第4【経理の状況】

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(IAS第34号)に準拠して作成しております。

 なお、要約四半期連結財務諸表その他の事項の金額については百万円未満を四捨五入して表示しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、当第3四半期連結会計期間(2018年10月1日から2018年12月31日まで)及び当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年12月31日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、有限責任監査法人トーマツによる四半期レビューを受けております。

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1) 【要約四半期連結財政状態計算書】

資産の部

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当第3四半期連結会計期間末

(2018年12月31日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

流動資産

 

 

現金及び現金同等物

1,131,380

953,222

営業債権及びその他の債権

1,766,017

1,883,433

その他の金融資産(注記13)

243,915

344,852

棚卸資産(注記13)

550,699

630,368

前渡金

307,339

253,658

売却目的保有資産(注記4)

108,920

 -

その他の流動資産

117,886

139,048

流動資産合計

4,226,156

4,204,581

 

 

 

非流動資産

 

 

持分法適用会社に対する投資

2,502,994

2,697,491

その他の投資(注記13)

1,825,026

1,890,107

営業債権及びその他の債権(注記13)

400,079

434,854

その他の金融資産(注記13)

                153,149

145,398

有形固定資産(注記6)

              1,729,897

1,949,811

投資不動産

                188,953

207,298

無形資産

                173,207

184,706

繰延税金資産

                 49,474

53,465

その他の非流動資産

                 57,725

59,265

非流動資産合計

              7,080,504

7,622,395

資産合計

             11,306,660

11,826,976

「要約四半期連結財務諸表注記事項」参照

 

 

 

負債及び資本の部

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当第3四半期連結会計期間末

(2018年12月31日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

流動負債

 

 

短期債務

201,556

283,724

1年以内に返済予定の長期債務(注記8)

482,550

516,447

営業債務及びその他の債務

1,264,285

1,400,120

その他の金融負債(注記12及び13)

300,284

391,630

未払法人所得税

62,546

62,158

前受金

287,779

216,150

引当金(注記16)

28,036

17,000

売却目的保有資産に直接関連する負債(注記4)

40,344

 -

その他の流動負債

31,392

44,530

流動負債合計

2,698,772

2,931,759

 

 

 

非流動負債

 

 

長期債務(1年以内返済予定分を除く)(注記8及び13)

3,542,829

3,598,048

その他の金融負債(注記12及び13)

103,162

78,422

退職給付に係る負債

50,872

47,585

引当金(注記16)

200,649

213,775

繰延税金負債

467,003

495,615

その他の非流動負債

25,250

25,220

非流動負債合計

4,389,765

4,458,665

負債合計

7,088,537

7,390,424

 

 

 

資本

 

 

資本金

341,482

341,482

資本剰余金

386,165

387,017

利益剰余金

2,903,432

3,026,083

その他の資本の構成要素(注記9)

448,035

427,611

自己株式

△104,399

△7,665

親会社の所有者に帰属する持分合計

3,974,715

4,174,528

非支配持分

243,408

262,024

資本合計

4,218,123

4,436,552

負債及び資本合計

11,306,660

11,826,976

「要約四半期連結財務諸表注記事項」参照

 

 

 

(2) 【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

【要約四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】

 

前第3四半期

連結累計期間

(自 2017年 4月 1日

  至 2017年12月31日)

当第3四半期

連結累計期間

(自 2018年 4月 1日

  至 2018年12月31日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

収益(注記2、5、13及び17):

 

 

商品販売による収益

3,212,425

-

役務提供による収益

336,247

-

その他の収益

104,338

-

収益

-

 5,012,969

収益合計

3,653,010

 5,012,969

原価(注記2):

 

 

商品販売に係る原価

△2,855,591

-

役務提供に係る原価

△142,074

-

その他の収益の原価

△45,439

-

原価

-

 △4,379,892

原価合計

△3,043,104

 △4,379,892

売上総利益

609,906

 633,077

その他の収益・費用:

 

 

販売費及び一般管理費

△412,871

 △417,390

有価証券損益(注記15)

62,185

 6,513

固定資産評価損益(注記7)

△18,858

 △3,581

固定資産処分損益

14,906

 5,842

マルチグレイン事業関連引当金繰入額及び取崩額(注記16)

△30,432

 11,083

雑損益

19,457

 △3,250

その他の収益・費用計

△365,613

 △400,783

金融収益・費用:

 

 

受取利息

24,497

 31,431

受取配当金

67,973

 88,514

支払利息

△49,993

 △59,887

金融収益・費用計

42,477

 60,058

持分法による投資損益(注記5及び15)

188,270

 185,950

法人所得税前利益

475,040

 478,302

法人所得税(注記14及び15)

△80,825

 △111,166

四半期利益

394,215

 367,136

 

 

 

四半期利益の帰属:

 

 

親会社の所有者

376,834

 350,068

非支配持分

17,381

 17,068

「要約四半期連結財務諸表注記事項」参照

 

 

 

 

 

前第3四半期

連結累計期間

(自 2017年 4月 1日

至 2017年12月31日)

当第3四半期

連結累計期間

(自 2018年 4月 1日

至 2018年12月31日)

区分

金額(円)

金額(円)

基本的1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属)

(注記11):

213.63

201.42

希薄化後1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属)

(注記11):

213.48

201.27

「要約四半期連結財務諸表注記事項」参照

 

 

 

【第3四半期連結会計期間】

 

前第3四半期

連結会計期間

(自 2017年10月 1日

  至 2017年12月31日)

 当第3四半期

連結会計期間

(自 2018年10月 1日

  至 2018年12月31日)

区分

金額(百万円)

 金額(百万円)

収益(注記2、5、13及び17):

 

 

商品販売による収益

1,104,270

 -

役務提供による収益

115,710

 -

その他の収益

38,997

 -

収益

-

 1,799,627

収益合計

1,258,977

 1,799,627

原価(注記2):

 

 

商品販売に係る原価

△987,760

 -

役務提供に係る原価

△49,856

 -

その他の収益の原価

△15,396

 -

原価

-

△1,590,265

原価合計

△1,053,012

△1,590,265

売上総利益

205,965

 209,362

その他の収益・費用:

 

 

販売費及び一般管理費

△141,284

△143,037

有価証券損益(注記15)

3,210

 5,286

固定資産評価損益(注記7)

△10,160

△2,189

固定資産処分損益

2,993

 580

マルチグレイン事業関連引当金取崩額(注記16)

1,094

 -

雑損益

11,191

 2,080

その他の収益・費用計

△132,956

△137,280

金融収益・費用:

 

 

受取利息

9,476

 9,715

受取配当金

36,047

 39,399

支払利息

△16,627

△20,292

金融収益・費用計

28,896

 28,822

持分法による投資損益(注記5及び15)

61,104

 61,293

法人所得税前利益

163,009

 162,197

法人所得税(注記14及び15)

△17,514

△30,617

四半期利益

145,495

 131,580

 

 

 

四半期利益の帰属:

 

 

親会社の所有者

138,527

 127,198

非支配持分

6,968

 4,382

「要約四半期連結財務諸表注記事項」参照

 

 

 

 

 

