第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している新たなリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大長期化の影響を受け、経済活動も引き続き一定の制限を強いられました。

日本経済は、自動車産業などの製造業を中心に一部で持ち直しを見せたものの、3度目となる緊急事態宣言の発出の影響等により、衣料分野等は引き続き低迷しました。世界経済は、中国では他国に先駆けて経済回復が進み、欧米諸国ではワクチン接種の進展に伴い経済活動正常化に向けた動きが加速する一方で、東南アジアの複数の国々では感染が再拡大し、経済活動正常化への道筋は見えておりません。また、米中貿易摩擦の影響やコンテナ不足による物流停滞などの要因も加わり、先行は依然不透明な状況が続いています。

このような状況下、当社グループは、2020年5月29日に発表した中期経営計画「Chori Innovation Plan 2022」に基づき、激変する社会・経済環境へ即応すべく、リスク管理を始めとした「守り」の施策を一層徹底する一方、持続的成長のための基本戦略を推進しております。

これらの結果、当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高は前年同期比23.8%増の606億71百万円となりました。利益面では、増収効果や、前年同期には中国の化学品製造会社グループに対する貸倒引当金繰入額24億74百万円を販売費及び一般管理費に計上したことの反動により、営業利益は25億62百万円(前年同期は8億90百万円の営業損失)、経常利益は28億76百万円(前年同期は6億95百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は22億67百万円(前年同期は11億85百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

(単位:百万円)

 

前第1四半期

連結累計期間

当第1四半期

連結累計期間

増減額

前年同期比(%)

売上高

49,004

60,671

11,667

23.8

営業利益又は営業損失(△)

△890

2,562

3,452

経常利益又は経常損失(△)

△695

2,876

3,572

親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)

△1,185

2,267

3,453

 

 

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 

① 繊維事業

(単位:百万円)

 

前第1四半期

連結累計期間

当第1四半期

連結累計期間

増減額

前年同期比(%)

売上高

20,033

21,046

1,012

5.1

経常利益

430

870

439

102.0

 

当セグメントにおきましては、合繊原料や衛生材等の素材分野が堅調に推移した結果、売上高は、前年同期比5.1%増の210億46百万円となり、セグメント利益(経常利益)は、経費削減も加わり、前年同期比102.0%増8億70百万円となりました。

 

② 化学品事業

(単位:百万円)

 

前第1四半期

連結累計期間

当第1四半期

連結累計期間

増減額

前年同期比(%)

売上高

28,449

38,724

10,274

36.1

経常利益又は経常損失(△)

△1,290

1,784

3,075

 

当セグメントにおきましては、ファインケミカル分野等が引き続き堅調に推移し、バルク商材の有機化学品分野でも市況の回復が見られたことにより、売上高は、前年同期比36.1%増の387億24百万円となりました。利益面につきましては、増収効果に加え、前年同期に中国の化学品製造会社グループに対する貸倒引当金繰入額24億74百万円を販売費及び一般管理費に計上したこと(当第1四半期の計上なし)の反動により17億84百万円のセグメント利益(経常利益)(前年同期は12億90百万円のセグメント損失(経常損失))となりました。

 

③ 機械事業

(単位:百万円)

 

前第1四半期

連結累計期間

当第1四半期

連結累計期間

増減額

前年同期比(%)

売上高

505

883

378

74.9

経常利益

102

239

137

134.8

 

当セグメントにおきましては、欧米州・アフリカ等における自動車等需要の回復の影響等を受け、売上高は、前年同期比74.9%増の8億83百万円となり、セグメント利益(経常利益)は、前年同期比134.8%増2億39百万円となりました。

 

 

(2) 財政状態の状況

(資産)

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、1,200億2百万円となり、前連結会計年度末に比べ94億10百万円増加しました。これは株式会社スミテックス・インターナショナル及びその海外子会社2社の連結子会社化等に伴い、主に商品及び製品が42億72百万円増加、受取手形及び売掛金が38億2百万円増加、のれんが16億73百万円増加したことによるものであります。

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における負債は、590億22百万円となり、前連結会計年度末に比べ72億62百万円増加しました。これは株式会社スミテックス・インターナショナル及びその海外子会社2社の連結子会社化等に伴い、主に短期借入金が51億18百万円増加、支払手形及び買掛金が18億21百万円増加したことによるものであります。

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産は、609億80百万円となり、前連結会計年度末に比べ21億48百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により22億67百万円増加、為替換算調整勘定が8億53百万円増加、配当金の支払いにより5億65百万円減少したことによるものであります。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は15百万円であります。
 なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 従業員数

連結会社の状況

当第1四半期連結累計期間において、株式取得により株式会社スミテックス・インターナショナル、Sumitex Vietnam Limited Liability Company及びSumitex China Company Limitedを連結の範囲に含めたことなどに伴い、繊維事業の従業員数が411名増加しております。なお、従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。