1.当四半期決算に関する定性的情報

 

(1)経営環境..........................................................................

2

(2)経営成績の分析....................................................................

2

(3)財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析........................................

7

(4)連結業績予想に関する定性的情報....................................................

12

2.その他の情報........................................................................

13

3.要約四半期連結財務諸表

 

(1)要約四半期連結財政状態計算書......................................................

14

(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書..........................

16

(3)要約四半期連結持分変動計算書......................................................

18

(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書............................................

19

(5)継続企業の前提に関する注記........................................................

21

(6)要約四半期連結財務諸表の作成の基礎................................................

21

(7)会計方針の変更....................................................................

21

(8)セグメント情報....................................................................

22

(9)モザンビーク北部治安状況のLNGプロジェクトへの影響.................................

23

(10)ロシア・ウクライナ情勢のロシアLNG事業への影響.....................................

23

 

 

 

 

 

1.当四半期決算に関する定性的情報

 要約四半期連結財務諸表に対する公認会計士または監査法人によるレビューは受けていません。

 

(1)経営環境

 当第1四半期連結累計期間の世界経済は、中国の回復は低調でしたが、米国は概ね堅調に推移し、停滞していた欧州も持ち直しの動きがみられたことから全体として緩やかな拡大となりました。

 

 米国経済は、タイトな金融環境の下、労働需給は緩んできていますが、底堅い個人消費に支えられ、概ね堅調に推移しました。先行きはインフレが徐々に落ち着いていく中で、FRBによる利下げが見込まれることから、緩やかな拡大が続くとみられます。欧州では、インフレの低下を背景に景気は持ち直しに向かいました。先行きはECBが利下げに転じたことやインフレの低下による実質所得の回復を受けて、個人消費を中心に景気の持ち直しが続くとみられます。日本では、円安が続く中、企業収益が高水準で推移していることに加えて、インバウンド需要も拡大していますが、物価高の影響などにより個人消費が低調なものにとどまり、景気回復は緩やかなものになりました。先行きは昨年を上回る賃上げや定額減税により個人消費の持ち直しが期待されることから景気は緩やかに回復するとみられます。中国は、輸出が持ち直しつつありますが、不動産市場の低迷が続く中で、消費が振るわず、景気は低調な動きとなりました。先行きは政府の政策対応によって持ち直していくことが期待されます。

 

 世界経済の先行きは、米欧先進国のインフレの落ち着きに加えて、欧州に続いて米国でも金融引き締め局面からの転換が期待されることから、緩やかな拡大が続くとみられます。ただし、中東情勢の不安定化など地政学的リスクは懸念されます。

 

(2)経営成績の分析

① 連結損益計算書

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

収益

38,399

31,491

+6,908

売上総利益

3,328

3,007

+321

販売費及び一般管理費

△2,049

△1,842

△207

その他の

収益・費用

有価証券損益

964

475

+489

固定資産評価損益

△35

△25

△10

固定資産処分損益

21

16

+5

雑損益

△110

8

△118

金融

収益・費用

受取利息

152

158

△6

受取配当金

295

277

+18

支払利息

△443

△386

△57

持分法による投資損益

1,354

1,430

△76

法人所得税

△653

△532

△121

四半期利益

2,824

2,587

+237

四半期利益(親会社の所有者に帰属)

2,761

2,529

+232

(注)四捨五入差異により縦計・横計が合わないことがあります(以下同様)。

収益

・収益はエネルギーセグメント、化学品セグメントの増加を主因に3兆8,399億円となり、前年同期の3兆1,491億円から6,908億円の増加となりました。
 

売上総利益

・主に化学品セグメント、金属資源セグメントで増益となりました。

販売費及び一般管理費

・販売費及び一般管理費の費目別内訳は以下のとおりです。

(単位:億円)

費目別内訳

 

当期

 

前年同期

 

増減額

人件費

 

△1,113

 

△991

 

△122

福利厚生費

 

△37

 

△39

 

+2

旅費交通費

 

△80

 

△75

 

△5

交際費会議費

 

△19

 

△17

 

△2

通信情報費

 

△172

 

△146

 

△26

借地借家料

 

△38

 

△32

 

△6

減価償却費

 

△142

 

△117

 

△25

租税公課

 

△43

 

△35

 

△8

損失評価引当金繰入額

 

△54

 

△55

 

+1

諸雑費

 

△351

 

△335

 

△16

合計

 

△2,049

 

△1,842

 

△207

* △は負担増

 

その他の収益・費用

有価証券損益:

・当期は、主に機械・インフラセグメントにおいて有価証券売却益を計上しました。

・前年同期は、主に生活産業セグメントにおいて公正価値評価益を計上しました。

雑損益:

・エネルギーセグメントにおいて、為替に関連する費用を計上しました。

 

金融収益・費用

受取配当金:

・主に、機械・インフラセグメントで増益となりました。

 

持分法による投資損益

・主に、化学品セグメントで減益となりました。

 