前第3四半期

連結会計期間

(自 2017年10月 1日

至 2017年12月31日)

当第3四半期

連結会計期間

(自 2018年10月 1日

至 2018年12月31日)

区分

金額(円)

金額(円)

基本的1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属)

(注記11):

78.53

73.19

希薄化後1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属)

(注記11):

78.47

73.13

「要約四半期連結財務諸表注記事項」参照

 

 

 

【要約四半期連結包括利益計算書】
【第3四半期連結累計期間】

 

前第3四半期

連結累計期間

(自 2017年 4月 1日

  至 2017年12月31日)

当第3四半期

連結累計期間

(自 2018年 4月 1日

  至 2018年12月31日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

四半期包括利益:

 

 

四半期利益

394,215

367,136

その他の包括利益:

 

 

再分類修正により要約四半期連結損益計算書へ

分類されない項目:

 

 

FVTOCIの金融資産

215,342

49,870

確定給付制度の再測定

△1,127

994

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

4,544

△1,846

上記に係る法人所得税

△56,398

△14,658

再分類修正により要約四半期連結損益計算書へ

分類される項目:

 

 

外貨換算調整勘定

585

△51,729

キャッシュ・フロー・ヘッジ

4,700

△8,119

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

40,875

12,639

上記に係る法人所得税

△15,048

991

その他の包括利益計

193,473

△11,858

四半期包括利益

587,688

355,278

 

 

 

四半期包括利益の帰属:

 

 

親会社の所有者

566,077

341,633

非支配持分

21,611

13,645

「要約四半期連結財務諸表注記事項」参照

 

 

 

【第3四半期連結会計期間】

 

前第3四半期

連結会計期間

(自 2017年10月 1日

  至 2017年12月31日)

当第3四半期

連結会計期間

(自 2018年10月 1日

  至 2018年12月31日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

四半期包括利益:

 

 

四半期利益

145,495

131,580

その他の包括利益:

 

 

再分類修正により要約四半期連結損益計算書へ

分類されない項目:

 

 

FVTOCIの金融資産

193,152

△125,222

確定給付制度の再測定

△1,215

△36

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

1,722

△1,661

上記に係る法人所得税

△49,642

42,192

再分類修正により要約四半期連結損益計算書へ

分類される項目:

 

 

外貨換算調整勘定

△2,844

△26,603

キャッシュ・フロー・ヘッジ

2,520

△6,322

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

4,338

△52,082

上記に係る法人所得税

△5,169

807

その他の包括利益計

142,862

△168,927

四半期包括利益

288,357

△37,347

 

 

 

四半期包括利益の帰属:

 

 

親会社の所有者

279,511

△36,176

非支配持分

8,846

△1,171

「要約四半期連結財務諸表注記事項」参照

 

 

 

(3) 【要約四半期連結持分変動計算書】

 

親会社の所有者に帰属する持分

非支配

持分

資本

合計

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

その他の資本

の構成要素

(注記9)

自己株式

合計

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

2017年4月1日残高

341,482

409,528

2,550,124

485,447

△54,402

3,732,179

257,983

3,990,162

四半期利益

 

 

376,834

 

 

376,834

17,381

394,215

その他の包括利益

 

 

 

189,243

 

189,243

4,230

193,473

四半期包括利益

 

 

 

 

 

566,077

21,611

587,688

所有者との取引額:

 

 

 

 

 

 

 

 

親会社の所有者への

配当(1株あたり60円)

 

 

△105,844

 

 

△105,844

 

△105,844

非支配持分株主への

配当

 

 

 

 

 

 

△14,140

△14,140

自己株式の取得

 

 

 

 

△16

△16

 

△16

自己株式の処分

 

△29

△30

 

59

0

 

0

ストックオプション

発行に伴う報酬費用

 

247

 

 

 

247

 

247

非支配持分株主との

資本取引

 

△970

 

453

 

△517

6,060

5,543

利益剰余金への振替

 

 

3,208

△3,208

 

 

2017年12月31日残高

341,482

408,776

2,824,292

671,935

△54,359

4,192,126

271,514

4,463,640

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

非支配

持分

資本

合計

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

その他の資本

の構成要素

(注記9)

自己株式

合計

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

2018年4月1日残高

341,482

386,165

2,903,432

448,035

△104,399

3,974,715

243,408

4,218,123

会計方針の変更による

累積的影響額(注記2)

 

 

△3,535

 

 

△3,535

 

△3,535

会計方針の変更を反映した

当期首残高

341,482

386,165

2,899,897

448,035

△104,399

3,971,180

243,408

4,214,588

四半期利益

 

 

350,068

 

 

350,068

17,068

367,136

その他の包括利益

 

 

 

△8,435

 

△8,435

△3,423

△11,858

四半期包括利益

 

 

 

 

 

341,633

13,645

355,278

所有者との取引額:

 

 

 

 

 

 

 

 

親会社の所有者への

配当(1株あたり80円)

 

 

△139,038

 

 

△139,038

 

△139,038

非支配持分株主への

配当

 

 

 

 

 

 

△13,102

△13,102

自己株式の取得

 

 

 

 

△12

△12

 

△12

自己株式の処分

 

△110

△154

 

279

15

 

15

自己株式の消却

 

 

△96,467

 

96,467

 

ストックオプション

発行に伴う報酬費用

 

231

 

 

 

231

 

231

非支配持分株主との

資本取引

 

731

 

△212

 

519

18,073

18,592

利益剰余金への振替

 

 

11,777

△11,777

 

 

2018年12月31日残高

341,482

387,017

3,026,083

427,611

△7,665

4,174,528

262,024

4,436,552

「要約四半期連結財務諸表注記事項」参照

 

(4) 【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

前第3四半期

連結累計期間

(自 2017年 4月 1日

    至 2017年12月31日)

当第3四半期

連結累計期間

(自 2018年 4月 1日

    至 2018年12月31日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー:

 

 

四半期利益

394,215

367,136

営業活動によるキャッシュ・フローへの調整項目:

 

 

減価償却費及び無形資産等償却費

146,816

134,710

退職給付に係る負債の増減

3,844

△377

貸倒引当金繰入額

4,472

8,864

マルチグレイン事業関連引当金繰入額及び取崩額

30,432

△11,083

有価証券損益

△62,185

△6,513

固定資産評価損益

18,858

3,581

固定資産処分損益

△14,906

△5,842

金融収益及び金融費用

△39,395

△57,279

法人所得税

80,825

111,166

持分法による投資損益

△188,270

△185,950

条件付対価等に係る評価損益

-

6,383

営業活動に係る資産・負債の増減:

 

 

営業債権及びその他の債権の増減

△223,600

△130,912

棚卸資産の増減

△28,262

△64,057

営業債務及びその他の債務の増減

128,638

142,475

 その他-純額

△23,396

△78,127

利息の受取額

25,859

25,220

利息の支払額

△53,628

△62,279

配当金の受取額

290,079

261,117

法人所得税の支払額

△113,819

△120,878

法人所得税の還付額

26,403

24,118

営業活動によるキャッシュ・フロー

402,980

361,473

 

 

 

前第3四半期

連結累計期間

(自 2017年 4月 1日

   至 2017年12月31日)

