また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年9月30日)における世界経済は、好調な米国経済に加え、中国及びアセアン諸国においても引き続き成長が見られるなど、緩やかな回復が続きました。わが国経済は、企業収益の改善に伴い、引き続き雇用・所得環境や設備投資に好調な動きが見られるなど、回復基調で推移しましたが、各国の通商政策や国内の自然災害による影響への懸念もあり、景気の先行きは不透明な状況となっています。
このような環境の下、当社グループは海外では韓国で神戸製鋼所とNovelis Korea LTD.が合弁で設立したアルミ板圧延品の製造会社「Ulsan Aluminum Ltd.」につきまして、同社で使用される原料の供給、及び同社で生産された製品の販売事業が開始しました。また、中国における半導体・液晶製造装置用アルミ加工品の需要拡大への対応を目的に、アルミ精密加工会社「神商精密器材(蘇州)有限公司」の第2工場を開設するなど、グローバルビジネスの基盤拡充を図ってまいりました。国内では連結子会社である鉄鋼製品の卸売・加工会社「森本興産株式会社」を株式の追加取得により完全子会社化するなど、販売体制の強化を推し進めてまいりました。このような活動を通じて、メーカー商社の特色を活かしたビジネスを積極的に推進してまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は462,227百万円(前年同四半期比0.1%増)、営業利益は3,567百万円(同1.6%減)、経常利益は3,915百万円(同5.0%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,934百万円(同2.8%増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
①鉄鋼
鋼板製品は国内向け・輸出向けともに、取扱量が減少しましたが、価格は市況の影響により上昇しました。線材製品は国内向けの取扱量が横ばいとなり、自動車向け価格の下振れの影響により価格は下落しました。輸出向けは取扱量が横ばいとなり、価格は上昇しました。
この結果、売上高は173,328百万円(前年同四半期比3.9%増)となり、セグメント利益は2,354百万円(同19.7%増)となりました。
②鉄鋼原料
輸入鉄鋼原料は価格は堅調に推移しましたが、粗鋼生産量の減少等により取扱量が減少しました。冷鉄源、合金鉄は取扱量は横ばいでしたが、価格は上昇しました。チタン原料は取扱量が横ばいで推移しました。
この結果、売上高は143,373百万円(前年同四半期比8.0%減)となり、セグメント利益は558百万円(同0.1%減)となりました。
③非鉄金属
銅製品は空調用銅管、自動車向け端子材用銅板条の取扱量が堅調に推移しましたが、半導体向け銅板条の取扱量は減少しました。アルミ製品は自動車向けアルミ板条及び押出材の取扱量が増加しましたが、鉄道車両向けアルミ押出材の取扱量が減少しました。非鉄原料はアルミ地金・アルミ再生塊の取扱量が増加し、銅屑・アルミ屑の取扱量が減少しました。
この結果、売上高は123,406百万円(前年同四半期比4.7%増)となり、セグメント利益は914百万円(同21.7%減)となりました。
④機械・情報
機械製品は化学プロセス機器等の取扱いが減少しましたが、大型圧縮機、ゴム・タイヤ機械、熱処理炉、建設機械部品等の取扱いは増加しました。情報関連商品はハードディスク関連装置等の取扱いは増加しましたが、液晶電子材料等の取扱いが減少しました。
この結果、売上高は32,020百万円(前年同四半期比0.9%増)となり、セグメント損失は2百万円(前年同四半期は157百万円の利益)となりました。
⑤溶材
溶接材料は造船・化工機向けの取扱量が減少し、建築鉄骨及び建設機械向けの取扱量は堅調に推移しました。輸出関連は中国及び韓国向けを中心に増加しました。また、溶接関連機器は汎用溶接機の取扱いが増加し、鉄骨溶接ロボットシステムの取扱いは堅調に推移しましたが、海外向け設備案件の取扱いが減少しました。生産材料は溶剤原料の取扱量が増加しました。
この結果、売上高は21,278百万円(前年同四半期比2.2%増)となり、セグメント利益は81百万円(同43.0%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(総資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は288,700百万円となり、前連結会計年度末比5,028百万円の増加となりました。これは主に、商品及び製品と前払金の増加によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は233,377百万円となり、前連結会計年度末比3,431百万円の増加となりました。これは主に、短期借入金と流動負債のその他に含まれる預り金の増加によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は55,322百万円となり、前連結会計年度末比1,596百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と保有株式の時価の変動によるその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前年同四半期末に比べ、1,157百万円減少し、14,962百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは△4,029百万円となり、前年同四半期に比べ884百万円減少しました。これは主に、税金等調整前四半期純利益4,065百万円、仕入債務の減少額5,613百万円と、たな卸資産の増加額5,605百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは△758百万円となり、前年同四半期に比べ641百万円減少しました。これは主に、有形固定資産の取得による支出345百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは975百万円となり、前年同四半期に比べ1,953百万円減少しました。これは主に、短期借入金の純増額2,038百万円によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
該当事項はありません。