【要約四半期連結財務諸表注記】

1. 報告企業

当社は、日本国に所在する株式会社です。当社グループは、国内外のネットワークを通じて、天然資源開発から多種多様な商品の売買や製造、コンシューマー向け商品やサービスの提供を行うほか、広い産業接地面やグローバルインテリジェンスによる総合力を活かし、新しいビジネスモデルや新技術の事業化、新たなサービスの開発・提供など、広範な分野で多角的に事業を展開しています。

当社グループの主な事業活動内容は、注記5にて開示しています。当社の連結財務諸表は、当社及び国内外の連結子会社(以下まとめて「連結会社」)、並びに連結会社の関連会社及び共同支配の取決めに対する持分により構成されています。

 

2. 作成の基礎

当社の要約四半期連結財務諸表はIAS第34号に準拠して作成しており、年次連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。

 

3. 重要性のある会計方針

当要約四半期連結財務諸表において適用する重要性のある会計方針は、以下を除き、前連結会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。

 

新たに適用する主な基準書及び解釈指針

基準書及び解釈指針

概要

IAS第37号「引当金、偶発負債及び偶発資産」(改訂)

契約が不利かどうかを評価する際に考慮されるコストを明確化

 

 

 

IAS第37号「引当金、偶発負債及び偶発資産」(改訂)

連結会社は、第1四半期連結会計期間よりIAS第37号(改訂)を適用しています。経過措置に基づき、適用による累積的影響を当連結会計年度期首の利益剰余金の残高の修正として認識しており、当該修正により、17,003百万円の利益剰余金の減少(20,486百万円の引当金増加、3,483百万円の繰延税金資産増加)を計上しています。

 

IAS第37号の改訂に伴い、契約が不利かどうかを評価する上での契約履行のコストは、次の両方で構成されることが明確化されました。

  (a)契約履行による増分コスト(直接労務費や直接材料費など)

  (b)契約履行に直接関連するその他のコストの配分(他の契約と並行して本契約を履行するために使用された有形 

       固定資産の減価償却費の配分など)

契約履行のコストが経済的便益を上回る場合、当該契約は不利な契約に該当し、引当金を認識することが要求されますが、連結会社は、従来、(a)の増分コストのみを契約履行のコストとして考慮していたため、IAS第37号(改訂)の適用開始に伴い、LNGの販売事業における一部の契約において追加で引当金の計上が必要となったものです。

 

これらを除く新たな基準書及び解釈指針の適用による当要約四半期連結財務諸表への重要な影響はありません。

 

4. 重要な会計上の判断、見積り及び仮定

要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行う必要があります。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。

見積り及びその基礎となる仮定は、継続して見直されます。会計上の見積りの改訂による影響は、その見積りが改訂された会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。

 

ロシア・ウクライナ情勢の影響

ロシア・ウクライナ情勢の経済環境に与える影響は、公的機関等が発行する経済見通しなどのとおり、情勢の緊迫化や各国のロシアに対する金融・経済制裁の継続や拡大、それに対するロシアによる国際送金規制や輸出規制などの対抗措置により、物品の供給制約、エネルギー価格の高騰に起因したインフレなどを介して経済成長見通しの下方圧力となることが想定されます。

このような環境下、ロシア・ウクライナ情勢の影響については、業種や地域によって直接・間接の影響も異なりますが、少なくとも当連結会計年度末まで継続し、金融・経済制裁の解除、国際送金規制・供給不足の解消や貿易・サプライチェーンの正常化には時間を要する前提としています。

連結会社のロシアにおける主たる事業は自動車・モビリティセグメントにおける販売金融事業及び天然ガスセグメントにおけるLNG関連事業への投資です。当第3四半期連結会計期間末における連結会社のロシアにおける事業に関する資産総額は166,982百万円(内、現金及び現金同等物の残高は48,888百万円)であり、これらの資産の評価に当たっては、上記前提を反映して会計処理を行っています。

 

(ロシアにおけるLNG関連事業)

連結会社は、ロシアでLNG関連事業を行うSakhalin Energy Investment Company(以下SEIC)に対して10%持分を有しており、その他の投資(FVTOCIの金融資産)として会計処理を行っています。2022年6月30日付のロシア大統領令(第416号)及び2022年8月2日付の政府令(第1369号)の発出に基づき、当該LNG関連事業を運営する新会社としてSakhalin Energy LLC(以下SELLC)が設立され、SEICが有する権利義務がSELLCに移転されました。連結会社は、SELLCの持分引受をロシア政府に申請し、2022年8月31日付で同申請が承認されたことにより、当該LNG関連事業に対して引き続き10%持分を有していますが、SELLCの出資者間協定書の条件など事業運営に係る詳細については、SELLCの出資者構成が確定した後に協議する必要があり、当該投資に係る不確実性は依然として継続しています。当該LNG関連事業への投資は継続していることから、SELLC宛て投資の認識に当たっては純損益の認識を行わず、SEIC宛て投資に関して認識していたその他の資本の構成要素をSELLC宛て投資に関するその他の資本の構成要素として継続して認識した上で、SELLC宛て投資をその他の投資(FVTOCIの金融資産)として会計処理を行っています。

 

