当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している新たなリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大長期化の影響を受け、経済活動も引き続き一定の制限を強いられました。日本経済は、製造業を中心に回復が見られたものの、4度目となる緊急事態宣言の発出の影響等により、個人消費は引き続き低迷しました。世界経済は、中国や欧米諸国が経済活動正常化に向けた動きを加速する一方で、東南アジアの複数の国々では感染が再拡大し、正常化への道筋は見えておりません。また、原材料価格の上昇、コンテナ不足による物流停滞や輸送費用の高騰、世界的な半導体供給不足、中国の電力問題等の要因も加わり、先行は依然不透明な状況が続いています。
このような状況下、当社グループは、2020年5月29日に発表した中期経営計画「Chori Innovation Plan 2022」に基づき、激変する社会・経済環境へ即応すべく、リスク管理を始めとした「守り」の施策を一層徹底する一方、持続的成長のための基本戦略を推進しております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における連結業績は、増収大幅増益となり、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は過去最高益を更新しました。売上高は前年同期比27.3%増の1,300億26百万円となりました。利益面では、増収効果や、前年同期に中国の化学品製造会社グループに対する貸倒引当金繰入額24億29百万円を販売費及び一般管理費に計上したことの反動により、営業利益は前年同期比201.3%増の48億13百万円、経常利益は前年同期比188.6%増の52億69百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は39億87百万円(前年同期は2億61百万円)となりました。
※ 親会社株主に帰属する四半期純利益の前年同期比(%)は、1,000%以上となるため、記載しておりません。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
当セグメントにおきましては、売上高は、株式会社スミテックス・インターナショナルの新規連結子会社化等により、前年同期比17.6%増の512億13百万円となりました。一方、セグメント利益(経常利益)は、新型コロナウイルス感染症の拡大長期化に伴う国内市場における衣料消費の低迷等により、前年同期比13.7%減の15億39百万円となりました。
当セグメントにおきましては、ファインケミカル分野やバルク商材の有機化学品分野等が引き続き堅調に推移したことにより、売上高は、前年同期比33.9%増の769億50百万円となりました。利益面につきましては、増収効果に加え、前年同期に中国の化学品製造会社グループに対する貸倒引当金繰入額24億29百万円を販売費及び一般管理費に計上したこと(当第2四半期の計上なし)の反動により、32億14百万円のセグメント利益(経常利益)(前年同期は2億98百万円のセグメント損失(経常損失))となりました。
当セグメントにおきましては、欧米州・アフリカ等における自動車等の需要回復の影響等を受け、売上高は、前年同期比64.5%増の18億16百万円となり、セグメント利益(経常利益)は、前年同期比79.3%増の4億76百万円となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、1,231億39百万円となり、前連結会計年度末に比べ125億48百万円増加しました。これは株式会社スミテックス・インターナショナル及びその海外子会社2社の連結子会社化等に伴い、主に受取手形及び売掛金が77億46百万円増加、商品及び製品が57億75百万円増加、のれんが15億15百万円増加、関係会社預け金が20億円減少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は、601億32百万円となり、前連結会計年度末に比べ83億72百万円増加しました。これは株式会社スミテックス・インターナショナル及びその海外子会社2社の連結子会社化等に伴い、主に短期借入金が52億6百万円増加、支払手形及び買掛金が24億18百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、630億7百万円となり、前連結会計年度末に比べ41億75百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により39億87百万円増加、為替換算調整勘定が9億51百万円増加、配当金の支払いにより5億65百万円減少したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末比24億82百万円減の151億18百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は25億59百万円(前年同期は資金の増加11億59百万円)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益58億8百万円、支出の主な内訳は、売上債権の増加額27億10百万円、棚卸資産の増加額24億1百万円、法人税等の支払額21億46百万円、仕入債務の減少額8億29百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の増加は4億15百万円(前年同期は資金の減少5億36百万円)となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入7億34百万円、関係会社株式の売却による収入7億2百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出12億94百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は6億59百万円(前年同期は資金の減少7億36百万円)となりました。これは主に、配当金の支払額5億65百万円によるものであります。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は27百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 従業員数
連結会社の状況
当第2四半期連結累計期間において、株式取得により株式会社スミテックス・インターナショナル、Sumitex Vietnam Limited Liability Company及びSumitex China Company Limitedを連結の範囲に含めたことなどに伴い、前連結会計年度末に比べ、繊維事業の従業員数が370名増加しております。なお、従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。