当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響を受け、経済活動が大きく停滞したことにより、景気が急速に悪化し、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く繊維・アパレル業界におきましても、商業施設・直営店舗の臨時休業や営業時間短縮、外出自粛要請による消費低迷などにより、極めて厳しい状況が続きました。
このような経営環境の中で、当社グループは、主力ブランドである「DAKS」を核として、アジアを中心にグローバルに展開することに注力し、また、今後の先行き不透明な状況に対応するために、強固な財務基盤や安定した収益体質の構築を目指す事業構造改革に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの売上高は前年同期比31.8%減の3,429百万円となりましたが、営業利益は前年同期比11.2%減の121百万円、経常利益は前年同期比15.6%増の450百万円となりました。特別損失として緊急事態宣言の発令による臨時休業等による損失などを計上し、特別利益として投資有価証券売却益を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比143.7%増の611百万円となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
① ファッション関連事業
国内事業は、「DAKS」「LEONARD」のブランド価値向上のため、顧客ファースト、商品クオリティを追求し、経営効率を重視する販売戦略を推し進めております。当第1四半期連結累計期間におきましては、当該ブランドを百貨店などに販売する国内子会社では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う2020年3月以降の外出自粛要請や4月の緊急事態宣言の発令による百貨店などの休業の影響を大きく受け、大幅な減収となりました。
一方、「DAKS」「LEONARD」ブランドを中国・香港・マカオ・台北・韓国などのアジアを中心に展開しております海外事業は、当該感染症の影響は限定的でしたが、地政学的リスクなどの要因により前期末に香港における店舗を一部撤退したこともあり、減収となりました。
ファッション関連事業全体といたしましては、大幅に減収となりましたが、前期末より当連結会計年度における当該感染症の拡大に伴う消費低迷に対応するために、利益重視の収益体質の構築を目指し、固定経費の削減などをすすめていた効果が大きく、増益となりました。
以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比45.8%減の1,335百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比254.0%増の133百万円となりました。
② 繊維関連事業
アパレル企業向けのOEM事業は、依然として厳しい市況が続き受注競争が加速する中、販売面におきましては企画提案力の強化、付加価値の高い商品開発に注力し、また、生産面におきましては、更なる品質向上を目指し、商品の安定供給に努めることで、重点得意先との取組拡大を目指しております。
当第1四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大などにより、取引先であるアパレル各社の仕入計画の見直しによる受注減などが大きく影響し、物流などの効率化、経費の削減などの収益性の向上に努めましたが、減収減益となりました。
以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比21.5%減の1,648百万円、セグメント損失(営業損失)は55百万円(前年同期は28百万円のセグメント損失)となりました。
③ 不動産関連事業
大阪の賃貸ビルをメインとして東京・横浜・神戸などの不動産賃貸事業は、稼働率は安定的に推移しておりますが、イベントホール事業が、新型コロナウイルス感染症の拡大により、一定の期間、営業自粛を行ったことが大きく影響し、減収減益となりました。
以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比15.4%減の527百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比14.7%減の147百万円となりました。
① 流動資産
当第1四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて782百万円(3.9%)減少し、19,302百万円となりました。これは、現金及び預金が517百万円減少、受取手形及び売掛金が371百万円減少したことなどによるものであります。
② 固定資産
当第1四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて615百万円(2.2%)減少し、27,309百万円となりました。これは、投資有価証券が287百万円減少、使用権資産が129百万円減少したことなどによるものであります。
③ 流動負債
当第1四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,025百万円(13.1%)減少し、6,799百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が768百万円減少、未払費用が232百万円減少したことなどによるものであります。
④ 固定負債
当第1四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて132百万円(2.5%)減少し、5,212百万円となりました。これは、リース債務が139百万円減少したことなどによるものであります。
⑤ 純資産
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて240百万円(0.7%)減少し、34,599百万円となりました。これは、利益剰余金が262百万円減少したことなどによるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。