連結会社は、当該状況を勘案し、確率加重平均による期待現在価値技法を用いたインカムアプローチで当該投資の公正価値を測定しています。SELLCへの投資を通じて当該プロジェクト期間にわたる配当収入を見込む一方、その他シナリオも加味し、公正価値(レベル3)を64,654百万円として測定し、当第3四半期連結累計期間において78,741百万円のその他の包括損益の減少(税前)を認識しています。

 

日本政府やパートナーと協議の上で対応しており、今後の状況により公正価値が増加又は減少する可能性があります。ただし、当該公正価値の変動はその他の包括損益で認識するため、純損益に与える影響はありません。

 

当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える会計上の判断、見積り及び仮定は、上記及び注記14に含まれているものを除き、前連結会計年度の連結財務諸表と同様です。

 

 

 

5. セグメント情報

事業セグメント情報

事業セグメントは、連結会社の最高経営意思決定者である当社の代表取締役 社長が経営資源の配分や業績評価を行うにあたり通常使用しており、財務情報が入手可能な企業の構成単位、として定義されています。

事業セグメントは商品及び提供するサービスの性質に基づき決定されています。連結会社の報告セグメントは以下の10グループにより構成されています。

 

天然ガス:

北米、東南アジア、豪州などにおいて、天然ガス・原油の開発・生産事業、液化天然ガス(LNG)事業などを行っています。

総合素材:

自動車・モビリティや建設・インフラなどの対面業界において、鉄鋼製品、硅砂、セメント・生コン、炭素材、塩ビ・化成品など多岐にわたる素材の販売取引、事業投資、事業開発を行っています。

石油・化学

ソリューション:

原油、石油製品、LPG、エチレン、メタノール、塩、アンモニア、プラスチック、肥料など幅広い石油・化学関連分野において、販売取引、事業開発、投資などを行っています。

金属資源:

原料炭、銅、鉄鉱石、アルミといった金属資源への投資・開発などを通じて事業経営に携わると共に、グローバルネットワークを通じた鉄鋼原料、非鉄原料・製品における質の高いサービスや機能を活かし、供給体制を強化しています。

産業インフラ:

エネルギーインフラ、産業プラント、建設機械、工作機械、農業機械、エレベーター、エスカレーター、ファシリティマネジメント、船舶、宇宙航空関連機器など幅広い分野における事業及び関連する取引などを行っています。

自動車・モビリティ:

乗用車・商用車の販売や販売金融を中心に、生産、アフターサービスも含め一連のバリューチェーン事業に深く関与しています。また、ヒトやモノの移動に関する課題を解決するモビリティ関連事業に取り組んでいます。

食品産業:

食糧、生鮮品、生活消費財、食品素材などの「食」に関わる分野で、原料の生産・調達から製品製造に至るまでの幅広い領域において、販売取引、事業開発などを行っています。

コンシューマー産業:

小売・流通、物流、ヘルスケア、衣料、タイヤ他の各領域において、商品・サービスの提供、事業開発などを行っています。

電力ソリューション:

国内外の産業の基盤である電力・水関連事業における幅広い分野に取り組んでいます。具体的には、発・送電事業、電力トレーディング、電力小売事業等に加え、リチウムイオン電池の製造や、分散電源事業等の電池サービス事業、水素エネルギー開発等を行っています。

複合都市開発:

都市開発・不動産、企業投資、リース、インフラなどの分野において、開発事業、運用・運営を行っています。

 

 

各事業セグメントにおける会計方針は、注記3に記載のとおりです。

経営者は管理上、当社の所有者に帰属する当期純利益を主要な指標として、いくつかの要素に基づき各セグメントの業績評価を行っています。

なお、セグメント間の内部取引における価額は、外部顧客との取引価額に準じています。

 

連結会社の各セグメントの情報は以下のとおりです。

前第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日

(単位:百万円)

 

天然ガス

総合素材

石油・化学

ソリューション

金属資源

産業インフラ

自動車・

モビリティ

食品産業

収益

763,073

1,603,653

2,471,930

1,976,094

412,080

655,228

1,398,080

売上総利益

14,751

105,648

80,009

241,043

83,921

128,315

211,725

持分法による投資損益

69,771

25,710

13,799

76,682

2,322

34,325

26,952

当社の所有者に帰属する
四半期純利益

85,099

31,860

37,019

247,958

25,408

85,793

71,297

資産合計
2022年3月末)

2,015,966

1,355,028

1,242,994

4,554,696

1,129,890

1,699,270

1,968,611

 

 

(単位:百万円)

 

コンシューマー産業

電力

ソリューション

複合都市開発

合計

その他

調整・消去

連結金額

収益

2,488,737

571,492

26,787

12,367,154

3,984

12,371,138

売上総利益

505,500

72,110

18,535

1,461,557

5,719

651

1,467,927

持分法による投資損益

12,688

8,752

49,859

320,860

2,678

3

318,185

当社の所有者に帰属する
四半期純利益

27,464

4,026

30,331

646,255

2,751

1,264

644,768

資産合計
2022年3月末)

3,930,310

2,650,077

1,136,239

21,683,081

3,012,544

2,783,613

21,912,012

 

 

当第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日

(単位:百万円)

 

