当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、前事業年度の有価証券報告書「(2)その他の緊急性の高いリスク イ 新型コロナウイルス感染拡大の影響」にて、2021年3月期通期業績予想は合理的に予想することが困難であると記載しておりましたが、現時点で入手可能な情報を基に業績予想を算定いたしました。詳細は「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (5) 連結業績予想」に記載しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は売上高118,042百万円(前年同期比11.9%減)、営業利益1,914百万円(同29.4%減)、経常利益2,082百万円(同19.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,052百万円(同49.1%減)となりました。
当第1四半期連結累計期間の業績をセグメント別にみると次のとおりです。
「国内卸売」
新型コロナウイルス感染拡大により、外出自粛や在宅勤務の増加等社会経済活動が制限され、紙に関しては、主にチラシや各種イベント等の開催に伴うパンフレットやポスター等の需要が大幅に減少しました。また、板紙に関しても、通販関連や加工食品向けの需要が増加したものの、輸出梱包向けの出荷が減少しました。これらの結果、売上高は前年同期比18.0%減の59,509百万円となり、経常利益は50.4%減の618百万円となりました。
「海外卸売」
当社グループが事業活動を行う各地域において、デジタル化に伴う印刷・情報用紙の需要減に加え、新型コロナウイルス感染拡大による社会経済活動の制限の影響で紙・板紙の需要が減少しているものの、前第2四半期連結会計期間末に連結の範囲に加わったPremier Paper Group Limitedの業績が反映されていることから、売上高は前年同期比1.9%減の44,652百万円となりました。一方利益面では、Premier Paper Group Limitedの業績が反映されていることおよび為替差益の計上により、238百万円の経常利益(前年同四半期連結累計期間は70百万円の経常損失)となりました。
「製紙及び加工」
売上高は、再生家庭紙が新型コロナウイルス感染症の影響によって前事業年度末に需要が増加した反動を受けて販売数量が減少したことなどにより、前年同期比8.7%減の5,838百万円となりました。また、経常利益は再生家庭紙及び、段ボール原紙の販売が減少したことにより、19.3%減の1,165百万円となりました。
「資源及び環境」
国内の製紙メーカーの生産数量減少に伴う原料古紙の販売数量の減少により、売上高は前年同期比16.9%減の6,737百万円となりました。利益面では古紙事業における売上高の減少と、バイオマス発電事業における定期点検による稼働日数の減少により、経常利益は16.1%減の47百万円となりました。
「不動産賃貸」
既存テナントビルの高稼働が継続しており、売上高は前年同期比0.1%減の1,306百万円となりました。経常利益は、賃貸物件の修繕の発生等により、4.9%減の396百万円となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた売上高の減少による売上債権の減少およびたな卸資産の減少等により、前連結会計年度末に比べて14,560百万円減少し、327,379百万円となりました。
総負債は、仕入債務の減少等により、前連結会計年度末に比べて12,668百万円減少し、242,024百万円となりました。
純資産は、在外子会社の四半期末為替換算時の円高に伴う為替換算調整勘定の減少等により、前連結会計年度末に比べて1,892百万円減少し、85,354百万円となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(5) 連結業績予想
2020年5月20日公表の2020年3月期決算短信では、世界的な新型コロナウイルス感染拡大が当社グループ事業にもたらす影響について合理的な算定が困難であったことから、業績予想を未定としておりました。当第1四半期報告書提出日現在でも当社グループの業績への影響は引き続き不透明ではありますが、当第1四半期連結累計期間の業績および、現時点において入手可能な情報を踏まえ、新型コロナウイルス感染拡大による社会経済活動の制限の影響で大幅に減少した紙・板紙の需要が当連結会計年度を通じてゆるやかに回復に向かうという前提のもと、当連結会計年度の業績予想を以下のとおりといたしました。
該当事項はありません。