第4【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

200,000,000

200,000,000

 

②【発行済株式】

種類

事業年度末現在発行数(株)

(2021年3月31日)

提出日現在発行数(株)

(2021年6月23日)

上場金融商品取引所名

又は登録認可金融商品

取引業協会名

内容

普通株式

84,500,202

84,500,202

東京証券取引所

市場第一部

単元株式数

100株

84,500,202

84,500,202

 

(2)【新株予約権等の状況】

①【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

②【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

 

③【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

 

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

 該当事項はありません。

 

(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式

総数増減数

(千株)

発行済株式

総数残高

(千株)

資本金増減額

(百万円)

資本金残高

(百万円)

資本準備金

増減額

(百万円)

資本準備金

残高

(百万円)

2017年10月1日(注)

△338,000

84,500

27,781

26,887

 (注)2017年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っております。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2021年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び地

方公共団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

52

37

292

226

27

16,153

16,787

所有株式数(単元)

358,091

10,672

44,490

277,991

263

152,701

844,208

79,402

所有株式数の割合

(%)

42.42

1.26

5.27

32.93

0.03

18.09

100.00

 (注)1.自己株式260,758株は、「個人その他」に2,607単元および「単元未満株式の状況」に58株を含めて記載しております。

2.「その他の法人」および「単元未満株式の状況」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が、それぞれ26単元および60株含まれております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2021年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

㈱日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海一丁目8番12号

10,709

12.71

日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)

東京都港区浜松町二丁目11番3号

6,460

7.66

東京海上日動火災保険㈱

東京都千代田区丸の内一丁目2番1号

2,322

2.75

MSIP CLIENT SECURITIES

(常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券㈱)

25 CABOT SQUARE, CANARY WHARF, LONDON, UNITED KINGDOM

(東京都千代田区大手町一丁目9番7号 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー)

2,235

2.65

SSBTC CLIENT OMNIBUS

ACCOUNT

(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)

ONE LINCOLN STREET, BOSTON, MASSACHUSETTS, U.S.A.

(東京都中央区日本橋三丁目11番1号)

1,972

2.34

㈱日本カストディ銀行(信託口9)

東京都中央区晴海一丁目8番12号

1,681

1.99

㈱三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内二丁目7番1号

1,417

1.68

GOVERNMENT OF NORWAY

(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)

BANKPLASSEN 2, 0107 OSLO 1 OSLO 0107, NORWAY

(東京都新宿区新宿六丁目27番30号)

1,369

1.62

農林中央金庫

東京都千代田区有楽町一丁目13番2号

1,249

1.48

ザ バンク オブ ニューヨーク メロン 140042

(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)

240 GREENWICH STREET, NEW YORK, NEW YORK, U.S.A.

(東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟)

1,224

1.45

30,642

36.37

(注)1.㈱日本カストディ銀行(信託口、信託口9)および日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)の所有株式は、信託業務に係る株式であります。

2.発行済株式総数から控除する自己株式には役員向け株式交付信託が保有する当社株式は含めておりません。

3.レオス・キャピタルワークス㈱から、2020年9月7日付で大量保有報告書(変更報告書)が公衆の縦覧に供

されており、2020年8月31日現在で5,511千株を保有している旨が記載されておりますが、当社として議決権行使基準日における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、レオス・キャピタルワークス㈱の大量保有報告書(変更報告書)の内容は、次のとおりであります。

   大量保有者   レオス・キャピタルワークス㈱

   住所      東京都千代田区丸の内一丁目11番1号

   保有株券等の数 株式 5,511千株

   株券等保有割合 6.52%

4.三井住友信託銀行から、2020年12月21日付で大量保有報告書(変更報告書)が公衆の縦覧に供されており、2020年12月15日現在で三井住友信託銀行他2名の共同保有者が次のとおり当社株式を保有している旨が記載されておりますが、当社として議決権行使基準日における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数

(千株)

株券等保有割合

(%)

三井住友信託銀行㈱

東京都千代田区丸の内一丁目4番1号

662

0.78

三井住友トラスト・アセットマネジメント㈱

東京都港区芝公園一丁目1番1号

2,691

3.18

日興アセットマネジメント㈱

東京都港区赤坂九丁目7番1号

2,960

3.50

6,314

7.47

 

5.㈱三菱UFJフィナンシャル・グループから、2021年2月12日付で大量保有報告書が公衆の縦覧に供されており、2021年2月4日現在で㈱三菱UFJ銀行他3名の共同保有者が次のとおり当社株式を保有している旨が記載されておりますが、㈱三菱UFJ銀行を除き、当社として議決権行使基準日における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数

(千株)

株券等保有割合

(%)

㈱三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内二丁目7番1号

1,417

1.68

三菱UFJ信託銀行㈱

東京都千代田区丸の内一丁目4番5号

2,171

2.57

三菱UFJ国際投信㈱

東京都千代田区有楽町一丁目12番1号

622

0.74

三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱

東京都千代田区大手町一丁目9番2号

141

0.17

4,352

5.15

6.三井住友DSアセットマネジメント㈱から、2021年3月22日付で大量保有報告書(変更報告書)が公衆の縦覧に供されており、2021年3月15日現在で三井住友DSアセットマネジメント㈱他1名の共同保有者が次のとおり当社株式を保有している旨が記載されておりますが、当社として議決権行使基準日における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数

(千株)

株券等保有割合

(%)

三井住友DSアセットマネジメント㈱

東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー26階

4,367

5.17

SMBC日興証券㈱

東京都千代田区丸の内三丁目3番1号

101

0.12

4,469

5.29

 

(7)【議決権の状況】

①【発行済株式】

 

 

 

 

2021年3月31日現在

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

無議決権株式

 

議決権制限株式(自己株式等)

 

議決権制限株式(その他)

 

完全議決権株式(自己株式等)

(自己保有株式)

単元株式数100株

 普通株式

260,700

(相互保有株式)

 普通株式

95,000

完全議決権株式(その他)

 普通株式

84,065,100

840,651

同上

単元未満株式

 普通株式

79,402

1単元(100株)

未満の株式

発行済株式総数

 

84,500,202

総株主の議決権

 

840,651

(注)「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が2,600株(議決権26個)、役員向け株式交付信託が保有する当社株式が702,500株(議決権7,025個)含まれております。

 

②【自己株式等】

 

 

 

 

2021年3月31日現在

所有者の氏名

又は名称

所有者の住所

自己名義所有

株式数(株)

他人名義所有

株式数(株)

所有株式数の

合計(株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

(自己保有株式)

 

 

 

 

 

兼松㈱

神戸市中央区伊藤町

119番地

260,700

260,700

0.30

(相互保有株式)

 

 

 

 

 

ホクシン㈱

大阪府岸和田市木材町

17番地2

95,000

95,000

0.11

355,700

355,700

0.42

(注)上記のほか、役員向け株式交付信託が保有する当社株式702,500株を連結財務諸表および財務諸表上、自己株式として処理しておりますが、上記の表には含めておりません。

(8)【役員・従業員株式所有制度の内容】

 当社は、2018年5月9日開催の取締役会および2018年6月22日開催の第124回定時株主総会において、当社の取締役(社外取締役を除く。以下も同様である。)を対象として、信託を用いた「業績連動型株式報酬制度」(以下「本制度」という。)を導入することを決議いたしました。

 また、執行役員に対しても、当社取締役に対するものと同様の業績連動型株式報酬制度を導入いたしました。

 

① 本制度の概要

 本制度は、取締役の報酬と当社の業績および株式価値との連動性をより明確にし、取締役が株価の変動による利益・リスクを株主の皆様と共有することで、中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的としております。

 本制度は、当社が金銭を拠出することにより設定する信託(以下「本信託」という。)が当社株式を取得し、当社が各取締役に付与するポイントの数に相当する数の当社株式を本信託を通じて各取締役に対して交付を行うという株式報酬制度であります。

 

0104010_001.png

 