当第3四半期

連結累計期間

(自 2018年 4月 1日

    至 2018年12月31日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

投資活動によるキャッシュ・フロー:

 

 

定期預金の増減

△11,062

△18,212

持分法適用会社に対する投資の取得による支出

△176,220

△153,341

持分法適用会社に対する投資の売却による収入

61,803

33,661

その他の投資の取得による支出

△58,927

△87,119

その他の投資の売却による収入及び償還

26,943

29,587

貸付金の増加による支出

△31,492

△55,426

貸付金の回収による収入

99,084

19,277

有形固定資産等の取得による支出

△128,403

△233,111

有形固定資産等の売却による収入

26,819

43,849

投資不動産の取得による支出

△7,899

△15,731

投資不動産の売却による収入

15,236

120

子会社又はその他の事業の取得 (注記3)

-

△76,913

子会社又はその他の事業の売却 (注記4)

-

64,408

投資活動によるキャッシュ・フロー

△184,118

△448,951

財務活動によるキャッシュ・フロー:

 

 

短期債務の増減

△83,917

53,409

長期債務の増加による収入

175,653

501,773

長期債務の返済による支出

△505,332

△508,018

自己株式の取得及び売却

13

△12

配当金支払による支出

△105,844

△139,038

非支配持分株主との取引

△6,128

△2,047

財務活動によるキャッシュ・フロー

△525,555

△93,933

現金及び現金同等物の為替相場変動の影響額

12,626

3,253

現金及び現金同等物の増減

△294,067

△178,158

現金及び現金同等物期首残高

1,503,820

1,131,380

現金及び現金同等物四半期末残高

1,209,753

953,222

「要約四半期連結財務諸表注記事項」参照

 

 

 

要約四半期連結財務諸表注記事項

1.報告企業

 三井物産株式会社(以下当社、もしくは親会社)は、日本に所在する企業です。当社の要約四半期連結財務諸表は12月31日を期末日とし、親会社及び子会社(以下、当社及び連結子会社)、並びに関連会社及びジョイント・ベンチャー(以下、持分法適用会社)に対する持分により構成されております。

 当社及び連結子会社は、総合商社である親会社を中心として全世界に広がる営業拠点とその情報力を活用し、世界各地の販売先及び仕入先に対する多種多様な商品の売買及びこれに伴うファイナンスなどに関与し、また、国際的なプロジェクト案件の構築などに取り組んでおります。鉄鋼製品、金属資源、機械・インフラ、化学品、エネルギー、生活産業、次世代・機能推進などの分野で商品の販売、輸出入・外国間貿易及び製造を行うほか、リテール、情報通信、技術、輸送、ファイナンスなどの総合的なサービスの提供、更にはエネルギー・鉄鋼原料などの資源開発事業、また、IT、再生可能エネルギー、環境関連事業に代表される新分野への事業投資などの幅広い取組を展開しております。

 

2.要約四半期連結財務諸表の基本事項

(1) 作成の基礎

 当社の要約四半期連結財務諸表は、IAS第34号に準拠して作成しており、年次連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。

 

(2) 見積り及び判断の利用

 要約四半期連結財務諸表の作成に当たり、経営者は会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定に基づく判断を利用しております。実際の結果はそれらの見積りや仮定に基づく判断と異なることがあります。

 当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び仮定に基づく判断は、以下の注記に含まれるものを除き、前連結会計年度と同様です。

・注記13 公正価値測定

・注記16 マルチグレイン事業関連引当金繰入額及び取崩額

 

(3) 重要な会計方針

 当要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除いて、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。

 

 当社及び連結子会社は、第1四半期連結累計期間期首より以下の基準書を適用しております。

 

基準書

基準名

概要

IFRS第9号

金融商品(2014年7月改訂)

金融商品の減損に予想損失モデルを導入

IFRS第15号

顧客との契約から生じる収益

顧客との契約からの収益認識に関する会計処理を規定

 

IFRS第9号「金融商品」(2014年7月改訂)

 本基準に従い、当社及び連結子会社は、償却原価で測定する金融資産について、信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合、12か月の予想信用損失に等しい金額で損失評価引当金を測定し、信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合、全期間の予想信用損失に等しい金額で損失評価引当金を測定しております。ただし、営業債権及び契約資産については、信用リスクの著しい増大の有無は判定せず、常に全期間の予想信用損失に等しい金額で損失評価引当金を測定しております。

 信用リスクの著しい増大の判定及び予想信用損失の測定にあたっては、合理的で裏付け可能な定量的情報及び定性的情報の両方を考慮しております。これには、過去の信用損失の実績、期日経過の情報、及び内部信用格付けなどの内部情報の他、合理的に利用可能な将来予測情報等が含まれます。

 信用減損の証拠については、発行者又は債務者の重大な財政的困難や期日経過を含む契約違反等の事象を用いて判断しています。また、報告日時点で信用減損の証拠がある金融資産については、債務者が法的整理下にあり経営破綻の状態に陥っている場合や、経営破綻には至っていないが財務状況の悪化等により債務の弁済に重大な問題が生じている場合などにおいて、最新の情報、事象に基づき個別に予想信用損失を見積り、当該金融商品に係る損失評価引当金を算定しております。

 本基準の適用にあたっては、経過措置に従い、過去の期間を修正再表示しておりません。本基準の適用が要約四半期連結財務諸表に与える影響は軽微です。

 

IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」

 第1四半期連結累計期間より、IFRS第15号に従い、5ステップアプローチ(①顧客との契約の識別、②契約における履行義務の識別、③取引価格の算定、④取引価格を契約における履行義務に配分、⑤企業が履行義務の充足時に収益を認識)に基づき、契約の履行義務を充足した時点で収益を認識しております。なお、履行義務の識別にあたっては、本人か代理人かの検討を行っており、自らの約束の性質が、特定された財又はサービスを自ら提供する履行義務である場合には、本人として収益を対価の総額で認識しており、それらの財又はサービスが他の当事者によって提供されるように手配する履行義務である場合には、代理人として収益を手数料又は報酬の額もしくは対価の純額で認識しております。

 当社及び連結会社は、財の販売について、国内取引においては、引渡、検収、出荷等により、貿易取引においては、インコタームズによる危険及び費用の移転等により、顧客が財に対する支配を獲得した時点で収益を認識しています。また、サービスの提供について、契約から識別されたサービスについての履行義務が充足された時点、もしくは充足するにつれて収益を認識しております。

 なお、一定の期間にわたり履行義務が充足される取引については、進捗度を合理的に測定できる場合に限り、履行義務の充足につれて進捗度を測定して収益を認識しています。進捗度を合理的に測定できないが、履行義務の充足に要したコストの回収が見込まれる場合には、合理的な測定ができるようになるまで、発生したコストの範囲内でのみ収益を認識しております。

 本基準の経過措置に従い、適用開始による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しておりますが、以下を除き、本基準の適用が要約四半期連結財務諸表に与える影響は軽微です。

