第5【経理の状況】

1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1) 当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第93条の規定により、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に基づいて作成しております。

 

(2) 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

  なお、当事業年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)の財務諸表に含まれる比較情報のうち、改正府令による改正後の財務諸表等規則第8条の12第2項第2号および同条第3項に係るものについては、改正府令附則第2条第2項により、改正前の財務諸表等規則に基づいて作成しております。

  また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)の連結財務諸表および事業年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)の財務諸表について、PwCあらた有限責任監査法人による監査を受けております。

 

3.連結財務諸表の適正性を確保するための特段の取組みおよびIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備について

当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みおよびIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備を行っております。具体的には、次のとおりであります。

(1) 会計基準等の内容を適切に把握し、また会計基準等の変更等について的確に対応できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構および日本貿易会経理委員会へ加入し、適宜会計基準および開示に係る情報の入手や情報交換、意見発信等を行っております。また、同機構および当社監査人等が行う、会計基準および開示に関する研修へ参加しております。

 

(2) IFRSの適用については、国際会計基準審議会が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準の把握および影響の分析を行っております。また、IFRSに基づく適正な連結財務諸表等を作成するために、IFRSに準拠したグループ会計方針を作成し、これに基づき会計処理を行っております。

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結財政状態計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

27

77,731

88,941

営業債権及びその他の債権

8

220,583

227,300

棚卸資産

9

93,957

96,232

その他の金融資産

30

2,433

3,546

その他の流動資産

14

19,955

28,420

流動資産合計

 

414,662

444,443

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

10

21,900

22,090

のれん

11

6,571

8,810

無形資産

11

20,377

23,051

持分法で会計処理されている投資

12

5,169

6,867

営業債権及びその他の債権

8

1,582

1,449

その他の投資

13

37,969

32,416

その他の金融資産

30

4,479

4,216

繰延税金資産

29

3,696

2,609

その他の非流動資産

14

3,478

3,504

非流動資産合計

 

105,226

105,016

資産合計

 

519,889

549,459

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

負債及び資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務及びその他の債務

15

188,791

196,054

社債及び借入金

16

61,210

74,316

その他の金融負債

30

7,009

6,093

未払法人税等

 

3,773

3,469

引当金

17

156

189

その他の流動負債

18

23,371

32,321

流動負債合計

 

284,313

312,443

非流動負債

 

 

 

社債及び借入金

16

76,116

65,188

その他の金融負債

30

2,853

2,636

退職給付に係る負債

28

6,340

6,555

引当金

17

1,639

1,368

繰延税金負債

29

641

1,362

その他の非流動負債

18

933

1,205

非流動負債合計

 

88,525

78,317

負債合計

 

372,838

390,760

資本

 

 

 

資本金

19

27,781

27,781

資本剰余金

19

26,810

26,882

利益剰余金

19

48,559

60,748

自己株式

19

193

1,318

その他の資本の構成要素

26

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

1,275

1,865

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

12,684

9,580

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

905

293

その他の資本の構成要素合計

 

13,055

11,153

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

116,012

125,246

非支配持分

 

31,037

33,451

資本合計

 

147,050

158,698

負債及び資本合計

 

519,889

549,459

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

 至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

 至2019年3月31日)

収益

6,7

714,790

723,849

原価

 

608,419

613,834

売上総利益

 

106,371

110,014

販売費及び一般管理費

20

78,420

80,393

その他の収益・費用

 

 

 

固定資産除売却損益

21

250

238

固定資産減損損失

22

2,148

111

その他の収益

 

1,560

2,669

その他の費用

 

950

1,592

その他の収益・費用合計

 

1,790

727

営業活動に係る利益

7

26,160

30,349

金融収益

 

 

 

受取利息

24

363

371

受取配当金

24

1,073

1,189

その他の金融収益

24,30

10

金融収益合計

 

1,447

1,561

金融費用

 

 

 

支払利息

24

2,414

2,662

その他の金融費用

24,30

730

434

金融費用合計

 

3,144

3,096

持分法による投資損益

12

1,579

363

税引前利益

 

26,043

29,177

法人所得税費用

29

6,384

8,728

当期利益

 

19,658

20,449

 

 

 

 

当期利益の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

16,317

16,605

非支配持分

 

3,341

3,844

 

19,658

20,449

 

 

 

 

親会社の所有者に帰属する1株当たり当期利益

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

25

193.79

198.22

希薄化後1株当たり当期利益(円)

25

193.79

198.15

 

【連結包括利益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

 至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

 至2019年3月31日)

当期利益

 

19,658

20,449

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

26

3,402

3,031

確定給付制度の再測定

26

307

199

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

26

0

23

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

3,710

2,855

純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

26

1,427

948

キャッシュ・フロー・ヘッジ

26,30

485

584

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

26

57

19

純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目合計

 

1,970

1,514

税引後当期その他の包括利益

 

1,740

1,341

当期包括利益

 

21,398

19,108

当期包括利益の帰属:

 

 

 

親会社の所有者

 

18,354

15,003

非支配持分

 

3,044

4,104

 

21,398

19,108

 

 

 

 

 

③【連結持分変動計算書】

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

在外営業活動体

の換算差額

その他の包括利

益を通じて公正

価値で測定する

金融資産

2017年4月1日残高

 

27,781

26,797

34,579

217

2,349

9,455

当期利益

 

 

 

16,317

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

1,073

3,351

当期包括利益

 

16,317

1,073

3,351

配当金

19

 

 

2,736

 

 

 

非支配株主に対する

配当金

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の取得

 

 

 

 

6

 

 

自己株式の処分

 

 

13

 

30

 

 

非支配株主との資本取引

 

 

0

 

 

 

 

所有者との取引額合計

 

13

2,736

23

その他の資本の構成要素

から利益剰余金への振替

26

 

 

398

 

 

123

2018年3月31日残高

 

27,781

26,810

48,559

193

1,275

12,684

会計方針の変更による

累積的影響額

2

 

 

61

 

 

 

会計方針の変更を反映した期首残高

 

27,781

26,810

48,498

193

1,275

12,684

当期利益

 

 

 

16,605

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

589

2,940

当期包括利益

 

16,605

589

2,940

配当金

19

 

 

4,655

 

 

 

非支配株主に対する

配当金

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の取得

 

 

 

 

1,128

 

 

自己株式の処分

 

 

8

 

4

 

 

非支配株主との資本取引

 

 

0

 

 

 

 

株式報酬取引

37

 

64

 

 

 

 

所有者との取引額合計

 

72

4,655

1,124

その他の資本の構成要素

から利益剰余金への振替

26

 

 

300

 

 

163

2019年3月31日残高

 

27,781

26,882

60,748

1,318

1,865

9,580

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

資本合計

 

その他の資本の構成要素

親会社の所有者

に帰属する持分

合計

 

キャッシュ・

フロー・ヘッジ

確定給付制度の

再測定

その他の資本の

構成要素計

2017年4月1日残高

 

388

11,416

100,357

29,506

129,863

当期利益

 

 

 

16,317

3,341

19,658

その他の包括利益

 

516

275

2,037

2,037

297

1,740

当期包括利益

 

516

275

2,037

18,354

3,044

21,398

配当金

19

 

 

2,736

 

2,736

非支配株主に対する

配当金

 

 

 

1,511

1,511

自己株式の取得

 

 

 

6

 

6

自己株式の処分

 

 

 

43

 

43

非支配株主との資本取引

 

 

 

0

1

1

所有者との取引額合計

 

2,698

1,512

4,211

その他の資本の構成要素

から利益剰余金への振替

26

 

275

398

 

2018年3月31日残高

 

905

13,055

116,012

31,037

147,050

会計方針の変更による

累積的影響額

2

 

 

61

 

61

会計方針の変更を反映した期首残高

 

905

13,055

115,951

31,037

146,989

当期利益

 

 

 

16,605

3,844

20,449

その他の包括利益

 

612

137

1,601

1,601

260

1,341

当期包括利益

 

612

137

1,601

15,003

4,104

19,108

配当金

19

 

 

4,655

 

4,655

非支配株主に対する

配当金

 

 

 

1,689

1,689

自己株式の取得

 

 

 

1,128

 

1,128

自己株式の処分

 

 

 

12

 

12

非支配株主との資本取引

 

 

 

0

0

1

株式報酬取引

37

 

 

64

 

64

所有者との取引額合計

 

5,708

1,690

7,398

その他の資本の構成要素

から利益剰余金への振替

26

 

137

300

 

2019年3月31日残高

 

293

11,153

125,246

33,451

158,698

 

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

 至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

 至2019年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

当期利益

 

19,658

20,449

減価償却費及び償却費

 

3,145

3,274

固定資産減損損失

 

2,148

111

金融収益及び金融費用

 

1,696

1,535

持分法による投資損益(△は益)

 

1,579

363

固定資産除売却損益(△は益)

 

250

238

法人所得税費用

 

6,384

8,728

営業債権及びその他の債権の増減(△は増加)

 

33,261

6,295

棚卸資産の増減(△は増加)

 

13,729

1,132

営業債務及びその他の債務の増減(△は減少)

 

23,798

2,067

退職給付に係る負債の増減(△は減少)

 

297

285

その他

6

1,395

7,632

小計

 

6,821

31,826

利息の受取額

 

358

375

配当金の受取額

 

2,159

1,579

利息の支払額

 

2,381

2,639

法人所得税の支払額

 

6,523

6,442

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

434

24,698

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得による支出

 

2,136

3,128

有形固定資産の売却による収入

 

1,365

443

無形資産の取得による支出

 

544

419

その他の投資の取得による支出

 

117

3,109

その他の投資の売却による収入

 

292

1,490

その他の金融資産の取得による支出

 

0

その他の金融資産の売却による収入

 

1,010

15

子会社の取得による収支(△は支出)

5,27

362

1,729

子会社の売却による収支(△は支出)

27

22

事業譲渡による収入

 

1,452

貸付けによる支出

 

1,522

62

貸付金の回収による収入

 

1,378

296

その他

 

309

369

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

1,103

6,575

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の増減

27

2,510

5,708

長期借入れによる収入

27

15,508

13,871

長期借入金の返済による支出

27

24,229

14,035

社債の発行による収入

27

9,928

社債の償還による支出

27

5,000

配当金の支払額

 

2,730

4,643

自己株式の取得による支出

 

7

1,130

非支配株主に対する配当金の支払額

 

1,542

1,709

その他

27

277

220

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

842

7,158

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

694

10,964

現金及び現金同等物の期首残高

 

77,566

77,731

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

529

245

現金及び現金同等物の期末残高

27

77,731

88,941

 

【連結財務諸表注記】

1 報告企業

兼松株式会社(以下「当社」という。)は日本に所在する企業であります。その登記されている本社および主要な事業所の住所はホームページ(http://www.kanematsu.co.jp)で開示しております。当社の連結財務諸表は2019年3月31日を期末日とし、当社および子会社(以下「当連結グループ」という。)、ならびに当連結グループの関連会社および共同支配企業に対する持分により構成されております。当連結グループは総合商社として、国内外のネットワークと各種分野で培ってきた専門性と、商取引、情報収集、市場開拓、事業開発、組成・リスクマネジメント、物流など商社機能を有機的に結合して、多種多様な商品、サービスを提供しております。報告セグメントごとの事業展開については、「注記7 セグメント情報」に記載しております。

 

2 作成の基礎

(1)IFRSに準拠している旨の記載

当社は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件をすべて満たすことから、同第93条の規定により、当社の連結財務諸表はIFRSに準拠して作成しております。

連結財務諸表は、2019年6月21日に取締役会によって承認されております。

 

(2)測定の基礎

連結財務諸表は、連結財政状態計算書における次の重要な項目を除き、取得原価を基礎として作成しております。

・純損益を通じて公正価値で測定する金融資産および金融負債は公正価値で測定しております。

・その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産は公正価値で測定しております。

・確定給付制度に係る資産または負債は確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除して測定しております。

・非金融資産を減損する場合は、使用価値または公正価値で測定しております。

 

(3)機能通貨および表示通貨

連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しております。日本円で表示しているすべての財務情報は百万円未満を切り捨てております。

 

(4)見積りおよび判断の利用

IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定を設定することが義務付けられております。実際の業績はこれらの見積りと異なる場合があります。

 

見積りおよびその基礎となる仮定は、継続して見直しております。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間および将来の会計期間において認識しております。

連結財務諸表上で認識する金額に重要な影響を与える会計方針の適用に際して行う重要な判断に関する情報は、次の注記に含めております。

・注記3 重要な会計方針 (1)  連結の基礎

・注記3 重要な会計方針 (11) 収益

 

翌連結会計年度において重要な修正をもたらすリスクのある、仮定および見積りの不確実性に関する情報は、次の注記に含めております。

・注記22 減損損失

・注記28 従業員給付

・注記29 繰延税金および法人所得税費用

・注記30 金融商品 (6) 金融商品の公正価値

当連結グループは、資産または負債の公正価値を測定する際に、入手可能な限り、市場の観察可能なデータを用いております。公正価値は、用いられる評価技法へのインプットに基づいて、次の3つのヒエラルキーレベルに区分されます。

レベル1:測定日において当連結グループがアクセスできる同一の資産または負債に関する活発な市場における相場価格(無調整)

レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外の直接に、または間接に観察可能なインプット

レベル3:観察可能でないインプット

 

公正価値を測定する際の仮定に関する詳細な情報は、次の注記に含めております。

・注記22 減損損失

・注記30 金融商品 (6) 金融商品の公正価値

 

(5)表示方法の変更

(連結キャッシュ・フロー計算書)

前連結会計年度において、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「自己株式の取得による支出」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度では区分掲記しております。これに伴い、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に表示していた△285百万円は、「自己株式の取得による支出」△7百万円、「その他」△277百万円として組み替えております。

 

(6)会計方針の変更に関する注記

当連結グループの連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除いて、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

 

(IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」)

当連結グループは、当連結会計年度よりIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」を適用しております。IFRS第15号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。

連結財務諸表上で認識する金額に重要な会計方針の適用に際して行う重要な判断に関する情報は、「注記3 重要な会計方針」に記載しております。

本基準の適用に伴い、5ステップアプローチに基づき、顧客との契約および履行義務を識別し、取引価格を算定することにより、従前の会計基準に基づき認識していた収益と比較し、一部取引について履行義務の充足を認識する時期に差異が生じております。

この結果、従前の会計基準を適用した場合と比較して、連結財政状態計算書の当連結会計年度の期首において、引当金(非流動)を209百万円取り崩し、その他の流動資産、その他の非流動資産、その他の流動負債およびその他の非流動負債をそれぞれ1百万円、4百万円、46百万円および228百万円認識した結果、利益剰余金は61百万円減少しております。

なお、従前の会計基準を適用した場合と比較して、連結損益計算書の当連結会計年度において収益、原価およびその他の費用がそれぞれ103百万円、118百万円および25百万円減少しております。また、連結財政状態計算書の当連結会計年度末において、営業債権及びその他の債権(流動)、その他の流動資産、その他の非流動資産、その他の流動負債およびその他の非流動負債がそれぞれ35百万円、2百万円、5百万円、54百万円および216百万円増加し、棚卸資産および引当金(非流動)がそれぞれ23百万円および230百万円減少しております。

 

3 重要な会計方針

次に記載されている会計方針は、この連結財務諸表において表示されているすべての期間について継続的に適用されており、当連結グループに首尾一貫して適用されております。

(1) 連結の基礎

① 子会社

子会社とは、当連結グループにより支配されている企業であります。企業への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャーまたは権利を有し、かつ、企業に対するパワーによりその企業からのリターンに影響を及ぼす能力を有している場合には、当連結グループは当該企業を支配しております。当連結グループが他の企業の議決権の過半数を所有している場合には、その所有が支配を構成していないことを明確に証明できる場合を除いて、支配が存在すると判断されるため、子会社に含めております。また、当連結グループが保有する議決権が半数以下の場合であっても、他の投資者との合意等により、当該企業の財務および経営方針を支配し、当該企業からのリターンに影響を及ぼす能力を有していると判断される場合には、子会社に含めております。

子会社の財務諸表は、支配獲得日から支配喪失日までの期間、当連結グループの連結財務諸表に含まれます。子会社が採用する会計方針が当連結グループの会計方針と異なり、重要な差異が生じている場合などに当該子会社の財務諸表に調整を加えております。

支配が継続する子会社に対する当連結グループの持分変動については、資本取引として会計処理しております。非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、当社の所有者に帰属する持分として資本に直接認識しております。

また、子会社に対する支配を喪失した場合には、当連結グループは、子会社の資産および負債、子会社に関連する非支配持分および資本のその他の構成要素の認識を中止しております。支配の喪失から生じた利得または損失は、損益で認識しております。支配喪失後においても、当連結グループが従前の子会社に対する持分を保持する場合には、その持分は支配喪失日の公正価値で測定しております。

② 関連会社および共同支配企業

関連会社とは、当連結グループがその財務および経営方針に対して重要な影響力を有しているものの、支配または共同支配をしていない企業であります。当連結グループが他の企業の議決権の20%以上50%以下を保有する場合、当連結グループは当該他の企業に対して重要な影響力を有していると推定されます。

当連結グループが保有する議決権は20%未満であるものの、役員の派遣および株主間出資協定書等により、重要な影響力が認められると判断される場合には、関連会社に含めております。

共同支配企業とは、当連結グループを含む複数の当事者が取決めに対する契約上合意された支配を共有し、関連性のある活動に関する意思決定に際して、支配を共有する当事者の一致した合意を必要としており、かつ、当連結グループが当該取決めの純資産に対する権利を有している企業をいいます。

関連会社および共同支配企業への投資は、IFRS第5号「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」に従い売却目的で保有する資産に分類されるものを除き、持分法を適用して会計処理しております(以下「持分法適用会社」という。)。持分法適用会社に対する投資は、持分法適用後の帳簿価額から減損損失累計額を控除した額をもって計上しており、帳簿価額には取得時に認識したのれんが含まれております。

連結財務諸表は、重要な影響力または共同支配の獲得日から喪失日までの関連会社および共同支配企業の損益およびその他の包括利益の変動に対する当連結グループの持分を含んでおります。持分法適用会社が採用する会計方針が当連結グループの会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該持分法適用会社の財務諸表に調整を加えております。

