第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当社は、平成29年4月12日の取締役会にて、オーストラリアにおいてBJ Ballブランドで紙を中心とした輸入卸売事業を行うPagePack (AU) Pty Ltd の株式を取得し、子会社化することについて決議し、株式譲渡契約を締結いたしました。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表」の(重要な後発事象)をご参照ください。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

  (1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用環境の改善に伴う消費及び設備投資の拡大に加え、輸出の持ち直しが見られ、緩やかな回復基調が続いています。世界経済におきましては、米国や欧州の経済が堅調に推移していることに加え、中国では各種政策効果や輸出の拡大もあり、緩やかに持ち直しております。また、アジア諸国においても堅調な先進国向けの輸出により、安定的な経済成長が続いております。

紙パルプ業界におきましては、紙は電子化などの要因から需要は引き続き減少傾向にあったものの、板紙については包装資材向けの段ボール原紙の出荷が堅調であり、当第1四半期連結累計期間における紙・板紙の内需はほぼ前年並みとなりました。

このような状況下、当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高122,308百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益2,308百万円(同45.8%増)、経常利益2,521百万円(同31.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は固定資産売却益及び負ののれん発生益の計上等により、2,591百万円(同136.8%増)となりました。

 

当第1四半期連結累計期間の業績をセグメント別にみると次のとおりです。

「国内卸売」
 売上高は、紙・板紙は微減であったものの家庭紙の販売は堅調に推移したため、前年同期比0.2%増の71,853百万円となりました。経常利益は、持分法投資利益の減少等により4.1%減の1,132百万円となりました。

「海外卸売」
 売上高は、米国での一般紙市況の低迷等により前年同期比3.9%減の34,024百万円となりましたが、経常利益は、のれん償却費の減少等により25.7%増の309百万円となりました。

「製紙及び加工」
 売上高は、段ボール加工事業及び再生家庭紙事業の販売増加等により前年同期比7.0%増の5,498百万円、経常利益は、原料古紙価格の上昇はあったものの、再生家庭紙事業の採算改善等により6.7%増の587百万円となりました。

「資源及び環境」
 当第1四半期連結会計期間に福田三商株式会社を連結子会社化したこと、また前年7月から営業運転を開始した岩手県におけるバイオマス発電事業の業績が期初より反映していることにより、売上高は前年同期比61.1%増の10,229百万円、経常利益は844百万円(前年同期は14百万円)となりました。

「不動産賃貸」
 テナントビルの高稼働が継続していることから、売上高は前年同期比0.6%増の704百万円、経常利益は16.8%増の151百万円となりました。

 

 

  (2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、福田三商株式会社を連結子会社化したことに伴う売上債権及び有形固定資産の増加等により、前連結会計年度末に比べて10,371百万円増加し298,590百万円となりました。また、総負債も有利子負債の増加等により、前連結会計年度末に比べて2,865百万円増加し209,943百万円となりました。
 純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上、株式交換に伴う自己株式の減少及び有価証券評価差額金の計上による増加、配当金支払による剰余金の減少等の結果、前連結会計年度末に比べて7,506百万円増加し88,646百万円となりました。

 

  (3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

 

  (4) 研究開発活動

特記事項はありません。

 

  (5) 従業員数

当第1四半期連結累計期間において、福田三商株式会社の連結子会社化に伴い、「資源及び環境」セグメントの従業員数は前連結会計年度に比べ、218名増の474名となりました。また、連結会社の従業員数は、前連結会計年度に比べ229名増の3,328名となりました。
 なお、従業員数は就業人員であります。

 

  (6) 生産、受注及び販売の実績

当第1四半期連結累計期間において、福田三商株式会社の連結子会社化に伴い、「資源及び環境」セグメントの販売実績が著しく増加しております。

また、前連結会計年度中に設備が稼働開始した株式会社野田バイオパワーJPの業績が期初より反映しているため、「資源及び環境」セグメントの生産及び販売実績が著しく増加しております。

当第1四半期連結累計期間のこれらの実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

① 生産実績

 

セグメントの名称

金額(百万円)

前年同四半期比(%)

製紙及び加工    

8,970

109.5

資源及び環境

952

185.7

 

 

(注) 1 金額は製造原価によっております。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

 

②販売実績

 

セグメントの名称

金額(百万円)

前年同四半期比(%)

国内卸売

71,853

100.2

海外卸売

34,024

96.1

製紙及び加工

5,498

107.0

資源及び環境

10,229

161.1

不動産賃貸

704

100.6

合計

122,308

102.5

 

 

(注) 1 上記の金額は、セグメント間取引の相殺消去後の数値であります。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

  (7) 主要な設備

①設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等による著しい変動

該当事項はありません。
 なお、当第1四半期連結累計期間において、福田三商株式会社の連結子会社化により、古紙ヤード等の有形固定資産8,757百万円が主要な設備に加わっております。

 

②前連結会計年度において計画中であった新設、休止、大規模改修、除却、売却等の著しい変動

該当事項はありません。