法人所得税

・法人所得税は653億円の負担となり、前年同期の532億円の負担から121億円の負担増となりました。また、当期の実効税率は18.8%となり、前年同期の17.0%から1.8ポイント上昇しました。

 

四半期利益(親会社の所有者に帰属)

・上記の結果、前年同期から232億円増益の2,761億円となりました。

② オペレーティング・セグメント情報

 オペレーティング・セグメント別の経営成績に係る変動要因の分析は以下のとおりです。

 なお、「その他」には、法人所得税が含まれますが、法人所得税前利益の各勘定科目の主な増減要因の説明には、法人所得税の影響は原則として含まれておりません。

 

金属資源

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

主な増減要因

四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

805

779

+26

 

 

売上総利益

831

750

+81

・豪州鉄鉱石事業+84(数量増)

 

持分法による投資損益

249

234

+15

 

 

受取配当金

73

78

△5

 

 

販売費及び一般管理費

△91

△85

△6

 

 

その他

△257

△198

△59

 

 

エネルギー

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

主な増減要因

四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

192

267

△75

 

 

売上総利益

428

354

+74

・LNG物流増益

・Mitsui E&P Australia+36(コスト減)

 

持分法による投資損益

178

226

△48

・Japan Australia LNG (MIMI) 減益

 (ガス価格下落)

 

受取配当金

33

68

△35

・LNGプロジェクト4案件△35

 (当期33、前年同期68)

 

販売費及び一般管理費

△174

△154

△20

 

 

その他

△273

△227

△46

・Arctic LNG 2 プロジェクト関連(為替)

・当期MyPower発電資産売却益+37

* オマーン、ADNOC LNG、QatarEnergy LNG N(3)及びサハリンⅡ

 

機械・インフラ

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

主な増減要因

四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

1,260

526

+734

 

 

売上総利益

530

512

+18

・BAF*1関連会社化△92

 

持分法による投資損益

560

570

△10

・MBK USA Commercial Vehicles△64
(レンタル需要減、支払利息増他)

・前期International Power (Australia) Holdings売却に伴う減益*2△51

・Mainstream Renewable Power+99
(前年同期固定資産減損損失反動*3+90他)

 

受取配当金

84

28

+56

・欧州自動車事業配当増

 

販売費及び一般管理費

△470

△444

△26

・海底油田設備設置支援船事業AKOFS引当*4△50

・BAF*1関連会社化+82

 

その他

556

△140

+696

・Paiton事業売却益+545

・VLI株式売却関連益*5+405

・Paiton事業売却に伴う減益*6△48

・ブラジル旅客鉄道事業固定資産減損*7△34

*1 Bussan Auto Finance

*2 前期第3四半期に売却完了。当期において取込益が発生しないことに伴い前年同期比減益となるもの

*3 前年同期において、チリ事業における回収可能価額見直しに伴い、持分法損失を90億円計上

*4 一部保有船に関する長期貸付金等の回収可能性を見直し、引当金50億円を計上

*5 保有していた発行済株式20%の内、持分10%の売却に伴う売却益と残存持分10%における評価益の合計値

*6 当期において、取込益が発生しないことに伴い前年同期比減益となるもの

*7 当期において、ブラジル旅客鉄道における最新の見積りに基づき固定資産評価損34億円を計上

 

化学品

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

主な増減要因

四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

182

155

+27

 

 

売上総利益

699

523

+176

・Novus International+38(販売好調)

・Eu Yan Sang+33(FVTPL関連益)

 

持分法による投資損益

56

129

△73

・Hexagon Composites△68
 (前年同期公正価値評価益反動等)

 

受取配当金

16

15

+1

 

 

販売費及び一般管理費

△398

△373

△25

 

 

その他

△191

△139

△52

 

 

 

鉄鋼製品

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

主な増減要因

四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

60

56

+4

 

 

売上総利益

113

102

+11

 

 

持分法による投資損益

65

49

+16

 

 

受取配当金

19

15

+4

 

 

販売費及び一般管理費

△87

△76

△11

 

 

その他

△50

△34

△16

 

 

生活産業

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

主な増減要因

四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

140

603

△463

 

 

売上総利益

463

500

△37

・コーヒートレーディング為替影響+30

 

持分法による投資損益

183

174

+9

・IHH Healthcare+31

 (事業好調、トルコ子会社に係る繰延税金資産計上)

 

受取配当金

33

43

△10

 

 

販売費及び一般管理費

△441

△436

△5

 

 

その他

△98

322

△420

・前年同期エームサービス公正価値評価益反動△434

* 前年同期においてエームサービスの持分法適用会社から連結子会社への区分変更に伴い生じた既存持分の再評価益

 

次世代・機能推進

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

主な増減要因

四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

62

81

△19

 

 

売上総利益

252

252

△0

 

 

持分法による投資損益

59

46

+13

 

 

受取配当金

29

25

+4

 

 

販売費及び一般管理費

△241

△219

△22

 

 

その他

△37

△23

△14

 

 