③ 企業結合

企業結合は、取得法を用いて会計処理しております。当連結グループはのれんを、取得日時点で測定した移転された対価の公正価値、被取得企業の非支配持分の金額、および取得企業が以前に保有していた被取得企業の資本持分の公正価値の合計金額から、取得日時点における識別可能な取得資産および引受負債の純認識額(通常、公正価値)を控除した額として測定しております。この差額が負の金額である場合には、即時に損益で認識しております。当連結グループは、非支配持分を公正価値で測定するか、または識別可能な純資産の認識金額の比例持分で測定するかを個々の取引ごとに選択しております。負債または持分証券の発行に関連するものを除いて、企業結合に関連して生じる取引費用は発生時に費用処理し、のれんの取得価額には含んでおりません。段階的に達成される企業結合においては、当連結グループが以前に保有していた被取得企業の資本持分は取得日の公正価値で再評価され、発生した利得または損失は損益に認識しております。取得日以前にその他の包括利益に計上されていた被取得企業の持分の金額は、その持分を処分した場合と同様の適切な方法で、損益またはその他の包括利益に認識しております。

④ 連結上消去される取引

連結グループ内の債権債務残高および取引、ならびに連結グループ内取引によって発生した未実現損益は、連結財務諸表作成に際して消去しております。

(2) 外貨換算

① 外貨建取引の換算

外貨建取引は、取引日における為替レートで各社の機能通貨に換算しております。期末日における外貨建貨幣性項目は、期末日の為替レートで機能通貨に換算しております。貨幣性項目の為替換算差額は、発生する期間の損益で認識しております。外貨建の取得原価により測定する非貨幣性項目は、取引日の為替レートで機能通貨に換算しております。外貨建の公正価値により測定する非貨幣性項目は、当該公正価値の算定日における為替レートで機能通貨に換算しております。

非貨幣性項目の為替換算差額は、非貨幣性項目に係る利得または損失をその他の包括利益に認識する場合には、当該利得または損失の為替部分はその他の包括利益に認識し、非貨幣性項目に係る利得または損失を損益に認識する場合には、当該利得または損失の為替部分は損益で認識しております。

② 在外営業活動体の換算

在外営業活動体の資産および負債は、取得により発生したのれんおよび公正価値の調整額を含め、期末日の為替レートで換算しております。また、在外営業活動体の収益および費用は、為替レートが著しく変動している場合を除き、期中の平均レートで換算しております。

換算により生じる為替換算差額はその他の包括利益で認識し、累計額はその他の資本の構成要素に含めております。当連結グループの在外営業活動体が処分される場合、当該在外営業活動体に関連した為替換算差額の累計額は処分時に損益に振り替えております。

 

(3) 現金及び現金同等物

現金及び現金同等物は、手元現金、随時引き出し可能な預金および容易に換金可能であり、かつ、価格の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されております。

 

(4) 棚卸資産

棚卸資産は、主として移動平均法による取得原価と正味実現可能価額のうち、いずれか低い額で測定しております。

 

(5) 有形固定資産

当連結グループは、有形固定資産の当初認識後の測定について原価モデルを採用しており、取得原価から減価償却累計額および減損損失累計額を控除した価額をもって計上しております。取得原価には、資産の取得に直接関連する費用が含まれております。

有形固定資産は、各構成要素の見積耐用年数にわたり、主として定額法により減価償却を行っております。有形固定資産の見積耐用年数は、次のとおりであります。

建物及び構築物         3~50年

機械、運搬具及び工具器具備品  2~20年

リース資産は、リース契約の終了時までに当連結グループが所有権を取得することが合理的に確実な場合を除き、リース期間または、見積耐用年数のいずれか短い期間で償却しております。

減価償却方法、耐用年数および残存価額は期末日において見直しを行い、必要に応じて改定しております。

 

(6) のれんおよび無形資産

① のれん

のれんは、取得価額から減損損失累計額を控除した価額をもって計上しております。

② 無形資産

当連結グループは、無形資産の当初認識後の測定について原価モデルを採用しており、取得原価から償却累計額および減損損失累計額を控除した価額をもって計上しております。

個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定しております。企業結合で取得した無形資産の取得原価は、取得日時点の公正価値としております。自己創設無形資産については、資産認識の要件を満たすものを除き、関連する支出は発生時に費用処理しております。資産の認識規準を満たす自己創設無形資産は、認識規準を最初に満たした日以降に発生する支出の合計額を取得原価としております。

耐用年数を確定できる無形資産は、発生年度より見積耐用年数にわたり定額法により償却しております。見積耐用年数は主としてソフトウエアの5年であります。

耐用年数を確定できる無形資産の償却方法、耐用年数および残存価額は期末日において見直しを行い、必要に応じて改定しております。

キャリアショップ運営権など耐用年数が確定できない一部の無形資産については、償却を行わず、少なくとも年に一度、更には減損の兆候が生じた場合は、その都度、資金生成単位を基礎とした減損テストを実施しております。

 

(7) 非金融資産の減損

当連結グループは、期末日において、資産が減損している可能性を示す兆候があるか否かを判定し、減損の兆候が存在する場合には、当該資産またはその資産の属する資金生成単位の回収可能価額を見積もっております。のれんおよび耐用年数の確定できない無形資産については毎期、さらに減損の兆候がある場合には都度、減損テストを実施しております。個別資産または資金生成単位の帳簿価額が回収可能価額を超過する場合には、当該資産は回収可能価額まで減額し、減損損失を認識しております。

過年度にのれん以外の資産について認識した減損損失については、期末日において、認識した減損損失がもはや存在しない、または減少している可能性を示す兆候があるか否かを判定しております。このような兆候が存在する場合には、回収可能価額の見積りを行い、当該回収可能価額が資産またはその資産の属する資金生成単位の帳簿価額を上回る場合には、減損損失を認識しなかった場合の減価償却控除後の帳簿価額を上限として、帳簿価額を回収可能価額まで増額し、減損損失の戻入れを認識しております。のれんについて認識した減損損失は、以後の期間において戻し入れておりません。

なお、持分法適用会社に対する投資の帳簿価額の一部を構成するのれんは区分して認識しないため、個別に減損テストを実施しておりません。持分法適用会社に対する投資が減損している可能性が示唆されている場合には、投資全体の帳簿価額について回収可能価額を帳簿価額と比較することにより単一の資産として減損テストを行っております。

 

(8) 金融商品

① 金融資産

金融資産は、その当初認識時に損益を通じて公正価値で測定する金融資産、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産および償却原価で測定する金融資産に分類しております。当連結グループでは、償却原価で測定する金融資産については発生日に当初認識しており、それ以外の金融資産については取引日に当初認識しております。

金融資産は、金融資産からのキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、または金融資産のキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利を譲渡し、当該金融資産の所有に係るリスクと経済価値のほとんどすべてが移転している場合において、認識を中止しております。

(ⅰ) 償却原価で測定する金融資産

次の条件がともに満たされる金融資産を償却原価で測定する金融資産に分類しております。

・契約上のキャッシュ・フローを回収するために資産を保有することを目的とする事業モデルの中で資産が保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本および元本残高に対する利息の支払いのみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。

償却原価で測定する金融資産は、当初認識時に公正価値にその取得に直接起因する取引費用を加算して測定しております。また、当初認識後は実効金利法に基づく償却原価で測定しております。

(ⅱ) その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

(a) 負債性金融商品

次の条件がともに満たされる負債性金融商品について、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しております。

・契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方によって目的が達成される事業モデルの中で保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本および元本残高に対する利息の支払いのみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じる。

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産は、当初認識時に公正価値にその取得に直接起因する取引費用を加算して測定しております。また、当初認識後は公正価値で測定し、その事後的な変動をその他の包括利益として認識しております。その他の包括利益として認識した金額は、認識を中止した場合、その累計額を損益に振り替えております。

(b) 資本性金融商品

損益を通じて公正価値で測定することとされた金融資産のうち、売買目的ではない資本性金融商品への投資については、当初認識時に、その公正価値の事後的な変動をその他の包括利益に表示するという取消不能な選択を行うことが認められており、当連結グループでは金融商品ごとに当該指定を行っております。

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品は、当初認識時に公正価値にその取得に直接起因する取引費用を加算して測定しております。また、当初認識後は公正価値で測定し、その事後的な変動をその他の包括利益として認識しております。その他の包括利益として認識した金額は、認識を中止した場合、もしくは公正価値が著しく低下した場合にその累積額を利益剰余金に振り替えており、損益には振り替えておりません。なお、配当については配当が明らかに投資原価の一部回収である場合を除き、損益として認識しております。

(ⅲ) 損益を通じて公正価値で測定する金融資産

上記以外の金融資産は、損益を通じて公正価値で測定する金融資産に分類しております。

損益を通じて公正価値で測定する金融資産は、当初認識時に公正価値により測定し、その取得に直接起因する取引費用は、発生時に損益で認識しております。また、当初認識後は公正価値で測定し、その事後的な変動を損益として認識しております。

② 金融資産の減損

当連結グループは、償却原価で測定する金融資産およびその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産について、予想信用損失に基づき、金融資産の減損を検討しております。

期末日時点で、金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合には、報告日後12ヵ月以内に生じ得る債務不履行事象から生じる予想信用損失(12ヵ月の予想信用損失)により損失評価引当金の額を算定しております。一方、期末日時点で、金融商品に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合には、当該金融商品の予想存続期間にわたるすべての生じ得る債務不履行事象から生じる予想信用損失(全期間の予想信用損失)により損失評価引当金の額を算定しております。

ただし、営業債権、契約資産およびリース債権については、上記にかかわらず、常に全期間の予想信用損失により損失評価引当金の額を算定しております。

なお、債務者の財務状況の著しい悪化、債務者による支払不履行または延滞等の契約違反等、金融資産が信用減損している客観的な証拠がある場合、損失評価引当金を控除後の帳簿価額の純額に対して、実効金利法を適用し利息収益を測定しております。

信用リスクの著しい増大の評価および予想信用損失の測定の詳細については、「注記30 金融商品 (3) 信用リスク管理」に記載しております。

③ 金融負債

金融負債は、その当初認識時に損益を通じて公正価値で測定する金融負債および償却原価で測定する金融負債に分類しております。当連結グループでは、償却原価で測定する金融負債については、発行日に当初認識しており、それ以外の金融負債については、取引日に当初認識しております。

金融負債は、金融負債が消滅した時、すなわち、契約中に特定された債務が免責、取消しまたは失効となった時に認識を中止しております。

(ⅰ) 償却原価で測定する金融負債

損益を通じて公正価値で測定する金融負債以外の金融負債は、償却原価で測定する金融負債に分類しております。償却原価で測定する金融負債は、当初認識時に公正価値からその発行に直接起因する取引費用を減算して測定しております。また、当初認識後は実効金利法に基づく償却原価で測定しております。

(ⅱ) 損益を通じて公正価値で測定する金融負債

損益を通じて公正価値で測定する金融負債は、当初認識時に公正価値により測定しております。また、当初認識後は公正価値で測定し、その事後的な変動を損益として認識しております。

④ デリバティブおよびヘッジ会計

当連結グループでは、為替変動リスク、金利変動リスクおよび商品価格変動リスクをヘッジするために、先物為替予約取引、金利スワップ取引、商品先物・先渡取引などのデリバティブ取引を行っております。

当連結グループでは、ヘッジの開始時においてヘッジ関係ならびにヘッジの実施についてのリスク管理目的および戦略の公式な指定および文書化を行っております。当該文書にはヘッジ手段の特定、ヘッジの対象となる項目または取引、ヘッジされるリスクの性質、およびヘッジされたリスクに起因するヘッジ対象の公正価値またはキャッシュ・フローの変動に対するエクスポージャーを相殺するに際してのヘッジ手段の有効性の評価方法が含まれております。また、当連結グループでは、これらのヘッジについて、ヘッジ指定されていた会計期間を通じて実際に有効であったか否かを判断するために、継続的に評価しております。

デリバティブは公正価値で当初認識しております。また、当初認識後は公正価値で測定し、その事後的な変動は次のとおり処理しております。

(ⅰ) 公正価値ヘッジ

ヘッジ手段であるデリバティブの公正価値の変動は、損益として認識しております。また、ヘッジされたリスクに対応するヘッジ対象の公正価値の変動については、ヘッジ対象の帳簿価額を修正して、損益として認識しております。

(ⅱ) キャッシュ・フロー・ヘッジ

ヘッジ手段であるデリバティブの公正価値の変動のうち、有効なヘッジと判定される部分は、その他の包括利益として認識し、累積額は、その他の資本の構成要素に含めております。また、ヘッジ効果が有効でない部分は、損益として認識しております。その他の資本の構成要素に累積された金額は、ヘッジ対象である取引が損益に影響を与える会計期間において、その他の資本の構成要素から損益に振り替えております。ただし、予定取引のヘッジがその後において非金融資産または非金融負債の認識を生じさせるものである場合には、その他の資本の構成要素に累積された金額は、当該非金融資産または非金融負債の当初の帳簿価額の修正として処理しております。

ヘッジ手段が失効、売却、終結または行使された場合、ヘッジがヘッジ会計の要件を満たしていない場合には、ヘッジ会計を将来に向けて中止しております。その他の資本の構成要素に累積された金額はヘッジ会計の中止時点では資本に残し、予定取引が純損益に認識される際に純損益に認識しております。ただし、予定取引の発生がもはや見込まれない場合には、その他の資本の構成要素に累積された金額は、即時にその他の資本の構成要素から損益に振り替えております。

(ⅲ) ヘッジ指定されていないデリバティブ

デリバティブの公正価値の変動は、損益として認識しております。

⑤ 金融資産と金融負債の相殺

金融資産と金融負債は、認識した金額を相殺する法的に強制力のある権利を有しており、かつ、純額で決済する、または資産の実現と負債の決済を同時に実行する意図を有している場合に、相殺して純額で表示しております。

 

(9) 引当金

引当金は、過去の事象の結果として現在の債務(法的債務または推定的債務)を有しており、当該債務を決済するために経済的便益を有する資源の流出が生じる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積りが可能である場合に認識しております。

貨幣の時間的価値の影響に重要性がある場合、当該負債に特有のリスクを反映させた現在の税引前の割引率を用いて割り引いた金額で引当金を計上しております。

 

(10) 資本

自己株式を取得した場合には、取得原価で認識し、資本から控除して表示しております。また、その取得に直接起因する取引費用は、資本剰余金から控除しております。自己株式を売却した場合には、受取対価を資本の増加として認識しております。

 

(11) 収益

収益の認識

顧客との契約から生じる収益について、以下の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。

ステップ1:顧客との契約を識別する

ステップ2:契約における履行義務を識別する

ステップ3:取引価格を算定する

ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する

ステップ5:企業が履行義務の充足時に(または充足するにつれて)収益を認識する

 当連結グループは、電子・デバイス、食料、鉄鋼・素材・プラントおよび車両・航空の4セグメントについて主に物品の販売を主たる事業としており、多くの場合、これらの物品の販売は、引渡時点において顧客が当該物品に対する支配を獲得し履行義務が充足されるため、引渡時点で収益を認識しております。一部の役務の提供については、個々の契約の進捗に応じて、一定期間に充足される履行義務に応じて収益を認識しております。

 また、収益は顧客との契約において約束された対価から、値引き、リベートおよび返品などを控除した金額で測定しております。単一の契約に複数の識別可能な履行義務がある場合、その取引を履行義務ごとに分割し、履行義務ごとに収益を認識しております。また、複数の契約を一体として考えないと経済的実態を示さない場合、複数の契約を結合して収益を認識しております。

 履行義務充足前に顧客から対価を受け取る場合には、契約負債として認識しております。

② 収益の表示方法

 当連結グループが当事者として取引を行っている場合には、顧客から受け取る対価の総額で収益を表示しております。当連結グループが第三者のために代理人として取引を行っている場合には、手数料の額で収益を純額で表示しております。

 当連結グループが当事者として取引を行っているか、代理人として取引を行っているかの判定にあたっては、次の指標を考慮しております。

・他の当事者が、契約履行の主たる責任を有しているか。

・顧客が財を注文した前後において、出荷中にも返品時にも、当連結グループが在庫リスクを有しているか。

・当該他の当事者の財またはサービスの価格の設定において当連結グループに裁量権がなく、そのため、当連結グループが当該財またはサービスから受け取ることのできる便益が限定されているか。

 

(12) 金融収益および金融費用

金融収益は、受取利息、受取配当金、金融商品売却益および金融商品評価益から構成されております。受取利息は実効金利法を用いて発生時に認識しております。受取配当金は当連結グループの受領権が確定した日に認識しております。

金融費用は支払利息、金融商品売却損および金融商品評価損から構成されております。

 

(13) 従業員給付

① 退職後給付

(ⅰ) 確定給付制度

確定給付制度は、確定拠出制度以外の退職給付制度であります。確定給付制度債務は、制度ごとに区別して、従業員が過年度および当年度において提供したサービスの対価として獲得した将来給付額を見積もり、当該金額を現在価値に割り引くことによって算定しております。制度資産の公正価値は当該算定結果から差し引いております。割引率は、当連結グループの確定給付制度債務と概ね同じ満期日を有するもので、かつ、支払見込給付と同じ通貨建の、優良社債の市場利回りを参照して決定しております。

退職給付制度が改定された場合、従業員による過去の勤務に関連する給付金の変動部分は、当該費用を即時に損益で認識しております。

当連結グループは、確定給付負債(資産)の純額の再測定による増減を即時にその他の包括利益で認識しており、直ちに利益剰余金に振り替えております。

(ⅱ) 確定拠出制度

確定拠出制度は、雇用主が一定額の掛金を他の独立した企業に拠出し、その拠出額以上の支払いについて法的または推定的債務を負わない退職給付制度であります。確定拠出制度の拠出債務は、従業員が関連するサービスを提供した期間に費用として認識しております。

② その他の長期従業員給付

退職後給付以外の長期従業員給付に対する債務は、報告日時点で、勤務対価として支払うと見込まれる金額を見積もり、金額に重要性がある場合を除き割引計算は行わず、負債として認識しております。