 従来、IAS第18号「収益」に従い、財又はサービスの提供に関する重要なリスク及び経済価値に対するエクスポージャーを有していないことから代理人として収益を純額で認識していた取引のうち、顧客に財又はサービスが移転される前に当社が当該財又はサービスを支配している取引については、上述の通り本基準では本人としての取引と判断されることから、収益を総額で認識しております。この結果、従前の会計基準を適用した場合と比較して、当第3四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書において、収益及び原価が、それぞれ、1,292,762百万円増加しております。

 また、第1四半期連結累計期間より、顧客との契約から認識した収益について、収益及びキャッシュ・フローの性質等がどのように経済的要因の影響を受けるのかを描写する区分で分解した金額を、注記17「収益」で開示しております。このため、要約四半期連結損益計算書上、従来、収益は「商品売買による収益」、「役務提供による収益」及び「その他の収益」、原価は「商品販売に係る原価」、「役務提供に係る原価」及び「その他の収益の原価」にそれぞれ、区分表示しておりましたが、第1四半期連結累計期間より、「収益」及び「原価」に集約しております。

 

要約四半期連結持分変動計算書「会計方針の変更による累積的影響額」の内訳

 IFRS第9号及びIFRS第15号の適用により、利益剰余金の2018年4月1日残高は、それぞれ、2,857百万円、678百万円減少し、当該影響は当第3四半期連結累計期間の要約四半期連結持分変動計算書上、「会計方針の変更による累積的影響額」として表示しております。

 

3.企業結合

(1)前第3四半期連結累計期間に発生

 前第3四半期連結累計期間において、重要な企業結合は発生しておりません。

 

(2)当第3四半期連結累計期間に発生

豪州石油ガス資源開発会社

 当社は、オーストラリア証券取引所上場企業であるAWE Limited(以下「AWE社」)の全株式を対象とした公開買付けを実施しました。2018年4月4日に公開買付の前提条件が充足され本公開買付が発効し、2018年5月2日に、AWE社の株式610,500,574株(所有割合96.48%)を取得し本公開買付は終了しました。その後、オーストラリア証券取引所の規制と現地の法制度に基づきAWE社の完全子会社化の手続きを実行し、2018年5月28日に残りの3.52%の株式を取得し完全子会社としました。最終的な支払対価は現金49,568百万円(601百万豪ドル)です。

 AWE社は、豪州において原油・ガス生産を主とするエネルギー事業を展開しております。当社は、豪州国内の優良原油・ガス資産のポートフォリオを拡充すること、及び豪州石油・ガス生産事業において、より活動領域を広めるためオペレーター機能を獲得することを目的として、AWE社を取得しました。

 当社は、取得価額の取得資産及び引受負債への配分を実施しておりますが、現時点では当該配分が完了しておりません。取得日時点の主な取得資産及び引受負債の暫定的な公正価値は次のとおりです。

 

 

 

金額

 

(百万円)

流動資産

2,686

有形固定資産

56,586

その他の非流動資産

8,046

 取得資産合計

67,318

流動負債

△2,031

非流動負債

△15,719

 引受負債合計

△17,750

取得純資産

49,568

 上記の企業結合に係るプロフォーマ損益情報は、要約四半期連結財務諸表に対する影響額に重要性がないため開示しておりません。なお、本企業結合による現金及び現金同等物の減少額48,240百万円は、当第3四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書の「子会社又はその他の事業の取得」に含まれております。

 

米国不動産事業

 当社は、2018年7月6日に米国不動産事業を行うMBK Real Estate LLC(以下「MRE社」)を通じてWest Living LLCよりサービス付き高齢者住宅(以下「シニア住宅」)9物件からなる事業を取得しました。支払対価は現金28,673百万円(256百万米ドル)です。

 取得対象となる物件はMRE社の既存物件とも近接しており、サービス提供において効率的な運営が可能と考えております。当社は、拡大する米国のシニア住宅へのニーズの受け皿となることを目指して本事業を取得しました。

 当社は、取得価額の取得資産及び引受負債への配分を実施済であり、取得日時点の主な取得資産及び引受負債の公正価値は次のとおりです。

 

金額

 

(百万円)

有形固定資産

41,417

その他の非流動資産

1,449

 取得資産合計

42,866

非流動負債

14,193

 引受負債合計

14,193

取得純資産

28,673

 上記の企業結合に係るプロフォーマ損益情報は、要約四半期連結財務諸表に対する影響額に重要性がないため開示しておりません。なお、本企業結合による現金及び現金同等物の減少額28,673百万円は、当第3四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書の「子会社又はその他の事業の取得」に含まれております。

 

4.売却目的保有資産

 前連結会計年度において、当社及び三井物産スチール(株)(当社の100%連結子会社)は、鉄鋼事業の更なる成長に向けた事業再編による収益基盤強化のため、日鉄住金物産(株)への鉄鋼事業の一部譲渡及び同社株式の追加取得につき合意し、本事業譲渡を2018年4月1日に実行しました。そのため、前連結会計年度末において、当社及び三井物産スチール(株)の一部の資産及び負債に関し、要約四半期連結財政状態計算書上、それぞれを一括して「売却目的保有資産」及び「売却目的保有資産に直接関連する負債」として表示しており、その主な内容は、売掛金及び受取手形、並びに買掛金です。当該取引は、鉄鋼製品セグメントに含められております。

 当第3四半期連結会計期間末においては、売却目的保有資産及び売却目的保有資産に直接関連する負債に金額的重要性はなく、区分表示しておりません。

 

5.セグメント情報

前第3四半期連結累計期間(2017年4月1日から2017年12月31日まで)(修正再表示後)        (単位:百万円)

 

鉄鋼製品

金属資源

機械・

インフラ

化学品

エネルギー

生活産業

次世代・

機能推進

合計

その他

調整・

消去

連結合計

収益

187,983

713,298

335,065

857,727

395,509

1,061,956

99,294

3,650,832

1,749

429

3,653,010

売上総利益

33,338

161,621

91,897

104,147

68,126

107,144

41,470

607,743

1,734

429

609,906

持分法による投資損益

10,011

48,500

80,726

7,849

16,837

18,314

6,396

188,633

△129

△234

188,270

四半期利益(損失)

 (親会社の所有者に帰属)

22,098

229,327

79,009

27,463

35,010

△26,727

5,307

371,487

9,555

△4,208

376,834

基礎営業

キャッシュ・フロー

19,293

174,182

128,760

36,621

145,962

13,107

5,690

523,615

9,159

16,826

549,600

前連結会計年度末

現在の総資産

680,257

2,260,050

2,364,616

1,228,773

2,083,766

1,987,306

662,192

11,266,960

6,506,907

△6,467,207

11,306,660

 

当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年12月31日まで)                (単位:百万円)

 

鉄鋼製品

金属資源

機械・

インフラ

化学品

エネルギー

生活産業

次世代・

機能推進

合計

その他

調整・

消去

連結合計

収益

156,414

755,525

597,560

1,304,222

540,128

1,544,573

111,370

5,009,792

3,199

△22

5,012,969

売上総利益

20,736

135,888

97,622

106,842

109,874

118,248

42,671

631,881

1,594

△398

633,077

持分法による投資損益

14,617

45,184

63,004

9,980

26,462

20,570

7,845

187,662

39

△1,751

185,950

四半期利益(損失)