天然ガス

総合素材

石油・化学

ソリューション

金属資源

産業インフラ

自動車・

モビリティ

食品産業

収益

1,564,544

1,943,824

3,045,601

2,878,466

532,090

797,279

1,824,511

売上総利益

7,765

133,299

89,554

537,654

92,448

175,402

245,516

持分法による投資損益

164,156

36,101

20,536

31,386

12,311

60,993

22,984

当社の所有者に帰属する
四半期純利益(純損失)

115,570

51,809

37,388

385,054

25,490

118,780

68,527

資産合計
2022年12月末)

2,236,127

1,514,757

1,268,569

4,099,218

1,304,596

1,827,751

2,146,961

 

 

(単位:百万円)

 

コンシューマー産業

電力

ソリューション

複合都市開発

合計

その他

調整・消去

連結金額

収益

2,583,304

1,081,414

27,279

16,278,312

6,232

16,284,544

売上総利益

546,588

81,691

15,071

1,909,458

6,731

1,916,189

持分法による投資損益

12,417

7,348

39,768

393,304

77

8

393,389

当社の所有者に帰属する
四半期純利益(純損失)

25,065

1,634

116,261

942,310

7,481

5,968

955,759

資産合計
2022年12月末)

4,078,263

2,656,140

1,171,769

22,304,151

2,934,377

2,664,800

22,573,728

 

 

 

前第3四半期連結会計期間(自 2021年10月1日 至 2021年12月31日

(単位:百万円)

 

天然ガス

総合素材

石油・化学

ソリューション

金属資源

産業インフラ

自動車・

モビリティ

食品産業

収益

317,134

589,616

970,894

736,411

139,178

232,641

530,720

売上総利益

8,394

36,442

32,201

131,352

34,542

47,186

77,362

持分法による投資損益

29,284

9,884

5,403

19,811

9,023

13,483

10,318

当社の所有者に帰属する
四半期純利益

44,835

11,054

16,370

105,216

13,084

33,752

27,892

 

 

(単位:百万円)

 

コンシューマー産業

電力

ソリューション

複合都市開発

合計

その他

調整・消去

連結金額

収益

846,481

271,501

8,379

4,642,955

1,448

4,644,403

売上総利益

171,258

44,189

6,706

589,632

1,948

1,463

590,117

持分法による投資損益

4,378

661

27,018

129,263

1,169

128,094

当社の所有者に帰属する
四半期純利益

10,174

9,281

14,741

286,399

1,212

979

284,208

 

 

当第3四半期連結会計期間(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日

(単位:百万円)

 

天然ガス

総合素材

石油・化学

ソリューション

金属資源

産業インフラ

自動車・

モビリティ

食品産業

収益

487,996

659,065

1,007,333

855,284

202,796

257,703

665,968

売上総利益

17,723

43,345

24,242

117,392

34,354

56,091

82,443

持分法による投資損益

71,795

10,710

1,845

2,782

6,892

20,726

5,155

当社の所有者に帰属する
四半期純利益

69,168

14,546

1,735

63,509

8,089

33,304

26,423

 

 

(単位:百万円)

 

コンシューマー産業

電力

ソリューション

複合都市開発

合計

その他

調整・消去

連結金額

収益

890,975

529,260

3,746

5,560,126

2,540

5,562,666

売上総利益

189,036

48,637

1,875

615,138

2,341

617,479

持分法による投資損益

3,439

13,305

8,597

118,636

58

1

118,695

当社の所有者に帰属する
四半期純利益

6,594

7,504

1,619

232,491

3,733

471

235,753

 

 

1. 「その他」は、主に当社及び関係会社に対するサービス及び業務支援を行うコーポレートスタッフ部門などを表しています。また当欄には、各事業セグメントに配賦できない、財務・人事関連の営業活動による収益及び費用も含まれています。資産合計のうち「その他」に含めた全社資産は、主に財務・投資活動に係る現金・預金及び有価証券により構成されています。

2. 「調整・消去」には、各事業セグメントに配賦できない収益及び費用やセグメント間の内部取引消去が含まれています。

3.  当第3四半期連結累計期間の「天然ガス」の「売上総利益」が損失となっているのは、主に、LNG販売事業の欧州向け取引において、事業環境の変化に伴い、販売価格が購入価格を大幅に下回ったことにより生じる損失の影響によるものです。

4. 「産業インフラ」の「収益」には、工事請負契約に基づき、工事の進捗度に応じて認識した収益を含んでおり、当該収益は前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間において、それぞれ214,972百万円及び307,047百万円です。

5. 「コンシューマー産業」の「収益」には、フランチャイズ契約に基づく加盟店からの収入を含んでおり、当該収入は前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間において、それぞれ222,621百万円及び189,541百万円です。当該収入は店舗設備、什器備品のリースに係る受取リース料を含んでいます。当該収入以外は、主に商品販売及び関連するサービスによる収益です。

6.  当第3四半期連結会計期間の「電力ソリューション」の「持分法による投資損益」には、英国小売事業における、電力・ガスの調達契約の市場取引価格の下落に伴う公正価値評価損24,537百万円が含まれています。これは、IFRS第9号「金融商品」に基づく非金融商品項目の売買契約の一部を、報告日時点の英国電力・ガス市場における取引価格に基づき公正価値で測定しているものです

 

