また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日)における世界経済は、着実に拡大が続く米国経済に加え、アセアン諸国をはじめとする各国にも引き続き成長が見られるなど、緩やかな回復が続きました。わが国経済は、企業収益の改善に伴い、引き続き雇用・所得環境に好調な動きが見られるなど、回復基調で推移しましたが、米中の貿易摩擦による中国経済の減速や円高等への懸念もあり、景気の先行きは不透明な状況となっています。
このような環境の下、当社グループは鉄鋼セグメントを中心に堅調に推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は712,650百万円(前年同四半期比2.8%増)、営業利益は6,391百万円(同8.0%増)、経常利益は6,601百万円(同0.9%増)となりましたが、当社が保有する投資有価証券のうち時価が著しく下落したものを特別損失として1,080百万円計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,059百万円(同11.1%減)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
①鉄鋼セグメント
鋼板製品は国内向け・輸出向けともに、取扱量が減少しましたが、価格は市況の影響により上昇しました。線材製品は国内向けの取扱量は横ばいとなり、価格も前年同期並みとなりました。輸出向けは取扱量が横ばいとなりましたが、価格は若干上昇しました。海外においては、米国を中心とした連結子会社の業績が、堅調な需要に支えられたことにより、総じて好調に推移しました。
この結果、売上高は272,931百万円(前年同四半期比7.5%増)となり、セグメント利益は3,469百万円(同13.9%増)となりました。
②鉄鋼原料セグメント
輸入鉄鋼原料は価格が堅調に推移しましたが、粗鋼生産量の減少等により取扱量が減少しました。冷鉄源及び合金鉄は取扱量が増加し、価格も上昇しました。チタン原料は取扱量が横ばいとなり、価格は上昇しました。
この結果、売上高は221,455百万円(前年同四半期比2.3%減)となり、セグメント利益は875百万円(同2.8%減)となりました。
③非鉄金属セグメント
銅製品は空調用銅管及び自動車向け端子材用銅板条は取扱量がほぼ横ばいとなり、半導体向け銅板条の取扱量は減少しました。アルミ製品は自動車向けアルミ板条及び押出材の取扱量が増加しましたが、液晶製造装置向け厚板・加工品や鉄道車両向けアルミ押出材の取扱量が減少しました。非鉄原料は銅スクラップ及びアルミスクラップの取扱量は減少したものの、アルミ地金及びアルミ再生塊の取扱量が増加しました。
この結果、売上高は184,075百万円(前年同四半期比2.0%増)となり、セグメント利益は1,368百万円(同25.7%減)となりました。
④機械・情報セグメント
機械製品は産業機械用ブレーキの取扱いが減少しましたが、大型圧縮機、ゴム・タイヤ機械、熱処理炉、建設機械部品等の取扱いは増加しました。情報関連商品は半導体関連装置等の取扱いは増加しましたが、液晶電子材料等の取扱いが減少しました。
この結果、売上高は50,371百万円(前年同四半期比3.9%増)となり、セグメント利益は778百万円(同62.2%増)となりました。
⑤溶材セグメント
溶接材料は造船、建築鉄骨及び建設機械向けの取扱量は堅調に推移しましたが、化工機向けが減少しました。輸出関連は韓国向けを中心に増加しました。また、溶接関連機器は汎用溶接機及び鉄骨溶接ロボットシステムの取扱いが堅調に推移しました。生産材料は溶剤原料の取扱量が増加しました。
この結果、売上高は33,309百万円(前年同四半期比6.9%増)となり、セグメント利益は121百万円(同148.9%増)となりました。
(総資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は305,686百万円となり、前連結会計年度末比22,014百万円の増加となりました。これは主に受取手形及び売掛金と商品及び製品の増加によるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は250,740百万円となり、前連結会計年度末比20,793百万円の増加となりました。これは主に支払手形及び買掛金と短期借入金の増加によるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は54,946百万円となり、前連結会計年度末比1,220百万円の増加となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。