③ 短期従業員給付

短期従業員給付については、勤務対価として支払うと見込まれる金額を見積もり、割引計算は行わず、負債および費用として認識しております。賞与については、当連結グループが、従業員から過去に提供された労働の結果として支払うべき現在の法的および推定的債務を負っており、かつ、その金額を信頼性をもって見積もることができる場合に、それらの制度に基づいて支払われると見積もることができる額を負債として認識しております。

 

(14) 法人所得税

法人所得税費用は、当期税金費用と繰延税金費用から構成されております。これらは、その他の包括利益または資本で直接認識する項目から生じる場合、および企業結合から生じる場合を除き、損益で認識しております。

当期税金費用は、税務当局から還付もしくは税務当局に対する納付が予想される金額で測定され、税額の算定に使用する税率または税法は、期末日までに制定もしくは実質的に制定されているものであります。

繰延税金資産および繰延税金負債は、資産および負債の帳簿価額と税務基準額との差額である一時差異、税務上の繰越欠損金および繰越税額控除について認識しており、期末日における法定税率または実質的法定税率、および税法に基づいて、資産が実現する期または負債が決済される期に適用されると予想される税率または税法で算定しております。次の場合には、繰延税金資産および繰延税金負債を認識しておりません。

・将来加算一時差異がのれんの当初認識から生じる場合

・企業結合ではなく、かつ、取引日に会計上の利益にも課税所得(欠損金)にも影響しない取引における資産または負債の当初認識から生ずる場合

・子会社、関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異について、解消する時期をコントロールでき、かつ、予測可能な将来にその差異が解消されない可能性が高い場合

繰延税金資産および繰延税金負債は、当期税金資産と当期税金負債を相殺する法律上強制力のある権利を有しており、かつ、法人所得税が同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合または別々の納税主体であるものの当期税金資産および当期税金負債とを純額で決済するか、あるいは資産の実現と負債の決済を同時に行うことを意図している場合に相殺しております。繰延税金資産は、将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金および繰越税額控除のうち、将来課税所得に対して利用できる可能性が高いものに限り認識しております。繰延税金資産の帳簿価額は期末日において再検討しており、繰延税金資産の便益を実現させるだけの十分な課税所得を稼得する可能性が高くなくなった範囲で繰延税金資産の帳簿価額を減額しております。未認識の繰延税金資産についても各報告期間の期末日で再検討され、将来の課税所得により繰延税金資産が回収される可能性が高くなった範囲内で認識しております。

当社および国内の100%出資子会社は、連結納税グループとして法人税の申告・納付を行う連結納税制度を適用しております。

 

(15) リース

当連結グループは、契約がリースであるか、または契約にリースが含まれているかについては、リース開始日における契約の実質に基づき判断しております。契約の実質は、契約の履行が特定の資産または資産グループの使用に依存しているか、およびその契約により当該資産を使用する権利が与えられるかに基づき判断しております。

① ファイナンス・リース

ファイナンス・リースは、資産の所有に伴うリスクと経済価値を実質的にすべて移転するリースであります。リース資産は公正価値または最低支払リース料総額の現在価値のいずれか小さい額で当初認識しております。当初認識後は当該資産に適用される会計方針に基づいて会計処理しております。最低支払リース料は、利子率が負債残高に対して一定率になるように金融費用とリース債務の返済額とに配分しております。

② オペレーティング・リース

オペレーティング・リースは、ファイナンス・リース以外のリースであります。リース料は、主としてリース期間にわたって定額法によって認識しております。当連結グループがオペレーティング・リースの貸手側の場合、オペレーティング・リースに係る資産を認識しております。

 

(16) 株式に基づく報酬

当連結グループは、取締役および執行役員に対するインセンティブ制度として業績連動型株式報酬制度を導入しております。持分決済型の株式に基づく報酬取引については、受け取った財またはサービスの公正価値を付与した資本性金融商品の付与日における公正価値で測定し、付与日から権利確定期間にわたって費用として認識し、同額を資本剰余金の増加として認識しております。

 

4 未適用の新たな基準書および解釈指針

 連結財務諸表の承認日までに公表されている主な基準書および解釈指針の新設または改訂は次のとおりであり、当連結グループは、これを当連結会計年度末(2019年3月31日)において適用しておりません。

 

基準書

基準名

強制適用時期

(以降開始年度)

当連結グループ

適用年度

新設・改訂の概要

IFRS第16号

リース

2019年1月1日

2020年3月期

リース契約に関する会計処理を改訂

 IFRS第16号(以下「本基準」という。)の適用により、原則としてすべてのリース取引について、原資産を使用する権利を表す使用権資産とリース料を支払う義務を表すリース負債を連結財政状態計算書にて認識することになります。

 これにより、過去にIAS第17号「リース」を適用してオペレーティング・リースに分類していたリースについて、資産と負債が増加する影響があると考えられます。また、連結損益計算書において発生時に費用処理していたオペレーティング・リース料は、使用権資産に係る減価償却費およびリース負債に係る利息費用として計上され、連結キャッシュ・フロー計算書においては、営業活動によるキャッシュ・フローの減額項目から財務活動によるキャッシュ・フローの減額項目に計上区分が変更される予定です。なお、当連結グループは本基準を修正遡及アプローチを用いて適用する予定です。

 本基準の適用に伴い、適用開始日(2019年4月1日)においては、使用権資産およびリース負債がそれぞれ約170億円増加すると見積もっております。なお、2020年3月期の連結損益計算書への影響は軽微であります。

 

 

5 企業結合

前連結会計年度(2017年4月1日から2018年3月31日まで)において、重要な企業結合は発生しておりません。

 

当連結会計年度(2018年4月1日から2019年3月31日まで)に生じた主な企業結合は次のとおりであります。

 

(1) 企業結合の内容

被取得企業の名称     株式会社ジー・プリンテック

被取得企業の事業の内容  カードプリンターおよび関連機器の開発・製造・販売

取得日          2018年12月3日

企業結合の法的形式    現金を対価とする株式の取得

結合後企業の名称     株式会社ジー・プリンテック

取得した議決権比率    取得日の直前に所有していた議決権比率  40.0%

             取得日に追加取得した議決権比率     60.0%

             取得後の議決権比率          100.0%

 

(2) 企業結合を行った主な理由

電子・デバイス部門の主力事業の一つであるカードプリンター事業は、カードプリンターのディストリビューションに長年注力しております。同事業の更なる付加価値向上において、株式会社ジー・プリンテックを重要な戦略的機能と位置付けており、同社のプリンター設計・開発機能を獲得することで、より多様な顧客ニーズに応え、相互にシナジーを発揮することが可能となり、当連結グループの企業価値向上に資するものと判断しました。

 

(3) 被取得企業の取得原価およびその内訳

取得の対価

 

取得日直前に保有していた被取得企業株式の取得日における公正価値

1,440百万円

取得日に追加取得した被取得企業株式の公正価値

2,160

取得原価

3,600

 

(4) 企業結合に伴う再測定による利益

取得日直前に保有していた被取得企業の資本持分を取得日における公正価値で再測定した結果、610百万円の企業結合に伴う再測定による利益を、連結損益計算書の「その他の収益」に計上しております。

 

(5) 取得日における取得資産、引受負債の公正価値およびのれんの認識

 

項目

 

 

金額

 

 

 

取得資産、引受負債の公正価値

 

 

 

 

 

 

 現金及び現金同等物

 

 

439

百万円

 

 

 営業債権

 

 

845

 

 

 

 棚卸資産

 

 

301

 

 

 

 その他の流動資産

 

 

91

 

 

 

 有形固定資産

 

 

124

 

 

 

 無形資産

 

 

2,856

 

 

 

 その他の非流動資産

 

 

25

 

 

 

 流動負債

 

 

△1,740

 

 

 

 非流動負債

 

 

△1,831

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のれんの認識額

 

 

2,485

 

 

 

合計

 

 

3,600

 

 

(注)のれんの内容は主に、超過収益力および既存事業とのシナジー効果です。なお、当該のれんについて、税務上損金算入を見込んでいる金額はありません。

 

(6) 企業結合によるキャッシュ・フローへの影響

取得原価の支払                △2,160百万円

被取得企業の現金及び現金同等物          439

子会社の取得による収支            △1,720

 

(7) 当連結グループの業績に与える影響

被取得企業の取得日から2019年3月31日までの経営成績は、次のとおりであります。

収益      1,628百万円

当期利益     287

また、当該企業結合が期首に行われたと仮定した場合の当連結会計年度の連結業績に係るプロフォーマ情報(非監査情報)は、収益726,220百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益16,760百万円です。

 

 

6 収益

(1) 収益の分解

当連結グループは、「注記7 セグメント情報」に記載のとおり、「電子・デバイス」、「食料」、「鉄鋼・素材・プラント」、「車両・航空」の4つを報告セグメントとしております。当連結グループは、顧客との契約から生じる収益を主要な財またはサービスに応じて、電子・デバイスを「ICTソリューション」、「モバイル」、「その他」、鉄鋼・素材・プラントを「エネルギー」、「その他」に分解しております。これらの分解した収益と各報告セグメントの収益との関連は、次のとおりであります。

それぞれの収益の会計処理の方法は、「注記3 重要な会計方針」における記載と同一であります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

 至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

 至2019年3月31日)

電子・デバイス

 

 

ICTソリューション

60,556

65,561

モバイル

131,910

135,094

その他

70,550

64,530

食料

231,260

244,859

鉄鋼・素材・プラント

 

 

エネルギー

96,432

73,199

その他

56,640

66,234

車両・航空

54,204

61,938

 報告セグメント合計

701,555

711,417

その他

12,691

11,960

顧客との契約から認識した収益合計

714,247

723,378

その他の源泉から認識した収益

543

470

 合計

714,790

723,849

(注)その他の源泉から認識した収益には、IAS第17号「リース」等に基づき認識した収益が含まれております。

 

(2) 契約残高

顧客との契約から生じた契約資産および契約負債に関する情報は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

適用開始日

(2018年4月1日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

契約資産

168

7

契約負債

4,504

11,273

 

契約資産は主に、報告日時点で完了しているが、まだ請求していない履行義務に係る対価に対する当連結グループの権利に関するものであります。契約資産は、支払いに対する権利が無条件になった時点で債権に振り替えられます。

契約負債は主に、債権管理等の観点から、商品または製品の引渡前に顧客から受け取った対価でありますが、契約のタイミングで一時的に大きく変動することがあります。当連結会計年度の期首現在の契約負債残高については、すべて当連結会計年度で収益を認識しております。また、当連結会計年度において、過去の期間に充足した履行義務から認識した収益の額に重要なものはありません。なお、連結キャッシュ・フロー計算書において契約負債の増加は、営業活動によるキャッシュ・フローのその他に含まれております。

 

(3) 残存履行義務に配分する取引価格

保守取引やサービス型の製品保証を伴う取引のうち、履行義務が一定の期間にわたり充足されるものについては、対価を契約負債として計上し、保守期間または保証期間の履行義務の充足に従い収益として認識しております。また、物品販売取引で商品の引渡時点で収益を認識する取引において、既に受領した対価の一部を契約負債として計上しております。

残存履行義務に配分した取引価格の充足時期は、次のとおりであります。なお、個別の予想契約期間が1年以内の取引は含みません。

(単位:百万円)

 

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

1年以内

10,517

1年超

11,387

合計

21,905

(注)当連結会計年度末の1年超に含まれるものの主な取引は物品販売取引にかかわるもので、3年以内に履行義務が充足される見込みです。

 

(4) 顧客との契約獲得または履行のためのコストから認識した資産

当連結会計年度において、顧客との契約獲得または履行のためのコストから認識した資産はありません。また、認識すべき資産の償却期間が1年以内である場合には、実務上の便法を使用し、契約の獲得の増分コストを発生時に費用として認識しております。

7 セグメント情報

(1) 報告セグメントの概要

当連結グループの報告セグメントは、当連結グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分や業績評価を行うにあたり通常使用しており、定期的に検討を行う対象となっております。

当連結グループは、国内外のネットワークと各事業分野で培ってきた専門性と、商取引、情報収集、市場開拓、事業開発・組成、リスクマネジメント、物流などの商社機能を有機的に結合して、多種多様な商品・サービスを提供しております。

また、当連結グループは、営業部門を基礎とした商品・サービス別のセグメントから構成されており、「電子・デバイス」、「食料」、「鉄鋼・素材・プラント」、「車両・航空」の4つを報告セグメントとしております。

各報告セグメントの主な取扱商品・サービスは、次のとおりであります。

 

(電子・デバイス)

電子部品・部材、半導体・液晶製造装置、電子関連の素材・副資材など幅広い製品を開発・提案も含めたサービスとともに提供しております。また携帯通信端末の取扱いおよびモバイルインターネットシステム、情報・通信関連機器やセキュリティ機器の取扱いおよびサービスも展開しております。

(食料)

調理食品、フルーツ加工品、農産加工品、飲料原料、畜水産物、小麦、米、大豆、飼料、ペットフードなど、原料の安定確保から高付加価値商品を含めた幅広い食品の提供まで一貫して行っております。

(鉄鋼・素材・プラント)

各種鋼板、条鋼・線材、鋼管、ステンレス製品などの鉄鋼製品全般の国内・貿易取引、また海外向けの各種プラント、インフラ整備案件などのプロジェクトや、工作機械・産業機械の販売を行っております。さらに、原油、石油製品、ガス、機能性化学品・機能性食品、医薬品・医農薬中間体などの国内・貿易取引を行っております。また環境関連ビジネスや排出権関連ビジネスにも取り組んでおります。

(車両・航空)

航空機・航空機部品、衛星、宇宙関連製品、自動車・二輪車および関連部品、産業車両、建設機械などの貿易取引を中心に事業を展開し、需要・用途に合わせ価値を高めた製品の提案も行っております。

 

(2) 報告セグメントに関する情報

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「注記3 重要な会計方針」における記載と概ね同一であります。

セグメント間の内部収益および振替高は外部顧客との取引価格に準じて決定しております。

 

前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

連結

 

電子・

デバイス

食料

鉄鋼・

素材・

プラント

車両・航空

収益

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客からの収益

263,310

231,260

153,075

54,453

702,099

12,691

714,790

セグメント間収益

277

4

80

11

374

62

436

 収益合計

263,587

231,265

153,155

54,464

702,473

12,753

436

714,790

セグメント利益または

損失(△)

17,556

2,149

3,930

2,541

26,179

20

2

26,160

(その他の損益項目)

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費および

償却費

1,205

562

838

425

3,032

135

21

3,145

持分法による投資損益

361

62

19

33

476

1,102

0

1,579

セグメント資産

194,788

118,829

121,456

42,898

477,972

9,112

32,803

519,889

(その他の資産項目)

 

 

 

 

 

 

 

 

持分法で会計処理されている投資

873

1,337

83

326

2,620

2,552

3

5,169

資本的支出

1,359

600

486

384

2,831

120

153

3,105

(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、物流・保険サービス事業およびジオテック事業等を含んでおります。

2.調整額は次のとおりであります。

・セグメント利益または損失(△)の調整額2百万円には、セグメント間取引消去2百万円が含まれております。

・セグメント資産の調整額32,803百万円には、セグメント間取引消去△15,610百万円、各セグメントに配分していない全社資産48,414百万円が含まれております。全社資産の主な内容は、財務活動に係る現預金および投資有価証券等の資産であります。

・減価償却費および償却費の調整額△21百万円には、セグメント間取引消去△21百万円が含まれております。

・持分法による投資損益の調整額0百万円には、セグメント間取引消去0百万円が含まれております。

・持分法で会計処理されている投資の調整額△3百万円には、セグメント間取引消去△3百万円が含まれております。

・資本的支出の調整額153百万円には、セグメント間取引消去△0百万円、各セグメントに配分していない全社資産153百万円が含まれております。全社資産の主な内容は、子会社のシステムに係るリース備品等であります。

 

当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

連結

 

電子・

デバイス

食料

鉄鋼・

素材・

プラント

車両・航空

収益

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客からの収益

265,530

244,859

139,436

62,063

711,888

11,960

723,849

セグメント間収益

282

1

66

24

374

103

478

 収益合計

265,812

244,860

139,502

62,087

712,262

12,064

478

723,849

セグメント利益または

損失(△)

18,533

3,951

4,437

2,549

29,472

850

26

30,349

(その他の損益項目)

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費および

償却費

1,345

579

864

390

3,179

116

21

3,274

持分法による投資損益

78

53

28

32

35

327

363

セグメント資産

197,389

124,172

133,762

48,296

503,621

9,520

36,318

549,459

(その他の資産項目)

 

 

 

 

 

 

 

 

持分法で会計処理されている投資

1,407

2,521

350

4,279

2,591

3

6,867

資本的支出

1,377

335

1,101

701

3,516

251

415

4,183

(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、物流・保険サービス事業およびジオテック事業等を含んでおります。

2.調整額は次のとおりであります。

・セグメント利益または損失(△)の調整額26百万円には、セグメント間取引消去26百万円が含まれております。

・セグメント資産の調整額36,318百万円には、セグメント間取引消去△10,141百万円、各セグメントに配分していない全社資産46,459百万円が含まれております。全社資産の主な内容は、財務活動に係る現預金および投資有価証券等の資産であります。

・減価償却費および償却費の調整額△21百万円には、セグメント間取引消去△21百万円が含まれております。

・持分法で会計処理されている投資の調整額△3百万円には、セグメント間取引消去△3百万円が含まれております。

・資本的支出の調整額415百万円には、各セグメントに配分していない全社資産415百万円が含まれております。全社資産の主な内容は、子会社のシステムに係るリース備品等であります。

 

セグメント利益(営業活動に係る利益)から連結損益計算書の税引前利益への調整は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

セグメント利益

26,160

30,349

金融収益および金融費用

1,696

1,535

持分法による投資損益

1,579

363

税引前利益

26,043

29,177

 

(3) 製品およびサービスに関する情報

製品およびサービスに関する情報については、「注記6 収益」を参照願います。

 

(4) 地域別情報

① 外部顧客からの収益

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

日本

592,687

597,774

アジア

51,411

51,157

北米

48,665

53,708

ヨーロッパ

17,397

16,492

その他の地域

4,627

4,716

合計

714,790

723,849

 

収益は、顧客の所在地を基礎とし、国または地域に分類しております。

 

② 非流動資産(金融資産および繰延税金資産を除く。)