(3)財政状態及びキャッシュ・フローの状況の分析

① 資産及び負債並びに資本

(単位:億円)

2024年6月末

2024年3月末

増減

総資産

179,799

168,995

+10,804

 

流動資産

63,205

57,681

+5,524

 

非流動資産

116,594

111,314

+5,280

流動負債

44,485

38,915

+5,570

非流動負債

53,746

52,380

+1,366

 ネット有利子負債

34,597

33,981

+616

親会社の所有者に帰属する持分合計

79,218

75,418

+3,800

ネットDER

0.44倍

0.45倍

△0.01

 

資産

流動資産:

(単位:億円)

2024年6月末

2024年3月末

増減

主な増減要因

流動資産

63,205

57,681

+5,524

 

現金及び現金同等物

10,356

8,982

+1,374

 

営業債権及びその他の債権

24,129

22,167

+1,962

・売掛金+1,893

 (エネルギー、化学品、生活産業)

 取扱数量増加

その他の金融資産

12,998

11,401

+1,597

・(機械・インフラ、生活産業)

 デリバティブ債権増加

・(機械・インフラ、金属資源)

 未収配当金増加

・(コーポレート)差入証拠金増加

棚卸資産

9,907

9,657

+250

・(次世代・機能推進、金属資源)

 棚卸資産増加

前渡金

3,917

3,681

+236

・(機械・インフラ)為替変動

未収法人所得税

540

494

+46

 

その他の流動資産

1,358

1,298

+60

 

 

 

非流動資産:

(単位:億円)

2024年6月末

2024年3月末

増減

主な増減要因

非流動資産

116,594

111,314

+5,280

 

持分法適用会社に対する投資

50,430

48,700

+1,730

・為替変動+2,471

・持分法による投資損益見合い+1,354

・Eu Yan Sang再出資+196

・持分法適用会社からの受取配当

 △1,755

・Paiton事業売却△764

・VLI一部売却△390

その他の投資

23,589

23,199

+390

・VLI区分異動+530

・為替変動+266

・FVTPL公正価値評価+106

・リクルート△168

・FVTOCI公正価値評価△134

・Alvotech転換社債

 1年以内への振替△117

営業債権及びその他の債権

2,977

2,866

+111

 

その他の金融資産

2,664

2,108

+556

・(機械・インフラ)為替変動

有形固定資産

25,738

24,015

+1,723

・豪州鉄鉱石事業+418

 (うち、為替変動+389)

・石油・ガス生産事業+370

 (うち、為替変動+346)

・ビギホールディングス子会社化+220

・Tatonka+199(うち、為替変動+3)

・Mitsui Resources+122

 (うち、為替変動+100)

・Intercontinental Terminals

 Company+116(うち、為替変動+98)

投資不動産

2,847

2,823

+24

 

無形資産

5,077

4,582

+495

・Taylor & Martin取得+390

繰延税金資産

1,078

1,081

△3

 

その他の非流動資産

2,195

1,940

+255

・年金関連資産

・LNGプロジェクトなどの公正価値測定で用いている原油価格の前提は、足元の市況水準と、複数の第三者機関の見通しを踏まえて決定しています。具体的には、ブレント原油1バレルあたり直近85米ドルから短期間で80米ドルに下落し、その後同水準で推移する前提としています。

 

負債

(単位:億円)

2024年6月末

2024年3月末

増減

主な増減要因

流動負債

44,485

38,915

+5,570

 

短期債務

3,706

2,440

+1,266

・コマーシャルペーパー発行

1年以内に返済予定の長期債務

8,200

7,231

+969

 

営業債務及びその他の債務

18,159

16,470

+1,689

・買掛金の増加

その他の金融負債

8,254

7,375

+879

・デリバティブ債務の増加

未払法人所得税

519

422

+97

 

前受金

3,687

3,188

+499

・前渡金の増加に対応

引当金

1,361

1,238

+123

 

その他の流動負債

599

552

+47

 

非流動負債

53,746

52,380

+1,366

 

長期債務(1年以内返済予定分を除く)

38,231

38,090

+141

 

その他の金融負債

4,352

3,419

+933

・デリバティブ債務の増加

退職給付に係る負債

425

439

△14

 

引当金

2,756

2,616

+140

 

繰延税金負債

7,597

7,458

+139

 

その他の非流動負債

384

357

+27

 

 

 

資本

(単位:億円)

2024年6月末

2024年3月末

増減

主な増減要因

資本金

3,434

3,431

+3

 

資本剰余金

3,931

3,919

+12

 

利益剰余金

57,256

55,517

+1,739

 

その他の資本の構成要素

16,049

13,238

+2,811

 

(内訳)

 

 

 

 

FVTOCIの金融資産

2,441

2,656

△215

 

外貨換算調整勘定

13,919

10,904

+3,015

・豪ドル+1,055

(24/6 107.00←24/3 98.61円/AUD)

・米ドル+1,043

(24/6 161.07←24/3 151.41円/USD)

キャッシュ・フロー・ヘッジ

△312

△321

+9

 