 (親会社の所有者に帰属)

10,246

127,565

55,538

23,259

86,937

32,717

7,174

343,436

△1,552

8,184

350,068

基礎営業

キャッシュ・フロー

△1,390

149,381

57,895

39,868

194,068

20,927

7,553

468,302

6,309

17,483

492,094

当第3四半期連結会計期間末

現在の総資産

608,403

2,197,915

2,419,965

1,274,051

2,477,778

2,156,174

741,186

11,875,472

6,735,506

△6,784,002

11,826,976

 

前第3四半期連結会計期間(2017年10月1日から2017年12月31日まで)               (単位:百万円)

 

鉄鋼製品

金属資源

機械・

インフラ

化学品

エネルギー

生活産業

次世代・

機能推進

合計

その他

調整・

消去

連結合計

収益

59,458

249,741

118,960

303,309

150,822

334,441

41,592

1,258,323

412

242

1,258,977

売上総利益

8,524

45,908

31,645

35,819

22,839

38,679

21,642

205,056

667

242

205,965

持分法による投資損益

2,544

14,302

24,666

3,400

7,591

6,407

2,311

61,221

△95

△22

61,104

四半期利益

 (親会社の所有者に帰属)

11,015

42,629

32,041

14,573

11,895

10,213

3,753

126,119

17,958

△5,550

138,527

基礎営業

キャッシュ・フロー

11,705

61,186

81,346

11,253

64,520

8,593

12,055

250,658

5,678

△11,315

245,021

 

当第3四半期連結会計期間(2018年10月1日から2018年12月31日まで)               (単位:百万円)

 

鉄鋼製品

金属資源

機械・

インフラ

化学品

エネルギー

生活産業

次世代・

機能推進

合計

その他

調整・

消去

連結合計

収益

57,898

254,485

257,350

468,518

204,403

525,255

30,944

1,798,853

773

1

1,799,627

売上総利益

6,910

45,307

35,005

34,891

38,798

41,933

6,300

209,144

219

△1

209,362

持分法による投資損益

3,138

15,515

19,416

2,458

10,458

7,596

3,231

61,812

11

△530

61,293

四半期利益(損失)

 (親会社の所有者に帰属)

2,318

38,500

18,425

6,886

50,318

13,171

△2,692

126,926

5,137

△4,865

127,198

基礎営業

キャッシュ・フロー

1,016

54,785

26,511

9,902

86,076

7,320

△2,939

182,671

2,014

△8,993

175,692

 

(注) 1.「その他」には、当社グループ会社に金融サービス及び業務サービスなどを行うコーポレートスタッフ部門が含まれております。前連結会計年度末現在及び当第3四半期連結会計期間末現在の総資産には、財務活動に係る現金及び現金同等物、定期預金及び上記サービスに関連するコーポレートスタッフ部門及び連結子会社の資産が含まれております。

2.各セグメント間の内部取引は原価に利益を加算した価格で行われております。

3.「調整・消去」の四半期利益(損失)(親会社の所有者に帰属)には、特定の報告セグメントに配賦されない損益及びセグメント間の内部取引消去が含まれております。

4.基礎営業キャッシュ・フローは、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書における営業活動によるキャッシュ・フローから営業活動に係る資産・負債の増減の合計を控除して算定しております。

5.前第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結会計期間の各オペレーティング・セグメントの四半期利益(損失)(親会社の所有者に帰属)には、2017年12月22日付けで成立した米国の「Tax Cuts and Jobs Act」に基づく連邦法人所得税率の引き下げに伴う繰延税金資産・負債の取崩し等の影響が、以下の通り、含まれております。なお、以下の影響額には、注記14で開示する「法人所得税」に与える影響のほか、「持分法による投資損益」等に与える影響を含んでいます。           (単位:百万円)

 

鉄鋼製品

金属資源

機械・

インフラ

化学品

エネルギー

生活産業

次世代・

機能推進

合計

その他

調整・消去

連結合計

四半期利益(損失)
 (親会社の所有者に帰属)

422

-

3,877

7,031

△17,925

2,884

△4

△3,715

19,589

-

15,874

6.第1四半期連結累計期間より、新連結決算システムの導入に伴い、従来、簡便的手法により実施していた連結内債権債務の消去を精緻化し、資産規模の評価及び資産効率測定の尺度として、より適切なセグメント別総資産を算定しております。この変更に伴い、前連結会計年度末現在の総資産を修正再表示しております。なお、この変更の結果、以下のとおり、各オペレーティング・セグメント前連結会計年度末現在の総資産が増加し、「調整・消去」が減少しております。          (単位:百万円)

 

鉄鋼製品

金属資源

機械・

インフラ

化学品

エネルギー

生活産業

次世代・

機能推進

合計

その他

調整・消去

連結合計

前連結会計年度末

現在の総資産への影響額

25,532

167,142

108,966

42,519

166,079

85,484

39,483

635,205

267,019

△902,224

-

 

7.当第3四半期連結累計期間の各オペレーティング・セグメントの「収益」には、注記2.で開示するIFRS第15号適用開始に伴う影響が、以下のとおり、含まれております。                                (単位:百万円)

 

鉄鋼製品

金属資源

機械・

インフラ

化学品

エネルギー

生活産業

次世代・

機能推進

合計

その他

調整・消去

連結合計

当第3四半期連結累計期間

「収益」への影響額

18,717

14,254

275,383

197,270

82,266

704,484

387

1,292,761

-

1

1,292,762

 

6.有形固定資産の取得及び処分

有形固定資産

 前第3四半期連結累計期間における有形固定資産の取得及び処分の金額はそれぞれ160,209百万円、73,699百万円です。

 当第3四半期連結累計期間における有形固定資産の取得(企業結合による取得を除く)及び処分の金額はそれぞれ237,803百万円、38,582百万円です。重要な企業結合による取得は注記3.をご参照下さい。

 

7.資産の減損及び戻入

 前第3四半期連結累計期間において、生活産業セグメントに属する当社連結子会社XINGU AGRIが保有する暖簾及び農地等の帳簿価額を回収可能価額70,470百万円まで減額し、10,876百万円の減損損失を要約四半期連結損益計算書の「固定資産評価損益」に計上しております。当該減損損失は主に資産が所在する地域での大豆価格の下落、農地需要減退に起因するものです。なお、回収可能価額は処分コスト控除後の公正価値を用いており、所在する地域及び評価される資産の種類に関する最近の鑑定経験を有する独立的鑑定人による評価を用いており、レベル3に分類しております。

 当第3四半期連結累計期間において、当社及び連結子会社が認識した資産の減損額に重要性はありません。

 

 前第3四半期連結累計期間及び第3四半期連結累計期間において、当社及び連結子会社が認識した資産の減損損失戻入額に重要性はありません。

 

8.社債の発行及び償還

 前第3四半期連結累計期間において償還された社債の累計額は15,000百万円です。

 前第3四半期連結累計期間において発行された社債はありません。

 

 当第3四半期連結累計期間において償還された社債の累計額は30,990百万円です。

 当第3四半期連結累計期間において発行された社債の累計額は28,666百万円です。

 