6. 企業結合及び共同支配事業の取得

前第3四半期連結累計期間

前第3四半期連結累計期間において重要な企業結合及び共同支配事業の取得は以下のとおりです。
 

MV2 VIETNAM REAL ESTATE TRADING JOINT STOCK COMPANY 

連結会社は、2021年10月29日付で、在ベトナム不動産開発事業会社MC URBAN DEVELOPMENT VIETNAM COMPANY LIMITED(以下「MCUDV」)及び在シンガポール株式保有会社MCOP INVESTMENT PTE. LTD. (以下「MCOP」)を通じて、在ベトナム不動産投資事業会社MV2 VIETNAM REAL ESTATE TRADING JOINT STOCK COMPANY(以下「MV2」)の80.17%の株式を取得するため、既存株主に対して株式取得対価の70%相当額の支払いを行いました。これに伴い、既存株主との契約に基づき関連性のある活動を指図する実質的な権利を取得し、支配を獲得したことから、同日付でMV2及び同社傘下子会社を連結子会社としました。

また、株式取得対価の残り30%相当額の支払い、及びMV2の株式取得は2022年6月10日に完了しました。株式取得完了後の連結会社のMV2に対する議決権所有割合は、MCUDVを通じて41.09%、MCOPを通じて39.08%、合計80.17%となります。

これらの株式取得対価の支払いについては、それぞれ前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上、「事業の取得による支出(取得時の現金受入額控除後の純額)」に含まれています。

なお、取得日時点における、対価、並びに認識された取得資産、引受負債、非支配持分及びのれんの公正価値は以下のとおりです。前連結会計年度末では、当初の測定が完了していなかったことから、暫定的な金額にて連結財務諸表に計上していましたが、当第3四半期連結累計期間に当該測定が完了した結果、暫定的な金額より変動はありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

項目

 

金額(百万円)

 

 

対価の公正価値

 

38,066

 

 

 

 

 

 

 

取得した識別可能な資産、引受負債の認識金額

 

 

 

 

現金及び現金同等物

 

3

 

 

営業債権及びその他の債権(流動)

 

22,598

 

 

棚卸資産(注)

 

48,919

 

 

繰延税金資産

 

310

 

 

営業債務及びその他の債務(流動)

 

△25,488

 

 

識別可能純資産合計

 

46,342

 

 

 

 

 

 

 

非支配持分

 

△9,512

 

 

のれんの認識額

 

1,236

 

 

合計

 

38,066

 

 

 

 

 

 

 

   (注)棚卸資産は取得日から12か月より後に販売が見込まれる販売用不動産です。

 

上記の企業結合に係る取得日以降の損益情報及びプロフォーマ損益情報は、要約四半期連結財務諸表に対する影響額に重要性がないため開示していません。

 

当第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間において重要な企業結合及び共同支配事業の取得は発生していません。

 

7. 売却目的で保有する非流動資産又は処分グループ

売却の可能性が非常に高く、かつ1年以内に引渡しが予定されているため、売却目的保有に分類された非流動資産又は処分グループには、前連結会計年度末から当第3四半期連結会計期間末において重要な変動はありません。売却目的保有に分類された非流動資産又は処分グループには、公正価値で測定されるFVTPLの金融資産(レベル2)及びFVTOCIの金融資産(レベル2)がそれぞれ1,018百万円及び80,738百万円含まれており、これらの資産の公正価値は、当該資産に係る将来キャッシュ・フローの割引現在価値を基に測定しています。

 

8. 有形固定資産

取得及び処分

有形固定資産の取得及び処分の金額は、前第3四半期連結累計期間においてそれぞれ269,612百万円、83,133百万円、当第3四半期連結累計期間においてそれぞれ305,097百万円、14,073百万円です。なお、これらの金額には、連結範囲の変更に伴う増減は含まれていません。また、処分の金額には、売却目的保有資産への振替額を含めています。

 

 

9. 社債

前第3四半期連結累計期間において184,709百万円の社債を発行しています。

前第3四半期連結累計期間において226,022百万円の社債を償還しています。

 

前第3四半期連結累計期間において償還した社債のうち170,000百万円は、利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)(ハイブリッド社債)の期限前償還によるものですが、前第3四半期連結累計期間において発行した社債のうち130,000百万円は、劣後特約付社債(ハイブリッド社債)として発行したものです。また、劣後特約付タームローン(ハイブリッドローン)として、40,000百万円の借入を実行しています。

 

当第3四半期連結累計期間において110,580百万円の社債を償還しています。

 

 

10. 資本

配当金

前第3四半期連結累計期間において期末配当として1株当たり67円(総額98,910百万円)、中間配当として1株当たり71円(総額104,827百万円)の配当を支払っています。

当第3四半期連結累計期間において期末配当として1株当たり79円(総額116,658百万円)、中間配当として1株当たり77円(総額112,171百万円)の配当を支払っています。

 

自己株式の取得

当社は、2022年5月10日開催の取締役会決議に基づき、自己株式の取得を以下のとおり実施しました。


1. 取得した株式の種類   :当社普通株式

2. 取得した株式の総数   :16,578,000株

3. 株式の取得価額の総額 :70,000百万円

4. 取得期間             :2022年5月11日~2022年9月1日

 

