また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国では緩やかな回復が続いているものの、中国をはじめとする一部新興国及び資源国等の減速、英国のEU離脱問題など依然として先行きの不透明感は高まっております。わが国経済は、円高の進行、株安、資源価格下落等を背景に、企業収益の改善が足踏み状態にあり、また、設備投資や所得環境・個人消費等にも弱さが見られるなど、足もとの景気は予断を許さない状況が続いております。
当社グループは、海外においては、インドにおける建設機械向けの部材供給の強化を目的に鉄鋼厚板加工工場「Kobelco Plate Processing India Private Limited」の設備を増設し、また、メキシコにおいては冷間圧造用鋼線の製造・販売会社「Kobelco CH Wire Mexicana, S.A. de C.V.」の本格稼働を開始させました。さらに、中国における電子材料用部品の需要拡大への対応を目的に中国・蘇州市にある加工拠点「神商精密器材(蘇州)有限公司」の設備増強を推し進めるなど、グローバルビジネス展開の基盤拡充を図ってまいりました。国内においても、株式会社神戸製鋼所より溶材流通会社「エヌアイウエル株式会社」を株式取得により子会社化(併せて社名を「エスシーウエル株式会社」に変更)し、販売体制の強化を進めてまいりました。
しかしながら、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、主要需要家である鉄鋼、半導体、電機等各業界向けの取扱いが減少した結果、売上高は358,023百万円(前年同四半期比14.7%減)、営業利益は1,867百万円(同38.0%減)、経常利益は2,183百万円(同33.7%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,521百万円(同28.6%減)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
① 鉄鋼
鋼板製品は在庫調整の進展により国内向けの取扱量が増加しましたが、価格は市況低迷と円高の影響等により国内外ともに下落しました。線材製品は国内外ともに取扱量が横ばいに推移したものの、価格は自動車向けの下振れと急激な円高等により国内外ともに下落しました。
この結果、売上高は136,103百万円(前年同四半期比9.3%減)、セグメント利益は1,301百万円(同31.6%減)となりました。
② 鉄鋼原料
輸入鉄鋼原料は取扱量が減少し、価格も下落しました。冷鉄源は取扱量が増加しましたが、価格は下落しました。合金鉄、チタン原料は取扱量が横ばいに推移しました。
この結果、売上高は98,307百万円(前年同四半期比27.3%減)となり、セグメント利益は346百万円(同15.7%減)となりました。
③ 非鉄金属
銅製品は地金価格下落の影響を受けましたが、自動車向け端子材用銅板条等の取扱量が増加しました。アルミ製品はハードディスク用ブランク材、OA用アルミ部材の取扱量が減少しました。また、非鉄原料はアルミ地金及び銅スクラップの取扱量が減少しました。
この結果、売上高は95,193百万円(前年同四半期比13.5%減)となり、セグメント利益は701百万円(同17.2%増)となりました。
④ 機械・情報
機械製品は製鉄機械、化学会社向けプロセス機器等の取扱いが増加しましたが、タイヤ機械、金属成膜装置等の取扱いが減少しました。情報関連商品は太陽電池関連機材、ハードディスク関連機材等の取扱いが減少しました。
この結果、売上高は30,391百万円(前年同四半期比9.2%減)となり、セグメント損失は48百万円(前年同四半期は106百万円の利益)となりました。
⑤ 溶材
溶接材料は造船、建築鉄骨向けの取扱量が微減となり、化工機、建設機械向けも減少しましたが、輸出は韓国LNG案件向けの取扱量が増加しました。溶接関連機器は汎用溶接機、鉄骨溶接ロボットシステムの取扱いが増加し、生産材料は溶剤原料、ステンレスフープ材の取扱量もそれぞれ堅調に推移しました。
この結果、売上高は22,112百万円(前年同四半期比12.9%増)となり、セグメント利益は197百万円(同99.0%増)となりました。
(総資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は237,342百万円となり、前連結会計年度末比8,252百万円の減少となりました。これは主に現金及び預金と商品及び製品の減少によるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は194,081百万円となり、前連結会計年度末比6,261百万円の減少となりました。これは主に支払手形及び買掛金と流動負債のその他に含まれる預り金の減少によるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は43,260百万円となり、前連結会計年度末比1,990百万円の減少となりました。これは主に為替相場の円高に伴う為替換算調整勘定の減少によるものです。
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前年同四半期末に比べ、1,713百万円減少し、15,096百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは△793百万円となり、前年同四半期に比べ3,850百万円増加しました。これは主に、税金等調整前四半期純利益2,172百万円、仕入債務の減少額3,431百万円、売上債権の増加額2,367百万円などの減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは△1,027百万円となり、前年同四半期に比べ275百万円増加しました。これは主に、子会社株式の取得による支出544百万円、有形固定資産の取得による支出527百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは791百万円となり、前年同四半期に比べ3,412百万円減少しました。これは主に、短期借入金の純増額1,273百万円によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
該当事項はありません。