第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

  (1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は売上高224,787百万円前年同期比15.0%減)、営業利益3,643百万円同34.3%減)、経常利益3,657百万円同29.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,630百万円同51.3%減)となりました。  

 

当第2四半期連結累計期間の業績をセグメント別にみると次のとおりです。

「国内卸売」
 新型コロナウイルスの感染拡大により紙・板紙の需要が急激に減少しました。緊急事態宣言の解除後は社会経済活動が徐々に再開されているものの、各種イベントの開催規模の縮小や中止、在宅勤務の増加等、活動の制限が続く中、紙に関しては、コミックや学参書等の需要が増加した一方で、チラシやイベントのパンフレットやポスター等の需要が大幅に減少しております。板紙に関しても、通販関連や加工食品向けの需要は増加したものの、不振が続く輸出梱包関連や天候不良により青果物向けでも需要は減少しました。これらの結果、売上高は前年同期比18.8%減119,602百万円となり、経常利益は52.5%減1,272百万円となりました。

「海外卸売」
 前第2四半期連結会計期間末に連結の範囲に加わったRADMS Paper Limited傘下のPremier Paper Group Limitedの業績が期首より反映されているものの、新型コロナウイルスの感染拡大による社会経済活動の制限の影響で紙・板紙の需要が大幅に減少し、売上高は前年同期比10.1%減77,852百万円となりました。また、利益面では売上高の減少とRADMS Paper Limitedののれん償却費の増加などにより411百万円の経常損失(前年同四半期連結累計期間は277百万円の経常損失)となりました。

「製紙及び加工」
 再生家庭紙事業において、前年は10月に実施された消費増税前の駆け込み需要があり、当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルスの感染拡大による前事業年度末の需要増の反動減があったため、売上高は前年同期比14.1%減10,847百万円となりました。経常利益は、再生家庭紙及び段ボール原紙の販売が減少したことにより29.2%減2,376百万円となりました。

「資源及び環境」
 売上高は、総合リサイクル事業、再生可能エネルギーによる発電関連事業が増加したものの、国内古紙事業において、国内製紙メーカーの生産数量減少に伴い原料古紙の販売数量が減少したことにより、前年同期比8.6%減13,876百万円となりました。一方、利益面では総合リサイクル事業等の堅調な事業分野の収益に加え、販売費及び一般管理費の減少等により368百万円の経常利益(前年同四半期連結累計期間は28百万円の経常損失)となりました。

「不動産賃貸」
 テナントビルの高稼働が継続しており、売上高は前年同期比0.2%減2,610百万円、経常利益は1.5%増819百万円となりました。

 

②財政状態の状況

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた売上高の減少による売上債権の減少及びたな卸資産の減少等により、前連結会計年度末に比べて27,370百万円減少し、314,568百万円となりました。

総負債は、仕入債務の減少等により、前連結会計年度末に比べて21,904百万円減少し、232,788百万円となりました。

純資産は、連結子会社であるRADMS Paper Limitedの株式追加取得による資本剰余金の減少及び在外子会社の四半期末為替換算時の円高に伴う為替換算調整勘定の減少等により前連結会計年度末に比べて5,466百万円減少し、81,780百万円となりました。

 

 (2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に対して3,937百万円増11,526百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況につきましては、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において、営業活動により16,003百万円の収入となりました。これは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた売上高の減少に起因する仕入債務の減少などの減少要因がありましたが、売上債権も同様に減少したこと、減価償却費や税金等調整前四半期純利益などの増加要因によるものです。

なお、前第2四半期連結累計期間と比較して6,387百万円収入が増加となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において、投資活動により3,953百万円の支出となりました。これは、有形固定資産の取得による支出などの減少要因によるものです。

なお、前第2四半期連結累計期間と比較して6,716百万円支出が減少となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において、財務活動により7,909百万円の支出となりました。これは、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出及び長期借入金の返済による支出などの要因によるものです。

なお、前第2四半期連結累計期間は1,208百万円の収入でした。

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。 

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (6)連結業績予想

    2020年8月11日に公表いたしました連結業績予想数値の修正はございません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 該当事項はありません。