当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用環境の改善に伴う消費マインドの回復や、輸出の増加などがあり、全体として緩やかに持ち直しています。世界経済におきましては、米国や欧州の経済が堅調に推移、中国では旺盛な個人消費が景気の下支えをしているとともに、アジア諸国においても先進国向けの輸出が堅調なことから、安定的な経済成長が続いています。
紙パルプ業界におきましては、紙は電子媒体へのシフトなどの要因から需要は引き続き減少傾向にあるものの、板紙については加工食品・飲料用包装資材向け段ボール原紙の出荷が堅調であり、当第2四半期連結累計期間における紙・板紙の内需はほぼ前年並みとなりました。
このような状況下、当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高245,204百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益4,076百万円(同11.2%増)、経常利益4,104百万円(同5.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は固定資産売却益及び負ののれん発生益の計上等により、3,231百万円(同39.5%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績をセグメント別にみると次のとおりです。
「国内卸売」
紙・板紙の出荷数量は前年並みに推移し、売上高は前年同期比0.3%増の144,074百万円となりました。経常利益は、機能材の販売が好調であったことなどから、3.5%増の2,545百万円となりました。
「海外卸売」
本邦からの輸出の増加や円安による為替換算の影響により、売上高は前年同期比2.4%増の67,215百万円となりました。経常利益は、中国事業の採算改善はあったものの、当第2四半期連結会計期間に連結子会社化したBall & Doggett Group Pty Ltdの株式取得関連費用を計上したことなどから39.0%減の288百万円となりました。
「製紙及び加工」
売上高は段ボール加工事業及び再生家庭紙事業の販売数量増加等により、前年同期比8.1%増の11,199百万円となりました。一方、経常利益は板紙製造事業における原料古紙価格の上昇等により35.3%減の804百万円となりました。
「資源及び環境」
古紙価格の上昇等により、第1四半期連結会計期間に連結子会社化した福田三商株式会社をはじめとした古紙事業の業績が好調に推移いたしました。また前年7月から営業運転を開始した岩手県におけるバイオマス発電事業の業績が期初より反映していることにより、売上高は前年同期比71.6%増の21,306百万円、経常利益は648.4%増の1,501百万円となりました。
「不動産賃貸」
テナントビルの高稼働が継続していることから、売上高は前年同期比0.6%減の1,410百万円、経常利益は16.2%増の317百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、福田三商株式会社及びBall & Doggett Group Pty Ltdを連結子会社化したことに伴う売上債権、棚卸資産及び有形固定資産の増加等により前連結会計年度末に比べて50,616百万円増加し、338,479百万円となりました。
総負債も同様の理由により前連結会計年度末に比べて39,097百万円増加し、246,176百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上、株式交換に伴う自己株式の減少及び有価証券評価差額金の増加等により前連結会計年度末に比べて11,519百万円増加し、92,303百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの分析
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に対して2,418百万円増の8,575百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況につきましては、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が4,885百万円となり、売上債権の増加7,141百万円などの減少要因がありましたが、仕入債務の増加4,717百万円などの増加要因により、1,547百万円の収入(前年同四半期連結累計期間は9,031百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却による収入1,529百万円などがありましたが、有形固定資産の取得による支出6,383百万円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出5,395百万円などがあったことにより、10,131百万円の支出(前年同四半期連結累計期間は2,947百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出2,197百万円などがありましたが、コマーシャル・ペーパーの増加による収入11,000百万円、短期借入金の増加による収入1,366百万円などがあったことにより、10,145百万円の収入(前年同四半期連結累計期間は6,809百万円の支出)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
(5) 研究開発活動
特記事項はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、福田三商株式会社の連結子会社化に伴い、「資源及び環境」セグメントの従業員数は前連結会計年度に比べ、220名増の476名となりました。Ball & Doggett Group Pty Ltd 及びその子会社9社の連結子会社化に伴い、「海外卸売」セグメントの従業員数は前連結会計年度に比べ、532名増の1,221名となりました。
また、連結会社の従業員数は、前連結会計年度に比べ739名増の3,838名となりました。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、福田三商株式会社の連結子会社化に伴い、「資源及び環境」セグメントの商品仕入実績及び販売実績が著しく増加しております。
また、前連結会計年度中に設備が稼働開始した株式会社野田バイオパワーJPの業績が期初より反映しているため、「資源及び環境」セグメントの生産及び販売実績が増加しております。
当第2四半期連結累計期間のこれらの実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同四半期比(%) |
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製紙及び加工 |
17,723 |
108.6 |
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資源及び環境 |
1,878 |
157.3 |
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(注) 1 金額は製造原価によっております。 2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 |
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セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同四半期比(%) |
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国内卸売 |
124,602 |
99.9 |
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海外卸売 |
59,384 |
102.2 |
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資源及び環境 |
18,228 |
148.3 |
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(注) 1 金額は仕入価格によっております。 2 上記の金額は、セグメント間取引の相殺消去後の数値であります。 3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 |
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セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前年同四半期比(%) |
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国内卸売 |
144,074 |
100.3 |
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海外卸売 |
67,215 |
102.4 |
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製紙及び加工 |
11,199 |
108.1 |
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資源及び環境 |
21,306 |
171.6 |
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不動産賃貸 |
1,410 |
99.4 |
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合計 |
245,204 |
105.0 |
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(注) 1 上記の金額は、セグメント間取引の相殺消去後の数値であります。 2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 |
(8) 主要な設備の状況
①設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等による著しい変動
該当事項はありません。
なお、当第2四半期連結累計期間において、福田三商株式会社の連結子会社化により、古紙ヤード等の有形固定資産8,588百万円が主要な設備に加わっております。また、Ball & Doggett Group Pty Ltd 及びその子会社9社の連結子会社化により、機械装置等の有形固定資産1,172百万円が主要な設備に加わっております。
②前連結会計年度において計画中であった新設、休止、大規模改修、除却、売却等の著しい変動
該当事項はありません。