 なお、当社は、当該信託期間中に本制度に基づき取締役に交付するために必要な当社株式の取得資金として、合計450百万円を上限とする金銭を当初の中期経営計画期間中に在任する取締役に対する報酬として拠出し、一定の要件を満たす取締役を受益者として本信託を設定いたします。本信託は、当社が信託した金銭を原資として、当社株式を、取引所市場(立会外取引を含む。)から取得する方法または当社からの自己株式の処分による方法により、取得いたします。

 また、株式報酬の算定式は、「4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (4) 役員の報酬等 (3) 業績連動報酬等の額の決定方法」に記載のとおりであります。

 

② 本信託の概要

名称    株式交付信託

受託者   三井住友信託銀行株式会社

      (再信託受託者:株式会社日本カストディ銀行)

受益者   当社取締役のうち受益者要件を満たす者

信託管理人 株式会社青山綜合会計事務所

議決権行使 信託の期間を通じて、本信託内の株式に係る議決権は行使いたしません

信託の種類 金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)

信託契約日 2018年8月

信託の期間 2018年8月~2024年8月(予定)

信託の目的 株式交付規程に基づき当社株式を受益者へ交付すること

2【自己株式の取得等の状況】

【株式の種類等】 会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得

 

(1)【株主総会決議による取得の状況】

 該当事項はありません。

 

(2)【取締役会決議による取得の状況】

 該当事項はありません。

 

(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

区分

株式数(株)

価額の総額(円)

当事業年度における取得自己株式

1,231

1,598,507

当期間における取得自己株式

111

163,798

 (注)当期間における取得自己株式には、2021年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。

 

(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

区分

当事業年度

当期間

株式数(株)

処分価額の総額

(円)

株式数(株)

処分価額の総額

(円)

引き受ける者の募集を行った取得自己株式

消却の処分を行った取得自己株式

合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式

その他

(単元未満株式の売渡請求による売渡し)

保有自己株式数

260,758

260,869

 (注)1.当期間における処理自己株式数には、2021年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の売渡しによる株式は含まれておりません。

2.当期間における保有自己株式数には、2021年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りおよび売渡しによる株式は含まれておりません。

3.保有自己株式数には、役員向け株式交付信託が保有する当社株式は含まれておりません。

3【配当政策】

当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題と認識しており、将来の成長投資のための適正な内部留保とのバランスを考慮しながら、業績に裏付けられた利益配分を行うことを基本と考えております。配当については、中期ビジョン「future 135」の配当性向(総還元性向)の目標を30~35%に見直し、安定的かつ継続的な実施を目指して参ります。

当社は、会社法第459条第1項に規定する剰余金の配当に関する事項については、取締役会での決議による旨を定款にて定めております。また、同様に中間配当および期末配当の基準日を、それぞれ毎年9月30日および3月31日とする旨を定款に定めており、取締役会の決議による年2回の配当を原則としております。

当事業年度の期末配当金については、1株当たり30円といたしました。既に中間期末において1株当たり30円の中間配当を実施しておりますので、年間配当金は1株当たり60円となり、この結果、当期利益(親会社の所有者に帰属)に基づく連結配当性向は37.6%となります。

内部留保資金については、財務体質の健全性を維持しつつ、成長のための投資などに活用して参ります。

なお、当事業年度における剰余金の配当は、次のとおりであります。

 

決議年月日

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

2020年10月30日

2,527

30.00

取締役会

2021年5月24日

2,527

30.00

取締役会

(注)2020年10月30日取締役会決議による配当金の総額には、役員向け株式交付信託が保有する当社株式に対する

配当金21百万円が含まれております。また、2021年5月24日取締役会決議による配当金の総額には、同配当

金21百万円が含まれております。

 

4【コーポレート・ガバナンスの状況等】

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】

(1) コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

当社は、創業者自らが筆を取って宣言した創業主意「わが国の福利を増進するの分子を播種栽培す」のもと、「伝統的開拓者精神と積極的創意工夫」「会社の健全なる繁栄を通じて企業の社会的責任を果たすこと」「組織とルールに基づいた行動」を企業理念に掲げるとともに、兼松行動基準に則り、社会的に有用な商品・サービスを提供することを通じて、様々なステークホルダーに報いる企業活動を行い、持続可能な社会の実現に努めております。

このため、経営の透明性を高め、より公正性・効率性・健全性を追求すべく、コーポレート・ガバナンスの強化に努め、株主、顧客・取引先、従業員などのすべてのステークホルダーに評価され、企業価値を高めることを目的として、コーポレート・ガバナンス体制の充実を図っております。

 

(2) 企業統治の体制

① 企業統治の体制の概況

(ⅰ)取締役会

・取締役会長を議長とし、取締役6名で構成されており、法令または定款に定める事項のほか、当社の経営方針その他重要事項を決定するとともに、取締役の職務の執行を監督しております。また、取締役6名のうち2名を社外取締役とすることにより、取締役会の適切な意思決定を図るとともに、業務執行に対する監督機能の一層の強化を図る体制としております。原則1ヵ月に1回の定例取締役会と、必要に応じて臨時取締役会を随時開催しております。なお、取締役の任期は、経営環境の変化に適切に対応するため1年としております。本報告書提出日現在の取締役会の構成員は、次のとおりであります。

 議 長:代表取締役会長 谷川 薫

 構成員:代表取締役社長 宮部 佳也

 取締役 下嶋 政幸、蔦野 哲郎、田原 祐子(社外)、田中 一弘(社外)

 

(ⅱ)指名委員会・報酬委員会

・当社は、取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化するため、取締役会の諮問機関として、取締役会の下に任意の指名委員会および報酬委員会を設置しております。本報告書提出日現在の各委員会の構成および役割は、次のとおりであります。

 (指名委員会)

 構成:代表取締役会長 谷川 薫(委員長)

取締役 田原 祐子(社外)、田中 一弘(社外)

 役割:取締役の選任および解任に関する株主総会議案、またそれを決議するために必要な基本方針、規則および手続等について審議し、取締役会に対して答申を行う。

 (報酬委員会)

 構成:代表取締役社長 宮部 佳也(委員長)

取締役 田原 祐子(社外)、田中 一弘(社外)

 役割:取締役および執行役員の個人別の報酬等の内容に係る決定に関する方針、報酬等の内容、またそれを決議するために必要な基本方針、規則および手続等について審議し、取締役会に対して答申を行う。

 

(ⅲ)経営会議

・経営の意思決定の迅速化および監督機能と業務執行機能を分離することによる職務責任の明確化を図るとともに、業務執行の機動性を高めるため、執行役員制度を導入しております。執行役員は、取締役会の決定のもと、取締役会の委任に基づき、担当職務を執行いたします。

・経営会議は、社長執行役員を議長とし、意思決定の迅速化と機動的経営の実現のため、取締役会長および社長を含む特定の執行役員で構成され、原則として毎月2回以上開催しております。取締役会決定の基本方針に基づき全社の全般的業務の執行に関する基本方針を定め、業務執行の指揮、指導にあたっております。

なお、本報告書提出日現在の経営会議の構成員は、次のとおりであります。

 議 長:代表取締役社長 宮部 佳也

 構成員:代表取締役会長 谷川 薫

  専務執行役員  本下 俊秀

  常務執行役員  菅 栄治、濱崎 雅幸、原田 雅弘

  上席執行役員  田中 一生、蔦野 哲郎、城所 僚一

  執行役員    橋本 徹、西村 浩一、桝谷 修司

(ⅳ)案件審議会

・経営会議等に付議される重要案件を事前に審議するため、審査担当役員、主計・財務担当役員および企画担当役員で構成される案件審議会を原則として月に2回開催しております。

 

(ⅴ)監査役会

・当社は、監査役会設置会社となっており、監査役・監査役会が独立の機関として、取締役の職務の執行を監査する体制としております。社外監査役2名を含む4名の監査役は、取締役および従業員から適宜業務執行についての報告を受けるとともに、取締役会および経営会議に出席しております。また、常勤監査役は、案件審議会、内部統制・コンプライアンス委員会、その他重要会議または委員会に出席し、取締役の職務執行を監査する体制としております。本報告書提出日現在の監査役会の構成員は、次のとおりであります。

