当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している新たなリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大長期化の影響を受け、経済活動も引き続き一定の制限を強いられました。日本経済は、緊急事態宣言期間が長期間に及んだ影響を受け、個人消費は低迷しました。2021年10月に緊急事態宣言が解除されたものの、新たな変異株の感染拡大が見られ、感染症の収束は不透明な状況です。世界経済は、欧州や米国、中国を中心にウィズコロナ下での経済活動の回復が進みましたが、新たな変異株への感染が欧米諸国を中心に急激に拡大しており予断を許さず、また、原材料価格の高値推移、コンテナ不足による物流停滞や輸送費用の高騰及び世界的な半導体供給不足等に起因したサプライチェーンの混乱といった要因も加わり、先行は依然不透明な状況が続いています。
このような状況下、当社グループは、2020年5月29日に発表した中期経営計画「Chori Innovation Plan 2022」の基本戦略に基づき、激変する社会・経済環境へ即応すべく、リスク管理を始めとした「守り」の施策を一層徹底する一方、持続的成長のための基本戦略を推進しております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績は、大幅増収大幅増益となりました。売上高は前年同期比30.8%増の2,058億35百万円となりました。利益面では、増収効果等による売上総利益の増加に加え、前年同期に中国の化学品製造会社グループに対する貸倒引当金繰入額23億77百万円を販売費及び一般管理費に計上したことの反動により、営業利益は前年同期比86.2%増の73億77百万円、経常利益は前年同期比86.7%増の81億58百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比213.5%増の58億51百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
当セグメントにおきましては、売上高は、株式会社スミテックス・インターナショナル(2022年1月1日付で株式会社STXへ商号変更。以下、同じ。)の新規連結子会社化等により、前年同期比23.9%増の816億27百万円となりました。一方、セグメント利益(経常利益)は、個人消費の低迷により衣料品分野が低調に推移したことに加え、原材料価格の高騰の影響等を受け、前年同期比18.7%減の23億9百万円となりました。
当セグメントにおきましては、全般的に堅調に推移しました。特に有機化学品、無機化学品及びファインケミカル分野が好調に推移したことにより、売上高は、前年同期比35.0%増の1,207億67百万円となりました。利益面につきましては、増収効果による売上総利益の増加に加え、前年同期に中国の化学品製造会社グループに対する貸倒引当金繰入額23億77百万円を販売費及び一般管理費に計上したこと(当第3四半期の計上なし)の反動により、セグメント利益(経常利益)は、前年同期比413.1%増の51億20百万円となりました。
当セグメントにおきましては、欧米州・アフリカ等における自動車の需要回復の影響等を受け、売上高は、前年同期比77.0%増の33億83百万円となり、セグメント利益(経常利益)は、前年同期比37.0%増の6億86百万円となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、1,311億91百万円となり、前連結会計年度末に比べ205億99百万円増加しました。株式会社スミテックス・インターナショナル及びその海外子会社2社の連結子会社化等に伴い、主に受取手形及び売掛金が168億57百万円増加、商品及び製品が53億32百万円増加、顧客関連資産を10億18百万円計上し、また現金及び預金が20億90百万円減少、関係会社預け金が20億円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、674億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ156億43百万円増加しました。株式会社スミテックス・インターナショナル及びその海外子会社2社の連結子会社化等に伴い、主に支払手形及び買掛金が112億67百万円増加、短期借入金が47億65百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、637億87百万円となり、前連結会計年度末に比べ49億55百万円増加しました。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により58億51百万円増加、為替換算調整勘定が9億99百万円増加したこと、また配当金の支払いにより15億99百万円減少したこと等によるものであります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は44百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 従業員数
連結会社の状況
当第3四半期連結累計期間において、株式取得により株式会社スミテックス・インターナショナル及びその海外子会社2社を連結の範囲に含めたことなどに伴い、前連結会計年度末に比べ、繊維事業の従業員数が347名増加しております。なお、従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。