9.資本

 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間におけるその他の資本の構成要素の増減は以下のとおりです。

 

前第3四半期

連結累計期間

(自 2017年 4月 1日

  至 2017年12月31日)

(百万円)

当第3四半期

連結累計期間

(自 2018年 4月 1日

  至 2018年12月31日)

(百万円)

FVTOCIの金融資産

 

 

期首残高

204,100

306,911

期中増減

159,776

35,688

利益剰余金への振替額

△2,494

△11,037

期末残高

361,382

331,562

確定給付制度の再測定

 

 

期首残高

期中増減

714

740

利益剰余金への振替額

△714

△740

期末残高

外貨換算調整勘定

 

 

期首残高

308,054

161,488

期中増減

29,187

△55,642

期末残高

337,241

105,846

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

期首残高

△26,707

△20,364

期中増減

19

10,567

期末残高

△26,688

△9,797

合計

 

 

期首残高

485,447

448,035

期中増減

189,696

△8,647

利益剰余金への振替額

△3,208

△11,777

期末残高合計

671,935

427,611

 

10.配当

 前第3四半期連結累計期間において、1株当たり60円(総額105,844百万円)の配当を支払っております。

 また、当第3四半期連結累計期間において、1株当たり80円(総額139,038百万円)の配当を支払っております。

 

11.1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属)

 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間並びに前第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間における、基本的1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属)及び希薄化後1株当たり四半期利益(親会社の所有者に帰属)の計算過程は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2017年 4月 1日

至 2017年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2018年 4月 1日

至 2018年12月31日)

 

四半期利益

(分子)

株数

(分母)

1株当たり金額

四半期利益

(分子)

株数

(分母)

1株当たり金額

 

(百万円)

(千株)

(円)

(百万円)

(千株)

(円)

基本的1株当たり四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

376,834

1,763,969

213.63

350,068

1,737,958

201.42

希薄化効果のある証券の影響

 関連会社の潜在株式に係る調整

 ストックオプションに係る調整

 

△43

 

1,006

 

 

 

 

△34

 

1,132

 

 

 

希薄化後1株当たり四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

376,791

1,764,975

213.48

350,034

1,739,090

201.27

 

 

前第3四半期連結会計期間

(自 2017年10月 1日

至 2017年12月31日)

当第3四半期連結会計期間

(自 2018年10月 1日

至 2018年12月31日)

 

四半期利益

(分子)

株数

(分母)

1株当たり金額

四半期利益

(分子)

株数

(分母)

1株当たり金額

 

(百万円)

(千株)

(円)

(百万円)

(千株)

(円)

基本的1株当たり四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

138,527

1,763,984

78.53

127,198

1,738,019

73.19

希薄化効果のある証券の影響

 関連会社の潜在株式に係る調整

 ストックオプションに係る調整

 

△15

 

1,135

 

 

 

 

△6

 

1,236

 

 

 

希薄化後1株当たり四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

138,512

1,765,119

78.47

127,192

1,739,255

73.13

 

12.偶発債務

(1)保証

 当社及び連結子会社は主として第三者及び関連当事者に対する与信向上のために、さまざまな保証契約を締結しており、原債務である借入債務及び商事契約上の債務などについて、これら被保証人による不履行が生じた際に、当社及び連結子会社は、保証の履行に応ずる義務があります。

 保証に対する前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末における潜在的最大支払額、保証残高及び求償可能額は、それぞれ以下のとおりです。潜在的最大支払額は被保証人の債務不履行の際に、当社及び連結子会社に支払義務が生ずる可能性のある保証期間内の最大金額であり、第三者から取り付けた保証や担保受入資産などの求償可能額は控除しておりません。また、潜在的最大支払額は保証に基づく見込損失金額とは関係なく、通常将来見込まれる損失額を大幅に上回るものです。

 当社及び連結子会社は保証差入に先立ち、事前審査を行いリスクの判定を行うと共に、定期的なポジションのモニタリングを実施しており、損失が見込まれるものについては損失見込み額を負債計上しております。なお、当第3四半期連結会計期間末において連結財政状態、連結経営成績及び連結キャッシュ・フローの状況に重大な影響を及ぼす保証の履行を行う可能性は僅かと見込んでおります。

 

前連結会計年度末(2018年3月31日)

保証の種類

潜在的最大支払額

(百万円)

保証残高(a)

(百万円)

求償可能額(b)

(百万円)

実保証額((a)-(b))

(百万円)

金銭債務保証

 

 

 

 

 第三者のための保証

94,524

57,041

6,076

50,965

 持分法適用会社のための保証

903,904

615,804

66,276

549,528

契約履行保証

 

 

 

 

 第三者のための保証

47,924

45,023

6,983

38,040

 持分法適用会社のための保証

87,040

81,489

2,986

78,503

合計

1,133,392

799,357

82,321

717,036

 

当第3四半期連結会計期間末(2018年12月31日)

保証の種類

潜在的最大支払額

(百万円)

保証残高(a)

(百万円)

求償可能額(b)

(百万円)

実保証額((a)-(b))

(百万円)

金銭債務保証

 

 

 

 

 第三者のための保証

103,237

44,677

3,909

40,768

 持分法適用会社のための保証

946,239

628,553

79,310

549,243

契約履行保証

 

 

 

 

 第三者のための保証

38,106

32,084

9,979

22,105

 持分法適用会社のための保証

96,064

89,392

2,744

86,648

合計

1,183,646

794,706

95,942

698,764

 

第三者のための保証

 当社及び連結子会社は、営業活動促進のため、単独又は他社と連帯して販売先・仕入先の債務に対する保証を行っております。前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末における多くの保証契約はそれぞれ概ね2029年及び2025年までに満期を迎えます。

 

持分法適用会社のための保証

 当社及び連結子会社は、持分法適用会社の営業活動促進及び持分法適用会社の資金調達における信用補完のため、単独又は他社と連帯して、持分法適用会社のために保証を行っております。前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末における多くの保証契約はそれぞれ概ね2025年及び2031年までに満期を迎えます。

 

 前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末における当社及び連結子会社の保証契約の潜在的最大支払額の残存期間別の内訳はそれぞれ以下のとおりです。

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

(百万円)

当第3四半期連結会計期間末

(2018年12月31日)

(百万円)

1年以内

303,079

443,764

1年超5年以内

540,359

300,432

5年超

289,954

439,450

合計

1,133,392

1,183,646

 

(2)係争事件

 当社及び連結子会社に対して、営業活動から生じる契約上の債務などに関し、様々なクレームや訴訟が起こされておりますが、このうち損失が予想されるものに対しては所要の引当金を計上しております。当社は、連結財政状態、連結経営成績、及び連結キャッシュ・フローの状況に重大な影響のある追加債務はないと考えております。

 

13.公正価値測定

 IFRS第13号「公正価値測定」は、測定日において市場参加者間の通常の取引により資産を売却して受け取る金額又は負債を移転するために支払う金額を公正価値と定義しております。公正価値の測定に用いられる公正価値の階層は、IFRS第13号では以下のように規定しております。なお、当社及び連結子会社は、資産・負債のレベル間の振替は、振替のあった各四半期の期末時点で認識しております。