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

日本

42,172

47,292

アジア

991

1,172

北米

6,548

6,750

ヨーロッパ

2,580

2,216

その他の地域

35

24

合計

52,328

57,457

 

(5) 主要な顧客に関する情報

 前連結会計年度および当連結会計年度において、当連結グループの収益合計のうち10%以上を占める相手先は

ありません。

 

8 営業債権及びその他の債権

 営業債権及びその他の債権の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

受取手形および売掛金

215,705

222,551

貸付金

3,425

3,195

その他

5,021

4,830

控除:損失評価引当金

△1,985

△1,827

合計

222,166

228,749

流動資産

220,583

227,300

非流動資産

1,582

1,449

合計

222,166

228,749

 

 

 なお、損失評価引当金の増減については、「注記30 金融商品 (3) 信用リスク管理」に記載しております。

 

9 棚卸資産

棚卸資産の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

商品および製品

91,334

93,299

原材料および貯蔵品

2,045

2,335

仕掛品

577

597

合計

93,957

96,232

 

費用として認識した棚卸資産の金額は、前連結会計年度および当連結会計年度においてそれぞれ592,212百万円および597,766百万円であります。

費用として認識した棚卸資産の評価減の金額は、前連結会計年度および当連結会計年度においてそれぞれ365百万円および276百万円であります。

 

10 有形固定資産

有形固定資産の取得原価、減価償却累計額および減損損失累計額の増減は次のとおりであります。

 

取得原価

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

建物及び

構築物

機械、運搬具

及び

工具器具備品

土地

建設仮勘定

合計

前連結会計年度期首(2017年4月1日)

16,439

27,974

10,572

588

55,575

新規取得

822

1,331

2

336

2,493

企業結合による取得

1

4

6

建設仮勘定からの振替

80

478

25

△591

△6

処分

△2,427

△2,676

△2,365

△0

△7,470

為替換算差額

△6

△289

△6

△13

△316

連結範囲の異動による増減

△12

△18

△31

その他

500

21

75

△16

580

前連結会計年度末(2018年3月31日)

15,400

26,825

8,303

301

50,831

新規取得

514

2,179

522

3,216

企業結合による取得

25

101

2

129

建設仮勘定からの振替

108

214

△293

28

処分

△546

△2,021

△1

△2,569

為替換算差額

△33

149

△1

12

126

その他

99

△174

0

△75

当連結会計年度末(2019年3月31日)

15,567

27,274

8,301

544

51,688

 

[減価償却累計額および減損損失累計額]

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

建物及び

構築物

機械、運搬具

及び

工具器具備品

土地

建設仮勘定

合計

前連結会計年度期首(2017年4月1日)

△9,663

△19,016

△37

△28,717

減価償却

△630

△1,787

△2,417

減損損失

△69

△1

△2,074

△2,146

処分

2,047

1,369

963

4,380

為替換算差額

4

91

96

連結範囲の異動による増減

10

15

26

その他

△112

35

△75

△152

前連結会計年度末(2018年3月31日)

8,413

19,293

1,224

28,930

減価償却

△759

△1,793

△2,552

減損損失

△58

△20

△78

処分

390

1,573

1,963

為替換算差額

6

△31

△25

その他

4

22

26

当連結会計年度末(2019年3月31日)

8,830

19,543

1,224

29,597

 

帳簿価額

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

建物及び

構築物

機械、運搬具

及び

工具器具備品

土地

建設仮勘定

合計

前連結会計年度末(2018年3月31日)

6,986

7,532

7,079

301

21,900

当連結会計年度末(2019年3月31日)

6,737

7,731

7,077

544

22,090

 

建設中の有形固定資産に関する支出額は、上記の中で、建設仮勘定として記載しております。

有形固定資産の減価償却費は「原価」および「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 

11 のれんおよび無形資産

(1)のれん

① 取得原価、減損損失累計額および帳簿価額

 のれんの取得原価および減損損失累計額の増減は次のとおりであります。

[取得原価]

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

期首

7,203

7,578

企業結合による取得

495

2,485

為替換算差額

△121

96

期末

7,578

10,160

 

[減損損失累計額]

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

期首

△899

△1,006

減損損失

△107

△343

期末

1,006

1,349

 

[帳簿価額]

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

帳簿価額

6,571

8,810

 

 

 

減損テスト

 のれんが配分されている資金生成単位グループについては毎期、さらに減損の兆候がある場合には都度、減損テストを行っております。資金生成単位グループに配分されたのれんの帳簿価額が重要なものは次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

電子・デバイスセグメント

 

 

国内子会社の電子事業

1,763

4,248

国内子会社のモバイル事業

2,123

2,098

食料セグメント

 

 

国内子会社のペット関連事業

319

鉄鋼・素材・プラントセグメント

 

 

海外子会社の油井管事業

2,151

2,247

 

 重要なのれんが配分された資金生成単位グループの回収可能価額は、経営者によって承認された5年間の予測を基礎とする使用価値に基づき算定しております。

 当該5年間のキャッシュ・フローの予測は、過去の実績を反映した将来計画に基づいております。また、予測の決定に用いられた主な仮定は当該期間にわたる売上総利益の成長率となっており、売上総利益の成長率はこれらの資金生成単位グループが属する国の名目GDP成長率予測等と整合したものとなっております。なお、最終成長率は、資金生成単位が属する市場もしくは国における長期の平均成長率を勘案して決定しております。

 重要なのれんが配分された資金生成単位グループの使用価値の算定に用いた税引前の割引率は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

電子・デバイスセグメント

 

 

国内子会社の電子事業

2.8%

6.2%

国内子会社のモバイル事業

6.6%

8.9%

食料セグメント

 

 

国内子会社のペット関連事業

5.6%

7.0%

鉄鋼・素材・プラントセグメント

 

 

海外子会社の油井管事業

13.4%

11.8%

 

 当連結会計年度末ののれんについては、当該資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を上回っていることから、主要な仮定が合理的な範囲で変更されたとしても、それにより当該資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと予測しております。

 

(2)その他無形資産

 無形資産の取得原価、償却累計額および減損損失累計額の増減は次のとおりであります。

[取得原価]

 

 

 

(単位:百万円)

 

ソフトウエア

キャリアショップ運営権

その他

合計

前連結会計年度期首(2017年4月1日)

8,596

17,140

4,427

30,164

新規取得

322

63

386

企業結合による取得

0

1

1

処分

△313

△14

△328

為替換算差額

△18

△180

△198

その他

△19

△1

△20

前連結会計年度末(2018年3月31日)

8,568

17,140

4,295

30,004

新規取得

418

17

435

企業結合による取得

52

2,804

2,856

処分

△204

△21

△226

為替換算差額

14

144

158

その他

54

△104

△49

当連結会計年度末(2019年3月31日)

8,904

17,140

7,134

33,179

 

[償却累計額および減損損失累計額]

 

 

 

(単位:百万円)

 

ソフトウエア

キャリアショップ運営権

その他

合計

前連結会計年度期首(2017年4月1日)

△7,383

△234

△1,611

△9,228

償却

△465

△314

△780

減損損失

△1

△1

△2

処分

279

0

279

為替換算差額

15

61

77

その他

25

1

27

前連結会計年度末(2018年3月31日)

7,528

234

1,863

9,626

償却

△396

△368

△765

減損損失

△32

△32

処分

200

4

205

為替換算差額

△12

△52

△64

その他

25

131

156

当連結会計年度末(2019年3月31日)

7,744

234

2,148

10,128

 

[帳簿価額]

 

 

 

(単位:百万円)

 

ソフトウエア

キャリアショップ運営権

その他

合計

前連結会計年度末(2018年3月31日)

1,039

16,906

2,432

20,377

当連結会計年度末(2019年3月31日)

1,159

16,906

4,986

23,051

 

 キャリアショップ運営権は、当社の連結子会社がモバイル事業の取得時に認識したものであり、事業が継続する限り基本的に存続するため、耐用年数を確定できないと判断しております。

 当該キャリアショップ運営権を含む資金生成単位グループの回収可能価額は、経営者によって承認された5年間の予測を基礎とする使用価値に基づき算定しております。当該5年間のキャッシュ・フローの予測は、過去の実績を反映した将来計画に基づいております。また、予測の決定に用いられた主な仮定は当該期間にわたる売上総利益の成長率となっており、売上総利益の成長率はこれらの資金生成単位グループが属する国の名目GDP成長率予測等と整合したものとなっております。最終成長率は、資金生成単位が属する市場における長期の平均成長率を勘案して決定しております。

 また、前連結会計年度末および当連結会計年度末において、重要な自己創設に該当する無形資産はありません。なお、償却費は「原価」および「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 この資金生成単位グループの使用価値の算定に用いた税引前の割引率は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

電子・デバイスセグメント

 

 

国内子会社のモバイル事業

6.5%

8.3%

 

 当該キャリアショップ運営権については、当該資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を上回っていることから、主要な仮定が合理的な範囲で変更されたとしても、それにより当該資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと予測しております。

12 関連会社および共同支配企業に対する関与

当連結グループにとって重要性のある関連会社および共同支配企業はありません。

持分法で会計処理している個々には重要性のない関連会社および共同支配企業に対する持分の総額は次のとおりであります。

 

(帳簿価額総額)

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

関連会社

5,057

6,749

共同支配企業

112

118

 

(継続事業からの純損益)

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

関連会社

814

304

共同支配企業

764

59

 

(その他の包括利益)

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

関連会社

△57

△42

共同支配企業

 

(包括利益合計)

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

関連会社

757

261

共同支配企業

764

59

 

13 その他の投資

 その他の投資の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

4,168

3,962

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

32,805

28,453

償却原価で測定する金融資産

994

合計

37,969

32,416

 

14 その他の流動資産およびその他の非流動資産

 その他の流動資産およびその他の非流動資産の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

前渡金

11,001

19,666

前払費用

4,766

4,809

契約資産

7

その他

7,666

7,441

合計

23,433

31,925

流動資産

19,955

28,420

非流動資産

3,478

3,504

合計

23,433

31,925

 

15 営業債務及びその他の債務

 営業債務及びその他の債務の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

支払手形及び買掛金

141,292

142,951

輸入荷為替手形

36,468

42,443

未払金(口銭)

11,030

10,660

合計

188,791

196,054

流動負債

188,791

196,054

非流動負債

合計

188,791

196,054

 

16 社債及び借入金

 社債及び借入金の内訳は次のとおりであります。

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

平均利率

(注)

返済期限

1年内償還予定の社債

4,987

短期借入金

42,653

48,463

1.48%

1年内返済予定の長期借入金

13,568

25,852

1.18%

社債(1年内償還予定のものを除く)

14,910

14,930

長期借入金(1年内返済予定のものを除く)

61,205

50,258

1.00%

2020年9月~

2029年10月

合計

137,326

139,504

 

 

流動負債

61,210

74,316

 

 

非流動負債

76,116

65,188

 

 

合計

137,326

139,504

 

 

(注)「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。なお、社債については(社債明細表)に記載しております。

 

    (社債明細表)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

会社名

銘柄

発行年月日

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

利率(%)

担保

償還期限

兼松

第1回無担保

社債(3年債)

2016年

3月10日

4,987

0.40

なし

2019年

3月8日

兼松

第2回無担保

社債(5年債)

2016年

3月10日

4,978

4,985

0.64

なし

2021年

3月10日

兼松

第3回無担保

社債(5年債)

2017年

12月14日

4,965

4,972

0.42

なし

2022年

12月14日

兼松

第4回無担保

社債(7年債)

2017年

12月14日

4,966

4,971

0.57

なし

2024年

12月13日

(注)社債の連結決算日以降における償還予定額は次のとおりであります。

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超2年以内

2年超3年以内

3年超4年以内

4年超5年以内

5年超

  社債

4,985

4,972

4,971

 

17 引当金

引当金の増減は次のとおりであります。

 

 

 

(単位:百万円)

 

資産除去債務

その他

合計

当連結会計年度期首(2018年4月1日)

1,310

485

1,796

IFRS第15号適用に伴う調整

△209

△209

調整後期首残高(2018年4月1日)

1,310

276

1,587

繰入額

124

27

151

目的使用

△115

△53

△168

戻入

△39

△39

割引計算の期間利息費用

19

19

為替換算差額

7

7

当連結会計年度末(2019年3月31日)

1,338

218

1,557

 

引当金の流動、非流動区分ごとの内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

流動負債

156

189

非流動負債

1,639

1,368

合計

1,796

1,557

 

資産除去債務は、事業所および店舗等の不動産賃貸契約に伴う原状回復義務等であります。これらの費用は主に1年以上経過した後に支出されると見込まれておりますが、将来の事業計画等により影響を受けることがあります。

 

18 その他の流動負債およびその他の非流動負債

 その他の流動負債およびその他の非流動負債の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

前受金

8,392

7,940

契約負債

11,273

未払費用

3,337

3,464

前受収益

3,029

74

その他

9,545

10,774

合計

24,304

33,527

流動負債

23,371

32,321

非流動負債

933

1,205

合計

24,304

33,527

 

19 資本

(1) 資本管理

 当連結グループは、健全な財務体質を維持しつつ、事業創造・収益拡大による企業価値の向上を図るため、一定の自己資本(注1)を積み上げ、財務基盤を拡充することを基本方針としております。

 また、精緻な資本管理を行うことを目的に、個々の事業における環境の悪化に起因する想定損失の最大額に対するリスクバッファーの観点から、リスクアセット倍率(注2)の上限を定め、自己資本の規模の妥当性を検証しております。

 当連結グループが資本管理において用いる主な指標には、次のものがあり、これらの指標については、経営者に定期的に報告され、モニタリングされております。

・リスクアセット倍率

・ネットDER(注3)

 

(注1)資本のうち、親会社の所有者に帰属する持分を自己資本と定義しております。

(注2)自己資本に対する最大損失可能性額の比率であります。最大損失可能性額は、連結財政状態計算書上のすべての資産およびオフバランス取引を対象として、潜在的な損失リスクに応じて当連結グループが独自に設定したリスクウェイトを乗じて算出しております。

(注3)自己資本に対するネット有利子負債の比率であります。ネット有利子負債は、有利子負債総額から現預金の金額を除いて算出しております。

 

 前連結会計年度末および当連結会計年度末におけるネットDERの水準は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

ネットDER

0.5

0.4

 

 なお、当連結グループが適用を受ける重要な資本規制(会社法等の一般的な規定を除く。)はありません。

 

(2) 発行可能株式数、発行済株式数及び自己株式数

 

 

(単位:株)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

発行可能株式総数

(普通無額面株式)

200,000,000

200,000,000

発行済株式総数

(普通無額面株式)

 

 

期首残高

84,500,202

84,500,202

期中増減

期末残高

84,500,202

84,500,202

自己株式数

(普通無額面株式)

390,123

1,068,136

(注)1.当連結会計年度の自己株式数には、関連会社が保有する当社株式100,000株および役員向け株式交付信託が保有する当社株式711,500株が含まれております。

2.2017年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、併合後の株式数に換算して記載しております。

 

(3) 剰余金

① 資本剰余金

資本剰余金は、主として資本準備金から構成されております。

 

② 利益剰余金

利益剰余金は、利益準備金およびその他の利益剰余金から構成されております。

わが国の会社法では、資本準備金と利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで、各事業年度に剰余金の配当として支出する金額の10分の1を、資本準備金または利益準備金として積み立てることが規定されております。

会社法上の分配可能額は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して記帳された会計帳簿上の資本剰余金および利益剰余金に基づいて算定されますが、資本準備金および利益準備金は分配可能額から控除されます。

 

(4) 配当

① 配当金支払額

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額

(円)

基準日

効力発生日

2017年5月22日

取締役会

普通株式

利益剰余金

1,263

3.00

2017年3月31日

2017年6月5日

2017年10月31日

取締役会

普通株式

利益剰余金

1,474

3.50

2017年9月30日

2017年12月1日

2018年5月21日

取締役会

普通株式

利益剰余金

2,569

30.50

2018年3月31日

2018年6月4日

2018年10月31日

取締役会

普通株式

利益剰余金

2,106

25.00

2018年9月30日

2018年12月3日

(注)1.2017年5月22日および2017年10月31日取締役会決議に基づく1株当たり配当額については、基準日がそれ

ぞれ2017年3月31日および2017年9月30日であるため、2017年10月1日付の株式併合前の金額を記載して

おります。

2.2018年10月31日取締役会決議による配当金の総額には、役員向け株式交付信託が保有する当社株式に対す

る配当金17百万円が含まれております。

 

② 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額

(円)

基準日

効力発生日

2019年5月20日

取締役会

普通株式

利益剰余金

2,948

35.00

2019年3月31日

2019年6月3日

(注)2019年5月20日取締役会決議による配当金の総額には、役員向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金24百万円が含まれております。

20 販売費及び一般管理費

 販売費及び一般管理費の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

減価償却費及び償却費

2,027

2,174

人件費

43,444

44,944

業務委託料

7,264

7,670

賃借料

6,742

6,512

その他

18,941

19,091

合計

78,420

80,393

 

21 固定資産除売却損益

 固定資産除売却損益の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

有形固定資産売却益

43

32

固定資産売却益合計

43

32

有形固定資産売却損

△68

△8

固定資産売却損合計

△68

△8

有形固定資産除却損

△192

△241

無形資産除却損

△34

△21

固定資産除却損合計

△226

△262

固定資産除売却損益合計

△250

△238

 

22 減損損失

(1) 資産種類別の内訳

減損損失の資産種類別の内訳は次のとおりであります。有形固定資産および無形資産に係る減損損失は連結損益計算書の「固定資産減損損失」、また、のれんに係る減損損失は「その他の費用」に計上しております。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

有形固定資産

△2,146

△78

のれん

△107

△343

無形資産

△2

△32

合計

△2,255

△454

 

(2) セグメント別の内訳

減損損失のセグメント別内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

電子・デバイス

△2

△77

食料

△107

△377

鉄鋼・素材・プラント

△5

その他/調整・消去

△2,141

合計

△2,255

△454

 

前連結会計年度において、遊休地となった国内保有の土地を、回収可能価額602百万円まで減損し、△1,161百万円の減損損失を認識しております。また、ゴルフ事業の譲渡に伴い、譲渡対象資産の回収可能価額1,566百万円まで減損し、△975百万円の減損損失を認識しております。回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値によっており、公正価値は売却価額に基づいております。なお、これらはその他セグメントによるものであります。

