なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)におけるわが国経済は、緩やかな回復基調にあり、業種間に濃淡は見られるものの徐々に収益面や雇用面での改善も見られるようになってまいりました。
しかしながら、いまだ政府・日銀が目標とするデフレ脱却と言える状況にはなく、低金利状態や景気の先行きに対する不透明感は当面続くものと思われます。
当社グループを取り巻く繊維・アパレル業界におきましても、長期にわたる消費低迷が続いておりますので、当社グループは利益重視の意識を徹底、経営効率の向上に向けての改革を迅速に進めております。市況の厳しさもあり、この上半期の売上は減収となりましたが、利益面ではその効果も現れ、ほぼ前期並みの結果を残すことができました。
また、当社の主力ブランドである「DAKS」につきましては、ブランド価値の更なる向上へ向け、総力を上げて取り組んでまいります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は前年同期比5.5%減の13,202百万円、営業利益は前年同期比8.2%減の598百万円、経常利益は前年同期比1.6%減の803百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比0.6%減の583百万円となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① ファッション関連事業
ファッションブランド商品の販売におきましては、依然として厳しい状況が続いております。
このため、利益重視の販売戦略の中で、ブランド価値の向上を図り営業効率を高めるため、国内では人員を含めた店舗効率の見直しを急ぎ、同時に生産管理を強化、在庫の圧縮を迅速に進めております。さらに経費面からも人件費、広告宣伝費などの削減を図るなど益率の向上に努めております。
また、海外では香港市場でも不採算店舗を閉鎖し家賃等経費の削減を図ると同時に、主力の中国市場でも今期から代理商を地域ごとの3社体制でスタート、拡販に向け徐々に成果も現れてきました。
以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比8.6%減の6,761百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比0.4%減の247百万円となりました。
② 繊維関連事業
アパレル企業向けOEM事業におきましても、依然として市場環境の厳しさが続いており、取引先各社も生産量や取扱いブランドを絞り込むなど慎重な対応が目立ち、受注拡大にも厳しさが増しております。この様な状況の中、営業効率の改善に努め、さらに9月にかけては一部前倒し納入もありましたので、利益面では増益となりました。
加えて、新規取引先の開拓に努めてきた成果も徐々に現れており、今後とも企画、提案の強化を図り、一層の取引拡大、収益の向上を目指してまいります。
以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比0.8%減の5,823百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比22.4%増の241百万円となりました。
③ 不動産賃貸事業
大阪の賃貸ビルをメインとする東京・横浜・神戸等の不動産に係る賃貸事業におきましては、一部テナントの入れ替わりに伴う稼働率の低下もありましたので、当セグメントの売上、利益とも前年を下回りました。
以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比4.2%減の867百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比14.4%減の266百万円となりました。
④ その他
ビルメンテナンス事業、内装工事業等におきましては、売上高は前年同期比27.9%増の473百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比181.0%増の25百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
① 流動資産
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて305百万円(1.6%)増加し、19,039百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が352百万円増加、商品及び製品が250百万円増加した一方で、未収還付法人税等が197百万円減少、現金及び預金が106百万円減少したことなどによるものであります。
② 固定資産
当第2四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて1,522百万円(4.5%)増加し、35,511百万円となりました。これは、投資有価証券が1,394百万円増加、商標権が327百万円増加したことなどによるものであります。
③ 流動負債
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて145百万円(1.4%)増加し、10,851百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が524百万円増加した一方で、短期借入金が254百万円減少、未払費用が125百万円減少したことなどによるものであります。
④ 固定負債
当第2四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて249百万円(3.9%)増加し、6,658百万円となりました。これは、繰延税金負債が451百万円増加した一方で、長期借入金が160百万円減少したことなどによるものであります。
⑤ 純資産
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて1,432百万円(4.0%)増加し、37,040百万円となりました。これは、その他有価証券評価差額金が1,009百万円増加、純資産から控除している為替換算調整勘定が507百万円減少したことなどによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて250百万円減少(前第2四半期連結累計期間は789百万円の減少)し、当第2四半期連結会計期間末には、8,818百万円(前第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は7,959百万円)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の計上額が818百万円、仕入債務の増加額が513百万円となった一方で、売上債権の増加額が312百万円あったことなどにより、991百万円の収入(前第2四半期連結累計期間は680百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出が142百万円、有形固定資産の取得による支出が125百万円となった一方で、投資有価証券の売却による収入が114百万円あったことなどにより、164百万円の支出(前第2四半期連結累計期間は138百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額が677百万円、短期借入金の純減少額が252百万円、長期借入金の返済による支出が160百万円あったことなどにより、1,121百万円の支出(前第2四半期連結累計期間は1,153百万円の支出)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。