当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~12月31日)の世界経済は、金融市場の変調や貿易戦争の深刻化などが懸念されながらも、緩やかな成長が続きました。
米国においては、FRBの金融政策に端を発する金融市場の変調に見舞われつつも、雇用・所得環境の改善や税制改革による減税効果などから戦後最長をうかがう持続的な景気拡大局面にあります。欧州においても、英国のEU離脱や各国政治状況の影響が懸念されながらも比較的良好な状態を保っております。アジア新興国についても総じて良好な状況が続いておりますが、中国においては貿易摩擦の激化により、経済成長は鈍化しました。
わが国経済は、底堅い内外景気を受け、設備投資や雇用の拡大、高水準な企業収益などにより、緩やかな成長を続けております。
このような環境のもと、当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績は、次のとおりとなりました。
連結収益は、前年同期比160億17百万円(3.1%)増加の5,369億31百万円となり、売上総利益も、前年同期比30億46百万円(4.0%)増加の793億43百万円となりました。営業活動に係る利益は、売上総利益の増加により、前年同期比28億96百万円(15.4%)増加の216億77百万円となりました。また、金融収支良化の一方、持分法による投資損益は悪化した結果、税引前四半期利益は、前年同期比25億87百万円(14.1%)増加の208億95百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期純利益は、税金費用の増加により、前年同期比4億25百万円(3.5%)減少の117億89百万円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 電子・デバイス
ICTソリューション事業は、製造業、サービス業向けを中心に引き続き堅調に推移しました。モバイル事業は、携帯電話販売代理店子会社の統合効果継続により順調に推移しました。
その結果、電子・デバイスセグメントの収益は前年同期比19億89百万円増加の1,877億60百万円、営業活動に係る利益は8億37百万円増加の124億7百万円となりました。
② 食料
食糧事業は、国内飼料価格の回復により好調に推移しました。食品事業も堅調に推移しました。畜産事業は、前期好調の反動が一部あったものの堅調に推移しました。
その結果、食料セグメントの収益は前年同期比89億78百万円増加の1,836億95百万円、営業活動に係る利益は3億96百万円増加の32億75百万円となりました。
③ 鉄鋼・素材・プラント
原油価格の下落を背景にエネルギー事業は苦戦を強いられましたが、北米における油井管事業、プラントおよび工作機械・産業機械関連取引は好調に推移しました。
その結果、鉄鋼・素材・プラントセグメントの収益は前年同期比35億17百万円減少の1,064億79百万円、営業活動に係る利益は8億39百万円増加の31億62百万円となりました。
④ 車両・航空
航空・宇宙事業は、航空機部品取引を中心に順調に推移しました。車両・車載部品事業も堅調に推移しました。
その結果、車両・航空セグメントの収益は前年同期比91億2百万円増加の496億34百万円、営業活動に係る利益は44百万円減少の21億29百万円となりました。
⑤ その他
収益は前年同期比5億33百万円減少の93億62百万円、営業活動に係る利益は前期においてゴルフ事業譲渡による固定資産の減損を計上していたため、8億46百万円増加の6億84百万円となりました。
(2) 財政状態に関する説明
① 資産、負債および資本の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比158億63百万円増加の5,357億52百万円となりました。
有利子負債については、前連結会計年度末比102億13百万円増加の1,475億39百万円となりました。現預金を差し引いたネット有利子負債は、前連結会計年度末比84億35百万円増加の674億80百万円となりました。
資本のうち、親会社の所有者に帰属する持分については、利益剰余金の積上げ等により、前連結会計年度末比31億12百万円増加の1,191億24百万円となりました。
その結果、親会社所有者帰属持分比率は22.2%、ネット有利子負債資本倍率(ネットDER)は0.6倍となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末比18億20百万円増加の795億51百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、営業収入の積上げ等により、50億97百万円の収入(前年同期は11億47百万円の支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得や㈱ジー・プリンテックの連結子会社化等により、45億50百万円の支出(前年同期は1百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いや業績連動型株式報酬制度による株式交付信託の自己株式の取得等があった一方で、借入金の増加等により、9億90百万円の収入(前年同期は38億77百万円の支出)となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた問題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は4億45百万円であり、電子・デバイスセグメントにおけるシステムソリューションの開発やストレージ関連の新製品の開発、サイバー攻撃対策の研究等、様々な研究開発活動を行っております。