 議 長:監査役 村尾 哲朗(常勤)

 構成員:監査役 平井 基壽(常勤)、倉橋 雄作(社外)、稲葉 喜子(社外)

 

当社のコーポレート・ガバナンス体制の概要図(2021年6月23日現在)は、次のとおりであります。

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② 企業統治の体制を採用する理由

当社は、経営の透明性を高め、公正性・効率性・健全性を追求するため、監査役会設置会社を採用しております。監査役4名のうち2名を社外監査役としており、その知見・経験に基づいた客観的視点に立った提言・助言を通じ、外部からの経営監視・監督機能を十分に果たしております。また、取締役のうち複数名を独立性の高い社外取締役とすることにより、取締役会による経営監督の実効性と意思決定の透明性の強化・向上を図ることとしております。

今後、一層のコーポレート・ガバナンス強化のため、法制度や当社の実状および会社規模を踏まえた望ましい体制を検討して参ります。

 

③ 内部統制システム、リスク管理体制および子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況

当社グループに内在するリスクを総合的に評価し、業務の有効性・効率性・事業活動に係る法令等の遵守・資産の保全を追求するとともに財務報告の信頼性を確保するため、次のとおり、内部統制システムを構築しております。

 

・企業の法令遵守の重要性に鑑み、当社グループの内部統制システムの構築と推進のために内部統制・コンプライアンス委員会を設置し、社内コンプライアンス体制の強化を図っております。グループ会社も含めた規範となるコンプライアンスハンドブックを整備するとともに、良識ある行動倫理を徹底すべく、周知と教育研修の充実を図っております。また、ホットラインの設置により内部統制・コンプライアンス委員会または社外弁護士に直接報告・相談できる体制を整えております。

 

・当社ではコンプライアンス上の遵守事項のひとつに「反社会的勢力には毅然とした対応で臨み、一切の関係を持たない」ことを掲げております。反社会的勢力排除に向けて、警視庁管内特殊暴力防止対策連合会に所属し情報を共有することにより平素から連携を密にしております。また、反社会的勢力より不当な要求を受けた場合に備えて、人事総務部を全社的対応・情報集約部署と位置付け、警察や弁護士等の外部機関と連携して対応する体制を整備しております。

 

・情報管理については、会計帳簿および貸借対照表ならびに会社の基本的権利義務に関する契約書および財産に関する証書、その他これに準ずる文書の保管、保存および廃棄に関する基準を定めております。また、会社の重要な資産としての情報保全管理、個人情報保護などコンプライアンスとしての情報保全管理を目的として、情報セキュリティ管理に関する規程を定め、その強化を図っております。

 

・業務上発生しうるリスクに対しては、職務権限規定に基づきそれぞれ職能の担当部署が、社内規程や施行細則、業務のしおりを策定、研修などを通じて周知徹底を図っております。また、必要に応じ社内横断的な委員会を設置し、リスクのコントロールを行っております。

当社グループのビジネスリスクに関する判断・決定については、職務権限規定に基づいた社内稟議体制を構築し、主要な投融資の実行・継続・撤退等については案件審議会で、各種リスクの見地から総合的な検討を行っております。

自然災害などの重大事態発生時の業務に関する危機リスクについては、規程およびマニュアルを策定し、適切な管理体制を構築しております。

 

・財務報告に係る内部統制については、金融商品取引法に定める内部統制報告制度に従って、当社グループの財務報告の適正性を確保するための体制を構築し、統制の整備・運用・評価・改善を行っております。

 

 また、気候変動や深刻化する社会・環境問題に対して全社的な見地から課題解決を行うべく、サステナビリティ推進委員会を設置しており、社会貢献、環境保全などサステナビリティに関わる様々な事案に対して、主体的に課題解決を図っております。

 

(3) 企業グループとしての取組み

 当社グループでは、年に2回およびその他随時、グループ企業のトップマネジメントが集まるグループ会社社長会を開催し、当社グループ全体の経営に関する情報を共有することで、コーポレート・ガバナンスの相互理解と共通認識の徹底を図っております。

 

(4) 適時開示に関する考え方

株主・投資家のみならず、従業員、お取引先、マスコミ等を含むすべてのステークホルダーに対し、経営に関する重要な会社情報を迅速、的確かつ公平に情報開示し、透明性を確保することが経営の責務であると認識しております。決定事項に関する情報、発生事実に関する情報、決算に関する情報など重要な会社情報については、金融商品取引所への登録のほか、自社ウェブサイト上などで適時開示を行っております。なお、未公表の重要事実に関する情報の取扱いについては、「重要事実の管理およびインサイダー取引規制に関する規程」に基づきグループ全体を通じたインサイダー取引の防止を図っております。

 

(5) 取締役の選任の決議要件

 当社は、取締役の選任決議について議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨および累積投票によらない旨を定款に定めております。

(6) 剰余金の配当等の決定機関

 当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めがある場合を除き、株主総会の決議によらず取締役会の決議により定める旨を定款に定めております。これは、剰余金の配当等を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元を行うことを目的とするものであります。

 

(7) 取締役および監査役の責任免除

 当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議によって同第423条第1項の取締役および監査役(取締役および監査役であった者を含む。)の損害賠償責任を法令の定める限度額の範囲内で免除することができる旨を定款に定めております。

 これは、取締役および監査役が職務を執行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。

 

(8) 責任限定契約の内容の概要

 当社は、会社法第427条第1項の規定に基づいて、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)および監査役との間で、同法第423条第1項の損害賠償責任を同法第425条第1項に定める額を限度とする契約を締結しております。

 

(9) 株主総会の特別決議要件

 当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。

 

(2)【役員の状況】

① 役員一覧

男性8名 女性2名 (役員のうち女性の比率20%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

代表取締役

会長

谷川 薫

1958年9月24日

 

1981年4月

兼松江商株式会社入社

情報・産業電子部長、兼松コミュニケーションズ株式会社取締役、当社企画部長を

経て

2013年6月

取締役、電子・デバイス部門担当

2014年6月

執行役員制度拡充に伴い取締役退任、常務執行役員、電子・デバイス部門長

2015年4月

常務執行役員、電子・デバイス部門長、

企画担当

2015年6月

取締役、専務執行役員、電子・デバイス部門長、企画担当

2017年6月

2021年6月

代表取締役社長

代表取締役会長、監査室担当(現職)

 

(注)3

30

代表取締役

社長

宮部 佳也

1959年1月21日

 

1983年4月

兼松江商株式会社入社

 

電子機器部長を経て

2012年6月

取締役、電子・IT部門副担当

2013年4月

取締役、車両・航空部門担当

2014年6月

執行役員制度拡充に伴い取締役退任、常務執行役員、車両・航空部門長

2018年6月

 

 

2021年6月

取締役、専務執行役員、車両・航空部門長、大阪支社長、名古屋支店長、先進技術・事業連携担当

代表取締役社長(現職)

 

(注)3

15

取締役

下嶋 政幸

1951年8月6日

 

1974年4月

兼松江商株式会社入社

IT総括室長、兼松米国会社取締役社長を経て

2006年6月

取締役、プラント部門担当

2009年6月

常務取締役、鉄鋼部門、人事、総務、運輸保険担当、大阪支社長

2010年4月

代表取締役社長

2017年6月

代表取締役会長

2019年6月

代表取締役会長、監査室担当

2021年6月

取締役(現職)

 

(注)3

27

取締役

上席執行役員

企画、IT企画、

先進技術・事業連携担当

蔦野 哲郎

1969年4月3日

 

1992年4月

兼松株式会社入社

 

財務部長を経て

2017年6月

取締役、執行役員、財務、主計、営業経理担当、財務部長

2017年9月

取締役、執行役員、財務、主計、営業経理担当、財務部長、主計部長

2017年10月

取締役、執行役員、財務、主計、営業経理担当、主計部長

2018年6月

取締役、上席執行役員、財務、主計、営業経理担当、主計部長

2019年4月

 

