第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

  (1) 業績の状況

 当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く経済環境は、輸出環境に若干の弱さが見られたものの、政府の景気経済対策を背景に、企業収益・雇用環境等緩やかな回復が継続いたしました。 
 アメリカ経済は個人消費や民間の設備投資が堅調に推移した一方、中国では景気は緩やかに減速し、アジア新興国の経済も先行き不透明な状況となっております。
 こうした経済のもと、紙パルプ業界におきましては、板紙は国内景気の回復に伴う堅調な需要がみられましたが、洋紙については電子化の進行などの要因から国内の需要は減少傾向が継続し、当第3四半期連結累計期間における紙・板紙の国内出荷は前年を下回る結果となりました。
 その結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高382,232百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益4,528百万円(前年同期比10.9%減)、経常利益4,597百万円(前年同期比9.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は投資有価証券売却益及び固定資産処分損等計上により、2,245百万円(前年同期比12.5%減)となりました。

 

当第3四半期連結累計期間の業績をセグメント別にみると次のとおりです。

「国内卸売事業」

 売上高は国内需要の減少に伴い販売数量が減少したため、前年同期比1.3%減の250,930百万円、経常利益は2.2%減の4,003百万円となりました。

「在外卸売事業」
 中国における事業の見直し等の影響により、売上高は前年同期比2.8%減の110,156百万円、経常利益は30.5%減の388百万円となりました。

「製紙及び加工等事業」
 売上高は前年同期比10.9%減の16,805百万円、経常利益は再生家庭紙製造事業での新工場稼働に伴う費用増加等により、44.6%減の1,428百万円となりました。

「不動産賃貸事業」
 売上高はテナントビルの稼働率上昇により前年同期比11.7%増の1,924百万円、経常利益は112百万円(前年同四半期連結累計期間は168百万円の経常損失)となりました。

「その他の事業」
 売上高は北海道釧路における太陽光発電事業の稼働開始等により、前年同期比64.0%増の2,417百万円、経常利益は187.4%増の380百万円となりました。

 

  (2) 財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間の総資産は、期末日休日による売上債権の増加等により、前連結会計年度に比べて2,489百万円増加し、312,146百万円となりました。

 総負債は、借入の増加もあり前連結会計年度に比べて5,337百万円増加し、232,872百万円となりました。

 純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加、配当金の支払い及び自己株式の取得による減少等により、前連結会計年度に比べて2,847百万円減少し、79,274百万円となりました

 

  (3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

 

  (4) 研究開発活動

特記事項はありません。

 

  (5) 主要な設備の状況

前連結会計年度末において計画中であった、当社の連結子会社コアレックス信栄㈱(平成27年10月1日付で信栄製紙㈱より商号変更)の新工場(静岡県富士市)は平成27年6月に、また当社の連結子会社㈱エコパワーJPの太陽光発電設備(北海道釧路市)は平成27年7月に、それぞれ完成いたしました。