自己株式

△1,452

△686

△766

・自己株式取得△768

親会社の所有者に帰属する

持分合計

79,218

75,418

+3,800

 

非支配持分

2,350

2,281

+69

 

 

② キャッシュ・フローの状況

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

営業活動によるキャッシュ・フロー

2,854

3,668

△814

投資活動によるキャッシュ・フロー

△246

△1,943

+1,697

フリー・キャッシュ・フロー

2,608

1,725

+883

財務活動によるキャッシュ・フロー

△1,571

△3,391

+1,820

現金及び現金同等物の為替相場変動の影響額等

336

578

△242

現金及び現金同等物の増減

1,373

△1,088

+2,461

*売却目的保有資産に含まれる現金及び現金同等物の影響額を含む

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

営業活動によるキャッシュ・フロー

a

2,854

3,668

△814

営業活動に係る資産・負債の増減

b

479

929

△450

リース負債の返済による支出

c

△217

△180

△37

基礎営業キャッシュ・フロー

a-b+c

2,158

2,559

△401

・営業活動に係る資産・負債(Working Capital)の増減によるキャッシュ・フローは479億円の資金獲得、リース負債の返済は217億円の資金支出となり、これらを除いた基礎営業キャッシュ・フローは、2,158億円となりました。

- 持分法適用会社からの配当金を含む配当金の受取額は1,360億円となり、前年同期の1,599億円から239億円減少

- 減価償却費及び無形資産等償却費は773億円となり、前年同期の693億円から80億円増加

 

 

基礎営業キャッシュ・フローのオペレーティング・セグメント別の内訳は以下のとおりです。

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

金属資源

882

911

△29

エネルギー

527

553

△26

機械・インフラ

244

602

△358

化学品

252

203

+49

鉄鋼製品

20

25

△5

生活産業

70

215

△145

次世代・機能推進

75

71

+4

その他/調整・消去

88

△21

+109

連結合計

2,158

2,559

△401

 

減価償却費及び無形資産等償却費のオペレーティング・セグメント別の内訳は以下のとおりです。

(単位:億円)

当期

前年同期

増減

金属資源

192

154

+38

エネルギー

228

215

+13

機械・インフラ

88

84

+4

化学品

90

78

+12

鉄鋼製品

7

4

+3

生活産業

80

72

+8

次世代・機能推進

41

42

△1

その他/調整・消去

47

44

+3

連結合計

773

693

+80

 

 

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

(単位:億円)

当期

前年同期

当期の内訳

投資活動によるキャッシュ・フロー

△246

△1,943

 

持分法適用会社に対する投資

928

△171

 

取得

△801

△342

・Eu Yan Sang△196

売却・回収

1,729

171

・Paiton事業+1,100

・VLI一部売却+526

その他の投資

107

△138

 

取得

△202

△295

 

売却・償還

309

157

・リクルート+160

有形固定資産等

△886

△469

 

取得

△963

△631

・石油・ガス生産事業△241

・Tatonka権益△223

・豪州鉄鉱石事業△157

売却

77

162

 

投資不動産

26

△14

 

取得

△31

△14

 

売却

57

 

貸付金の増加及び回収

101

△77

・LNG関連+218

定期預金の増減-純額

△158

△118

・Mitsui & Co. Mineral Resources Development

 (Latin America)定期預金預入△179

子会社またはその他の事業の取得

△363

△956

・Taylor & Martin△363

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

(単位:億円)

当期

前年同期

当期の内訳

財務活動によるキャッシュ・フロー

△1,571

△3,391

 

短期債務の増減-純額

1,106

560

 

長期債務の増加及び返済

△299

△1,960

 

(長期債務の増加)

1,829

4,262

 

(長期債務の返済)

△2,128

△6,222

 

リース負債の返済による支出

△217

△180

 

自己株式の取得及び売却

△768

△617

 

配当金支払による支出

△1,273

△1,143

 

非支配持分株主との取引

△121

△51

 

 

(4)連結業績予想に関する定性的情報

 当連結会計年度の連結業績予想は、2024年5月1日に公表した2024年3月期決算短信において、当期利益(親会社の所有者に帰属)を9,000億円、基礎営業キャッシュ・フローを1兆円と公表しています。当第1四半期連結累計期間においては、連結業績予想の見直しを行っていません。

 

2. その他の情報

【注意事項】

 本決算短信には、当社及び連結子会社の将来に関する記述が含まれています。こうした将来に関する記述は、現時点で当社が入手している情報を踏まえた現時点における仮定、予期及び見解に基づくものであり、既知及び未知のリスク、不確実性並びにその他の要素を内包するものです。かかるリスク、不確実性及びその他の要素によって、当社の実際の連結財政状態、連結経営成績及び連結キャッシュ・フローが、こうした将来に関する記述とは大きく異なる可能性があります。実際の業績に影響を与えうる重要なリスクや不確実な要素には、(1)事業投資リスク、(2)地政学的リスク、(3)カントリーリスク、(4)気候変動に関するリスク、(5)商品価格リスク、(6)為替リスク、(7)保有上場株式の株価リスク、(8)与信リスク、(9)資金調達に関するリスク、(10)オペレーショナルリスク、(11)役職員による法令及び社内規定の遵守違反に関するリスク、(12)情報システム及び情報セキュリティに関するリスク、(13)人的資本の制約に関するリスク、(14)人権に関するリスク、(15)自然災害、テロ・暴動遭遇、感染症等によるリスクなどが含まれます。以上のリスク、不確実性並びにその他の要素の詳細については、当社の有価証券報告書をご参照下さい。

