット有利子負債資本倍率(ネットDER)は0.5倍となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比82億74百万円減少の692億92百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、営業収入の積上げ等により、32億31百万円の収入(前年同期は49億10百万円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、その他の金融資産の売却による収入があった一方で、有形固定資産の取得や貸付金の実行等により、1億3百万円の支出(前年同期は117億48百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済等により、114億59百万円の支出(前年同期は23億37百万円の支出)となりました。

(3) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた問題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は3億51百万円であり、電子・デバイスセグメントにおけるシステムソリューションの開発やストレージ関連の新製品の開発、サイバー攻撃対策の研究等、様々な研究開発活動を行っております。