2021年6月

取締役、上席執行役員、財務、主計、営業経理担当

取締役、上席執行役員、企画、IT企画、先進技術・事業連携担当(現職)

 

(注)3

23

取締役

田原 祐子

1959年10月9日

 

1991年4月

マンパワー・ジャパン株式会社入社

1993年8月

株式会社リック入社、電化住宅推進室長

1998年7月

株式会社ベーシック代表取締役(現職)

2012年6月

一般社団法人フレームワーク普及促進協会代表理事(現職)

2018年6月

サンヨーホームズ株式会社社外取締役(監査等委員)(現職)

2019年6月

2020年4月

 

2021年4月

当社取締役(現職)

社会情報大学院大学先端教育研究所客員教授

社会情報大学院大学実務教育研究科教授(現職)

 

(注)3

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

取締役

田中 一弘

1966年8月31日

 

1990年4月

株式会社日本興業銀行入行

1999年4月

神戸大学大学院経営学研究科助教授

2003年4月

一橋大学大学院商学研究科助教授

2007年4月

2010年4月

同大学院商学研究科准教授

同大学院商学研究科教授

2018年4月

2019年1月

 

2020年6月

同大学院経営管理研究科教授(現職)

同大学院経営管理研究科長・商学部長

(現職)

当社取締役(現職)

 

(注)3

監査役

(常勤)

村尾 哲朗

1952年4月3日

 

1976年4月

兼松江商株式会社入社

2009年6月

取締役、プラント部門担当

2011年6月

常務取締役、機械・プラント部門、人事総務担当

2014年6月

取締役、専務執行役員、営業統括、人事総務、企画担当、大阪支社長、名古屋支店長

2015年6月

新東亜交易株式会社代表取締役社長

2018年6月

兼松サステック株式会社取締役

2019年6月

当社監査役(常勤)(現職)

 

(注)4

9

監査役

(常勤)

平井 基壽

1953年4月10日

 

1976年4月

兼松江商株式会社入社

2003年6月

兼松香港会社取締役社長

2004年6月

当社財経部長

2005年6月

兼松日産農林株式会社(現兼松サステック株式会社)常務取締役

2014年6月

同社専務取締役

2019年6月

同社顧問

2020年6月

当社監査役(常勤)(現職)

 

(注)5

3

監査役

(非常勤)

倉橋 雄作

1980年10月29日

 

2007年12月

弁護士登録、中村・角田・松本法律事務所入所

2015年1月

同法律事務所パートナー(現職)

2019年6月

2020年6月

当社監査役(現職)

株式会社ユナイテッドアローズ社外取締役(監査等委員)(現職)

 

(注)4

監査役

(非常勤)

稲葉 喜子

1966年9月28日

 

1989年4月

日本電信電話株式会社入社

1993年10月

センチュリー監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入所

1999年7月

金融監督庁検査部(現金融庁監督局)転籍

2001年7月

新日本監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)復職

2005年10月

稲葉公認会計士事務所開設 代表(現職)

2007年7月

株式会社PAS(現株式会社はやぶさコンサルティング)設立 代表取締役(現職)

2010年11月

はやぶさ監査法人設立 代表社員(現職)

2014年6月

株式会社東和銀行 社外取締役

株式会社八千代銀行(現株式会社きらぼし銀行)社外監査役

2014年10月

株式会社東京TYフィナンシャルグループ(現株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ)社外監査役(現職)

2014年12月

税理士法人はやぶさ会計 代表社員(現職)

2019年6月

株式会社ディー・エヌ・エー 社外監査役(現職)

2021年6月

当社監査役(現職)

 

(注)6

111

 

 (注)1.取締役田原祐子氏および田中一弘氏は、社外取締役であります。

2.監査役倉橋雄作氏および稲葉喜子氏は、社外監査役であります。

3.取締役の任期は2021年6月23日開催の定時株主総会の終結の時から1年間であります。

4.監査役村尾哲朗氏および倉橋雄作氏の任期は、2019年6月21日開催の定時株主総会の終結の時から4年間であります。

5.監査役平井基壽氏の任期は、2020年6月24日開催の定時株主総会の終結の時から4年間であります。

6.監査役稲葉喜子氏の任期は、2021年6月23日開催の定時株主総会の終結の時から2年間であります。

 

(ご参考)2021年6月23日現在の執行役員の陣容は、次のとおりであります。

執行役員名

氏名

担当

※社長

宮部 佳也

 

 専務執行役員

本下 俊秀

審査、法務コンプライアンス担当

 常務執行役員

菅 栄治

鉄鋼・素材・プラント部門長、大阪支社長、名古屋支店長

 常務執行役員

濱崎 雅幸

食糧部門長

 常務執行役員

原田 雅弘

電子・デバイス部門長、DX推進担当

 上席執行役員

田中 一生

人事総務、運輸保険担当

※上席執行役員

蔦野 哲郎

企画、IT企画、先進技術・事業連携担当

 上席執行役員

城所 僚一

車両・航空部門長

 上席執行役員

山科 裕司

兼松米国会社社長、兼松南米会社社長

 執行役員

岩田 修

鉄鋼・素材・プラント副部門長

 執行役員

村松 陽一郎

兼松ドイツ会社社長、兼松欧州会社社長

 執行役員

中嶋 潤

食糧副部門長、穀物飼料部長

 執行役員

橋本 徹

畜産部門長

 執行役員

西村 浩一

食品部門長

 執行役員

藤田 彰彦

電子・デバイス副部門長、半導体装置部長、電子統括室長

 執行役員

楠田 香

監査室副担当、監査室長

 執行役員

桝谷 修司

財務、主計、営業経理担当

(注)※印の各氏は、取締役を兼務しております。

 

② 社外役員の状況

当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名であります。

 

(ⅰ)社外取締役

・社外取締役田原祐子氏は、企業経営における豊富な経験と人材・組織コンサルティング経験で培われた高い見識を有していることから、経営の助言や業務執行に対する適切な監督を担っていただいております。同氏と当社の間に特別な利害関係はなく、2019年6月21日に当社取締役に就任以降、当社から独立した立場で取締役会の内外において的確な助言・提言を行うことにより、適正に社外取締役としての職責を果たしていることなどから、独立性を保っていると判断しております。なお、同氏は経営陣からの独立性を有しており、一般株主と利益相反が生じるおそれがないことから、2019年5月10日開催の取締役会において東京証券取引所の定める独立役員とすることを決議し、同取引所に届け出ております。

・社外取締役田中一弘氏は、経営学を専門とする大学教授としての企業経営に関する幅広い知識と高い見識を有していることから、経営の助言や業務執行に対する適切な監督を担っていただいております。同氏と当社の間に特別な利害関係はなく、2020年6月24日に当社取締役に就任以降、当社から独立した立場で取締役会の内外において的確な助言・提言を行うことにより、適正に社外取締役としての職責を果たしていることなどから、独立性を保っていると判断しております。なお、同氏は経営陣からの独立性を有しており、一般株主と利益相反が生じるおそれがないことから、2020年5月8日開催の取締役会において東京証券取引所の定める独立役員とすることを決議し、同取引所に届け出ております。

 

(ⅱ)社外監査役

・社外監査役倉橋雄作氏は、弁護士としての専門的な知識・経験に基づき、当社の監査を行っていただいております。同氏と当社の間に特別な利害関係はなく、2019年6月21日に当社監査役に就任以降、当社から独立した立場で取締役会の内外において的確な助言・提言を行うことにより、適正に社外監査役としての職責を果たしていることなどから、独立性を保っていると判断しております。なお、同氏は経営陣からの独立性を有しており、一般株主と利益相反が生じるおそれがないことから、2019年5月10日開催の取締役会において東京証券取引所の定める独立役員とすることを決議し、同取引所に届け出ております。