 さらに、将来に関する記述は、当社の有価証券報告書・半期報告書及び適時開示によるその他の報告書、その他の開示物・プレスリリース、またはウェブサイトにおける開示にも含まれる可能性があります。なお、当社は、将来に関する記述のアップデートや修正を公表する義務を一切負うものではありません。

 

3. 要約四半期連結財務諸表

(1) 要約四半期連結財政状態計算書

 

前連結会計年度末

(2024年3月31日)

当第1四半期連結会計期間末

(2024年6月30日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び現金同等物

898,204

1,035,553

営業債権及びその他の債権

2,216,735

2,412,932

その他の金融資産

1,140,122

1,299,776

棚卸資産

965,721

990,729

前渡金

368,137

391,680

未収法人所得税

49,414

54,007

その他の流動資産

129,815

135,788

流動資産合計

5,768,148

6,320,465

 

 

 

非流動資産

 

 

持分法適用会社に対する投資

4,869,969

5,042,970

その他の投資

2,319,900

2,358,920

営業債権及びその他の債権

286,565

297,722

その他の金融資産

210,794

266,353

有形固定資産

2,401,492

2,573,834

投資不動産

282,253

284,668

無形資産

458,246

507,671

繰延税金資産

108,095

107,814

その他の非流動資産

194,040

219,492

非流動資産合計

11,131,354

11,659,444

資産合計

16,899,502

17,979,909

 

 

 

前連結会計年度末

(2024年3月31日)

当第1四半期連結会計期間末

(2024年6月30日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

負債及び資本の部

 

 

流動負債

 

 

短期債務

243,959

370,612

1年以内に返済予定の長期債務

723,084

820,017

営業債務及びその他の債務

1,647,029

1,815,867

その他の金融負債

737,492

825,437

未払法人所得税

42,177

51,907

前受金

318,809

368,680

引当金

123,830

136,103

その他の流動負債

55,158

59,863

流動負債合計

3,891,538

4,448,486

 

 

 

非流動負債

 

 

長期債務(1年以内返済予定分を除く)

3,809,013

3,823,104

その他の金融負債

341,913

435,214

退職給付に係る負債

43,936

42,532

引当金

261,593

275,605

繰延税金負債

745,845

759,739

その他の非流動負債

35,721

38,391

非流動負債合計

5,238,021

5,374,585

負債合計

9,129,559

9,823,071

 

 

 

資本

 

 

資本金

343,062

343,442

資本剰余金

391,856

393,070

利益剰余金

5,551,736

5,725,594

その他の資本の構成要素

1,323,821

1,604,921

自己株式

△68,627

△145,223

親会社の所有者に帰属する持分合計

7,541,848

7,921,804

非支配持分

228,095

235,034

資本合計

7,769,943

8,156,838

負債及び資本合計

16,899,502

17,979,909

 

(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書

(要約四半期連結損益計算書)

 

 前第1四半期

 連結累計期間

(自 2023年4月 1日

 至 2023年6月30日)

 当第1四半期

 連結累計期間

(自 2024年4月 1日

 至 2024年6月30日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

収益

3,149,131

3,839,914

原価

△2,848,401

△3,507,137

売上総利益

300,730

332,777

その他の収益・費用:

 

 

販売費及び一般管理費

△184,234

△204,890

有価証券損益

47,541

96,406

固定資産評価損益

△2,521

△3,465

固定資産処分損益

1,624

2,138

雑損益

771

△10,972

その他の収益・費用計

△136,819

△120,783

金融収益・費用:

 

 

受取利息

15,819

15,188

受取配当金

27,686

29,488

支払利息

△38,589

△44,349

金融収益・費用計

4,916

327

持分法による投資損益

142,987

135,365

法人所得税前利益

311,814

347,686

法人所得税

△53,155

△65,335

四半期利益

258,659

282,351

 

 

 

四半期利益の帰属:

 

 

親会社の所有者

252,850

276,110

非支配持分

5,809

6,241

 

(要約四半期連結包括利益計算書)

 

 前第1四半期

 連結累計期間

(自 2023年4月 1日

 至 2023年6月30日)

 当第1四半期

 連結累計期間

(自 2024年4月 1日

 至 2024年6月30日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

四半期包括利益:

 

 

四半期利益

258,659

282,351

その他の包括利益:

 

 

再分類修正により要約四半期連結損益計算書へ

分類されない項目:

 

 