国内子会社のペット関連事業において、従来事業計画で想定していた将来キャッシュ・フローが見込めなくなったことから、回収可能価額である359百万円まで減損し、△107百万円ののれんの減損損失を認識しております。回収可能価額は使用価値によっており、税引前割引率6.55%を用いて将来キャッシュ・フローを割り引くことにより算出しております。なお、これは食料セグメントによるものであります。

当連結会計年度は、国内子会社のペット事業において、従来事業計画で想定していた将来キャッシュ・フローが見込めなくなったことから、回収可能価額である950百万円まで減損し、△319百万円ののれんの減損損失を認識しております。回収可能額は使用価値によっており、税引前割引率7.01%を用いて将来キャッシュ・フローを割り引くことにより算出しております。なお、これは食料セグメントによるものであります。

なお、上記の公正価値は、すべて公正価値ヒエラルキーレベル3に区分されます。公正価値は、用いられる評価技法へのインプットにより3つのレベルに区分され、その内容は「注記2 作成の基礎 (4)見積りおよび判断の利用」に記載しております。

 

23 為替差額

 純損益に認識された為替差額は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ521百万円および646百万円であり、連結損益計算書の「その他の収益」に計上しております。なお、当該金額には為替リスクのヘッジを目的として行った通貨関連デリバティブから生じた損益を含めております。また、機能通貨以外の通貨で記帳されている資産および負債を換算することにより発生する損益およびそれらの資産および負債を決済することにより発生する損益は、発生した時点で純損益に認識しております。

 

24 金融収益および金融費用

金融収益および金融費用の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

受取利息

 

 

償却原価で測定する金融資産

352

371

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

11

受取利息合計

363

371

受取配当金

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

268

227

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

805

962

受取配当金合計

1,073

1,189

その他の金融収益(注)

 

 

その他の金融収益

10

その他の金融収益合計

10

 金融収益合計

1,447

1,561

支払利息

 

 

償却原価で測定する金融負債

2,144

2,446

デリバティブ

269

215

支払利息合計

2,414

2,662

その他の金融費用(注)

 

 

その他の金融費用

730

434

その他の金融費用合計

730

434

 金融費用合計

3,144

3,096

(注)その他の金融収益およびその他の金融費用は、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に係るもので、その内容は「注記30 金融商品 (6) ③(ⅱ)公正価値ヒエラルキーレベル3に区分される経常的な公正価値測定」に記載しております。

 

25 親会社の所有者に帰属する1株当たり当期利益

(1)1株当たり当期利益

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

基本的1株当たり当期利益

193.79

198.22

希薄化後1株当たり当期利益

193.79

198.15

 当連結会計年度の希薄化後1株当たり当期利益は、業績連動型株式報酬制度に基づき支給が見込まれる条件付

発行可能株式を潜在株式とみなして算定しております。

 

(2)基本的1株当たり当期利益および希薄化後1株当たり当期利益の算定の基礎

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)

16,317

16,605

親会社の普通株主に帰属しない金額(百万円)

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益(百万円)

16,317

16,605

希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益(百万円)

16,317

16,605

普通株式の加重平均株式数(千株)

84,202

83,773

業績連動型株式報酬制度による増加(千株)

31

希薄化効果調整後の加重平均株式数(千株)

84,202

83,804

(注)1.2017年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っております。前連結会計年度の期首

       に当該株式併合が行われたと仮定し、親会社の所有者に帰属する1株当たり当期利益を算定しておりま

       す。

     2.基本的1株当たり当期利益の算定上、以下の株式数の役員向け株式交付信託が保有する当社株式を、期中

       平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

           前連結会計年度      -株        当連結会計年度    437,846株

 

26 その他の資本の構成要素およびその他の包括利益

その他の資本の構成要素の各項目の増減は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

在外営業活動体の換算差額

 

 

期首残高

2,349

1,275

期中増減

△1,073

589

期末残高

1,275

1,865

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

期首残高

9,455

12,684

期中増減

3,351

△2,940

利益剰余金への振替額

△123

△163

期末残高

12,684

9,580

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

期首残高

△388

△905

期中増減

△516

612

期末残高

△905

△293

確定給付制度の再測定

 

 

期首残高

期中増減

275

137

利益剰余金への振替額

△275

△137

期末残高

その他の資本の構成要素

 

 

期首残高

11,416

13,055

期中増減

2,037

△1,601

利益剰余金への振替額

△398

△300

期末残高

13,055

11,153

 

その他の包括利益の各内訳項目ごとの組替調整額および税効果額は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

当期発生額

4,980

△4,440

税効果調整前

4,980

△4,440

税効果額

△1,577

1,408

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

3,402

△3,031

確定給付制度の再測定

 

 

当期発生額

322

263

税効果調整前

322

263

税効果額

△14

△64

確定給付制度の再測定

307

199

在外営業活動体の換算差額

 

 

当期発生額

△1,427

948

組替調整額

在外営業活動体の換算差額

△1,427

948

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

当期発生額

△751

104

組替調整額

49

737

税効果調整前

△701

842

税効果額

216

△258

キャッシュ・フロー・ヘッジ

△485

584

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

 

当期発生額

△25

△70

組替調整額

△31

27

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

△57

△42

 その他の包括利益合計

1,740

△1,341

 

27 キャッシュ・フロー情報

(1) 現金及び現金同等物

 現金及び現金同等物の内訳および連結財政状態計算書との関係は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

現金及び預金(預入期間が3ヵ月を超える

定期預金を除く)

77,731

88,941

取得日から3ヵ月以内に償還期限が到来する

短期投資

連結財政状態計算書における

現金及び現金同等物

77,731

88,941

連結キャッシュ・フロー計算書における

現金及び現金同等物

77,731

88,941

 

(2) 子会社の取得による収支

 新たに子会社となった会社に関する支配獲得時の資産および負債の主な内訳ならびに支払対価と取得による収支の関係は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

支配獲得時の資産の内訳

 

 

流動資産(現金及び現金同等物含む)

1,274

1,700

非流動資産

145

3,012

支配獲得時の負債の内訳

 

 

流動負債

△242

△1,749

非流動負債

△232

△1,831

のれん

154

2,480

支払対価の公正価値

△1,099

△3,612

既保有持分の公正価値

1,440

被取得企業の現金及び現金同等物

737

443

子会社の取得による収支(△は支出)

△362

△1,729

 

 

(3) 子会社の売却による収支および事業譲渡による収入

 株式の売却により子会社でなくなった会社、および事業譲渡に関する支配喪失時の資産および負債の主な内訳ならびに受取対価と売却による収支の関係は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

支配喪失時の資産の内訳

 

 

流動資産(現金及び現金同等物含む)

505

非流動資産

1,600

支配喪失時の負債の内訳

 

 

流動負債

△360

非流動負債

△105

 

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

受取対価

1,638

支配喪失時の資産のうち現金及び現金同等物

△207

子会社の売却による収支(△は支出)

△22

事業譲渡による収入

1,452

 

(4) 財務活動に係る負債の変動

 財務活動に係る負債の変動は、次のとおりであります。

 

 前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度期首

(2017年4月1日)

キャッシュ・

フローを

伴う変動

キャッシュ・フローを

伴わない変動

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

 

為替換算差額

子会社の取得による増減

その他

借入金

123,899

△6,211

△259

117,428

社債

9,945

9,928

24

19,898

リース債務

1,285

△240

0

125

1,170

合計

135,130

3,476

△258

150

138,497

 

 当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

当連結会計年度期首

(2018年4月1日)

キャッシュ・

フローを

伴う変動

キャッシュ・フローを

伴わない変動

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

 

為替換算差額

子会社の取得による増減

その他

借入金

117,428

5,545

101

1,500

124,574

社債

19,898

△5,000

32

14,930

リース債務

1,170

△214

0

85

1,041

合計

138,497

331

101

1,500

117

140,546

 

(5) 重要な非資金取引

 前連結会計年度および当連結会計年度において、重要な非資金取引はありません。

 

 

28 従業員給付

(1)退職後給付

① 採用している退職給付制度の概要

 当社は、取締役および執行役員を除く、ほぼすべての従業員に対して、確定給付型の年金制度および退職一時金制度を設けております。確定給付型年金制度の給付額は、加入者期間、拠出付与額、およびその他の要素に基づき設定されております。また、法令および規約を遵守し、加入者等のために忠実に積立金の管理および運用に関する業務を遂行する責任を負っており、掛金拠出の義務が課されております。

 年金形態は規約型であります。

 資産運用実績や制度の状況、会計処理などの各種報告は担当部署たる財務部および人事総務部から経営会議にて行い、また、制度改訂や投資方針変更などの検討を目的として、これら担当部門で適時にミーティングを実施しております。

 子会社の多くは、内部積立による退職一時金制度と、外部積立による退職年金制度のいずれか、または両制度をあわせて採用しております。役員を除く従業員は、通常の定年退職や早期退職にあたり、ほとんどの場合において、退職時の給与や勤続年数等に基づく退職一時金を受領する権利を有しております。また、一部の子会社では、確定拠出型の年金制度を採用しております。

 

② 確定給付制度

(ⅰ)確定給付負債(資産)の純額

 確定給付負債(資産)の純額およびその構成要素の期首および期末残高の調整表は次のとおりであります。

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

確定給付制度債務の現在価値

制度資産

の公正価値

資産上限額の影響

確定給付負債

(資産)の純額

前連結会計年度期首(2017年4月1日)

19,625

△13,305

261

6,581

当期勤務費用

1,439

1,439

利息費用(収益)

69

△59

9

再測定

98

△159

△261

△322

為替換算差額

△30

8

△22

事業主による制度への拠出

△959

△959

給付支払額

△1,569

1,024

△544

企業結合および処分の影響額

21

21

その他

5

8

13

前連結会計年度末(2018年3月31日)

19,659

△13,442

6,217

当期勤務費用

1,425

1,425

利息費用(収益)

62

△60

2

再測定

△248

△14

△263

為替換算差額

3

△7

△4

事業主による制度への拠出

△1,013

△1,013

給付支払額

△1,469

1,047

△422

企業結合および処分の影響額

492

492

その他

111

9

120

当連結会計年度末(2019年3月31日)

20,036

△13,481

6,555

 前連結会計年度および当連結会計年度の確定給付制度債務に係る再測定は、主に財務上の仮定の変化により生じた差異であります。

(ⅱ)確定給付制度債務および制度資産の期末残高と連結財政状態計算書に計上された退職給付に係る負債および退職給付に係る資産の調整表

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

積立型制度の確定給付制度債務

16,046

15,726

制度資産

△13,442

△13,481

積立型制度の積立不足額

2,604

2,245

非積立型制度の確定給付制度債務

3,613

4,309

連結財政状態計算書に計上された負債と資産の純額(資産上限額の影響考慮前)

6,217

6,555

 当社の主な給付債務の測定基準日は3月31日であります。

 当社の年金積立は、税法上の損金算入限度額、制度資産の積立状態、数理計算等の様々な要因を考慮のうえ行われます。制度資産への拠出は、既に提供された役務に対する給付に加え、将来提供される部分に対する給付を賄うことも意図しております。これに加え、当社では、期末時点の給付債務の積立不足額を積み立てるため、現金を退職給付信託に拠出する場合があります。

 当社の制度資産運用は、年金受給者(将来の年金受給者を含む。)に対する給付を確保するとともに、許容されるリスクの範囲内で制度資産価値の増大を図ることを目的としております。制度資産の運用にあたっては、投資対象資産のリスクやリターンを考慮したうえで、将来にわたり最適な組み合わせである政策的資産構成(以下「政策アセットミックス」という。)を策定し、運用受託機関の選定、資産配分状況のモニタリングなどにより資産運用状況を管理しております。政策アセットミックスは、設定した当初前提からの市場環境の変化や積立状況の変化に対応するため、定期的に見直しを行っております。当社の目標とする資産別配分比率は株式10%、債券44%、生命保険一般勘定36%、その他10%であります。

 運用受託機関とは定期的にミーティングを実施し、年金資産運用に関する重要事項についての協議を行っております。

 

(ⅲ)制度資産

 前連結会計年度末現在の制度資産の構成項目は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

活発な市場における

公表市場価格があるもの

活発な市場における

公表市場価格がないもの

株式

1,382

△12

債券

4,242

445

生命保険一般勘定

5,965

その他

96

1,323

合計

5,721

7,721

 

 当連結会計年度末現在の制度資産の構成項目は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

活発な市場における

公表市場価格があるもの

活発な市場における

公表市場価格がないもの

株式

1,383

債券

201

4,839

生命保険一般勘定

6,047

その他

58

949

合計

1,643

11,837

 

(ⅳ)重要な数理計算上の仮定

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

割引率

0.4%

0.4%

 数理計算に用いた仮定には、上記以外に、予想昇給率、死亡率、退職率等が含まれます。

 

(ⅴ)確定給付制度債務の感応度分析

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

割引率が0.5%低下した場合の確定給付制度債務の増加額

735

617

割引率が0.5%上昇した場合の確定給付制度債務の減少額

△969

△926

 当該試算は数理計算上の仮定を割引率以外は変動させずに割引率のみ変動させた場合として算出しております。なお、当該算出方法は仮定に基づく試算であるため、実際の計算ではそれ以外の変数の変動により影響を受ける場合があります。また、割引率が0%を下回る場合は下限を0%として算出しております。

 

(ⅵ)確定給付制度の満期構成に関する情報

 確定給付制度債務の加重平均支払期間は、前連結会計年度および当連結会計年度においてそれぞれ10.9年および10.6年であります。

 

(ⅶ)翌年度における制度への拠出額

 当連結グループは、翌連結会計年度における制度に対する拠出額を1,003百万円と見積もっております。

 

③ 確定拠出制度

 確定拠出制度に関して認識した費用の合計額は、前連結会計年度および当連結会計年度においてそれぞれ172百万円および3,368百万円であります。

 

(2)従業員給付費用

 費用として認識している退職給付費用の合計額は、前連結会計年度および当連結会計年度においてそれぞれ1,744百万円および4,868百万円であります。退職給付費用は「原価」および「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 

29 繰延税金および法人所得税費用

(1)繰延税金

① 繰延税金資産および繰延税金負債の主な発生原因別の内訳

 繰延税金資産および繰延税金負債の主な発生原因別の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

繰延税金資産

 

 

退職給付に係る負債

1,643

1,864

損失評価引当金

2,770

540

棚卸資産

463

482

減損損失

776

802

その他の投資

649

484

ゴルフ会員権

112

111

繰越欠損金

2,188

2,279

キャッシュ・フロー・ヘッジ

383

20

のれん

1,872

1,775

その他

4,323

4,732

繰延税金資産合計

15,183

13,093

繰延税金負債との相殺

△11,487

△10,484

繰延税金資産計上額

3,696

2,609

繰延税金負債

 

 

子会社の留保利益金

△423

△450

その他の包括利益を通じて公正価値で

測定する金融資産

△5,682

△4,273

無形資産

△5,287

△6,216

その他

△734

△905

繰延税金負債合計

△12,129

△11,846

繰延税金資産との相殺

11,487

10,484

繰延税金負債計上額

△641

△1,362

繰延税金資産の純額

3,054

1,247

 

 

② 繰延税金資産および繰延税金負債の増減内容

 繰延税金資産および繰延税金負債の増減内容は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

繰延税金資産の純額の期首残高

4,594

3,054

繰延税金費用

△330

△2,782

その他の包括利益に係る法人所得税

△1,376

1,086

企業結合による取得

70

△88

その他

97

△22

繰延税金資産の純額の期末残高

3,054

1,247

 

③ 繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金

 連結財政状態計算書において繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異および税務上の繰越欠損金(繰越期限別内訳)は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

将来減算一時差異

9,982

8,172

税務上の繰越欠損金

 

 

繰越期限1年以内

19,444

580

繰越期限1年超5年以内

24,637

23,304

繰越期限5年超10年以内

3,257

10,587

繰越期限10年超

223

62

税務上の繰越欠損金合計

47,563

34,535

 

④ 繰延税金負債を認識していない子会社に対する投資に係る一時差異

 前連結会計年度末および当連結会計年度末において繰延税金負債を認識していない子会社に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、それぞれ24,562百万円および28,397百万円であります。これらは当連結グループが一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識しておりません。

 

(2)法人所得税費用

① 法人所得税費用の内訳

 法人所得税費用の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

当期税金費用(注)1

△6,053

△5,945

繰延税金費用(注)2

 

 

一時差異等の発生と解消

△2,473

△2,771

繰延税金資産の回収可能性の評価

2,143

△11

繰延税金費用合計

△330

△2,782

法人所得税費用合計

△6,384

△8,728

(注)1.従前は未認識であった税務上の欠損金または過去の期間の一時差異から生じた便益のうち、当期税金費用の減額のために使用した額は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ685百万円および12百万円であり、これらは当期税金費用に含めております。

2.繰延税金費用の主なタイプ別内訳は、前連結会計年度は損失評価引当金2,181百万円および繰越欠損金△1,715百万円、当連結会計年度は損失評価引当金△2,230百万円およびのれん△790百万円であります。

 

法定実効税率の調整

 法定実効税率と法人所得税費用の負担率との調整表は次のとおりであります。

 

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

法定実効税率

30.8%

30.6%

(調整)

 

 

交際費等永久に算入されない項目

0.6%

1.2%

繰延税金資産の回収可能性の評価による影響

△8.2%

0.0%

税率差異による影響額

1.0%

△0.1%

持分法による投資損益

△0.8%

△0.2%

その他

1.2%

△1.7%

法人所得税費用の負担率

24.5%

29.9%

 

 前連結会計年度および当連結会計年度における法定実効税率は、日本における法人税、住民税及び事業税に基づき、それぞれ30.8%および30.6%と算定しております。

 

30 金融商品

(1)金融商品の分類

 金融商品の分類ごとの内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

金融資産

 

 

現金及び現金同等物

77,731

88,941

償却原価で測定する金融資産

 

 

営業債権及びその他の債権

222,166

228,749

その他の投資

994

その他の金融資産

6,531

7,188

償却原価で測定する金融資産合計

229,692

235,938

純損益を通じて公正価値で測定する

金融資産

 

 

