なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成28年4月1日から平成28年6月30日まで)におけるわが国経済は、中国をはじめとする新興国経済の減速懸念や英国のEU離脱決定による株式相場や為替相場の不安定な動きなど先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループを取り巻く繊維・アパレル業界におきましても、消費者の節約志向は依然として根強く、インバウンド需要にも減速感が見られるなど、厳しい状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、国内及び海外市場とも販売低迷が続く厳しい市況により減収減益となりましたが、引き続きより一層の経営効率の向上、収益力の強化に努めてまいります。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの売上高は前年同期比14.9%減の6,043百万円、営業利益は前年同期比56.3%減の42百万円、経常利益は前年同期比30.6%減の212百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比43.1%減の83百万円となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、従来「繊維生活関連事業」としていたセグメントの名称を「繊維関連事業」へ変更しております。セグメントの名称変更によるセグメント情報に与える影響はありません。
① ファッション関連事業
ファッションブランド商品の販売におきましては、国内市場では主要百貨店における販売の低迷など厳しい市況が続き苦戦を強いられました。このため人員効率の向上や商品在庫の適正化など組織改革、経営改善に努めております。
海外市場におきましても厳しい市況環境や為替の影響を受け低調に推移いたしましたが、中国向け販売ルートの多様化を図るなど販売戦略の立て直しを進めております。
以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比10.6%減の3,305百万円、セグメント損失(営業損失)は60百万円(前期は33百万円のセグメント利益)となりました。
② 繊維関連事業
前期に枕事業を売却し、繊維衣料製品のOEM事業への事業の集中を進めております。
枕事業の譲渡や厳しい受注競争もあり減収となりましたが、業務の効率化など経費削減に努め利益面では改善いたしました。
以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比24.1%減の2,375百万円、セグメント損失(営業損失)は0百万円(前期は63百万円のセグメント損失)となりました。
③ 不動産賃貸事業
大阪の賃貸ビルをメインとする東京・横浜・神戸等の不動産に係る賃貸事業におきましては、売上高は前年同期比0.3%増の452百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比12.9%増の159百万円となりました。
④ その他
ビルメンテナンス事業、内装工事業等におきましては、売上高は前年同期比28.6%減の178百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比80.2%減の2百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
① 流動資産
当第1四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,905百万円(10.0%)減少し、17,198百万円となりました。これは受取手形及び売掛金が987百万円減少、現金及び預金が978百万円減少した一方で、商品及び製品が153百万円増加したことなどによるものであります。
② 固定資産
当第1四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて2,596百万円(8.1%)減少し、29,606百万円となりました。これは投資有価証券が1,802百万円減少、商標権が681百万円減少したことなどによるものであります。
③ 流動負債
当第1四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて987百万円(7.7%)減少し、11,808百万円となりました。これは未払法人税等が694百万円減少、未払費用が378百万円減少したことなどによるものであります。
④ 固定負債
当第1四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて590百万円(10.2%)減少し、5,210百万円となりました。これは繰延税金負債が528百万円減少、長期借入金が80百万円減少したことなどによるものであります。
⑤ 純資産
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて2,924百万円(8.9%)減少し、29,787百万円となりました。これは、その他有価証券評価差額金が1,284百万円減少、純資産から控除している為替換算調整勘定が974百万円増加、利益剰余金が595百万円減少したことなどによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。