FVTOCIの金融資産

15,505

△14,873

確定給付制度の再測定

267

18,614

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

△3,299

△1,726

上記に係る法人所得税

32

1,717

再分類修正により要約四半期連結損益計算書へ

分類される項目:

 

 

外貨換算調整勘定

62,893

76,556

キャッシュ・フロー・ヘッジ

△1,018

△4,810

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

284,929

249,132

上記に係る法人所得税

△7,883

△5,385

その他の包括利益計

351,426

319,225

四半期包括利益

610,085

601,576

 

 

 

四半期包括利益の帰属:

 

 

親会社の所有者

591,102

582,312

非支配持分

18,983

19,264

 

(3)要約四半期連結持分変動計算書

 

親会社の所有者に帰属する持分

非支配

持分

資本

合計

 

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

その他の

資本の

構成要素

自己株式

合計

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

2023年4月1日残高

342,560

381,869

4,840,510

868,963

66,152

6,367,750

197,398

6,565,148

四半期利益

 

 

252,850

 

 

252,850

5,809

258,659

その他の包括利益

 

 

 

338,252

 

338,252

13,174

351,426

四半期包括利益

 

 

252,850

338,252

 

591,102

18,983

610,085

所有者との取引額:

 

 

 

 

 

 

 

 

親会社の所有者への配当

 

 

114,325

 

 

114,325

 

114,325

非支配持分株主への配当

 

 

 

 

 

 

7,191

7,191

自己株式の取得

 

 

 

 

61,686

61,686

 

61,686

自己株式の処分

 

42

33

 

75

0

 

0

自己株式の消却

 

 

 

 

株式報酬に伴う報酬費用

253

1,915

 

 

 

2,168

 

2,168

非支配持分株主との資本取引

 

848

 

 

848

6,011

5,163

利益剰余金への振替

 

 

209

209

 

 

2023年6月30日残高

342,813

382,894

4,978,793

1,207,424

127,763

6,784,161

215,201

6,999,362

 

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

非支配

持分

資本

合計

 

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

その他の

資本の

構成要素

自己株式

合計

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(百万円)

2024年4月1日残高

343,062

391,856

5,551,736

1,323,821

68,627

7,541,848

228,095

7,769,943

四半期利益

 

 

276,110

 

 

276,110

6,241

282,351

その他の包括利益

 

 

 

306,202

 

306,202

13,023

319,225

四半期包括利益

 

 

276,110

306,202

 

582,312

19,264

601,576

所有者との取引額:

 

 

 

 

 

 

 

 

親会社の所有者への配当

 

 

127,277

 

 

127,277

 

127,277

非支配持分株主への配当

 

 

 

 

 

 

12,222

12,222

自己株式の取得

 

 

 

 

76,819

76,819

 

76,819

自己株式の処分

 

139

83

 

223

1

 

1

自己株式の消却

 

 

 

 

株式報酬に伴う報酬費用

380

1,419

 

 

 

1,799

 

1,799

非支配持分株主との資本取引

 

66

 

6

 

60

103

163

利益剰余金への振替

 

 

25,108

25,108

 

 

2024年6月30日残高

343,442

393,070

5,725,594

1,604,921

145,223

7,921,804

235,034

8,156,838

 

(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書

 

 前第1四半期

 連結累計期間

(自 2023年4月 1日

  至 2023年6月30日)

 当第1四半期

 連結累計期間

(自 2024年4月 1日

  至 2024年6月30日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー:

 

 

四半期利益

258,659

282,351

営業活動によるキャッシュ・フローへの調整項目:

 

 

減価償却費及び無形資産等償却費

69,310

77,348

退職給付に係る負債の増減

△103

△719

損失評価引当金繰入額

5,507

5,439

有価証券損益

△47,541

△96,406

固定資産評価損益

2,521

3,465

固定資産処分損益

△1,624

△2,138

受取利息、受取配当金及び支払利息

△15,290

△15,110

法人所得税

53,155

65,335

持分法による投資損益

△142,987

△135,365

条件付対価等に係る評価損益

△1,001

△1,606

営業活動に係る資産・負債の増減:

 

 

営業債権及びその他の債権の増減

60,323

△140,092

棚卸資産の増減

30,982

22,208

営業債務及びその他の債務の増減

21,975

128,983

前渡金・前受金の増減

△13,094

28,787

デリバティブ債権・債務の増減

4,906

△8,470

その他-純額

△12,110

16,596

利息の受取額

24,858

15,116

利息の支払額

△32,172

△38,038

配当金の受取額

159,936

135,954

法人所得税の支払額

△59,380

△58,215

営業活動によるキャッシュ・フロー

366,830

285,423

 

 

 

 前第1四半期

 連結累計期間

(自 2023年4月 1日

  至 2023年6月30日)

 当第1四半期

 連結累計期間

(自 2024年4月 1日

  至 2024年6月30日)

区分

金額(百万円)

金額(百万円)

投資活動によるキャッシュ・フロー:

 

 