上記に加え、当社は、2022年11月8日開催の取締役会において、自己株式の取得並びに消却を決議しました。

同決議に基づき、当第3四半期連結累計期間において30,000百万円の自己株式を取得しています。

 

また、2022年5月9日開催の社長室会において、株式付与ESOP(Employee Stock Ownership Plan)信託を用いた社員向け経営人材株式交付制度を継続し、信託金を追加で拠出することを決定しました。同決定に基づき、当第3四半期連結累計期間において、同信託は17,092百万円の当社普通株式の取得を終了し、「自己株式」に計上しています。

 

自己株式の消却

当社は、2022年5月10日開催の取締役会決議に基づき、自己株式の消却を以下のとおり実施しました。

 

1. 消却した株式の種類     :当社普通株式

2. 消却した株式の総数     :11,578,000株

                           (消却前発行済株式総数に対する割合0.8%)

3. 消却後の発行済株式総数 :1,474,145,351株

4. 消却日                 :2022年9月30日

 

 

11. その他の資本の構成要素

前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間におけるその他の資本の構成要素(当社の所有者に帰属)の各項目の内訳(税効果後)は以下のとおりです。

                                                                                      (単位:百万円)

 

期首残高

その他の
包括利益

利益剰余金
への振替額

期末残高

(前第3四半期連結累計期間)

 

 

 

 

FVTOCIに指定したその他の投資

457,123

1,244

△23,765

434,602

確定給付制度の再測定

△1,171

1,171

キャッシュ・フロー・ヘッジ

△52,355

△42,366

△94,721

在外営業活動体の換算差額

379,917

159,243

539,160

合計

784,685

116,950

△22,594

879,041

(当第3四半期連結累計期間)

 

 

 

 

FVTOCIに指定したその他の投資

511,059

△135,917

△23,734

351,408

確定給付制度の再測定

△212

212

キャッシュ・フロー・ヘッジ

△121,321

129,170

7,849

在外営業活動体の換算差額

880,674

456,919

1,337,593

合計

1,270,412

449,960

△23,522

1,696,850

 

 

 

12. その他の損益-純額

要約四半期連結損益計算書における「その他の損益-純額」は、前第3四半期連結累計期間において、その他の収益44,838百万円とその他の費用17,520百万円の純額となっており、また当第3四半期連結累計期間において、その他の収益51,787百万円とその他の費用50,842百万円の純額となっています。

 

 

13. 1株当たり情報

1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属)及び希薄化後1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属)の調整計算は以下のとおりです。

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

   至 2021年12月31日

当第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

   至 2022年12月31日

1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属)(円)

 

 

 基本的

436.77

652.97

 希薄化後

435.28

650.18

 

 

 

分子(百万円)

 

 

 四半期純利益(当社の所有者に帰属)

644,768

955,759

 

 

 

分母(千株)

 

 

  加重平均普通株式数

1,476,231

1,463,718

 希薄化効果のある証券の影響

 

 

  株式報酬

5,041

6,283

  希薄化効果のある証券の影響考慮後の加重平均株式数

1,481,272

1,470,001

 

 

 

 

 

 

 

前第3四半期連結会計期間

(自 2021年10月1日

2021年12月31日)

当第3四半期連結会計期間

(自 2022年10月1日

2022年12月31日)

1株当たり四半期純利益(当社の所有者に帰属)(円)

 

 

基本的

192.51

161.96

希薄化後

191.84

161.30

 

 

 

分子(百万円)

 

 

四半期純利益(当社の所有者に帰属)

284,208

235,753

 

 

 

分母(千株)

 

 

加重平均普通株式数

1,476,327

1,455,648

希薄化効果のある証券の影響

 

 

株式報酬

5,192

5,965

希薄化効果のある証券の影響考慮後の加重平均株式数

1,481,520

1,461,613

 

 

 

 

 

 

14. 公正価値測定

継続的に公正価値で測定される資産及び負債

前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末における、継続的に公正価値で測定される資産及び負債の内訳は、以下のとおりです。

 

(前連結会計年度末)                                                                   (単位:百万円)

区分

レベル1

レベル2

レベル3

資産・負債
相殺額

合計

資産

 

 

 

 

 

 現金及び現金同等物

1,285,218

1,285,218

 短期運用資産及びその他の投資

 

 

 

 

 

  FVTPLの金融資産

16,803

344

164,598

181,745

  FVTOCIの金融資産

 

 

 

 

 

     市場性のある株式

542,647

542,647

     市場性のない株式等

318

1,019,554

1,019,872

  営業債権及びその他の債権

 

 

 

 

 

   FVTPLの金融資産

193

150,245

24,777

175,215

 その他の金融資産(デリバティブ)

 

 

 

 

 

    金利契約

46,416

△306

46,110

    外国為替契約

38

94,949

△10,526

84,461

    コモディティ契約等

1,363,833

2,997,245

36,186

△3,534,301

862,963

  その他の流動資産及びその他の非流動資産

 

 

 

 

 

    コモディティ・ローン取引に関する資産

341,631

341,631

資産 合計

3,208,732

3,631,148

1,245,115

△3,545,133

4,539,862

負債

 

 

 

 

 

  その他の金融負債(デリバティブ)

 

 

 

 