レベル1

活発な市場における同一の資産・負債の未修正の相場価格

レベル2

レベル1に含まれる相場価格以外で、資産・負債に対して直接又は間接に観察可能なインプットで、以下を含みます。

・活発な市場における類似資産・負債の相場価格

・活発でない市場における同一又は類似の資産・負債の相場価格

・資産及び負債に関する相場価格以外の観察可能なインプット

・資産及び負債に関する相関関係その他の方法により観察可能な市場データから主に得られた、又は裏付けられた

 インプット

レベル3

資産・負債に関する観察不能なインプット

 

(1)評価技法

 公正価値で測定される金融商品及び非金融資産に使用される主な評価技法は、以下のとおりです。

営業債権及びその他の債権

・営業債権及びその他の債権は、償却原価にて測定されるものを除き、公正価値で測定しております。

公正価値で測定される営業債権及びその他の債権は、主に割引キャッシュ・フロー法またはその他の適切な評価方法を用いて評価しております。その評価にあたっては、相手先の将来の収益性の見通し及び当該債権に関するリスクに応じた割引率等のインプット情報を考慮しており、その観察可能性に応じてレベル3に分類しております。

その他の投資

・その他の投資は、償却原価にて測定されるものを除き、公正価値で測定しております。

・活発な市場で取引されているその他の投資は、活発な市場の相場価格を用いて評価しており、レベル1に分類しております。

・市場性ないその他の投資は、主に割引キャッシュ・フロー法、類似企業比較法またはその他の適切な評価方法を用いて評価しております。その評価にあたっては、投資先の将来の収益性の見通し及び当該投資に関するリスクに応じた割引率等のインプット情報を考慮しており、その観察可能性に応じてレベル3に分類しております。

デリバティブ取引

・デリバティブ取引には、主に商品デリバティブ取引と金融デリバティブ取引が含まれております。

・活発な市場で取引されている商品デリバティブ取引は、活発な市場の相場価格を用いて評価しており、レベル1に分類しております。一部の商品デリバティブ取引は、取引所や価格提供会社、ブローカー等より入手した相場価格などの観察可能なインプットを使用して評価しており、レベル2に分類しております。また、観察不能なインプットを使用して評価した場合はレベル3に分類しております。

・金融デリバティブ取引は、主に為替、金利及び現在入手可能な類似契約の相場価格を基に将来予想されるキャッシュ・フローを現在価値に割引いて評価しており、主にレベル2に分類しております。

棚卸資産

・主に近い将来販売し、価格変動により利益を獲得する目的で取得した棚卸資産については、市場価額に一定の調整を加えて算定された公正価値で評価しており、レベル2に分類しております。なお、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、販売費用に重要性はありません。

 

(2)評価プロセス

 レベル3に分類される資産、負債については、適切な権限者に承認された公正価値測定に係る評価方法を含む評価方針及び手続きに従い、評価者が各対象資産、負債の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。一定金額を超える対象資産については外部の評価専門家を利用し、その評価結果は評価者がレビューしております。公正価値測定の結果は外部者評価結果を含め、適切な権限者がレビュー、承認しております。

 

(3)定期的に公正価値で測定される資産及び負債に係る開示

レベル区分開示

 前連結会計年度末及び当第3四半期会計期間末において、定期的に公正価値で測定されている資産及び負債は以下のとおりです。なお、前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間において、レベル1及びレベル2内で振り替えられたものはありません。

 

前連結会計年度末(2018年3月31日)

 

レベル1

(百万円)

レベル2

(百万円)

レベル3

(百万円)

相殺調整(注)

(百万円)

公正価値合計

(百万円)

資産

 

 

 

 

 

営業債権及びその他の債権:

 

 

 

 

 

FVTPLの貸付金

21,380

 

 

営業債権及びその他の債権合計

21,380

21,380

その他の投資:

 

 

 

 

 

FVTPLの金融資産

24,774

110,827

 

 

FVTOCIの金融資産

1,046,586

638,851

 

 

その他の投資合計

1,071,360

749,678

1,821,038

デリバティブ債権:

 

 

 

 

 

為替契約

54,191

 

 

金利契約

70,121

 

 

商品契約

10,690

420,030

1,116

 

 

その他

15,715

 

 

デリバティブ債権合計

10,690

544,342

16,831

△364,135

207,728

棚卸資産:

103,780

103,780

資産合計

1,082,050

648,122

787,889

△364,135

2,153,926

負債

 

 

 

 

 

デリバティブ債務:

 

 

 

 

 

為替契約

55,633

 

 

金利契約

3,058

 

 

商品契約

15,147

417,299

613

 

 

その他

13,344

 

 

デリバティブ債務合計

15,147

475,990

13,957

△354,496

150,598

負債合計

15,147

475,990

13,957

△354,496

150,598

 

当第3四半期連結会計期間末(2018年12月31日)

 

レベル1

(百万円)

レベル2

(百万円)

レベル3

(百万円)

相殺調整(注)

(百万円)

公正価値合計

(百万円)

資産

 

 

 

 

 

営業債権及びその他の債権:

 

 

 

 

 

FVTPLの貸付金

22,338

 

 

 営業債権及びその他の債権合計

22,338

22,338

その他の投資:

 

 

 

 

 

FVTPLの金融資産

20,175

109,577

 

 

FVTOCIの金融資産

967,309

755,869

 

 

その他の投資合計

987,484

865,446

1,852,930

デリバティブ債権:

 

 

 

 

 

為替契約

45,067

 

 

金利契約

72,041

 

 

商品契約

167,969

877,061

1,260

 

 

その他

10,900

 

 

デリバティブ債権合計

167,969

994,169

12,160

△931,019

243,279

棚卸資産:

100,667

100,667

資産合計

1,155,453

1,094,836

899,944

△931,019

2,219,214

負債

 

 

 

 

 

デリバティブ債務:

 

 

 

 

 

為替契約

52,278

 

 

金利契約

4,257

 

 

商品契約

32,917

988,658

1,626

 

 

その他

18,000

 

 

デリバティブ債務合計

32,917

1,045,193

19,626

△921,654

176,082

負債合計

32,917

1,045,193

19,626

△921,654

176,082

   (注)相殺調整には、相殺を認める強制可能な法的権利が現時点で存在し、かつ、純額ベースで決済するか若し

      くは資産を実現すると同時に負債を決済する意図が存在する場合にのみ相殺表示した金額が含まれており

      ます。

 

レベル3のインプットを使用して定期的に公正価値を測定する資産の期首から期末までの調整表

 当第3四半期連結累計期間におけるFVTPLの貸付金の期首残高は21,380百万円、期末残高は22,338百万円です。前第3四半期連結累計期間におけるFVTPLの貸付金の期首残高は32,710百万円、期末残高は32,946百万円です。いずれの期間においても、為替相場の変動以外に起因する重要な増減は生じておりません。

 

 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間におけるFVTPLの金融資産の調整表は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2017年4月 1日

 至 2017年12月31日)

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(自 2018年4月 1日

 至 2018年12月31日)

(百万円)