定期預金の増減

△11,788

△15,790

持分法適用会社に対する投資の取得による支出

△34,226

△80,054

持分法適用会社に対する投資の売却による収入

17,165

172,862

その他の投資の取得による支出

△29,434

△20,165

その他の投資の売却による収入及び償還

15,653

30,830

貸付金の増加による支出

△10,923

△17,175

貸付金の回収による収入

3,204

27,249

有形固定資産等の取得による支出

△63,111

△96,241

有形固定資産等の売却による収入

16,249

7,652

投資不動産の取得による支出

△1,439

△3,135

投資不動産の売却による収入

5,703

子会社またはその他の事業の取得

△95,605

△36,293

投資活動によるキャッシュ・フロー

△194,255

△24,557

財務活動によるキャッシュ・フロー:

 

 

短期債務の増減

55,951

110,648

長期債務の増加による収入

426,228

182,893

長期債務の返済による支出

△622,223

△212,814

リース負債の返済による支出

△17,970

△21,657

自己株式の取得及び売却

△61,685

△76,813

配当金支払による支出

△114,325

△127,277

非支配持分株主との取引

△5,073

△12,090

財務活動によるキャッシュ・フロー

△339,097

△157,110

現金及び現金同等物の為替相場変動の影響額

59,719

33,593

売却目的保有資産に含まれる現金及び現金同等物の影響額

△2,016

現金及び現金同等物の増減

△108,819

137,349

現金及び現金同等物期首残高

1,390,130

898,204

現金及び現金同等物四半期末残高

1,281,311

1,035,553

要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書における「受取利息、受取配当金及び支払利息」、「利息の受取額」、「利息の支払額」及び「配当金の受取額」には、要約四半期連結損益計算書における「金融収益・費用」に含まれる受取利息、受取配当金、支払利息に加え、「収益」及び「原価」に含まれる受取利息、受取配当金、支払利息、及びそれらに関するキャッシュ・フローも含まれています。

 

(5) 継続企業の前提に関する注記

 

 該当事項はありません。

 

(6)要約四半期連結財務諸表の作成の基礎


 要約四半期連結財務諸表は、株式会社東京証券取引所の四半期財務諸表等の作成基準第5条第2項(ただし、同基準第5条第5項に基づき、IAS第34号「期中財務報告」の開示を一部省略している。)に準拠して作成しています。
 

(7)会計方針の変更

 

 当要約四半期連結財務諸表において適用する重要性がある会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。

 

 当社及び連結子会社は、当第1四半期連結累計期間期首より、以下の基準書を適用しています。これらの適用が要約四半期連結財務諸表に与える影響に重要性はありません。

 

基準書

基準名

概要

IAS第1号

財務諸表の表示(2022年10月改訂)

特約条項付の負債に関する開示の拡充

IAS第7号

IFRS第7号

キャッシュ・フロー計算書(2023年5月改訂)

金融商品:開示(2023年5月改訂)

サプライヤー・ファイナンス契約に関する開示の拡充

 

 

(8) セグメント情報

 

前第1四半期連結累計期間 (自2023年4月1日 至2023年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

金属資源

エネルギー

機械・

インフラ

化学品

鉄鋼製品

生活産業

次世代・

機能推進

合計

その他

調整・消去

連結合計

収益

484,984

692,187

287,938

682,368

167,622

772,913

60,778

3,148,790

341

3,149,131

売上総利益

74,985

35,418

51,237

52,274

10,248

49,994

25,232

299,388

851

491

300,730

持分法による投資損益

23,428

22,618

57,040

12,939

4,873

17,379

4,612

142,889

98

142,987

四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

77,868

26,708

52,567

15,492

5,594

60,293

8,110

246,632

279

6,497

252,850

基礎営業

キャッシュ・フロー

91,069

55,318

60,174

20,323

2,501

21,518

7,117

258,020

3,581

5,723

255,878

前連結会計年度末

現在の総資産

3,084,437

3,408,781

3,769,779

2,049,368

809,542

2,901,696

1,790,857

17,814,460

8,879,374

9,794,332

16,899,502

 

当第1四半期連結累計期間 (自2024年4月1日 至2024年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

金属資源

エネルギー

機械・

インフラ

化学品

鉄鋼製品

生活産業

次世代・

機能推進

合計

その他

調整・消去

連結合計

収益

558,018

1,069,612

369,708

786,697

177,069

816,881

61,159

3,839,144

770

3,839,914

売上総利益

83,053

42,816

53,026

69,871

11,339

46,314

25,198

331,617

1,198

38

332,777

持分法による投資損益

24,945

17,818

55,999

5,627

6,540

18,328

5,912

135,169

196

135,365

四半期利益

(親会社の所有者に帰属)

80,536

19,167

125,968

18,210

6,023

13,991

6,243

270,138

4,500

1,472

276,110

基礎営業

キャッシュ・フロー

88,211

52,730

24,427

25,213

1,987

6,955

7,478

207,001

2,441

6,312

215,754

当第1四半期連結会計期間末

現在の総資産

3,249,223

3,671,445

4,055,850

2,178,969

838,688

3,042,703

1,850,789

18,887,667

9,319,325

10,227,083

17,979,909

 