 

    金利契約

26,121

△305

25,816

    外国為替契約

43,300

△10,531

32,769

    コモディティ契約等

1,417,803

3,093,175

70,576

△3,537,974

1,043,580

  その他の流動負債及びその他の非流動負債

 

 

 

 

 

    コモディティ・ローン取引に関する負債

298,982

298,982

負債 合計

1,417,803

3,461,578

70,576

△3,548,810

1,401,147

 

1. 前連結会計年度において、重要なレベル間の振替はありません。

 

 

(当第3四半期連結会計期間末)                                                          (単位:百万円)

区分

レベル1

レベル2

レベル3

資産・負債
相殺額

合計

資産

 

 

 

 

 

 現金及び現金同等物

1,200,556

1,200,556

 短期運用資産及びその他の投資

 

 

 

 

 

  FVTPLの金融資産

17,271

371

154,073

171,715

  FVTOCIの金融資産

 

 

 

 

 

     市場性のある株式

549,848

549,848

     市場性のない株式等

292

823,479

823,771

  営業債権及びその他の債権

 

 

 

 

 

   FVTPLの金融資産

2,204

145,980

21,840

170,024

 その他の金融資産(デリバティブ)

 

 

 

 

 

    金利契約

47,760

△315

47,445

    外国為替契約

72,066

△7,734

64,332

    コモディティ契約等

1,436,590

1,185,114

41,501

△2,058,414

604,791

  その他の流動資産及びその他の非流動資産

 

 

 

 

 

    コモディティ・ローン取引に関する資産

391,478

391,478

資産 合計

3,206,469

1,843,061

1,040,893

△2,066,463

4,023,960

負債

 

 

 

 

 

  その他の金融負債(デリバティブ)

 

 

 

 

 

    金利契約

52,813

△315

52,498

    外国為替契約

39,258

△7,727

31,531

    コモディティ契約等

1,323,310

1,331,886

109,277

△2,057,161

707,312

  その他の流動負債及びその他の非流動負債

 

 

 

 

 

    コモディティ・ローン取引に関する負債

284,711

284,711

負債 合計

1,323,310

1,708,668

109,277

△2,065,203

1,076,052

 

1. 当第3四半期連結累計期間において、重要なレベル間の振替はありません。

2.  当第3四半期連結累計期間において、デリバティブにおけるコモディティ契約等のレベル2の増減は、

 主にガス・電力・金属資源市況の下落及び数量減によるものです。

 

前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における、継続的に公正価値で測定されるレベル3の主な資産及び負債の調整表は以下のとおりです。

 

(前第3四半期連結累計期間)                                                            (単位:百万円)

区分

期首残高

損益

その他の
包括損益

購入等に
よる増加

売却等に
よる減少

償還又は
決済

期末残高

期末で保有する
資産・負債に関連する未実現損益の変動に起因する額

短期運用資産及びその他の投資

 

 

 

 

 

 

 

 

 FVTPLの金融資産

148,916

25,219

3,370

9,026

△27,043

△1,487

158,001

25,010

 FVTOCIの金融資産

 (市場性のない株式等)

868,811

3,478

504

△16,918

△5

855,870

その他の金融資産

(デリバティブ)

 

 

 

 

 

 

 

 

  コモディティ契約等

9,982

22,663

2,053

1,843

△9,432

27,109

17,621

その他の金融負債

(デリバティブ)

 

 

 

 

 

 

 

 

  コモディティ契約等

9,293

6,322

32,286

△7,094

40,807

1,720

 

1. 「購入等による増加」及び「売却等による減少」には新規連結、連結除外による増減、及び他勘定との振替

による増減が含まれています。

2. 前第3四半期連結累計期間において、重要なレベル間の振替はありません。

 

(当第3四半期連結累計期間)                                                            (単位:百万円)

区分

期首残高

損益

その他の
包括損益

購入等に
よる増加

売却等に
よる減少

償還又は
決済

期末残高

期末で保有する
資産・負債に関連する未実現損益の変動に起因する額

短期運用資産及びその他の投資

 

 

 

 

 

 

 

 

 FVTPLの金融資産

164,598

2,657

7,674

7,339

△27,829

△366

154,073

6,496

 FVTOCIの金融資産

 (市場性のない株式等)

1,019,554

△176,805

6

△19,275

△1

823,479

その他の金融資産

(デリバティブ)

 

 

 

 

 

 

 

 

  コモディティ契約等

36,186

22,586

3,071

247

△20,589

41,501

15,527

その他の金融負債

(デリバティブ)

 

 

 

 

 

 

 

 

  コモディティ契約等

70,576

11,093

33,579

△5,971

109,277

8,003

 

1. 「購入等による増加」及び「売却等による減少」には新規連結、連結除外による増減、及び他勘定との振替

による増減が含まれています。

2. 当第3四半期連結累計期間において、重要なレベル間の振替はありません。

 

短期運用資産及びその他の投資(FVTPL)について四半期純利益で認識した損益は、要約四半期連結損益計算書の「有価証券損益」に含まれており、その他の包括損益で認識した金額は、要約四半期連結包括利益計算書の「在外営業活動体の換算差額」に含まれています。 なお、前第3四半期連結累計期間で認識した損益は、主にファンド評価益の改善によるものです。

