第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)  業績の状況

当第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日から平成29年12月31日まで)におけるわが国経済は、個人消費や雇用情勢の改善傾向は見られるものの本格的な回復とまでは言えず、加えて近隣アジアの不安定な政治情勢も背景にあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。

当社グループを取り巻く繊維・アパレル業界におきましても、秋口からの天候には恵まれたものの、消費者の購買動向の多様化や低価格志向により、依然として厳しい状況が続いております。

このような状況のもと、当社グループは売上を追わず利益重視に徹し、従来から進めております事業の構造改革を図るなかで経費に徹底したメスを入れるなど、利益の拡大に努めてまいりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は前年同期比2.2%減の21,153百万円、営業利益は前年同期比22.8%増の1,972百万円、経常利益は前年同期比18.5%増の2,410百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比7.0%増の1,694百万円となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

 

① ファッション関連事業

ファッションブランド商品の販売におきましては、国内市場で消費低迷が長引くなか減収とはなりましたが、経費削減、不採算店舗からの撤退、在庫の圧縮など徹底した効率追及の結果、利益面では増益となりました。

海外市場では、香港での不採算店舗からの撤退などにより減収とはなりましたが、高騰する家賃や減価償却費などの経費が減少し、また中国での地域ごとの販売ルートを再構築するなど収益力強化に注力しており、徐々にその効果も現れてまいりました。

以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比6.3%減の11,391百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比31.7%増の1,428百万円となりました。

 

② 繊維関連事業

アパレル企業向けOEM事業におきましては、厳しい市況が続いておりますが、取引先との取り組み強化を図り、企画提案力の強化に努めてきたことに加え、この秋口からの天候にも恵まれ増収となりました。更に経費面の削減効果もあり、為替も比較的安定しておりましたので増益となりました。

以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比4.7%増の8,719百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比39.8%増の328百万円となりました。

 

③ 不動産賃貸事業

大阪の賃貸ビルをメインとする東京・横浜・神戸等の不動産に係る賃貸事業におきましては、テナントの入れ替わりもあり稼働率が低下したため、売上高は前年同期比5.5%減の1,281百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比9.6%減の412百万円となりました。

 

 

④ その他

ビルメンテナンス事業、内装工事業等におきましては、売上高は前年同期比20.1%増の769百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比24.2%増の11百万円となりました。

 

(2)  財政状態の分析

① 流動資産

当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,235百万円(6.6%)増加し、19,970百万円となりました。これは、現金及び預金が1,270百万円増加したことなどによるものであります。

 

② 固定資産

当第3四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて3,059百万円(9.0%)増加し、37,048百万円となりました。これは、投資有価証券が3,009百万円増加したことなどによるものであります。
 

③ 流動負債

当第3四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて152百万円(1.4%)減少し、10,553百万円となりました。これは、短期借入金が364百万円減少、未払費用が220百万円減少した一方で、未払法人税等が267百万円増加、支払手形及び買掛金が101百万円増加したことなどによるものであります。

 

④ 固定負債

当第3四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて750百万円(11.7%)増加し、7,159百万円となりました。これは、繰延税金負債が931百万円増加した一方で、長期借入金が240百万円減少したことなどによるものであります。
 

⑤ 純資産

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて3,697百万円(10.4%)増加し、39,304百万円となりました。これは、その他有価証券評価差額金が2,138百万円増加、利益剰余金が1,015百万円増加、純資産から控除している為替換算調整勘定が535百万円減少したことなどによるものであります。

 

(3)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)  研究開発活動

該当事項はありません。