第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 ①経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は売上高133,918百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益2,712百万円(同13.3%増)、経常利益2,594百万円(同3.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,065百万円(同35.3%増)となりました。

 

当第1四半期連結累計期間の業績をセグメント別にみると次のとおりです。

「国内卸売」
 売上高は、紙・板紙の販売数量は天候不良などによる需要減少がみられたものの、販売価格の修正により前年同期比1.6%増の72,576百万円となりました。経常利益は、洋紙・板紙の価格修正が浸透したことにより7.7%増の1,246百万円となりました。

「海外卸売」
 前第4四半期連結会計期間に連結の範囲に加わったSpicers Paper (Malaysia) Sdn. Bhd. (現OVOL Malaysia Sdn. Bhd.)及びSpicers Paper (Singapore) Pte Ltd (現OVOL Singapore Pte. Ltd.)の業績が反映されていることや、北米事業での販売伸長等により、売上高は前年同期比11.2%増の45,532百万円となりました。一方利益面では、支払利息の増加及び為替差損の計上等により70百万円の経常損失(前年同四半期連結累計期間は769百万円の経常利益)となりました。

「製紙及び加工」
 売上高は段ボール加工事業の販売数量増加等により、前年同期比6.2%増の6,392百万円となりました。また経常利益は、板紙製造事業における原料古紙価格が低位安定したこと及び段ボール原紙の販売が好調に推移したことにより、30.3%増の1,443百万円となりました。

「資源及び環境」
 中国における古紙や廃プラスチック等の廃棄物輸入規制の継続実施により古紙の需給が緩み、供給が大幅に増加したことにより国内向けおよび輸出価格が下落し、売上高は前年同期比7.6%減の8,111百万円、経常利益は78.4%減の55百万円となりました。

「不動産賃貸」
 2018年7月から稼働したOVOL日本橋ビルと2019年4月に稼働したOVOL京都駅前ビルの賃貸料収入が増加したことにより、売上高は前年同期比83.5%増の1,307百万円となりました。経常利益は、OVOL日本橋ビル、OVOL京都駅前ビルの減価償却費や管理費用などが増加したものの、賃貸料収入の大幅な増加により215.1%増の416百万円となりました。

 

 ②財政状態の状況

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、投資有価証券の時価評価による減少や売上債権及び棚卸資産の減少、一部の在外子会社においてIFRS第16号「リース」を適用したことに伴う有形固定資産の増加等により、前連結会計年度末に比べて1,919百万円増加し、351,575百万円となりました。

総負債は、仕入債務や固定資産の取得に係る未払金の減少、コマーシャル・ペーパーの発行及び一部の在外子会社においてIFRS第16号「リース」を適用したことに伴う固定負債の増加等により、前連結会計年度末に比べて9,378百万円増加し、264,289百万円となりました。

純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加、非支配株主からの子会社株式追加取得による資本剰余金及び非支配株主持分の減少等により、前連結会計年度末に比べて7,459百万円減少し、87,286百万円となりました。

 

 

(2) 生産、受注及び販売の実績

当第1四半期連結累計期間において、2018年7月から稼働したOVOL日本橋ビルの賃貸料収入が増加したため、「不動産賃貸」セグメントの販売実績が著しく増加しております。

当第1四半期連結累計期間のこれらの実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

  販売実績

セグメントの名称

金額(百万円)

前年同四半期比(%)

国内卸売

72,576

101.6

海外卸売

45,532

111.2

製紙及び加工

6,392

106.2

資源及び環境

8,111

92.4

不動産賃貸

1,307

183.5

合計

133,918

104.7

 

 

(注) 1 上記の金額は、セグメント間取引の相殺消去後の数値であります。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

 

 

 

(3) 主要な設備

新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第1四半期連結累計期間に著しい変動があった設備は、次の通りであります。

 

新設

会社名

事業所名
(所在地)

セグメントの 名称

設備の内容

投資予定額

資金調達方法

着手年月

完了予定
年月

総額
(百万円)

既支払額
(百万円)

PT. Oriental Asahi JP Carton Box

新工場

(インドネシアブカシ)

製紙及び加工

工場設備

6,316

1,325

自己資金及び借入金

2019年1月

2020年6月

 

 

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。