第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間においては、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」に変更、または新たに生じた事項はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善が続き、設備投資も緩やかな増加基調にありましたが、中国をはじめとする新興国経済の減速が鮮明となり、景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました。

このような経済環境の下、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績につきましては、売上高は905億95百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は9億99百万円(前年同期比40.9%減)、経常利益は11億98百万円(前年同期比40.6%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億40百万円(前年同期比14.7%減)となりました。

 

また、当社は組織改革を行い、従来の地域本部制から、「電力、化学・エネルギー、産業機械、素材・計測、グローバル」の事業分野別の組織へと移行致しました。これに伴い、第1四半期連結会計期間より当社グループの報告セグメントを変更し、従来の「機械等卸売事業」と「機械等製造事業」の2つのセグメントから、事業分野別に合わせて「電力事業」「化学・エネルギー事業」「産業機械事業」「素材・計測事業」「グローバル事業」の5つのセグメントへ変更しております。

なお、以下の前年同四半期比較につきましては、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えて比較しております。

 

各セグメントの状況は、以下のとおりであります。

「電力事業」

電力会社向けに大型発電設備などの受渡があり、売上高は382億17百万円(前年同期比43.5%増)となりましたが、利益率の低下によりセグメント利益は9億88百万円(前年同期比10.8%減)となりました。

 

「化学・エネルギー事業」

石油、化学、鉄道会社他向け発電設備などの受渡が減少した結果、売上高は184億48百万円(前年同期比32.0%減)となり、セグメント利益も3億10百万円(前年同期比46.2%減)となりました。

 

「産業機械事業」

海外プラント向け機械設備の受渡はあったものの、国内向け大型設備の受渡が減少した結果、売上高は214億82百万円(前年同期比10.5%減)となり、また一部子会社の業績の影響によりセグメント利益も6億23百万円(前年同期比15.0%減)となりました。

 

「素材・計測事業」

プリント基板素材や計測機器の受渡が増加した結果、売上高は25億22百万円(前年同期比11.9%増)となりましたが、一部子会社の業績の影響によりセグメント損失が1億88百万円(前年同期比155.2%増)となりました。

 

「グローバル事業」

主に中国向け繊維原材料の受渡が減少した結果、売上高は99億24百万円(前年同期比2.0%減)となりましたが、欧米子会社の業績が順調に推移したことにより、セグメント利益は2億33百万円(前年同期比48.0%増)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ5,201百万円(6.7%)増加し、82,616百万円となりました。これは、流動資産が4,103百万円、固定資産が1,098百万円増加したことによるものであります。流動資産の増加は、現金及び預金が365百万円、商品及び製品が624百万円、前渡金が9,936百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が6,721百万円、繰延税金資産が225百万円減少したこと等によるものであります。また、固定資産の増加は、建物及び構築物が83百万円、機械装置及び運搬具が209百万円、関連会社株式等の投資有価証券が620百万円増加したこと等によるものであります。

当第3四半期連結会計期間末の負債の合計は、前連結会計年度末に比べ5,786百万円(11.6%)増加し、55,612百万円となりました。これは、前受金が9,814百万円増加した一方で、支払手形及び買掛金が2,665百万円、未払法人税等が920百万円、賞与引当金が443百万円減少したこと等によるものであります。

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ585百万円(2.1%)減少し、27,003百万円となりました。これは、株主資本が316百万円、その他の包括利益累計額が348百万円減少したこと等によるものであります。

株主資本の減少は、剰余金の配当761百万円を行った一方で親会社株主に帰属する四半期純利益1,040百万円を計上したため利益剰余金が279百万円増加したこと、並びに自己株式の取得により595百万円減少したことによるものであります。

その他の包括利益累計額の減少は、その他有価証券評価差額金が10百万円増加した一方で、為替換算調整勘定が386百万円減少したこと等によるものであります。

この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の35.2%から32.2%となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間におきまして、事業上および財務上の対処すべき課題に変更、または新たに生じた事項はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は92百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

 

① 生産実績

当第3四半期連結累計期間において、生産実績に著しい変動はありません。

 

② 受注状況

当第3四半期連結累計期間の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

受注高(百万円)

前年同四半期比(%)

受注残高(百万円)

前年同四半期比(%)

電  力  事  業

31,805

△0.2

34,743

△3.2

化学・エネルギー事業

43,658

14.9

67,122

60.2

産業機械事業

37,177

△21.2

62,242

33.7

素材・計測事業

2,357

△27.2

949

△14.8

グローバル事業

9,616

△2.2

2,264

△12.0

合   計

124,615

△4.2

167,322

30.7

 

(注) 1  上記記載の金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。

2  上記記載の金額は、消費税等は含まれておりません。

 

 

③ 販売実績

当第3四半期連結累計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前年同四半期比(%)

電  力  事  業

38,217

43.5

化学・エネルギー事業

18,448

△32.0

産業機械事業

21,482

△10.5

素材・計測事業

2,522

11.9

グローバル事業

9,924

△2.0

合   計

90,595

0.5

 

(注) 1  上記記載の金額は、百万円未満を切り捨てて表示しております。

2  上記記載の金額は、消費税等は含まれておりません。