その他の投資

4,168

3,962

その他の金融資産

382

575

純損益を通じて公正価値で測定する

金融資産合計

4,550

4,538

その他の包括利益を通じて公正価値で

測定する金融資産

 

 

その他の投資

32,805

28,453

その他の包括利益を通じて公正価値で

測定する金融資産合計

32,805

28,453

 金融資産合計

344,781

357,871

金融負債

 

 

償却原価で測定する金融負債

 

 

営業債務及びその他の債務

188,791

196,054

社債及び借入金

137,326

139,504

その他の金融負債

7,456

7,225

償却原価で測定する金融負債合計

333,574

342,784

純損益を通じて公正価値で測定する

金融負債

 

 

その他の金融負債

2,406

1,504

純損益を通じて公正価値で測定する

金融負債合計

2,406

1,504

 金融負債合計

335,981

344,289

 

(2) 金融商品に関するリスク管理の基本方針

 当連結グループは、総合商社として、物品の売買および貿易業をはじめとして、国内および海外における各種製品の製造・販売やサービスの提供、各種プロジェクトの企画・調整、各種事業分野への投資、ならびに金融活動などグローバルに多角的な事業を行っております。これらの事業は性質上、様々なリスクにさらされており、当連結グループでは、リスクをリスク項目ごとに分類・定義したうえで、リスクの性質に応じた管理を行っております。

 

(3) 信用リスク管理

① 企業の有する金融資産の信用リスクおよび発生状況について(リスクに対するエクスポージャーおよび該当するリスクの発生状況)

 当連結グループは、多様な商取引により国内外の多数の取引先に対して信用供与を行っており、営業債権、貸付金、その他の金融資産などの金融資産が発生しています。

 これら金融資産は、多数の取引先に対する信用供与であるため、主として取引先に対する信用リスクにさらされています。

 また、その他の投資の一部には、取引先への投資としての負債性金融商品である有価証券が含まれており、発行体の財政状態による信用リスクにさらされています。

 各取引先への信用リスク・エクスポージャーについては、当連結グループの審査体制の中で、取引先ごとに格付けを行い、エクスポージャーの限度額を定め、各部門が管理を行っています。

 

② 企業の有するリスクへの対応状況について(リスク管理の目的、方針および手続ならびにリスクを測定するために用いている方法)

 取引先への信用リスク管理については、リスク管理に関する諸規程において、具体的な各種リスクの管理方法や管理体制等を定め信用管理実務を行っています。信用リスクは、上記規程に基づき、定期的に取引先の信用状況の把握、期日管理および残高管理を行うとともに、財務状況悪化等による回収懸念の早期把握や低減を図っています。これらの信用管理実務から入手される取引先等の取引状況や財務情報のほか、企業倒産数などマクロ経済状況の動向も勘案し、予想信用損失の認識や測定を行っています。

 貸付金については、金融資産の資金化(現金化)が約定日以降に遅延(または支払延期要請を含む。)した場合に、金融商品の信用リスクが当初認識以降に著しく増大したものと判定しています。ただし、支払遅延および支払延期要請があった場合でも、その原因が一時的な資金需要によるものであり、債務不履行のリスクが低く、近い将来に契約上のキャッシュ・フローの義務を履行するための強い能力を有していることが外部格付け等の客観的データに基づいて判断された場合には信用リスクの著しい増大とは判定しておりません。

 一方、支払遅延および支払延期要請の原因が一時的な資金需要によるものではなく、債務者の重大な財政的困難等に起因するものであり延期後債権の回収可能性が特に懸念されるものであると判断された場合には、信用減損が発生しているものと判定しています。

 負債性金融商品である有価証券については、格付けが当初認識時において投資適格であったものが投資適格未満に格下げとなった場合に金融商品の信用リスクが当初認識以降に著しく増大したものと判定しています。なお、格付情報は、大手格付機関の格付情報などを利用しております。

 取引先等の債務を保証する場合は、取引先等の財務状態や経営状況等に基づき、保証限度額を設けております。保証限度額は定期的に見直しを行い、適正な水準を維持しております。

 デリバティブ取引の利用にあたっては、信用リスクを最小限にするため、デリバティブ取引の相手先を主に高い外部格付けを有する大手金融機関等に限定しており、また、社内規程に基づき定期的に限度額の見直しを行っております。

 なお、営業債権、貸付金、負債性金融商品である有価証券について、これら金融商品の全部または一部について回収ができず、または回収が極めて困難であると判断された場合には債務不履行とみなしております。

 また、信用減損した金融資産について、信用調査の結果、その全部または一部が回収不能であることが判明し、直接償却することが適切と判断された場合には直接償却を行っております。

 

 

(ⅰ)営業債権に係る予想信用損失の測定

 営業債権には重大な金融要素が含まれていないため、営業債権の回収までの全期間の予想信用損失をもって損失評価引当金の額を算定しております。延滞債権については、過去の貸倒実績や将来の回収可能価額などをもとに、その金融商品の回収に係る全期間の予想信用損失を個別に見積もって当該金融商品に係る損失評価引当金の額を算定しております。また、非延滞債権については、多数の取引先より構成されているため一括してグルーピングしたうえで、過去の貸倒実績等を考慮して集合的に予想信用損失を測定しています。著しい景気変動等の影響を受ける場合には、過去の貸倒実績に基づく引当率を補正し、現在および将来の経済状況の予測を反映させております。

 なお、支払遅延および支払延期要請があった場合でも、その原因が一時的な資金需要によるものであり、債務不履行のリスクが低く、近い将来に契約上のキャッシュ・フローの義務を履行するための強い能力を有しているものと判断された場合には延滞債権として取り扱っておりません。

 

(ⅱ)その他の債権に係る予想信用損失の測定

 期末日時点で、貸付金に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合には、過去の貸倒実績率等をもとに将来12ヵ月の予想信用損失を集合的に見積もって当該金融商品に係る損失評価引当金の額を算定しております。著しい景気変動等の影響を受ける場合には、過去の貸倒実績に基づく引当率を補正し、現在および将来の経済状況の予測を反映させております。

 一方、期末日時点で、信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合は、過去の貸倒実績や将来の回収可能価額などをもとに、その金融商品の回収に係る全期間の予想信用損失を個別に見積もって当該金融商品に係る損失評価引当金の額を算定しております。

 

(ⅲ)その他の投資(負債性金融商品である有価証券)に係る予想信用損失の測定

 期末日時点で、負債性金融商品である有価証券に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合には、将来12ヵ月の予想信用損失を見積もって当該金融商品に係る損失評価引当金の額を算定しております。一方、期末日時点で、信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合には、その金融商品の回収に係る全期間の予想信用損失を見積もって当該金融商品に係る損失評価引当金の額を算定しております。これらの予想信用損失の見積りに際しては、大手格付機関が公表しているデフォルト率を考慮して算定しております。

 

③ 予想信用損失から生じた金額に関する定量的・定性的情報

(ⅰ)営業債権及びその他の債権

 

 

(単位:百万円)

損失評価引当金

全期間の予想信用損失

集合的評価

信用減損金融資産

前連結会計年度期首(2017年4月1日)

3

2,135

1.信用減損金融資産への振替

37

2.新規発生または回収

0

△106

3.直接償却

△80

4.為替による変動等

△3

5.貸倒実績に基づく引当率の変動に伴う増減

△0

前連結会計年度末(2018年3月31日)

3

1,981

1.信用減損金融資産への振替

75

2.新規発生または回収

0

△62

3.直接償却

△185

4.為替による変動等

2

5.貸倒実績に基づく引当率の変動に伴う増減

10

当連結会計年度末(2019年3月31日)

15

1,811

 

 

 

 

(単位:百万円)

総額での帳簿価額

全期間の予想信用損失

集合的評価

信用減損金融資産

前連結会計年度期首(2017年4月1日)

192,085

2,416

1.信用減損金融資産に振り替えられた金融資産

△42

42

2.新規発生または回収

29,869

△134

3.直接償却

△80

4.為替による変動等

△3

前連結会計年度末(2018年3月31日)

221,912

2,239

1.信用減損金融資産に振り替えられた金融資産

△75

75

2.新規発生または回収

6,681

△74

3.直接償却

△185

4.為替による変動等

2

当連結会計年度末(2019年3月31日)

228,519

2,057

 

(ⅱ)その他の投資(負債性金融商品である有価証券)

 

 

 

(単位:百万円)

損失評価引当金

予想信用損失

12ヵ月

全期間

個別に評価

信用減損金融資産

前連結会計年度期首(2017年4月1日)

5

1.期首に認識されている金融商品の変動

(a)全期間の予想信用損失への振替

(b)信用減損金融資産への振替

(c)信用減損金融資産から振り替えられた

   個別の金融資産

2.新規発生または回収

3.直接償却

4.デフォルト率の変動に伴う増減

△0

前連結会計年度末(2018年3月31日)

5

1.期首に認識されている金融商品の変動

(a)全期間の予想信用損失への振替

(b)信用減損金融資産への振替

(c)信用減損金融資産から振り替えられた

   個別の金融資産

2.新規発生または回収

△5

3.直接償却

4.デフォルト率の変動に伴う増減

当連結会計年度末(2019年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

総額での帳簿価額

予想信用損失

12ヵ月

全期間

個別に評価

信用減損金融資産

前連結会計年度期首(2017年4月1日)

1,000

1.期首に認識されている金融商品の変動

(a)全期間の予想信用損失への振替

(b)信用減損金融資産への振替

(c)信用減損金融資産から振り替えられた

   個別の金融資産

2.新規発生または回収

3.直接償却

4.その他の変動

前連結会計年度末(2018年3月31日)

1,000

1.期首に認識されている金融商品の変動

(a)全期間の予想信用損失への振替

(b)信用減損金融資産への振替

(c)信用減損金融資産から振り替えられた

   個別の金融資産

2.新規発生または回収

△1,000

3.直接償却

4.その他の変動

当連結会計年度末(2019年3月31日)

 

(ⅲ)当報告期間中に直接償却したが、回収活動を継続している金融資産に係る契約上の未回収残高はありません。

 

④ 信用リスク・エクスポージャー

(ⅰ)営業債権及びその他の債権

 前連結会計年度末(2018年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

債権の残高(総額)

貸倒実績等に基づく引当率

全期間の予想信用損失

非延滞債権

221,912

0.00%

3

延滞債権

2,239

88.49%

1,981

合計

224,152

1,985

 延滞債権のうち、1,760百万円は貸付金で、そのうち1,502百万円は損失評価引当金を計上しております。

 

 当連結会計年度末(2019年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

債権の残高(総額)

貸倒実績等に基づく引当率

全期間の予想信用損失

非延滞債権

228,519

0.01%

15

延滞債権

2,057

88.05%

1,811

合計

230,576

1,827

 延滞債権のうち、1,724百万円は貸付金で、そのうち1,479百万円は損失評価引当金を計上しております。

 

(ⅱ)その他の投資(負債性金融商品である有価証券)

 前連結会計年度末(2018年3月31日)

 

 

(単位:百万円)

 

総額での帳簿価額

外部格付別

負債性金融商品である有価証券

全期間

12ヵ月

AAA-AA

A

BBB-BB

1,000

B

合計

1,000

 

 当連結会計年度末(2019年3月31日)において該当する負債性金融商品である有価証券はありません。

 

⑤ 信用リスクに対する最大エクスポージャー

 当連結グループの信用リスクに対する最大エクスポージャーは、次のとおりであります。

 なお、最大信用リスク・エクスポージャー(総額)は、保有する担保およびその他の信用補完を考慮に入れない信用リスクに対する最大エクスポージャーを表しております。また、最大信用リスク・エクスポージャー(純額)は、保有する担保およびその他の信用補完による信用リスクの軽減額を反映した最大信用リスク・エクスポージャーを表しております。

 

 前連結会計年度末(2018年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

総額での

帳簿価額

損失評価

引当金

最大信用リスク・エクスポージャー(総額)

預り担保および

信用補完の総額等

最大信用リスク・エクスポージャー(純額)

現金及び現金同等物

77,731

77,731

77,731

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

 

 

営業債権及びその他の債権

224,152

△1,985

222,166

△126

222,040

その他の金融資産

6,913

6,913

6,913

その他の投資

1,000

△5

994

994

 合計

309,798

△1,991

307,806

△126

307,680

 

 信用減損している金融資産について、預り担保および信用補完により、損失評価引当金の額が126百万円低減されております。

 

 当連結会計年度末(2019年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

総額での

帳簿価額

損失評価

引当金

最大信用リスク・エクスポージャー(総額)

預り担保および

信用補完の総額等

最大信用リスク・エクスポージャー(純額)

現金及び現金同等物

88,941

88,941

88,941

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

 

 

営業債権及びその他の債権

230,576

△1,827

228,749

△173

228,576

その他の金融資産

7,188

7,188

7,188

その他の投資

 合計

326,707

△1,827

324,880

△173

324,706

 

 信用減損している金融資産について、預り担保および信用補完により、損失評価引当金の額が173百万円低減されております。

 

(4) 流動性リスク管理

 当連結グループは、事業資金を金融機関からの借入金および社債により調達しております。このため、金融システム・金融資本市場の混乱や、格付会社による当連結グループの信用格付けの大幅な引下げなどの事態が生じた場合には、資金調達が制約され、支払期日にその支払いを実行できなくなる可能性があります。

 資金の流動性・安定性の確保のために、十分な規模の現金及び現金同等物を保有しているほか、主要金融機関において100億円(未使用)の長期コミットメントライン契約を有しており、各金融機関と良好な関係を維持しております。

 

① 非デリバティブ金融負債

 非デリバティブ金融負債の残存契約満期金額は次のとおりであります。

 

 前連結会計年度末(2018年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超5年以内

5年超

合計

営業債務及びその他の債務

188,791

188,791

社債

5,100

10,254

5,048

20,403

借入金

57,122

61,419

1,283

119,826

リース債務

428

778

113

1,319

預り金

3,728

0

3,729

預り保証金

951

1,498

2,449

その他

106

106

合計

256,229

72,451

7,944

336,625

 

 当連結会計年度末(2019年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超5年以内

5年超

合計

営業債務及びその他の債務

196,054

196,054

社債

81

10,201

5,020

15,302

借入金

75,238

48,886

2,466

126,591

リース債務

410

674

69

1,154

預り金

3,506

0

3,506

預り保証金

938

17

1,608

2,564

その他

112

112

合計

276,343

59,779

9,164

345,287

 

 上記のほか保証債務が、前連結会計年度末および当連結会計年度末においてそれぞれ1,830百万円および1,165百万円あります。

 

② デリバティブ負債

 デリバティブ負債の期日別内訳は次のとおりであります。

 

 前連結会計年度末(2018年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超5年以内

5年超

合計

通貨関連デリバティブ

 

 

 

 

キャッシュ・インフロー

44,421

2,496

581

47,499

キャッシュ・アウトフロー

45,983

2,585

627

49,196

 小計

1,562

89

45

1,697

金利関連デリバティブ

215

400

615

商品関連デリバティブ

128

128

 合計

1,906

489

45

2,441

 

 当連結会計年度末(2019年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超5年以内

5年超

合計

通貨関連デリバティブ

 

 

 

 

キャッシュ・インフロー

35,357

58

35,416

キャッシュ・アウトフロー

35,849

60

35,910

 小計

492

1

494

金利関連デリバティブ

194

207

402

商品関連デリバティブ

579

579

 合計

1,266

209

1,475

 

 

(5)市場リスク管理

 当連結グループにおいて、営業取引に付随する為替変動リスク、金利変動リスクおよび取扱商品の価格変動リスクは多くの場合、取引先等との取引条件の中でヘッジしております。あわせて、為替・金利(資金)・商品やそれらの派生商品について、社内組織単位および会社ごとにリスク量と収益を勘案のうえ、ポジション枠(限度枠)と損失限度額を定め、これらの限度を超えた場合には速やかにポジションを縮減する体制を整備しております。また、ヘッジ手段として派生商品を活用することで、これらのポジションの価格変動リスクを軽減させております。これらのポジションの状況については、定期的に経営会議宛に報告され、ポジション枠を超過している場合は、速やかにその内容を分析のうえ、縮減させております。

 

① 為替変動リスク

(ⅰ)為替変動リスクの内容および管理方針

 当連結グループは、輸出入取引などに付随して、様々な通貨・条件での外国通貨取引を行っており、これらの為替変動リスクを軽減するため、為替予約等のデリバティブ取引を行っております。

 また、当社は海外に現地法人や事業会社を有しており、連結財務諸表上それらの会社の残高は期末日の為替レートにて換算されるため、為替レートの変動により在外営業活動体の換算差額を通じて、親会社の所有者に帰属する持分を増減させる可能性があります。

 当連結グループは、外貨建債権債務について、通貨別限月別に把握された為替の変動リスクに対して、原則として為替予約を利用してヘッジしております。なお、輸出入に係る予定取引により確実に発生すると見込まれる外貨建債権債務に対しても為替予約を利用してヘッジしております。

 

(ⅱ)為替変動リスクの感応度分析

 当連結グループが連結会計年度末において保有する金融商品について、米ドルに対し日本円が1%円高になった場合の税引前利益およびその他の包括利益(税効果調整前)に与える影響額は次のとおりであります。

 なお、当該分析は他のすべての変数が一定であると仮定しております。

 当該分析には機能通貨建の金融商品、外貨建収益および費用の換算ならびに在外営業活動体の資産および負債の換算による影響額は含まれておりません。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

税引前利益

 

 

米ドル

△4

10

その他の包括利益

 

 

米ドル

△246

△181

 

② 金利変動リスク

(ⅰ)金利変動リスクの内容および管理方針

 当連結グループは、営業活動や投資活動に係る資金の大半を金融機関からの借入金により調達しており、これらの借入金の一部は変動金利となっております。これらの借入金や資金運用については金利変動リスクがあり、金利上昇によって支払利息が増加する可能性があります。

 当連結グループは、借入金の金利変動リスクを回避するために、金利スワップ取引を利用しております。

 

(ⅱ)金利変動リスクの感応度分析

 当連結グループが連結会計年度末において保有する金融商品について、金利が1%上昇した場合の税引前利益に与える影響額は次のとおりであります。

 この分析は、前期末および当期末に当社が保有する正味の変動金利性金融商品残高に1%を乗じて算出しており、将来にわたる残高の増減、為替変動の影響、変動金利性の借入金に係る借換時期・金利改定時期の分散効果等を考慮せず、その他のすべての変数を一定として計算しております。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

