第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間(2017年4月1日~12月31日)の世界経済は、地政学的リスクなどの不透明感を抱えながらも、緩やかな成長が続きました。米国においては、個人消費が底堅く推移したほか設備投資や輸出が堅調に拡大し力強さが増しており、欧州においては、英国のEU離脱問題の影響等が懸念されながらも堅調な拡大が続いております。中国やアジア新興国についても、総じて良好な状況が続いております。

わが国経済は、世界経済の回復を受けて輸出の持ち直しや設備投資の拡大などにより、緩やかな回復基調が続きました。

 

このような環境のもと、当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績は、次のとおりとなりました。

連結収益は、前年同期比271億70百万円(5.5%)増加の5,209億14百万円となり、売上総利益も、前年同期比49億15百万円(6.9%)増加の762億97百万円となりました。営業活動に係る利益は、売上総利益の増加により、前年同期比35億68百万円(23.5%)増加の187億81百万円となりました。また、持分法による投資損益の良化等の結果、税引前四半期利益は、前年同期比42億92百万円(30.6%)増加の183億8百万円となり、親会社の所有者に帰属する四半期純利益は、前年同期比49億42百万円(68.0%)増加の122億14百万円となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

① 電子・デバイス

ICTソリューション事業は、製造業、サービス業向けを中心に堅調に推移しました。モバイル事業は、携帯電話販売代理店子会社の統合効果もあり順調に推移しました。半導体製造装置事業も、中国向け販売が拡大し順調に推移しました。

その結果、電子・デバイスセグメントの収益は前年同期比44億79百万円増加の1,857億71百万円、営業活動に係る利益は24億58百万円増加の115億70百万円となりました。

 

② 食料

食品事業は、堅調に推移しました。畜産事業は、若干減速したものの好調を維持しました。また、食糧事業も、国内飼料価格の回復により前年同期比改善しました。

その結果、食料セグメントの収益は前年同期比33億49百万円増加の1,747億17百万円、営業活動に係る利益は6億61百万円増加の28億79百万円となりました。

 

③ 鉄鋼・素材・プラント

北米における油井管事業は、原油価格の上昇を背景に大きく改善しました。また、機能性化学品事業やプラント事業も堅調に推移しました。

その結果、鉄鋼・素材・プラントセグメントの収益は前年同期比173億9百万円増加の1,099億96百万円、営業活動に係る利益は10億93百万円増加の23億23百万円となりました。

 

④ 車両・航空

車両・車載部品事業は、堅調に推移しました。また、航空・宇宙事業も、宇宙関連や航空機部品取引を中心に堅調に推移しました。

その結果、車両・航空セグメントの収益は前年同期比13億67百万円増加の405億32百万円、営業活動に係る利益は2億85百万円増加の21億73百万円となりました。

 

⑤ その他

収益は前年同期比6億64百万円増加の98億95百万円、営業活動に係る利益は固定資産の減損もあり8億75百万円減少の1億62百万円の損失となりました。

(2) 財政状態に関する説明

資産、負債および資本の状況

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比361億84百万円増加の5,159億1百万円となりました。

有利子負債については、前連結会計年度末比2億76百万円増加の1,341億20百万円となりました。そこから現預金を差し引いたネット有利子負債は、前連結会計年度末比50億97百万円増加の605億26百万円となりました。

資本のうち、親会社の所有者に帰属する持分については、親会社の所有者に帰属する四半期純利益による利益剰余金の積上げや、株価上昇の影響によるその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の増加等により、前連結会計年度末比149億18百万円増加の1,152億75百万円となりました。

その結果、親会社所有者帰属持分比率は22.3%、ネット有利子負債資本倍率(ネットDER)は0.5倍となりまた。

 

② キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比48億91百万円減少の726億75百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、営業収入の積上げ等による収入があった一方で、営業債権や棚卸資産を中心とした営業資金の増加等により、11億47百万円の支出(前年同期は27億34百万円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、その他の金融資産の売却による収入があった一方で、有形固定資産の取得や貸付金の実行等により、1百万円の支出(前年同期は142億16百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の発行による収入があった一方で、配当金の支払や借入金の返済等により、38億77百万円の支出(前年同期は62億51百万円の支出)となりました。

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた問題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は5億22百万円であり、電子・デバイスセグメントにおけるシステムソリューション開発やストレージ関連の新製品の開発、サイバー攻撃対策の研究等、様々な研究開発活動を行っております。