短期運用資産及びその他の投資(FVTOCI)についてその他の包括損益で認識した金額は、要約四半期連結包括利益計算書の「FVTOCIに指定したその他の投資による損益」及び「在外営業活動体の換算差額」に含まれています。なお、当第3四半期連結累計期間にその他の包括利益で認識した金額には、ロシアにおけるLNG関連事業宛て投資の公正価値の減少78,741百万円、マレーシアにおけるLNG関連事業宛て投資の配当見通しの下方修正等による公正価値の減少40,072百万円、及び、HERE Technologies宛て投資の事業計画の見直し等を主因とする公正価値の減少33,970百万円が含まれています。ロシアにおけるLNG関連事業の見積り及びその基礎となる仮定については、注記4をご参照ください。

その他の金融負債(デリバティブ)についてその他の包括損益で認識した金額は、主に要約四半期連結包括利益計算書の「キャッシュフロー・ヘッジ」に含まれています。当第3四半期連結累計期間にその他の包括損益で認識した金額は、主に電力市況の高騰に伴う、N.V. Enecoにおける長期電力供給契約に係るデリバティブの公正価値の変動によるものです。また、その他の金融資産(デリバティブ)及びその他の金融負債(デリバティブ)について四半期純利益で認識した損益は、主に要約四半期連結損益計算書の「原価」に含まれています。当第3四半期連結累計期間で認識した損益は、主に電力市況の高騰に伴う、長期電力契約及び関連するデリバティブ(販売・調達)の公正価値の変動によるものです。なお、上記の公正価値測定においては、観察可能な市場価格などのインプットに加え、エネルギー政策や将来の電力需給に関する予測などの観察不能なインプットを用いて先物時価を見積っていることなどから、レベル3に分類しています。

 

継続的に公正価値で測定される資産及び負債の測定方法

継続的に公正価値で測定される資産及び負債の測定方法は、前連結会計年度の有価証券報告書の第一部 企業情報 第5 経理の状況 連結財務諸表注記30に記載した内容と同一です。

 

レベル3に分類される資産に関する定量的情報

前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、レベル3に分類される継続的に公正価値で測定された資産の内、重要な観察不能なインプットを使用して公正価値を測定した資産に関する主要な定量的情報は以下のとおりです。

 

(前連結会計年度末)

区分

評価手法

観察不能インプット

インプット値の
加重平均

非上場株式

割引キャッシュ・フロー法

割引率

11.8

%

 

 

(当第3四半期連結会計期間末)

区分

評価手法

観察不能インプット

インプット値の
加重平均

非上場株式

割引キャッシュ・フロー法

割引率

12.5

%

 

 

非上場株式の公正価値測定で用いている重要な観察不能なインプットは割引率です。これらのインプットの著しい上昇(低下)は、公正価値の著しい低下(上昇)を生じさせることとなります。

 

レベル3に区分される公正価値測定に関する評価プロセスは、前連結会計年度の有価証券報告書の第一部 企業情報 第5 経理の状況 連結財務諸表注記3「(17)公正価値の測定」に記載した内容と同一です。

 

償却原価で測定される金融商品の公正価値

償却原価で測定される金融商品の帳簿価額及び公正価値に関する情報は以下のとおりです。

 

現金同等物及び定期預金
償却原価で測定される現金同等物及び定期預金の帳簿価額は、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、それぞれ418,230百万円、480,190百万円です。比較的短期で満期が到来するため、公正価値は帳簿価額と近似しています
 
短期運用資産及びその他の投資
償却原価で測定される短期運用資産及びその他の投資は、主に国内及び海外の債券、並びに差入保証金などの市場性のない資産で、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末における帳簿価額は、それぞれ220,616百万円、222,198百万円です。債券については、金利スワップ契約等をヘッジ手段として公正価値ヘッジを適用する方針としており、帳簿価額には当該ヘッジ会計の効果も含まれていることから、また、差入保証金については、主に国内低金利が続く状況下、当初認識以降、公正価値測定に適用される割引率に重要な変動がないため、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、公正価値は帳簿価額と近似しています。
 
営業債権及びその他の債権
償却原価で測定される営業債権及びその他の債権の帳簿価額は、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、それぞれ4,349,801百万円、4,595,219百万円です。短期分が大部分を占めており、帳簿価額と公正価値の乖離をもたらす長期分の残高に重要性がないことから、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、公正価値は帳簿価額と近似しています。
 
社債及び借入金
償却原価で測定される社債及び借入金の帳簿価額は、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、それぞれ5,643,169百万円、5,106,583百万円です。連結会社は、とくに金利変動リスクを受けやすい長期の固定金利条件の調達について、金利スワップ契約等をヘッジ手段として公正価値ヘッジを適用する方針としており、帳簿価額には当該ヘッジ会計の効果も含まれていることから、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、公正価値は帳簿価額と近似しています。金利リスクに関するリスク管理方針については、前連結会計年度の有価証券報告書の第一部 企業情報 第5 経理の状況 連結財務諸表注記33をご参照ください。
 