社外監査役稲葉喜子氏は、公認会計士・税理士としての会計・税務に関する専門的な知識および経験を当社の監査に生かしていただくため、2021年6月23日付けにて当社監査役に就任いたしました。同氏と当社の間に特別な利害関係はなく、当社から独立した立場で取締役会の内外において的確な助言・提言を行うことにより、社外監査役として適正に職責を果たし、独立性を保てるものと考えております。なお、同氏は経営陣からの独立性を有しており、一般株主と利益相反が生じるおそれがないことから、2021年3月30日の取締役会において東京証券取引所の定める独立役員とすることを決議し、同取引所に届け出ております。
 

(ⅲ)社外取締役および社外監査役を選任するための独立性に関する基準または方針の内容

当社は、独立社外取締役および独立社外監査役の指名に際して、東京証券取引所の定める独立性基準に基づき、一般株主と利益相反が生じるおそれのないことを確認しております。また、当社は、総合商社として多種多様な事業を行っていることから、取締役会の内外において、独立社外取締役および独立社外監査役より客観的な視点かつ独立的な立場からの的確な助言・提言を得ることを期待しております。従って、取締役会は、独立社外取締役候補者および独立社外監査役候補者の指名に際しては、企業経営における豊富な経験、あるいは高度な専門性に基づく見識などを重視することを基本方針としております。

 

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

社外取締役および社外監査役は、内部監査計画およびその結果、監査役監査計画およびその結果、会計監査結果、ならびに金融商品取引法に基づく内部統制の評価結果について取締役会で報告を受けております。また、社外監査役は、内部監査部門および会計監査人と定期的に情報交換を行っており、連携強化に努めております。

 

 

(3)【監査の状況】

(1) 監査役監査の状況

 本報告書提出日現在において監査役は4名であり、常勤監査役2名、社外監査役2名から構成されております。

 常勤監査役村尾哲朗氏は、当社取締役をはじめ、長年にわたり企業経営の要職を歴任した経験があり、財務および会計に関する相当程度の知見を有しております。常勤監査役平井基壽氏は、当社グループの取締役をはじめ、長年にわたり企業経営の要職を歴任した経験があり、財務および会計に関する相当程度の知見を有しております。非常勤監査役倉橋雄作氏は、弁護士の資格を有しており、法律に関する相当程度の知見を有しております。非常勤監査役稲葉喜子氏は、公認会計士・税理士の資格を有しており、財務および会計に関する相当程度の知見を有しております。

 監査役監査については、監査役会で承認された監査方針および計画に基づき、各監査役がコンプライアンス対応、リスク管理を含む取締役の業務執行の監査を実施するとともに、会計監査人の監査結果の相当性についても監査を実施しております。

 

① 当社の監査役への報告に関する体制

・取締役および使用人は、監査役に対して、取締役が法令に違反する事実、会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したときには、これを速やかに報告するものとする。

・内部統制・コンプライアンス委員会を担当する取締役は、監査役に対して、当社グループのコンプライアンスに関する業務の状況について1ヵ月に1度以上、重要事項については都度、報告する。

・取締役および使用人は、監査役から業務執行に関する報告を求められた場合には、速やかに報告する。

・監査役は、監査役監査を実効的に行うため、取締役会のほか、経営会議、案件審議会、内部統制・コンプライアンス委員会、その他重要な会議または委員会に出席し、当社グループにおける経営上の重要事項について報告を受ける。また、出席しない場合には、監査役は付議事項について説明を受け、稟議書、報告書等の資料および議事録等を閲覧することができる。

・監査役へ報告を行った者に対して、当該報告をしたことを理由として解雇その他の不利な取扱いを行うことを当社グループにおいて禁止する。

 

② その他当社の監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制

・監査役は、内部監査部門の実施する内部監査に関する年次計画について事前に説明を受け、必要があると認めるときは、意見を述べることができる。また、当社グループにおける内部監査の実施状況について適宜報告を受け、必要があると認めるときは、追加監査の実施、業務改善策の策定等に関する意見を述べることができる。

・監査役は、会計監査人の取締役からの独立性を確保し、会計監査人の監査計画について、事前に報告を受けるものとする。また、会計監査人の報酬および、会計監査人に依頼する非監査項目については、監査役の同意を要するものとする。

・監査役会は、代表取締役と定期的に会合をもち、代表取締役の経営方針を確かめるとともに、会社が対処すべき課題、会社を取り巻くリスクのほか、監査役監査の環境整備の状況、監査上の重要課題等について意見交換し、代表取締役との相互認識と信頼関係を深めるよう努めるものとする。

・監査役会は、定期的に当社グループの監査役等が、出席するグループ会社監査役連絡会を開催し、当社グループの監査役間における情報共有を図る。

・監査役がその職務の執行に必要な費用について前払いまたは償還の請求をしたときは、速やかに当該費用を処理する。

 

③ 監査役会の開催頻度と出席状況

・監査役会は、取締役会開催に先立ち定期的に開催されるほか必要に応じて随時開催されます。

・当事業年度における個々の監査役の監査役会の出席状況は、次のとおりであります。

役職

氏名

開催回数

出席状況回数

常勤監査役

村尾 哲朗

14回

14回

常勤監査役

平井 基壽

11回

11回

常勤監査役(社外)

小川 荘平

3回

3回

非常勤監査役(社外)

宮地  主

14回

14回

非常勤監査役(社外)

倉橋 雄作

14回

14回

(注)1.監査役小川荘平氏は、2020年6月24日開催の第126回定時株主総会において退任されたため、監査役会の開催回数が他の監査役と異なります。

   2.監査役平井基壽氏は、2020年6月24日開催の第126回定時株主総会において選任されたため、監査役会の開催回数が他の監査役と異なります。

 

   ④ 監査役会での主な検討事項

 監査役会では主として、当該年度の監査方針および監査計画、個別監査結果の確認、監査室監査報告の確認、会計監査人の監査品質および監査実施状況等の評価ならびに報酬額の同意、これらを踏まえた監査報告の協議・決定等を行っております。

 

⑤ 常勤監査役の活動等

 常勤監査役は、取締役の業務執行の監査および会計監査人の監査結果の相当性の監査のため、取締役会その他の重要会議への出席のほか、決裁書類の査閲、取締役・執行役員・本店部長・国内外拠点長および主要な子会社の役員との面談、会計監査人および監査室との連携およびこれらとの定期的な会合による意見交換等を行っております。

 

(2) 内部監査の状況

 内部監査については、監査室(提出日現在14名)が、当社および当社子会社を対象とした内部監査を実施し、会計記録の適正性を期するとともに、業務の有効性および効率性の向上を支援するため、改善および統制活動を評価、監視しております。

 監査室は、監査役と定期的な会合をもち、監査計画の説明、実施状況の報告など緊密な連携を保ち、内部監査の実効性の確保を図っております。また、会計監査人とも相互に情報交換を行っております。

 

(3) 会計監査の状況

① 会計監査人

 会計監査人は、監査役に対し監査計画の報告を行い、定期的に会計監査の実施状況や会社の業績、財政状態に影響を与える事項、課題についての意見交換を実施することで、情報の共有化を図っております。

 当社は、会計監査人にPwCあらた有限責任監査法人を選任しており、継続監査期間、業務を執行した公認会計士の氏名、会計監査業務に係る補助者の構成は、次のとおりであります。

・継続監査期間

 当社は、2007年3月期から継続してPwCあらた有限責任監査法人による監査を受けております。なお、当社は、少なくとも1969年3月期から2006年3月期まで継続して旧中央監査法人ならびに旧中央青山監査法人および旧みすず監査法人による監査を受けておりました。また、1968年3月期以前については調査が著しく困難であったため、継続監査期間はこの期間を超える可能性があります。

・業務を執行した公認会計士の氏名

指定有限責任社員 業務執行社員 好田 健祐

指定有限責任社員 業務執行社員 新田 將貴

・会計監査業務に係る補助者の構成

公認会計士 5名  会計士試験合格者等 6名  その他 20名

 