税引前利益

△779

△883

 

③ 商品価格変動リスク

(ⅰ)商品価格変動リスクの内容および管理方針

 当連結グループの主たる事業である国内外での商品売買取引においては、市況の影響を受ける穀物・畜産物・石油製品等の取扱いがあり、これらの商品ポジションが拡大した場合に、商品相場の乱高下や需要の減少等によって、予期しない損失が発生し、当連結グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 当社は、商品の売り繋ぎや売買数量・時期等のマッチング、商品関連デリバティブの活用によって、商品の価格の変動によるリスクを減少させるよう努めております。

 

(ⅱ)商品価格変動リスクの感応度分析

 当連結グループが連結会計年度末において保有する商品関連デリバティブについて、商品価格が1%下落した場合の税引前利益およびその他の包括利益(税効果調整前)に与える影響額は次のとおりであります。

 なお、当該分析は他のすべての変数が一定であると仮定しております。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

税引前利益

△67

△74

食料

△47

△59

燃料

△19

△14

その他の包括利益

△2

△1

食料

△2

△1

燃料

 

④ 株価変動リスク

(ⅰ)株価変動リスクの内容および管理方針

 当連結グループは、市場性のある有価証券を保有しており、市場価格の変動リスクにさらされております。

 当連結グループは、定期的に保有株式の見直しを実施し、保有意義の薄れた株式を売却することによって、株価変動リスクの軽減を図っております。

 

(ⅱ)株価変動リスクの感応度分析

 当連結グループが連結会計年度末において保有する上場株式について、株価が1%下落した場合のその他の包括利益(税効果調整前)に与える影響額は次のとおりであります。

 なお、当該分析は他のすべての変数が一定であると仮定しております。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

その他の包括利益

△186

△164

 

(6)金融商品の公正価値

① 公正価値の測定方法

 金融商品の公正価値は、次のとおりであります。

 公正価値は、用いられる評価技法により3つのヒエラルキーレベルに区分され、その内容は「注記2 作成の基礎 (4) 見積りおよび判断の利用」に記載しております。

 

② 償却原価で測定する金融商品

 

 

 

(単位:百万円)

種類

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

金融資産

 

 

 

 

営業債権及びその他の債権

1,582

1,582

1,449

1,449

その他の投資(負債性金融商品である

有価証券)

994

994

差入保証金

3,867

3,867

3,592

3,592

その他の金融資産

612

612

623

623

 合計

7,057

7,057

5,665

5,665

金融負債

 

 

 

 

社債及び借入金

76,116

76,269

65,188

65,393

長期リース債務

788

788

670

670

長期預り金

0

0

0

0

長期預り保証金

1,498

1,498

1,625

1,625

 合計

78,403

78,555

67,485

67,690

 

 なお、償却原価で測定する金融商品のうち、流動資産・流動負債に分類される営業債権及びその他の債権、その他の金融資産、営業債務及びその他の債務、社債及び借入金、およびその他の金融負債の帳簿価額は公正価値に近似しているため、上表には含めておりません。

 上記の公正価値の算定方法は次のとおりであります。

 

(ⅰ)営業債権及びその他の債権

 その将来キャッシュ・フローを、期日までの期間および信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(ⅱ)その他の投資(負債性金融商品である有価証券)

 その将来キャッシュ・フローを、類似の金融資産に適用される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(ⅲ)差入保証金

 その将来キャッシュ・フローを、期日までの期間および信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(ⅳ)その他の金融資産

 その将来キャッシュ・フローを、期日までの期間および信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(ⅴ)社債及び借入金

 社債については、市場価格に基づき算定しております。

 借入金については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(ⅵ)長期リース債務

 その将来キャッシュ・フローを、期日までの期間および信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(ⅶ)長期預り金

 その将来キャッシュ・フローを、期日までの期間および信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

(ⅷ)長期預り保証金

 その将来キャッシュ・フローを、期日までの期間および信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

 償却原価で測定する金融資産および金融負債については、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分されます。

 

③ 公正価値で測定する金融商品

(ⅰ)公正価値ヒエラルキーのレベル別分析

経常的に公正価値で測定する金融資産および金融負債の公正価値ヒエラルキーのレベル別の内訳は次のとおりであります。また、非経常的に公正価値で測定している金融資産および金融負債はありません。なお、前連結会計年度および当連結会計年度において、重要なレベル間の振替はありません。

 

前連結会計年度末(2018年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産

 

 

 

 

その他の投資

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

4,168

4,168

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

18,672

14,133

32,805

その他の金融資産

 

 

 

 

デリバティブ取引

 

 

 

 

為替取引

286

286

金利取引

商品取引

96

96

負債(△)

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

デリバティブ取引

 

 

 

 

為替取引

△1,697

△1,697

金利取引

△580

△580

商品取引

△128

△128

 合計

18,639

△1,992

18,302

34,950

 

当連結会計年度末(2019年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産

 

 

 

 

その他の投資

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

3,962

3,962

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

16,590

11,862

28,453

その他の金融資産

 

 

 

 

デリバティブ取引

 

 

 

 

為替取引

530

530

金利取引

商品取引

44

44

負債(△)

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

デリバティブ取引

 

 

 

 

為替取引

△494

△494

金利取引

△431

△431

商品取引

△579

△579

 合計

16,055

△394

15,825

31,486

 

上記の公正価値の算定方法は次のとおりであります。

 

(a)その他の投資

上場株式については、活発な市場の価格によっており、公正価値ヒエラルキーレベル1に区分されます。

非上場株式については、割引将来キャッシュ・フローに基づく評価技法、類似会社の市場価格に基づく評価技法、純資産価値に基づく評価技法、その他の評価技法を用いて算定しており、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分されます。非上場株式の公正価値測定にあたっては、割引率、評価倍率等の観察可能でないインプットを利用しており、必要に応じて一定の非流動性ディスカウントを加味しております。

非上場株式および新株予約権付社債の公正価値の評価方針および手続の決定は当社において行っており、評価モデルを含む公正価値測定については、個々の株式等の発行体の事業内容に関する情報や事業計画を入手し、類似上場企業等を定期的に見直しております。

 

(b)デリバティブ金融資産およびデリバティブ金融負債

通貨関連デリバティブ

為替予約取引については、期末日の先物為替相場に基づき算出しております。

金利関連デリバティブ

金利スワップについては、将来キャッシュ・フローを満期日までの期間に市場動向を加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。

商品関連デリバティブ

商品先物取引については、期末日現在の取引所の最終価格により算定しております。商品スワップ取引については、一般に公表されている期末指標価格に基づいて算定しております。

なお、デリバティブ金融資産およびデリバティブ金融負債については、公正価値ヒエラルキーレベル1に区分される商品先物取引を除き、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分されます。

 

(ⅱ)公正価値ヒエラルキーレベル3に区分される経常的な公正価値測定

経常的に公正価値で測定している金融資産および金融負債のうち、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分されるものの増減は次のとおりであります。なお、前連結会計年度および当連結会計年度において、重要なレベル間の振替はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

 

その他の投資

その他の

金融資産

合計

その他の投資

合計

 

純損益を

通じて

公正価値で

測定する

金融資産

その他の

包括利益を

通じて

公正価値で

測定する

金融資産

純損益を

通じて

公正価値で

測定する

金融資産

純損益を

通じて

公正価値で

測定する

金融資産

その他の

包括利益を

通じて

公正価値で

測定する

金融資産

期首残高

5,054

12,049

1,033

18,137

4,168

14,133

18,302

利得または損失合計

 

 

 

 

 

 

 

純損益(注)1

△730

10

△720

△434

△434

その他の包括利益

(注)2

2,106

2,106

△2,161

△2,161

購入

61

61

110

156

267

売却

△117

△1,010

△1,127

△264

△264

為替換算差額

△158

△158

118

0

118

連結範囲の異動による増減

0

0

その他

2

35

△33

3

△1

△1

期末残高

4,168

14,133

18,302

3,962

11,862

15,825

(注)1.連結損益計算書において「その他の金融収益」または「その他の金融費用」に含めております。純損益に認識した利得または損失合計のうち、連結会計年度末において保有する金融商品に係るものは、前連結会計年度および当連結会計年度においてそれぞれ△730百万円および△434百万円であります。

2.連結包括利益計算書において「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含めております。

(ⅲ)レベル3に区分された金融商品に関する定量的情報

 レベル3に区分された経常的に公正価値測定された重要な資産に関する定量的情報は次のとおりであります。

 

前連結会計年度末(2018年3月31日)

区分

公正価値

(百万円)

評価手法

重要な観察不能

インプット

インプット値の

加重平均

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

2,668

割引キャッシュ・フロー法

割引率

3.3%

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

1,500

純資産価値に基づく評価技法

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

13,119

類似会社の市場価格に基づく評価技法

PBR倍率

1.3倍

非流動性ディスカウント

30.0%

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

1,014

純資産価値に基づく評価技法

 

当連結会計年度末(2019年3月31日)

区分

公正価値

(百万円)

評価手法

重要な観察不能

インプット

インプット値の

加重平均

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

2,351

割引キャッシュ・フロー法

割引率

3.1%

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

1,610

純資産価値に基づく評価技法

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

10,863

類似会社の市場価格に基づく評価技法

PBR倍率

1.1倍

非流動性ディスカウント

30.0%

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

998

純資産価値に基づく評価技法

 

非上場株式の公正価値測定で用いられた重要な観察不能インプットは、割引率、非流動性ディスカウントならびにPBR倍率です。割引率の著しい増加(減少)は、公正価値の著しい低下(上昇)を生じることとなります。非流動性ディスカウントの著しい増加(減少)は、公正価値の著しい低下(上昇)を生じることとなります。PBR倍率の著しい増加(減少)は、公正価値の著しい上昇(低下)を生じることとなります。

 

(7)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 当連結グループでは、取引関係の維持・強化を目的として保有する資本性金融商品に対する投資について、その保有目的に鑑み、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しております。

 

① 主な銘柄ごとの公正価値

 その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定した資本性金融商品に対する投資の主な銘柄ごとの公正価値は次のとおりであります。

 

 前連結会計年度末(2018年3月31日)

 

(単位:百万円)

銘柄

金額

丸大食品㈱

3,078

東京海上ホールディングス㈱

2,837

㈱日清製粉グループ本社

1,919

nmsホールディングス㈱

1,910

東銀リース㈱

1,701

綜通㈱

1,687

㈱新来島どっく

1,299

大王製紙㈱

1,152

農林中央金庫

1,011

㈱エフ・シー・シー

924

その他

15,283

 

 当連結会計年度末(2019年3月31日)

 

(単位:百万円)

銘柄

金額

東京海上ホールディングス㈱

3,209

㈱日清製粉グループ本社

2,311

丸大食品㈱

2,258

綜通㈱

1,299

東銀リース㈱

1,148

㈱新来島どっく

1,049

大王製紙㈱

1,042

nmsホールディングス㈱

974

農林中央金庫

937

㈱エフ・シー・シー

723

その他

13,498

 

② 受取配当金

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

期中に認識を中止した投資

0

0

期末日現在で保有する投資

804

962

合計

805

962

 

③ 期中に認識を中止したその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 当連結グループでは、定期的に保有株式の見直しを実施し、保有意義の薄れた株式の売却をその他の包括利益を通じて行っており、その売却日における公正価値および売却に係る累積利得または損失は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

売却日における公正価値

242

267

売却に係る累積利得または損失(△)

130

257

 

④ 利益剰余金への振替額

 当連結グループでは、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の公正価値の変動による累積利得または損失は、投資を処分した場合、もしくは公正価値が著しく低下した場合に利益剰余金に振り替えることとしております。利益剰余金へ振り替えたその他の包括利益の累積利得または損失は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ123百万円および163百万円であります。

 

(8)ヘッジ会計

(キャッシュ・フロー・ヘッジ)

 キャッシュ・フロー・ヘッジは、予定取引または既に認識された資産もしくは負債に関連して発生する将来キ

ャッシュ・フローの変動に対するヘッジであり、ヘッジの効果が有効である限り、キャッシュ・フロー・ヘッジ

として指定され、かつ適格なヘッジ手段の公正価値の変動は連結包括利益計算書のその他の包括利益に計上して

おります。この会計処理は、ヘッジ対象に指定された未認識の予定取引または既に認識された資産もしくは負債

に関連して発生する将来キャッシュ・フローの変動が、損益に計上されるまで継続しております。また、ヘッジ

の効果が有効でない部分は、損益に計上しております。

 

 当連結グループは、キャッシュ・フロー・ヘッジとして主に外貨建債権・債務、外貨建確定契約および外貨建予定取引のキャッシュ・フローを固定化するための為替予約、変動利付負債に係る変動金利を固定化するための金利スワップ、および商品売買の予定取引に係るキャッシュ・フローを固定化するための商品先物を指定しております。

 

 ヘッジ会計の適用にあたっては、ヘッジされているリスクに起因するヘッジ対象の公正価値またはキャッシ

ュ・フローの変動が、ヘッジ手段の公正価値またはキャッシュ・フローの変動により相殺される経済的関係にあ

ることを確認するために、ヘッジ対象とヘッジ手段の重要な条件が一致しているかまたは密接に合致しているか

どうかの定性的な評価、およびヘッジ対象とヘッジ手段の価値が同一のリスクにより価値変動が相殺し合う関係

にあることの定量的評価を通じて、ヘッジ対象とヘッジ手段の間の経済的関係の存在を確認しています。また、

ヘッジ手段とヘッジ対象の経済的関係性およびリスク管理戦略に照らして適切なヘッジ比率を設定しておりま

す。

 

 前連結会計年度および当連結会計年度において、ヘッジの非有効部分に関して損益に計上された金額に重要性

はありません。また、予定取引の発生が見込まれなくなったために、キャッシュ・フロー・ヘッジの評価差額か

ら純損益に再分類した金額に重要性はありません。

 

 前連結会計年度末および当連結会計年度末におけるヘッジ手段の帳簿価額は次のとおりであります。

 連結財政状態計算書において、ヘッジ手段に係る資産の公正価値は、「その他の金融資産」に含まれており、

ヘッジ手段に係る負債の公正価値は、「その他の金融負債」に含まれております。

 

 前連結会計年度末(2018年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

想定元本

帳簿価額

デリバティブ資産

デリバティブ負債

為替リスク

 

 

 

為替予約取引

30,823

67

720

金利リスク

 

 

 

金利スワップ取引

23,500

580

商品価格リスク

 

 

 

商品先物取引

686

8

38

 

 当連結会計年度末(2019年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

想定元本

帳簿価額

デリバティブ資産

デリバティブ負債

為替リスク

 

 

 

為替予約取引

31,429

220

164

金利リスク

 

 

 

金利スワップ取引

21,100

431

商品価格リスク

 

 

 

商品先物取引

281

2

27

 

 為替予約取引、金利スワップ取引および商品先物取引によりキャッシュ・フローの変動をヘッジしている期間は最長でそれぞれ約5年6ヵ月、約3年6ヵ月および約6カ月であります。

 

 前連結会計年度末および当連結会計年度末におけるキャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金の帳簿価額は次のとおりであります。

 

 前連結会計年度末(2018年3月31日)

 

 

(単位:百万円)

 

継続しているヘッジに係る

キャッシュ・フロー・ヘッジ

剰余金(税引前)

ヘッジ会計の中止に係る

キャッシュ・フロー・ヘッジ

剰余金(税引前)

為替リスク

 

 

為替予約取引

△653

金利リスク

 

 

金利スワップ取引

△580

商品価格リスク

 

 

商品先物取引

△30

△3

 

 当連結会計年度末(2019年3月31日)

 

 

(単位:百万円)

 

継続しているヘッジに係る

キャッシュ・フロー・ヘッジ

剰余金(税引前)

ヘッジ会計の中止に係る

キャッシュ・フロー・ヘッジ

剰余金(税引前)

為替リスク

 

 

為替予約取引

56

金利リスク

 

 

金利スワップ取引

△431

商品価格リスク

 

 

商品先物取引

△24

△24

 

 前連結会計年度および当連結会計年度におけるヘッジ会計を適用した結果、包括利益計算書に影響を与えた帳

簿価額は次のとおりであります。

 

 前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

その他の包括利益に

認識されたヘッジ

手段の価値変動

キャッシュ・フロー・

ヘッジ剰余金から純損益に振り替えた金額

振替により純損益に

おける影響を受けた

表示科目

為替リスク

 

 

 

為替予約取引

△706

△199

その他の収益

金利リスク

 

 

 

金利スワップ取引

△11

269

支払利息

商品価格リスク

 

 

 

商品先物取引

△33

△20

原価

 

 当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

その他の包括利益に

認識されたヘッジ

手段の価値変動

キャッシュ・フロー・

ヘッジ剰余金から純損益に振り替えた金額

振替により純損益に

おける影響を受けた

表示科目

為替リスク

 

 

 

為替予約取引

220

488

その他の収益

金利リスク

 

 

 

金利スワップ取引

△66

215

支払利息

商品価格リスク

 

 

 

商品先物取引

△49

33

原価

 

(9)金融資産の譲渡

 当連結グループでは営業債権の一部について、手形の割引により流動化を行っております。しかし、当該流動化債権の中には、債務者が支払いを行わない場合に、当連結グループに遡求的に支払義務が発生するものがあり、このような流動化債権については、金融資産の認識の中止の要件を満たさないことから、認識の中止を行っておりません。

 前連結会計年度末および当連結会計年度末において、このような譲渡資産を「営業債権及びその他の債権」にそれぞれ5,273百万円および5,028百万円計上しており、また、当該資産の譲渡時に生じた入金額を関連する負債として「社債及び借入金」にそれぞれ5,273百万円および5,028百万円計上しております。これらの帳簿価額は概ね公正価値であります。

 当該負債は、譲渡資産に対して支払いが行われた場合に決済されることとなりますが、その間、当連結グループが当該譲渡資産を利用することはできません。

 

(10)金融資産と金融負債の相殺

 前連結会計年度末および当連結会計年度末において、同一の取引相手先に対して認識した金融資産および金融負債のうち、強制可能なマスターネッティング契約または類似の契約の対象であるが、金融資産と金融負債の相殺の要件の一部または全部を満たさないため相殺していない金融商品の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