営業債務及びその他の債務
償却原価で測定される営業債務及びその他の債務の帳簿価額は、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、それぞれ3,426,333百万円、3,774,598百万円です。短期分が大部分を占めており、帳簿価額と公正価値の乖離をもたらす長期分の残高に重要性がないことから、前連結会計年度末及び当第3四半期連結会計期間末において、営業債務及びその他の債務の公正価値は帳簿価額と近似しています。

 

15. 連結子会社

前第3四半期連結累計期間

前第3四半期連結累計期間において、連結子会社の支配喪失に伴う所有持分の変動について認識した損益(税前)及び残存保有持分を公正価値で再測定することにより認識した損益(税前)について、いずれも重要性はありません。

 

当第3四半期連結累計期間

当第3四半期連結累計期間において、連結子会社の支配喪失に伴う所有持分の変動について認識した損益(税前)は、128,250百万円であり、要約四半期連結損益計算書上、「有価証券損益」に計上されています。このうち、残存保有持分を公正価値で再測定することにより認識した損益(税前)に重要性はありません。

 

(三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社)

連結会社は、前連結会計年度末において、複合都市開発セグメントの連結子会社である三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(以下、MC-UBSR)の保有する資産及び負債を売却目的保有の処分グループに分類していましたが、2022年4月28日に、連結会社が保有するMC-UBSRの全株式(発行済株式数の51%)について、KKR & CO. INC.の間接子会社である76株式会社宛てに売却が完了しました。

 

本株式売却に伴い、連結会社はMC-UBSRに対する支配を喪失しました。支配喪失に伴う売却益は112,018百万円、これに係る法人所得税費用は27,940百万円であり、それぞれ要約四半期連結損益計算書の「有価証券損益」、「法人所得税」に計上しています。また、現金による受取対価115,652百万円は、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書の「事業の売却による収入(売却時の現金保有額控除後の純額)」に含まれています。

 

(DGA SEG B.V.)

連結会社は、当第3四半期連結会計期間において、インドネシア地熱発電投資事業会社に出資する電力ソリューションセグメントの100%出資子会社DGA SEG B.V.(以下、SEG B.V.)の50%の持分を売却しました。

この結果、連結会社はSEG B.V.に対する支配を喪失し、SEG B.V.は連結会社の共同支配企業となります。当売却に伴う売却益12,017百万円及び支配の喪失に伴い残存保有持分を公正価値で再測定することにより認識した損益7,618百万円は、要約四半期連結損益計算書の「有価証券損益」に計上しています。

 

16. ジョイント・アレンジメント(共同支配の取決め)及び関連会社

    持分法で会計処理される投資の減損損失

前第3四半期連結累計期間において、連結会社は、100%出資子会社のMCアビエーション・パートナーズが40%出資する航空機リース事業会社宛ての投資について、売却交渉が進捗し、1年以内の売却が見込まれることとなっていたことから、売却目的保有に分類し、売却コスト控除後の公正価値(レベル2)で測定したことに伴い、減損損失を「有価証券損益」として15,891百万円計上しており、複合都市開発セグメントの連結純利益に含まれています。なお、2021年11月1日に売却が完了しました。

 

三菱HCキャピタル株式会社

連結会社は、三菱HCキャピタル株式会社の株式を18%保有しており、議決権比率は20%未満ですが、同社の株主構成が三菱UFJフィナンシャル・グループ及び連結会社を除き、広く分散しており、その持分の相対的な重要性が高いことに加え、連結会社が同社に派遣する取締役やアセットファイナンス等の主要なビジネス領域の執行役員を通じて、同社に対する重要な影響力(営業及び財務の方針の決定に参加するパワー)を有していることから、同社に対して持分法を適用しています。

 

なお、前第3四半期連結累計期間において、同社における合併に伴い、連結会社が保有する持分の希釈化が生じたため、減少した持分と継続保有する新会社の純資産持分の増加分との差額等による利益を「有価証券損益」として9,612百万円計上しており、複合都市開発セグメントの連結純利益に含まれています。

 

Mozal SA
前連結会計年度において、連結会社は、100%出資子会社のMCA Metals Holding GmbHが25%出資するアルミ製錬事業会社Mozal SA宛ての投資について、売却に関する主要な条件の合意などを背景に、売却目的保有に分類していましたが、2022年10月31日までに全量の売却が完了しました。当第3四半期連結累計期間において、売却などに伴う利益を「有価証券損益」として12,223百万円計上しており、金属資源セグメントの連結純利益に含まれています。

 

17. 重要な後発事象

連結会社は、後発事象を当四半期報告書提出日である2023年2月13日まで評価しています。

 

自己株式取得及び消却

2023年2月3日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式を取得するとともに、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを、以下のとおり決議しました。

 

1. 取得の内容

①取得する株式の種類          :当社普通株式

②取得する株式の総数          :33百万株を上限とする

                                (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する上限割合 2.3%)

③株式の取得価額の総額        :1,000億円を上限とする

④取得する期間                :2023年2月16日(予定)~2023年4月30日(予定)

 

2. 消却の内容

①消却する株式の種類          :当社普通株式

②消却する株式の数            :上記1.より取得した自己株式全数

③消却予定日                  :2023年5月31日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18. 要約四半期連結財務諸表の承認

要約四半期連結財務諸表は、2023年2月13日に当社代表取締役 社長 中西勝也及び最高財務責任者 野内雄三によって承認されています。