(注)1.「その他」には、当社グループ会社に金融サービス及び業務サービス等を行うコーポレートスタッフ部門が含まれています。

前連結会計年度末現在及び当第1四半期連結会計期間末現在の総資産には、財務活動に係る現金及び現金同等物、定期預金及び上記サービスに関連するコーポレートスタッフ部門及び連結子会社の資産が含まれています。

2.各セグメント間の内部取引は原価に利益を加算した価格で行われています。

3.「調整・消去」の四半期利益(親会社の所有者に帰属)には、特定の報告セグメントに配賦されない損益及びセグメント間の内部取引消去が含まれています。

4.基礎営業キャッシュ・フローは、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書における営業活動によるキャッシュ・フローから営業活動に係る資産・負債の増減の合計を控除した額から、更に財務活動によるキャッシュ・フローのリース負債の返済による支出を控除して算定しています。

 

(9)モザンビーク北部治安状況のLNGプロジェクトへの影響

 

 当社は、エネルギーセグメントに属する持分法適用会社Mitsui E&P Mozambique Area 1を通じてモザンビークLNGプロジェクトに参画しています。2021年4月、同プロジェクトサイトの所在するモザンビーク北部の治安状況の悪化を受け、プロジェクトサイトから全プロジェクト関係者が退避し、プロジェクトのオペレーターであるフランスTotalEnergiesは2021年4月26日、共同操業契約書上の不可抗力を宣言したことを発表しました。

 モザンビーク政府による治安回復及び安定化に向けた取組みには進捗が見られ、プロジェクトパートナー各社は同政府並びに関係者と共に工事の早期再開に向け取り組んでいますが、正式な再開時期は引き続き精査中です。

 当社は現時点において、連結財政状態、連結経営成績及び連結キャッシュ・フローの状況に重大な影響を及ぼすとは想定していません。

 

(10)ロシア・ウクライナ情勢のロシアLNG事業への影響

 

 当社並びにエネルギーセグメントに属する当社連結子会社及び持分法適用会社が投資・融資・保証を行っているロシアLNG事業は、2022年2月以降のロシア・ウクライナ情勢及びそれに伴うロシアに対する制裁措置等の影響を受け、各パートナーとの協議等を踏まえ、関連する資産・負債の評価を行っています。

 当社連結子会社MIT SEL Investmentが保有するサハリンⅡ事業に係る投資について、2024年3月23日付ロシア政府令(第701号)にて、投資先であるSakhalin Energy LLC(以下SELLC)の新たな出資者が決定したことを認識していますが、出資者間協定書が未締結であるなど不確実性の高い状況が依然として継続しています。このような状況のもと、SELLCへの投資を通じて継続的に配当収入を見込むシナリオ及びその他のシナリオも加味し、確率加重平均を用いた期待現在価値技法によるインカム・アプローチによって公正価値を測定しています。その結果、前連結会計年度末からの公正価値の変動に重要性はありません。前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末における本事業に係る連結財政状態計算書の「その他の投資」の残高はそれぞれ87,642百万円、97,403百万円です。今後の更なる状況の変化により公正価値が増加または減少する可能性があります。

 また、Arctic LNG2事業へ投資・融資を行う当社持分法適用会社Japan Arctic LNGに対する投資・融資及び事業に関連する金銭債務保証については、2023年11月2日(米国時間)に米国財務省外国資産管理局よりArctic LNG2がSDN(経済制裁対象者)指定され、さらにその後も追加的に特定の事業関係者のSDN指定が発表されたこと等を受け、引き続き法令順守の上で関係者とも連携しつつ必要な措置を行っています。持分権者間協定書や第三者との取決めを含め、諸契約に基づくJapan Arctic LNG及び当社の権利・義務を踏まえた保証義務の負担割合を考慮し金銭債務保証の履行可能性の見直しを行っています。

 前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末における、本事業に関連する偶発債務に含まれる金銭債務保証の残高はそれぞれ193,548百万円、207,645百万円であり、これらに対する損失評価引当金は要約四半期連結財政状態計算書の「その他の金融負債」にそれぞれ74,238百万円、79,067百万円計上しています。なお、当第1四半期連結会計期間末における投資・融資及びその他の金融資産の残高はありません。また、損失評価引当金の為替換算損益を除き、当第1四半期連結累計期間における要約四半期連結損益計算書の当期利益への影響は軽微です。

 これらの見積りは、今後のロシア・ウクライナ情勢を含めたロシアに関係する国際情勢の変化、ロシアの格付けの変更や制裁等に起因する事業環境の変化や当社のロシアLNG事業に係る方針変更等が行われた場合、翌四半期連結会計期間以降の連結財務諸表において、関連する保証等の金額及び負担額に重要な影響を与える可能性があります。当社は引き続き必要な措置を講じていきます。