第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 経営成績

当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染者の減少に伴う人流の回復により、個人消費が堅調に推移したものの、急激な円安、原材料価格の上昇や原油価格の高騰、新型コロナウイルス感染症の再拡大の兆しがみられるなど、予断を許さない状況が続いております。

当社グループを取り巻く繊維・アパレル業界におきましては、行動制限の緩和により、徐々に外出需要が回復してきた一方で、新型コロナウイルス感染症の再拡大による消費マインドの冷え込みが懸念され、先行き不透明な状況が続いております。

このような状況の下、当社グループは、3ヶ年の中期経営計画「CHALLENGE NEXT 100」の2年目を迎え、引き続き、3つの基本戦略である「アジア市場」「DX推進」「全社戦略」を中心に、経営資源を有効活用し、企業価値向上、収益拡大に取り組んでおります

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の当社グループの売上高は前年同期比3.8%増の3,345百万円となり、営業利益は前年同期比3.4%増の258百万円、経常利益は前年同期比16.3%増の597百万円となりました。前年同期に特別利益としてリース解約益164百万円があったことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比23.9%減の480百万円となりました。

 

セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。

 

① ファッション関連事業

英国ブランド「DAKS」を軸に、国内をはじめ、中国・香港・マカオ・台湾・韓国・タイなどのアジア市場において、ブランド価値向上を重視し、EC販売の強化など、ブランドビジネスの展開拡大を図っております。

国内事業は、「DAKS」「LEONARD」を百貨店などに販売する国内子会社では、プロパー販売を重視し、粗利率の向上に努めるなど、収益体質の強化策を推し進め、市場環境も新型コロナウイルス感染者の減少に伴い堅調に推移したこともあり、増収増益となりました。

海外事業は、「DAKS」などを展開するアジア市場において、事業展開の拡大を推し進めており、前年同期と比して店舗増加などにより増収、出店に伴う人件費など経費の増加がありましたが、増益となりました。

以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比16.0%増の1,599百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比29.1%増の277百万円となりました。

 

② 繊維関連事業

製品OEM事業は、依然として厳しい市況が続き、受注競争が加速する中、販売面においてはスポーツ、アウトドア、イエナカ分野などへの取り組みを強化し、生産面においては顧客ニーズに対応した商品の供給体制を整備することにより、重点取引先とのビジネス拡大を図っております。

しかしながら、上海ロックダウンにより一部物流網が停滞し、商品の納期ズレが生じたことなどにより減収、急激な円安に加え、原材料価格の上昇、輸送費の高騰など、コスト高の影響により、営業損失となりました。

以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比11.4%減の1,313百万円、セグメント損失(営業損失)は68百万円(前年同期は20百万円のセグメント損失)となりました。

 

 

③ 不動産関連事業

大阪の賃貸ビルをメインとして東京・横浜・神戸などの不動産に係る賃貸事業は、稼働率が安定的に推移し、イベントホール事業は、イベント数が増加、内装工事事業は、工事件数が増加いたしました。

以上の結果、当事業全体の売上高は前年同期比14.5%増の499百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比16.4%増の162百万円となりました。

 

(2) 財政状態

① 流動資産

当第1四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて1,185百万円(5.6%)減少し、20,036百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が869百万円減少、現金及び預金が601百万円減少したことなどによるものであります。

 

② 固定資産

当第1四半期連結会計期間末の固定資産は、前連結会計年度末に比べて313百万円(1.1%)増加し、29,775百万円となりました。これは、投資有価証券が191百万円増加、商標権が119百万円増加したことなどによるものであります。

 

③ 流動負債

当第1四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて517百万円(8.4%)減少し、5,656百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が394百万円減少したことなどによるものであります。

 

④ 固定負債

当第1四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末に比べて22百万円(0.5%)減少し、4,821百万円となりました。これは、退職給付に係る負債が12百万円減少したことなどによるものであります。

 

⑤ 純資産

当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて332百万円(0.8%)減少し、39,333百万円となりました。これは、利益剰余金が586百万円減少したことなどによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当社は、2022年6月23日開催の取締役会において、LEONARD FASHION SASの全株式を取得し、子会社化することについて決議すると共に、同日株式譲渡契約を締結し、2022年7月19日付で全株式を取得いたしました。

詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載しております。