(ⅰ)監査法人の選定方針と理由

当社は、会計監査人の選定を独立性、品質管理、監査実施体制、監査報酬等を評価のうえ行う方針としております。また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると認められ、かつ改善の見込みがないと判断した場合、監査役全員の同意により会計監査人を解任いたします。また、監査役会は、会計監査人が職務を適切に遂行することが困難と認められる場合は、会計監査人の解任または不再任に関する議案を決定し、取締役会は、当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提出いたします。

当社は、監査法人の選定方針を踏まえ、監査役会の定める会計監査人の評価基準に基づき監査役会が実施した評価、および会計監査人の解任または不再任の決定の方針を踏まえて総合的に検討した結果、会計監査人を再任しております。

 

(ⅱ)監査役及び監査役会による監査法人の評価

監査役会は、会計監査人の評価基準を定め、会計監査人の独立性の確保、品質管理、監査実施体制、監査報酬、監査役等とのコミュニケーションについてそれぞれ評価項目を設定しております。監査役会は、これに則り、会計監査人や当社役員および使用人からの資料の確認およびこれらとの定期的な面談を行い、毎年会計監査人の評価をしております。

 

② 監査報酬の内容等

(ⅰ)監査公認会計士等に対する報酬の内容

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

監査証明業務に基づく報酬(百万円)

非監査業務に基づく

報酬(百万円)

監査証明業務に基づく報酬(百万円)

非監査業務に基づく

報酬(百万円)

当社

146

0

193

0

連結子会社

196

199

342

0

392

0

(注)1.前連結会計年度において、当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、海外拠点の税務申告に伴う合意された手続業務等に係るものであります

   2.当連結会計年度において、当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、海外拠点の税務申告に伴う合意された手続業務等に係るものであります。

 

(ⅱ)監査公認会計士等と同一のネットワーク(PricewaterhouseCoopers LLP等)に属する組織に対する報酬((ⅰ)を除く)

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

監査証明業務に基づく報酬(百万円)

非監査業務に基づく

報酬(百万円)

監査証明業務に基づく報酬(百万円)

非監査業務に基づく

報酬(百万円)

当社

0

8

0

13

連結子会社

112

40

119

49

113

48

120

63

(注)1.前連結会計年度において、当社および連結子会社が監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、会計・税務等に関するアドバイザリー業務等であります

   2.当連結会計年度において、当社および連結子会社が監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対して報酬を支払っている非監査業務の内容は、会計・税務等に関するアドバイザリー業務等であります。

 

 

(ⅲ)その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容

(前連結会計年度)

該当事項はありません。

 

(当連結会計年度)

該当事項はありません。

 

(ⅳ)監査報酬の決定方針

当社の監査公認会計士等に対する監査報酬は、監査公認会計士等の提示する報酬額、監査計画の内容および監査時間の見積り等について、当社の規模、業態などを踏まえた検討を行い、監査役会の同意を取得のうえ、決定しております。

 

(ⅴ)監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由

会計監査人に対する報酬等について、監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、職務遂行状況および報酬見積りの算出根拠などが適切であるかどうかについて必要な検証を行い、会社法第399条第1項の同意を行っております。

(4)【役員の報酬等】

(1) 役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針の内容および決定方法

 取締役および監査役の報酬については、株主総会決議により報酬総額の限度額を決定しております。

 また、2021年2月22日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を決議しております。取締役会の決議に際しては、決議する内容についてあらかじめ報酬委員会へ諮問し、答申を受けております。監査役の報酬については、監査役会の協議により決定しております。

 

 取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針の内容は、次のとおりであります。

 

① 基本方針

当社の取締役の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして十分に機能するよう株主利益と連動した報酬体系とし、個々の取締役の報酬の決定に際しては各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針とする。具体的には、業務執行取締役の報酬は、固定報酬としての基本報酬、業績連動報酬等および株式報酬により構成し、監督機能を担う社外取締役については、その職務に鑑み、基本報酬のみを支払うこととする。

 

② 基本報酬の個人別の報酬等の額の決定に関する方針

当社の取締役の基本報酬は、月例の固定報酬とし、役位、職責に応じて他社水準、当社の業績、従業員給与の水準をも考慮しながら、総合的に勘案して決定するものとする。

 

③ 業績連動報酬等ならびに非金銭報酬等の内容および額または数の算定方法の決定に関する方針

業績連動報酬等は、事業年度ごとの業績向上に対する意識を高めるため業績指標(親会社の所有者に帰属する当期利益)を反映した現金報酬とし、業績指標とその値より算出された額を賞与として毎年、一定の時期に支給する。業績指標は、中期経営計画と整合するよう計画策定時に設定し、適宜、環境の変化に応じて報酬委員会の答申を踏まえた見直しを行うものとする。

非金銭報酬等は、中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めるため業績指標(親会社の所有者に帰属する当期利益)を反映した株式報酬とし、中期経営計画に定める業績目標の達成度等に応じて算出された株式数を退任時に交付する。目標となる業績指標とその値は、中期経営計画と整合するよう計画策定時に設定し、適宜、環境の変化に応じて報酬委員会の答申を踏まえた見直しを行うものとする。

 

④ 金銭報酬の額、業績連動報酬等の額または非金銭報酬等の額の取締役の個人別の報酬等の額に対する割合の決定に関する方針

業務執行取締役の種類別の報酬割合については、当社と同程度の事業規模や関連する業種・業態に属する企業をベンチマークとする報酬水準を踏まえ、報酬委員会において検討を行う。取締役会は報酬委員会の答申内容を尊重し、当該答申で示された種類別の報酬割合の範囲内で取締役の個人別の報酬等の内容を決定することとする。なお、報酬等の種類ごとの比率の目安は、基本報酬:業績連動報酬等:非金銭報酬等=40%~70%:15%~45%:15%~30%とする(業績目標を100%達成の場合)。

 

⑤ 取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項

取締役の個人別の基本報酬の額および業績連動報酬の決定方法については、取締役会は、報酬委員会に原案を諮問し答申を得るものとし、当該答申の内容を尊重し、決定することとする。また、非金銭報酬等の決定方法は報酬委員会の答申を踏まえ、取締役会で取締役個人別の割当株式数を決定する。

 

(2) 業績連動報酬等に係る指標と当該指標を選択した理由

 中期ビジョン「future 135」の達成と中長期的な企業価値の向上に向けたインセンティブとして機能するよう、当社では、業績連動報酬等および業績連動型株式報酬に係る指標を親会社の所有者に帰属する当期利益に設定しております。

 

(3) 業績連動報酬等の額の決定方法

① 業績連動報酬等について

・業績連動報酬等については、取締役の経営責任を明確にし、業績向上に対するインセンティブを一層高めるため、次の方法に基づき算定のうえ、支給額を確定しております。

(ⅰ) 総支給額

 総支給額は、第127期有価証券報告書に記載される親会社の所有者に帰属する当期利益に0.25%を乗じた金額(親会社の所有者に帰属する当期利益が50億円未満の場合は0円)または50百万円のいずれか少ない金額といたします。

(ⅱ) 個別支給額

 各取締役への個別支給額は、上記(ⅰ)に基づき計算された総支給額を、役位ごとに定められたポイントに応じて按分した金額といたします。なお、役位ポイントおよび個別支給額の限度額は、次のとおりであります。

役位

取締役会長

取締役社長

取締役

副社長

取締役

専務執行役員

取締役

常務執行役員

取締役

上席執行役員

取締役

執行役員

ポイント

1.0

0.74

0.59

0.53

0.45

0.37

個別支給額の

限度額(千円)

14,400

10,700

8,500

7,600

6,500

5,300

・上記の個別支給額に係る具体的算定フォーミュラを示すと、次のとおりであります。

個別支給額 = 総支給額 × 役位ポイント ÷ 対象となる取締役の役位ポイントの総和

・社外取締役については、月例報酬のみを支給しており、業績連動報酬等は支給しておりません。

・監査役の月例報酬については、監査役会にて決定しており、業績連動報酬等は支給しておりません。

 