期首残高

86,352

110,827

損益

△6,089

4,441

購入

26,104

19,627

売却

△6,241

△10,906

レベル3への振替

-

-

レベル3からの振替

△250

△7,033

その他(注)

5,941

△7,379

期末残高

105,817

109,577

期末で保有する資産に関連する

未実現損益の変動に起因する額

△6,051

6,132

(注)為替相場の変動による影響(外貨換算調整勘定に含まれるもの)及び連結範囲の異動による影響が含まれて

おります。

 

 上記の表のうち、前第3四半期連結累計期間に計上されたFVTPLの金融資産に関連する損益は、要約四半期連結損益計算書の「その他の収益」に含まれております。また、当第3四半期連結累計期間に計上されたFVTPLの金融資産に関連する損益は、要約四半期連結損益計算書の「収益」に含まれております。

 

 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間におけるFVTOCIの金融資産の調整表は以下のとおりです。

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2017年4月 1日

 至 2017年12月31日)

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(自 2018年4月 1日

 至 2018年12月31日)

(百万円)

期首残高

646,034

638,851

その他の包括利益(注1)

△11,811

94,352

購入

26,249

28,740

売却

△3,193

△7,732

レベル3への振替

-

-

レベル3からの振替

-

-

その他(注2)

6,651

1,658

期末残高

663,930

755,869

(注1)前年同期は原油価格の下落を反映したLNGプロジェクトに対する投資の公正価値減少を主因に減少してお

ります。当期は期間延長に伴うLNGプロジェクトに対する投資の公正価値増加、為替相場の変動を主因に

増加しております。

(注2)連結範囲の異動による影響が含まれております。

 

 上記の表のうち、前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間に計上されたFVTOCIの金融資産に関するその他の包括利益は、要約四半期連結包括利益計算書の「FVTOCIの金融資産」及び「外貨換算調整勘定」に含まれております。

 

重要な観察不能なインプットに係る情報

 前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、定期的に公正価値で測定されたレベル3に分類される資産の評価技法並びに重要な観察不能なインプットは以下のとおりです。

 

前連結会計年度末(2018年3月31日)

 

評価技法

主な観察不能インプット

範囲

FVTOCIの金融資産

インカム・アプローチ

割引率

6.5%~15.1%

 

当第3四半期連結会計期間末(2018年12月31日)

 

評価技法

主な観察不能インプット

範囲

FVTOCIの金融資産

インカム・アプローチ

割引率

6.5%~17.1%

 

重要な観察不能なインプットに係る感応度情報

 定期的に公正価値で評価される持分証券のうち、インカム・アプローチで評価される投資の公正価値は、割引率の上昇(低下)により減少(増加)します。

 

(4)非流動に分類される金融資産及び金融負債の公正価値

 変動金利付非流動債権(長期貸付金を含む)及び変動金利付長期債務の公正価値は、帳簿価額と近似値であるとみなしております。固定金利付非流動債権あるいは固定金利付長期債務の公正価値は、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末時点で同一の残存期間の貸出、あるいは借入を、同様な条件をもって行う場合の推定金利を用いて将来キャッシュ・フローを割引くことにより算定しております。

 前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において算定した金融商品の公正価値は以下のとおりです。なお、流動に分類される金融資産及び金融負債、並びに償却原価で測定するその他の投資の公正価値は、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっているため、開示しておりません。

 

前連結会計年度末

(2018年3月31日)

当第3四半期連結会計期間末

(2018年12月31日)

帳簿価額

(百万円)

公正価値

(百万円)

帳簿価額

(百万円)

公正価値

(百万円)

  非流動債権

   営業債権及びその他の債権並びに

   その他の金融資産(*)

553,228

553,483

580,252

580,252

  非流動負債

   長期債務(1年以内返済予定分を除

   く)並びにその他の金融負債(*)

3,645,991

3,714,586

3,676,469

3,740,315

(*)その他の金融資産及びその他の金融負債の公正価値は、帳簿価額と近似値であるとみなしております。

 

営業債権及びその他の債権には貸付金等が、長期債務等には借入金、社債等が含まれております。

 

14.法人所得税

 前第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結会計期間における要約四半期連結損益計算書の法人所得税には、2017年12月22日付けで成立した米国の「Tax Cuts and Jobs Act」に基づく連邦法人所得税率の引き下げに伴う繰延税金資産・負債の取崩し等による利益が11,589百万円含まれております。

 

15.Valepar S.A.の組織再編

 当社はVale S.A.(以下「Vale社」)の持株会社Valepar S.A.(以下「Valepar社」)の株式15%を保有し、Vale社の経営に参画していましたが、前第3四半期連結累計期間において、Valepar社がVale社に吸収合併されたことに伴い、要約四半期連結損益計算書上、取得したVale社株式の公正価値と、Valepar社株式の簿価との差額として有価証券損益に56,296百万円及びValepar社の株式に関して認識していた繰延税金負債の取崩し益として法人所得税に35,204百万円が計上されております。また、Valepar社にかかる持分法による投資損益を前第3四半期連結累計期間に9,444百万円計上しており、前第2四半期連結会計期間における2,169百万円(損失)が含まれております。

なお、当該損益は注記5.セグメント情報における前第3四半期連結累計期間の金属資源セグメントの四半期利益(損失)(親会社の所有者に帰属)に含まれております。

 

16.マルチグレイン事業関連引当金繰入額及び取崩額

 前第3四半期連結累計期間において、当社連結子会社Multigrain Tradingは複数の長期契約上の義務履行に伴い生じると見込まれる損失30,432百万円を計上しました。

 当第3四半期連結累計期間において、当該契約の解約に至った為、解約金額と引当金額との差額である11,083百万円を利益計上しました。

 なお、当該損益は要約四半期連結損益計算書の「マルチグレイン事業関連引当金繰入額及び取崩額」に表示されており、注記5.セグメント情報における前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間の生活産業セグメントの四半期利益(損失)(親会社の所有者に帰属)に含まれております。

 

17.収益

 「収益」のうち、「顧客との契約から認識した収益」の商品セグメント別の内訳は以下のとおりです。以下の商品セグメント区分は、注記5のセグメント情報の区分と同様です。なお、「顧客との契約から認識した収益」以外の収益には、リース事業に係る収益、金融商品に係る収益等が含まれております。

 

当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年12月31日まで)             (単位:百万円)

 

鉄鋼製品

金属資源

機械・

インフラ

化学品

エネルギー

生活産業

次世代・

機能推進

その他

連結合計

顧客との契約から認識した収益

152,563

583,162

543,740

1,289,917

393,531

1,187,239

87,437

2,530

4,240,119

 

18.要約四半期連結財務諸表の発行の承認

 要約四半期連結財務諸表の発行は、2019年2月12日に当社代表取締役社長 安永竜夫及び代表取締役常務執行役員CFO 内田貴和によって承認されております。

 

2【その他】

 配当に関する事項

 2018年10月30日開催の取締役会において、第100期(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)の中間配当につき、次のとおり決議しました。

 1. 1株当たり中間配当金  :40円

 2. 支払請求権の効力発生日 :2018年12月4日

 3. 中間配当金総額     :69,522百万円