連結財政状態計算書上に表示されている金融資産の金額

382

575

為替

286

530

金利

商品

96

44

強制可能なマスターネッティング契約または類似の契約の対象であるが、金融資産と金融負債の相殺の要件の一部または全部を満たさないため相殺していない金額

△247

△265

 純額

135

309

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

連結財政状態計算書上に表示されている金融負債の金額

2,406

1,504

為替

1,697

494

金利

580

431

商品

128

579

強制可能なマスターネッティング契約または類似の契約の対象であるが、金融資産と金融負債の相殺の要件の一部または全部を満たさないため相殺していない金額

△247

△265

差入金融担保

△56

△534

 純額

2,103

704

 

 金融資産と金融負債の相殺の要件の一部または全部を満たさないため相殺していない金融商品に関する相殺の権利は、倒産その他の事由により取引先が債務を履行できなくなるなどの特定の状況が発生した場合にのみ強制力が生じるものであります。

 

31 リース

(1)借手

① ファイナンス・リース

 当連結グループは、ファイナンス・リースにより、基幹システム用コンピュータ関連機器(工具、器具及び備品)等の賃借を行っております。

 前連結会計年度末および当連結会計年度末におけるリース資産の減価償却累計額および減損損失累計額控除後の帳簿価額は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

機械、運搬具及び工具器具備品

770

694

その他

287

250

合計

1,058

944

 

 前連結会計年度末および当連結会計年度末におけるファイナンス・リース債務に基づく将来の支払額は、次のとおりであります。

 

 

 

(単位:百万円)

 

将来の最低支払リース料総額

将来の最低支払リース料総額の

現在価値

 

前連結

会計年度末

(2018年

3月31日)

当連結

会計年度末

(2019年

3月31日)

前連結

会計年度末

(2018年

3月31日)

当連結

会計年度末

(2019年

3月31日)

1年以内

428

410

382

370

1年超5年以内

778

674

690

609

5年超

113

69

97

60

合計

1,319

1,154

1,170

1,041

控除-金利

△148

△113

 

 

将来の最低支払リース料総額の現在価値

1,170

1,041

 

 

 

 解約不能サブリース契約に基づき受け取ると予想される最低受取リース料総額は、前連結会計年度末および当連結会計年度末において、それぞれ8百万円および4百万円であります。

 

② オペレーティング・リース

 当連結グループは、解約可能または解約不能オペレーティング・リースとしてオフィスビルおよびシステム

機器等の賃借を行っております。前連結会計年度末および当連結会計年度末における解約不能オペレーティング・リースに基づく将来の最低支払リース料は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

1年以内

141

1,222

1年超5年以内

387

3,062

5年超

145

1,196

合計

674

5,481

 

 解約可能または解約不能オペレーティング・リースに基づいて費用として認識したリース料は、前連結会計年度および当連結会計年度において、それぞれ7,442百万円および7,209百万円であります。

 解約不能サブリース契約に基づき受け取ると予想される最低受取リース料総額は、前連結会計年度末および当連結会計年度末において、それぞれ316百万円および303百万円であります。

 

(2)貸手

① ファイナンス・リース

 当連結グループは、ファイナンス・リースに分類される機械・装置等の賃貸を行っております。前連結会計年度末および当連結会計年度末におけるファイナンス・リース債権に基づく将来の受取額は、次のとおりであります。

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

将来の最低受取リース料総額

および無保証残存価値

将来の最低受取リース料総額の

現在価値

 

前連結

会計年度末

(2018年

3月31日)

当連結

会計年度末

(2019年

3月31日)

前連結

会計年度末

(2018年

3月31日)

当連結

会計年度末

(2019年

3月31日)

1年以内

6

8

4

5

1年超5年以内

26

29

16

20

5年超

13

15

8

11

合計

45

53

29

37

無保証残存価値

 

 

控除-金利

△16

△16

 

 

将来の最低受取リース料総額の現在価値

29

37

 

 

 

32 担保

(1) 債務の担保に供している資産

債務の担保に供している資産および対応する債務の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

担保提供資産

 

 

その他の金融資産(非流動)

20

20

有形固定資産

643

632

 合計

663

652

担保付債務

 

 

借入金(流動)

1,130

1,162

借入金(非流動)

747

645

 合計

1,878

1,808

 

 当連結グループでは輸入金融を利用する際に、銀行に対しトラスト・レシートを差し入れ、輸入商品または当該商品の売却代金に対する担保権を付与しております。しかし、輸入取引量が膨大であり、当該担保提供資産の金額を把握することは実務上困難であることから、上記金額には含めておりません。

 

(2) 取引保証金等の代用として供している資産

取引保証金等の代用として供している資産の内訳は次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

取引保証・信認金代用分

 

 

その他の金融資産(流動)

49

51

その他の金融資産(非流動)

30

60

その他の投資

3,216

3,605

 合計

3,296

3,717

 

33 偶発債務

 当連結グループ以外の会社の銀行借入金や仕入先への支払債務等に対し、債務保証を行っております。

 借手が返済不能となった場合、当連結グループは返済不能額を負担し、また付随する損失を負担することがあります。

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

持分法適用会社に対する債務保証

156

138

第三者に対する債務保証

1,673

1,027

合計

1,830

1,165

(注)1.上記には保証類似行為が含まれております。

2.「第三者に対する債務保証」には、前連結会計年度末および当連結会計年度末において、それぞれ1,609

万円および1,011百万円を支払限度とする保険契約を締結している債務保証が含まれております。

 

34 重要な子会社

(1) 当社の重要な子会社は次のとおりであります。

 

名称

住所

主要な事業の内容

議決権の所有割合(%)

前連結

会計年度末

(2018年

3月31日)

当連結

会計年度末

(2019年

3月31日)

[電子・デバイス]

 

 

 

 

兼松エレクトロニクス㈱

東京都中央区

ITシステム製品・ソフトウエアの開発・販売および保守サービス

58.32

58.32

(0.40)

(0.40)

日本オフィス・システム㈱

東京都江東区

コンピュータ・情報機器等の販売および保守サービス

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

兼松コミュニケーションズ㈱

東京都渋谷区

移動体通信関連・ネットワーク関連機器の販売およびサービス

100.00

100.00

兼松グランクス㈱

東京都新宿区

モバイルコンテンツ配信およびモバイル関連ソリューション事業

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

兼松BDコミュニケーションズ㈱

福岡県久留米市

移動体通信機器販売事業

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

兼松サステック㈱

東京都中央区

セキュリティ機器の販売・ジオテック(地盤改良)・木材加工・石油製品事業

52.96

52.97

兼松アドバンスド・マテリアルズ㈱

東京都中央区

車載機器・電子機器・通信機器の材料および部品の輸出入・保管・売買・加工

100.00

100.00

㈱ジー・プリンテック

川崎市幸区

カードプリンターおよび関連機器の開発・製造・販売

40.00

100.00

兼松フューチャーテックソリューションズ㈱

東京都中央区

半導体・電子部品・各種モジュール製品の輸出入・開発・設計・製造・販売・EMS

100.00

100.00

Tanashin(Europe)GmbH

Duesseldorf,

Germany

カーオーディオ部品の販売および保守

100.00

100.00

(20.00)

(20.00)

Kanekoh Electronics(Shanghai)Co.,Ltd.

Shanghai,China

コンピュータ等のバッテリー関連部品の製造

70.00

70.00

Kanematsu Industrial and Trading(Dalian F.T.Z.)Co.,Ltd.

Dalian,China

精密電子部品材料の加工・電子部品の輸出入および販売

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

Kanematsu Advanced Materials USA, Inc.

Texas,USA

車載機器・電子機器・通信機器の材料および部品の輸出入・保管・売買

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

[食料]

 

 

 

 

兼松新東亜食品㈱

東京都港区

農畜水産物・加工品等の販売および冷蔵倉庫事業

100.00

100.00

兼松アグリテック㈱

千葉県松戸市

飼料・肥料の製造および販売

100.00

100.00

兼松ソイテック㈱

大阪市中央区

大豆・雑穀・食品原料等の販売

100.00

100.00

㈱ノースペット

北海道夕張郡

栗山町

ペット用スナックの製造

100.00

100.00

 

 

名称

住所

主要な事業の内容

議決権の所有割合(%)

前連結

会計年度末

(2018年

3月31日)

当連結

会計年度末

(2019年

3月31日)

KG Agri Products,Inc.

Ohio,U.S.A.

食品大豆の種子開発・契約栽培・選別・販売

100.00

100.00

Kai Enterprises,Inc.

Washington,U.S.A.

乾牧草・粗飼料の販売

100.00

100.00

(15.00)

(15.00)

P.T.Kanemory Food Service

Serang,Indonesia

外食・中食向け食品加工業

59.90

59.90

(10.00)

(10.00)

[鉄鋼・素材・プラント]

 

 

 

 

兼松トレーディング㈱

東京都中央区

一般鋼材・建築用資材の販売

100.00

100.00

協和スチール㈱

兵庫県加西市

一般鋼材の切板加工および建設資材の販売

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

兼松ケミカル㈱

東京都中央区

石油化学製品・自動車関連化学品等の販売

100.00

100.00

兼松ウェルネス㈱

東京都中央区

健康食品の製造・販売および医療情報の提供

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

兼松ペトロ㈱

東京都千代田区

石油製品・液化石油ガスの販売

100.00

100.00

兼松油槽㈱

東京都千代田区

石油製品・液化石油ガスの受渡保管業務

100.00

100.00

㈱兼松ケージーケイ

東京都練馬区

工作機械・産業機械の販売

97.89

97.89

Benoit Holding Company

Illinois,U.S.A.

株式の保有

85.18

85.18

(85.18)

(85.18)

Benoit Premium Threading,LLC

Louisiana,U.S.A.

油井管加工および油井関連部品の製造・販売

54.00

54.00

(54.00)

(54.00)

Steel Service

Oilfield Tubular,Inc.

Oklahoma,U.S.A.

石油掘削関連鋼材の販売

51.00

51.00

(51.00)

(51.00)

KGK International Corp.

Illinois,U.S.A.

工作機械の販売

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

[車両・航空]

 

 

 

 

兼松エアロスペース㈱

東京都港区

航空・防衛・宇宙関連機器の販売

100.00

100.00

Aries Motor Ltd.

Warsaw,Poland

自動車の販売

93.59

93.59

Aries Power Equipment Ltd.

Warsaw,Poland

エンジン・発電機等汎用機の販売

60.00

60.00

KG Aircraft Rotables Co.,Ltd.

Dublin,Ireland

航空機用循環部品の交換修理およびリース

96.67

96.67

[その他]

 

 

 

 

新東亜交易㈱

東京都千代田区

飲料自動販売機事業・航空機用エンジン・飼料原料等の輸出入および販売

100.00

100.00

兼松ロジスティクス アンド

インシュアランス㈱

東京都中央区

損害保険・生命保険の代理業、国際貨物運送取扱業

100.00

100.00

 

 

名称

住所

主要な事業の内容

議決権の所有割合(%)

前連結

会計年度末

(2018年

3月31日)

当連結

会計年度末

(2019年

3月31日)

[海外現地法人]

 

 

 

 

Kanematsu USA Inc.

Illinois,U.S.A.

商品の輸出入および販売

100.00

100.00

Kanematsu(Hong Kong)Ltd.

Hong Kong,China

商品の輸出入および販売

100.00

100.00

Kanematsu(China)Co.,Ltd.

Shanghai,China

商品の輸出入および販売

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

Kanematsu(Thailand)Ltd.

Bangkok,Thailand

商品の輸出入および販売

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

Watana Inter-Trade Co.,Ltd.(注)1

Bangkok,Thailand

商品の輸出入および販売

49.00

49.00

(49.00)

(49.00)

Kanematsu(Singapore)Pte.Ltd.

Singapore,

Singapore

商品の輸出入および販売

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

Kanematsu Taiwan Corporation

Taipei,Taiwan

商品の輸出入および販売

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

Kanematsu Europe Plc

London,U.K.

商品の輸出入および販売

100.00

100.00

(100.00)

(100.00)

Kanematsu GmbH

Duesseldorf,

Germany

商品の輸出入および販売

100.00

100.00

Kanematsu Australia Ltd.

Sydney,Australia

商品の輸出入および販売

100.00

100.00

Kanematsu New Zealand Ltd.

Auckland,

New Zealand

商品の輸出入および販売

100.00

100.00

(注)1.当社が、役員の過半数を派遣しており、当該企業の財務および経営方針を支配しているため、子会社としております。

2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。

 

(2) 非支配持分

当連結グループにとって重要性のある非支配持分を有する子会社は兼松エレクトロニクス㈱であり、要約財務情報は次のとおりであります。なお、次の開示額は連結会社間の消去前の金額であります。

 

[要約財政状態計算書]

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当連結会計年度末

(2019年3月31日)

流動資産

58,881

63,387

流動負債

15,810

17,179

流動資産(純額)

43,071

46,208

非流動資産

5,621

5,243

非流動負債

2,561

2,028

非流動資産(純額)

3,059

3,214

資本

46,131

49,423

非支配持分の累積額

19,294

20,672

 

[要約損益計算書及び包括利益計算書]

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

収益

62,222

67,394

当期利益

6,590

6,770

その他の包括利益

32

△462

包括利益合計

6,623

6,308

非支配持分に帰属する当期利益

2,746

2,826

非支配持分への配当支払額

1,133

1,431

 

[要約キャッシュ・フロー計算書]

 

 

(単位:百万円)

 

 前連結会計年度

(自2017年4月1日

  至2018年3月31日)

 当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

5,822

7,719

投資活動によるキャッシュ・フロー

△220

△542

財務活動によるキャッシュ・フロー

△2,731

△3,442

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

2,869

3,734

 

(3) 非支配持分との取引

前連結会計年度および当連結会計年度において、重要な非支配持分との取引は発生しておりません。

 

35 関連当事者

(1) 関連当事者との取引

前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

種類

名称

関連当事者関係の内容

取引金額

未決済残高

関連会社

Sage Hill Northwest, Inc.

商品の仕入

1,397

136

関連会社

(当該関連会社の子会社を含む)

カンタツ㈱

商品の仕入

895

1,223

関連会社

Shangdong Lufeng Foods Shanhai Corp.

商品の仕入

1,138

1

関連会社

㈱グロスディー

商品の仕入

1,041

(注)1.関連当事者との取引は、市場実勢価格を勘案して、交渉のうえ、価格を決定しております。

2.「注記33 偶発債務」に記載のとおり、持分法適用会社に対して債務保証を行っております。

3.㈱グロスディーは、前連結会計年度に株式売却により関連会社ではなくなりました。

 

当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

種類

名称

関連当事者関係の内容

取引金額

未決済残高

関連会社

(当該関連会社の子会社を含む)

カンタツ㈱

商品の仕入

9,904

2,758

関連会社

Ogura Industrial Corp.

商品の販売

3,225

631

関連会社

ホクシン㈱

商品の販売

84

1,576

関連会社

Sage Hill Northwest, Inc.

商品の仕入

1,456

128

(注)1.関連当事者との取引は、市場実勢価格を勘案して、交渉のうえ、価格を決定しております。

2.「注記33 偶発債務」に記載のとおり、持分法適用会社に対して債務保証を行っております。

3.ホクシン㈱の取引金額は、当連結グループが代理人として取引を行っているため、手数料の額で純額表示しております。

 

(2) 経営幹部に対する報酬

当社の取締役に対する報酬は基本報酬、役員賞与および株式報酬、監査役に対する報酬は基本報酬となっております。当社の取締役および監査役に対する報酬額は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自2017年4月1日

至2018年3月31日)

当連結会計年度

(自2018年4月1日

至2019年3月31日)

基本報酬および役員賞与

307

342

株式報酬

29

合計

307

372

 

36 後発事象

 該当事項はありません。

37 株式に基づく報酬

(1) 業績連動型株式報酬制度

 当社は、取締役の報酬と当社の業績および株式価値との連動性をより明確にし、取締役が株価の変動による利益・リスクを株主の皆様と共有することで、中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的に、当社取締役および執行役員に対する株式交付制度として信託を用いた業績連動型株式報酬制度を採用しております。

 株式交付信託は、付与日以降、一定の業績目標の達成および権利確定日まで継続して勤務していることが権利確定条件となっており、実際に対象取締役および執行役員へ株式が付与されるのは、評価対象期間である中期経営計画に定める期間(2018年4月1日から2024年3月末日までの期間)の最終年度または、当該中期経営計画を達成した事業年度となります。

 

(2) 付与株式と付与価格

 付与日の公正価値は、当社株式の市場価値を、過去の配当実績に基づく予想配当を考慮に入れ、ブラックショールズモデルを採用して算定しております。当連結会計年度に付与した株式の数は以下のとおりであります。なお、測定日時点の付与した株式の加重平均公正価値は1,583円であります。

 

当連結会計年度

(自2018年4月1日

  至2019年3月31日)

期首未行使株式数(株)

 付与

40,704

 行使

 失効

期末未行使株式数(株)

40,704

期末行使可能株式数(株)

 

(3) 株式報酬費用

 業績連動型株式報酬制度は、持分決済型の株式報酬として会計処理しており、当連結会計年度において計上した費用は、64百万円であります。

(2)【その他】

 当連結会計年度における四半期情報等

累計期間

第1四半期

第2四半期

第3四半期

当連結会計年度

収益          (百万円)

171,676

357,488

536,931

723,849

税引前四半期利益および税引前利益

            (百万円)

6,834

14,828

20,895

29,177

親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益        (百万円)

4,124

8,091

11,789

16,605

基本的1株当たり四半期(当期)利益

(親会社の所有者に帰属)  (円)

48.98

96.32

140.60

198.22

希薄化後1株当たり四半期(当期)利益(親会社の所有者に帰属) (円)

48.98

96.32

140.60

198.15

 

会計期間

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

基本的1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属)      (円)

48.98

47.30

44.29

57.67

希薄化後1株当たり四半期利益(親会

社の所有者に帰属)     (円)

48.98

47.30

44.29

57.64

(注)当連結会計年度累計期間および第4四半期会計期間の希薄化後1株当たり四半期(当期)利益は、業績連動型

   株式報酬制度に基づき支給が見込まれる条件付発行可能株式を潜在株式とみなして算定しております。