② 業績連動型株式報酬について

・業績連動型株式報酬については、取締役の報酬と当社の業績および株式価値との連動性をより明確にし、取締役が株価の変動による利益・リスクを株主と共有することで、中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的としたものであります。当社が金銭を拠出することにより設定する信託が当社株式を取得し、当社が次の算定式に基づき算出した各取締役に付与するポイントの数に相当する数の当社株式(1ポイントは当社株式1株とする。ただし、当社株式について、株式分割、株式併合、株式無償割当て等、1ポイントあたりの交付株式数の調整を行うことが公正であると認められる事象が生じた場合には、係る分割比率・併合比率等に応じた合理的な調整を行うものとする。)を、当該信託を通じて各取締役に対して交付する、という株式報酬制度であります。

 

(ⅰ) 評価対象期間

評価対象期間とは、中期経営計画に定める期間(2018年4月1日から2024年3月末日までの期間)といたします。ただし、中期経営計画の目標が、当該中期経営計画の期間満了前に達成し、新たな中期経営計画を設定する場合には、終了した事業年度までの期間に評価対象期間を置き換えるものといたします。また、当該評価対象期間の期間内に、新たに取締役となった場合は、取締役となった月を含む事業年度から中期経営計画の最終年度までを評価対象期間として置き換えるものといたします。

(ⅱ) 株式報酬額

株式報酬額は、当該評価対象期間1年ごとに次の算式により算出(1円未満切り上げ)し、合計した額といたします。

株式報酬額 = 業績連動型株式報酬額(※1) × 対象となる取締役の役位ポイント(※2) ÷ 対象となる取締役の役位ポイントの総和

 

(※1)業績連動型株式報酬額は、親会社の所有者に帰属する当期利益に応じ、次の算式により算出される額といたします(1円未満切り上げ)。なお、親会社の所有者に帰属する当期利益の実績値は、当該評価対象期間最終年度の有価証券報告書に記載される親会社の所有者に帰属する当期利益の値といたします。また、法人税法第34条第1項第3号イに定める「利益の状況を示す指標」は、「親会社の所有者に帰属する当期利益」といたします。

親会社の所有者に

帰属する当期利益

50億円未満

50億円以上、

250億円未満

250億円以上、

300億円未満

300億円以上

業績連動型株式報酬額の算出式

0

親会社の所有者に帰属する当期利益×0.18%

親会社の所有者に帰属する当期利益×0.20%

60百万円

(※2)対象となる取締役の役位ポイントは、当該評価対象期間中の各事業年度末時点の役位に応じた役位ポイントとし、次に記載のとおりであります。なお、取締役は、法人税法第34条第1項第3号に定める業務執行役員であります。

役位

取締役会長

取締役社長

取締役

副社長

取締役

専務執行役員

取締役

常務執行役員

取締役

上席執行役員

取締役

執行役員

ポイント

1.0

0.74

0.59

0.53

0.45

0.37

 

(ⅲ) 個別支給額の算定式

業績連動型株式報酬制度の個別支給額の算定式は、次のとおりであります。

・[評価対象期間末日時点において取締役の地位にあった場合の算定式]

付与ポイント = 株式報酬額 ÷ 当該信託の保有する当社株式1株当たりの帳簿価格

・評価対象期間の途中で死亡または退任した場合は、評価対象期間を、中期経営計画の始期から(当該評価対象期間の期間内に、新たに取締役となった場合は取締役となった月を含む事業年度から)死亡または退任日の直前に終了した事業年度までを評価対象期間として置き換えて算出されるポイントを付与いたします(小数点以下切り上げ)。

・自己都合により任期途中で取締役を辞任する者(ただし、業務上の傷病等により取締役会にてやむを得ないと判断した場合を除く。)、当社に損害を与えたことに起因して取締役を解任されまたは辞任する者およびその他違法行為等、当社に対して不利益、不都合の所為があった者については、取締役会の決議により、それまでに付与されていたポイントの全部が失効し、以降ポイント付与は行わないものとし、当該取締役は失効したポイントに係る当該信託の受益権を取得しないものといたします。

 

(ⅳ) 1事業年度あたりの上限となる株式数(ポイント)

法人税法第34条第1項第3号イ(1)に定める1事業年度あたりの上限となる株式数(ポイント)は、次のとおりであります。

役位

取締役会長

取締役社長

取締役

副社長

取締役

専務執行役員

取締役

常務執行役員

取締役

上席執行役員

取締役

執行役員

上限となる株式数(ポイント)

53,000

39,000

31,000

28,000

23,000

19,000

なお、当社が取締役に対して付与するポイントの総数は、中期経営計画の年数に140,000ポイントを乗じた数を上限とし、これを超える場合は、その範囲に収まるように、次の計算式により、各取締役に対する付与ポイントを調整するものといたします。

調整後の各取締役の付与ポイント = 調整前の当該取締役の付与ポイント(当該評価対象期間について算出される付与ポイント) × {(140,000 × 評価対象期間の年数) - 当該評価対象期間について当社株式または当社株式に代わる金銭の交付が行われることにより消滅済みのポイント} ÷ 調整前の当該取締役全員に対する付与ポイント(当該評価対象期間について算出される付与ポイント)の合計(小数点以下切り捨て)

 

(ⅴ) 業績連動型株式報酬の交付方法

各取締役に交付される株式数のうち、交付する当社株式の数に0.7を乗じた数(単元株数未満切り捨て)を控除した数の株式については、源泉所得税等の納税資金を当社が源泉徴収する目的で、当該信託内で売却換金したうえで、当社株式の交付に代えて当該株式の時価相当額の金銭の交付を行います。また、取締役が死亡した場合、当社株式の交付に代えて、当該取締役に付与されるべき数の株式の時価相当額の金銭を当該取締役の遺族に対して交付いたします。加えて、当社株式に対して公開買付け(当社が実施する場合を除く。以下「当社株式公開買付け」という。)が実施された場合で、当該信託の信託財産に属する当社株式について受託者が当社株式公開買付けに応募のうえ、当社株式の売却代金の決済がなされた場合には、当社株式の交付に代えて、当該取締役に付与されるべき数の株式の時価相当額の金銭を交付いたします。さらに、取締役が合理的な理由により当社が指定する証券会社に株式の振替口座を開設すること、または非居住者となり開設した株式の振替口座に株式の振替を行うことが困難な場合には、当社株式の交付に代えて、当該取締役に付与されるべき数の株式の時価相当額の金銭を交付いたします。

 

(4) 役員報酬等に関する株主総会の決議年月日と決議内容

金銭報酬等の額は、2015年6月24日開催の第121回定時株主総会において、取締役の報酬額は年額3億円以内(うち、社外取締役の報酬額は年額30百万円以内)、監査役の報酬額は年額84百万円以内と決議しております。

・金銭報酬等とは別枠で、2018年6月22日開催の第124回定時株主総会において、当社が金銭を拠出することにより設定する信託が当社株式を取得し、対象となる取締役(社外取締役を除く)に対し、役位および業績目標の達成度等に応じたポイントの数に相当する数の当社株式を本信託を通じて交付する業績連動型株式報酬を決議しております。なお、取締役に交付するために必要な当社株式の取得資金として当社が拠出する金銭の上限は合計金4億50百万円とし、当社株式の取得方法を取引所市場(立会外取引を含む)から取得する方法または自己株式の処分による方法としております。

また、執行役員に対しても、当社取締役に対するものと同様の業績連動型株式報酬制度を導入しております。

 

(5) 役員区分ごとの役員報酬等の総額、種類別の総額、対象役員数

役 員 区 分

報酬等の総額

(百万円)

報酬等の種類別の総額(百万円)

対象となる

役員の員数

(人)

基本報酬

業績連動報酬等

 左記のうち、

非金銭報酬等

取締役

(社外取締役を除く)

214

164

50

16

4

監査役

(社外監査役を除く)

49

49

2

社外役員

45

45

6

(注)1.上記には2020年6月24日開催の第126回定時株主総会終結の時をもって退任した社外役員2名を含んでおります。

   2.上記の非金銭報酬等の金額16百万円)は、業績連動型株式報酬に係る費用として当連結会計年度に計上した金額であります。

 

