当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大により、経済活動が大きく減速し、景気は大幅に悪化いたしました。また、個人消費に一部持ち直しの兆しがあるものの、景気回復ペースは緩やかにとどまり、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く繊維・アパレル業界におきましても、商業施設の一部休業や営業時間の短縮、外出自粛による消費低迷や購買志向の変化により、極めて厳しい状況が続いております。
このような経営環境の中で、当社グループは、「DAKS」ブランドを核としたビジネスを、アジアを中心に海外展開を拡大することに注力し、また、今後の先行き不透明な状況に対応するために、強固な財務基盤や安定した収益体質の構築を目指す事業構造改革に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は前年同期比30.1%減の8,293百万円となりましたが、営業利益は前年同期比7.4%増の882百万円、経常利益は前年同期比22.5%増の1,288百万円となりました。特別利益として投資有価証券売却益など855百万円計上し、特別損失として使用権資産等の減損損失や早期退職による特別退職金など2,119百万円計上したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は17百万円(前年同期は793百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。
① ファッション関連事業
国内事業は、「DAKS」「LEONARD」のブランド価値向上のため、顧客ファースト、商品クオリティを追求し、経営効率を重視する販売戦略を推し進めております。当第2四半期連結累計期間におきましては、当該ブランドを百貨店などに販売する国内子会社では、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言時の店舗休業や解除後の外出自粛などによる個人消費の落ち込みにより、大幅な減収となりました。
一方、「DAKS」「LEONARD」ブランドを中国・香港・マカオ・台北・韓国などのアジアを中心に展開しております海外事業は、当該感染症の影響は限定的でしたが、地政学的リスクなどの要因により前期末に香港の店舗を一部撤退したこともあり、減収となりました。
ファッション関連事業全体といたしましては、大幅な減収となりましたが、前期末より当連結会計年度における当該感染症の拡大に伴う消費低迷に対応するために、利益重視の収益体質の構築を目指し、固定経費の削減などを推し進めていた効果が大きく、増益となりました。
以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比37.7%減の3,485百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比30.4%増の618百万円となりました。
② 繊維関連事業
アパレル企業向けのOEM事業は、依然として厳しい市況が続き受注競争が加速する中、販売面におきましては企画提案力の強化、付加価値の高い商品開発に注力し、また、生産面におきましては、更なる品質向上を目指し、商品の安定供給に努めることで、重点得意先との取組拡大を目指しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大などにより、取引先であるアパレル各社の仕入計画の見直しによる受注減などにより減収となりましたが、物流の効率化、経費の削減などの収益性の向上に努め、また、回収不安が見込まれた債権額の減少に伴い、引当金を一部取り崩したことにより、減収増益となりました。
以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比24.7%減の4,142百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比18.5%増の226百万円となりました。
③ 不動産関連事業
大阪の賃貸ビルをメインとして東京・横浜・神戸などの不動産賃貸事業は、稼働率は安定的に推移しておりますが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、イベントホール事業において、一定期間の営業自粛を行ったことが大きく影響し、減収減益となりました。
以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比14.0%減の1,064百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比18.2%減の287百万円となりました。
(2) 財政状態
① 流動資産
当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて184百万円(0.9%)増加し、20,269百万円となりました。これは、現金及び預金が479百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が276百万円減少したことなどによるものであります。
② 固定資産
当第2四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて2,166百万円(7.8%)減少し、25,758百万円となりました。これは、使用権資産が1,826百万円減少、投資有価証券が415百万円減少したことなどによるものであります。
③ 流動負債
当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて847百万円(10.8%)減少し、6,977百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が436百万円減少、未払金が323百万円減少したことなどによるものであります。
④ 固定負債
当第2四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて295百万円(5.5%)減少し、5,048百万円となりました。これは、リース債務が168百万円減少、退職給付に係る負債が150百万円減少したことなどによるものであります。
⑤ 純資産
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて838百万円(2.4%)減少し、34,001百万円となりました。これは、利益剰余金が891百万円減少したことなどによるものであります。
(3) キャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて479百万円増加(前第2四半期連結累計期間は691百万円の減少)し、当第2四半期連結会計期間末には、14,874百万円(前第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は9,632百万円)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の計上額が24百万円、減損損失が1,718百万円、減価償却費の計上額が467百万円となった一方で、投資有価証券売却益が604百万円、仕入債務の減少額が432百万円、法人税等の支払額が275百万円あったことなどにより、664百万円の収入(前第2四半期連結累計期間は812百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入が966百万円あったことなどにより、905百万円の収入(前第2四半期連結累計期間は37百万円の収入)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額が871百万円、リース債務の返済による支出が202百万円あったことなどにより、1,083百万円の支出(前第2四半期連結累計期間は1,449百万円の支出)となりました。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主として営業活動によるキャッシュ・フロー及び金融機関からの借入を資金の源泉としております。また、設備投資並びに事業投資等の長期資金需要につきましては、自己資金はもとより、金融機関からの借入等、金利コストの最小化を図れるような調達方法を検討しております。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。