(6) 業績連動報酬等に係る指標の目標と実績

中期ビジョン「future 135」において、親会社の所有者に帰属する当期利益200億円を定量目標としており、当連結会計年度における業績見通しでは130億円としておりましたが、当連結会計年度における親会社の所有者に帰属する当期利益実績は133億15百万円となりました。その結果、業績連動報酬額および業績連動型株式報酬額は、それぞれ「(5) 役員区分ごとの役員報酬等の総額、種類別の総額、対象役員数」の表に記載のとおりとなります。

 

(7) 役員報酬等の額またはその算定方法の決定方針および決定方法の決定権限者と権限内容、裁量の範囲および手続きの概要

役員報酬等の額またはその算定方法の決定方針および決定方法については、株主総会決議による取締役の報酬額の限度額の中で取締役会において決定しております。社長、社外取締役で構成される報酬委員会は、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定に関する方針、報酬等の内容、またそれを決議するために必要な基本方針、規則および手続等について審議し、取締役会に対して答申を行っております。取締役会では、その答申に基づき、算定方法の決定方針や報酬額を決定しております。

 

(8) 取締役会および委員会等の活動内容

前連結会計年度における経営成績を勘案し、報酬委員会において報酬の決定方針および報酬額について審議のうえ、取締役会へ答申を行っております。報酬委員会の答申に基づき、2020年6月24日付の取締役会において、取締役の固定月例報酬および第127期業績連動報酬および第127期業績連動型株式報酬制度の算定方法を決議しております。

 

(5)【株式の保有状況】

① 投資株式の区分の基準及び考え方

 当社は、トレーディング収益やシナジーが伴わず、配当やキャピタルゲインのみを目的とする投資株式を純投資目的である投資株式と区分し、原則、純投資を行っておりません。事業の創出や取引・協業関係の構築・維持・強化による中長期的な収益の拡大を企図する投資株式を純投資目的以外の投資株式と区分しております。

 

② 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内

純投資目的以外で上場株式を保有するにあたっては、投資先企業との取引関係の維持・拡大による中長期的な収益の拡大につながるかどうかなど、投資の必要性・目的・採算などからみた経済的合理性、他の出資者の評価・意図、および出口戦略などについて検討を行ったうえで、投資の是非について総合的に判断しております。

このうち、関係会社を除く上場会社の株式については、社内規則に基づき、毎年、投資先ごとに保有目的などの定性面に加えて、関連する収益や受取配当金などのリターン等を定量的に評価し、当社の資本コストに見合った投資かどうか取締役会で検証しております。

取締役会の検証内容としては、次のとおりであります。

純投資目的以外の投資株式として保有するすべての上場株式について、中長期的な視点で企業価値向上につながることや当社の株式保有の意義が損なわれないかなどを精査した結果、経済合理性では関連する収益や受取配当金などのリターンが、原則として資本コストよりも上回っていることを確認しております。また、上記に加え保有意義についても確認し、継続して保有する銘柄については、投資先企業との取引関係の維持・拡大による中長期的な収益の拡大につながることを確認しております。

 

③ 投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数および貸借対照表計上額の合計額

 

銘柄数

(銘柄)

貸借対照表計上額の

合計額(百万円)

非上場株式

72

5,499

非上場株式以外の株式

27

12,083

 

(当事業年度において株式数が増加した銘柄)

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の増加に係る取得

価額の合計額(百万円)

株式数の増加の理由

非上場株式

3

128

取引関係の維持・拡大

非上場株式以外の株式

3

9

取引先持株会による継続取得

 

(当事業年度において株式数が減少した銘柄)

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の減少に係る売却

価額の合計額(百万円)

非上場株式

5

40

非上場株式以外の株式

 

④ 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄、株式数、貸借対照表計上額および保有目

特定投資株式

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、定量的な保有効果

及び株式数が増加した理由

当社の株式の

保有の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額

(百万円)

貸借対照表計上額

(百万円)

東京海上ホールディングス㈱

575,420

575,420

保険・金融取引における取引関係の維持

3,029

2,848

丸大食品㈱

1,192,800

1,192,800

食料セグメントにおける取引関係の維持・拡大

2,046

2,331

㈱日清製粉グループ本社

910,041

910,041

食料セグメントにおける取引関係の維持・拡大

1,683

1,639

大王製紙㈱

752,000

752,000

鉄鋼・素材・プラントセグメントにおける取引関係の維持・拡大

1,428

1,092

nmsホールディングス㈱

1,753,600

1,753,600

電子・デバイスセグメントにおける取引関係の維持・拡大

715

392

㈱エフ・シー・シー

309,160

309,160

車両・航空セグメントにおける取引関係の維持・拡大

574

488

MS&ADインシュアランス グループ

ホールディングス㈱

127,436

127,436

保険・金融取引における取引関係の維持

414

385

シンフォニアテクノロジー㈱

278,000

278,000

電子・デバイスセグメントにおける取引関係の維持・拡大

365

266

昭和産業㈱

116,780

116,780

食料セグメントにおける取引関係の維持・拡大

362

374

日本製鉄㈱

100,000

100,000

鉄鋼・素材・プラントセグメントにおける取引関係の維持・拡大

188

92

グローリー㈱

66,600

66,600

電子・デバイスセグメントにおける取引関係の維持・拡大

158

165

三井住友トラスト・ホールディング

ス㈱

32,500

32,500

金融取引における取引関係の維持

125

101

丸一鋼管㈱

48,952

48,952

鉄鋼・素材・プラントセグメントにおける取引関係の維持・拡大

123

127

日本高純度化学㈱

42,700

42,700

電子・デバイスセグメントにおける取引関係の維持・拡大

119

102

日鉄鉱業㈱

15,000

15,000

鉄鋼・素材・プラントセグメントにおける取引関係の維持・拡大

102

63

 

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、定量的な保有効果

及び株式数が増加した理由

当社の株式の

保有の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額

(百万円)

貸借対照表計上額

(百万円)

㈱みずほフィナンシャルグループ

(注)1

58,416

584,160

金融取引における関係の維持

93

72

中部飼料㈱

56,481

56,481

食料セグメントにおける取引関係の維持・拡大

81

81

SOLUTION ADVANCED TECHNOLOGY CO. , LTD.

81,684

81,684

電子・デバイスセグメントにおける取引関係の維持・拡大

72

31

合同製鐵㈱

30,000

30,000

鉄鋼・素材・プラントセグメントにおける取引関係の維持・拡大

65

63

フジ日本精糖㈱

100,000

100,000

食料セグメントにおける取引関係の維持・拡大

56

50

日和産業㈱

150,000

150,000

食料セグメントにおける取引関係の維持・拡大

53

34

江崎グリコ㈱

11,927

11,538

食料セグメントにおける取引関係の維持・拡大

取引先持株会による継続取得

53

52

エア・ウォーター㈱

24,716

20,483

食料セグメントにおける取引関係の維持・拡大

取引先持株会による継続取得

47

30

アルプスアルパイン㈱

30,000

30,000

電子・デバイスセグメントにおける取引関係の維持・拡大

43

31

フィード・ワン㈱

(注)2

42,416

212,080

食料セグメントにおける取引関係の維持・拡大

38

32

㈱アルプス物流

22,000

22,000

電子・デバイスセグメントにおける取引関係の維持・拡大

20

14

スタンレー電気㈱

5,696

5,431

電子・デバイスセグメントにおける取引関係の維持・拡大

取引先持株会による継続取得

18

11

(注)1㈱みずほフィナンシャルグループは、2020年10月1日付で普通株式10株を1株の割合で株式併合を行ってお

ります。

2.フィード・ワン㈱は、2020年10月1日付で普通株式5株を1株の割合で株式併合を行っております。

3.当社は、特定投資株式における定量的な保有効果の記載が困難であるため、保有の合理性を検証した方法に

ついて記載いたします。当社は、毎期、個別の政策保有株式について政策保有の意義を検証しており、取締

役会の検証の結果、現状保有する政策保有株式はいずれも保有方針に沿った目的で保有していることを確認

しております。