第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

  当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

  当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)  業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で個人消費や企業業績も持ち直しの動きを見せ始め、各種政策の効果もあって、緩やかな回復基調が続いています。一方で、中東・東アジア地域の地政学的リスクや欧米のナショナリズムの高まりなど、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動のリスクが高まっています。

このような環境下、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、33,804百万円(前年同四半期比7.9%増)となり、営業利益は2,826百万円(前年同四半期比22.6%増)、経常利益は2,977百万円(前年同四半期比25.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,895百万円(前年同四半期比28.7%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

①化成品

ゴム関連商品は、主力の自動車や家電・情報機器向けの合成ゴムや添加剤などの副資材が特に好調でした。化学品関連商品は、アジア向け輸出が振るわなかったものの、香料や医薬関連商品の輸入・染料販売が堅調に推移しました。ま
た、前連結会計年度中に新たに連結子会社となった㈱ソートの業績も寄与しました。

この結果、売上高は13,477百万円(前年同四半期比13.3%増)、セグメント利益(営業利益)は899百万円(前年同四半期比55.0%増)となりました。

 

②機械資材

産業資材関連商品は、シート用部品などの自動車内装用部品が大きく伸長し、売上・利益とも前年同期を上回りました。機械・環境関連商品は、バイオマス関連設備の納入が実現し、増収増益となりました。科学機器関連商品は、表面物性測定装置や摩擦摩耗試験機等の分析・試験機器が好調でした。

この結果、売上高は11,174百万円(前年同四半期比9.6%増)、セグメント利益(営業利益)は1,469百万円(前年同四半期比12.7%増)となりました。

 

③海外現地法人

Sanyo Corporation of Americaは、モーター等の自動車用部品の販売が業績を牽引し、好調でした。三洋物産貿易(上海)有限公司は、接着剤の販売が伸長し、業績は順調に推移しました。San-Thap International Co., Ltd.(タイ)は、自動車内装用部品が好調でした。

この結果、売上高は7,022百万円(前年同四半期比18.5%増)、セグメント利益(営業利益)は413百万円(前年同四半期比115.2%増)となりました。

 

④国内子会社

㈱ケムインターは、当期首に吸収合併したコムスタージャパン㈱の洗浄剤事業が寄与するとともに、北米・南米向けの機械の輸出が好調でした。コスモス商事㈱は、地熱開発関連の機材販売やレンタル事業が好調でしたが、海洋・船舶の大型案件が実現した前年同期に比べ、売上・利益ともに大幅に減少しました。

この結果、売上高は2,015百万円(前年同四半期比36.5%減)、セグメント利益(営業利益)は280百万円(前年同四半期比32.1%減)となりました。

 

 

(2)  財政状態の分析

(資産)

流動資産は、主に売掛債権やたな卸資産の増加により、前連結会計年度末比2,861百万円増加し、29,152百万円となりました。

固定資産は、有形固定資産やのれんの償却による減少の一方、保有有価証券の時価が上昇したことなどにより、前連結会計年度末比392百万円増加し、6,557百万円となりました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は35,710百万円(前連結会計年度末比3,254百万円の増加)となりました。

 

(負債)

流動負債は、退職金や次期会計システム設計費用の支払いなどにより未払金が減少しましたが、仕入債務や銀行借入金が大幅に増加したことなどにより、前連結会計年度末比889百万円増加し、11,238百万円となりました。

固定負債は、主に投資有価証券の評価差額計上に伴う繰延税金負債の増加により、前連結会計年度末比186百万円増加し、1,338百万円となりました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における負債は12,576百万円(前連結会計年度末比1,076百万円の増加)となりました。

 

(純資産)

親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加によって株主資本が増加したことに加え、保有有価証券の時価上昇によるその他有価証券評価差額金の増加や円安による為替換算調整勘定の増加により、その他の包括利益累計額が増加しました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における純資産は23,133百万円(前連結会計年度末比2,178百万円の増加)となりました。

 

(3)  キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末比442百万円増加し、4,154百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、436百万円の収入(前年同四半期比818百万円の減少)となりました。売上債権の増加や法人税の支払いによる支出の一方で、税金等調整前四半期純利益の計上があったことなどによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、282百万円の支出(前年同四半期比380百万円の増加)となりました。これは主に、無形固定資産の取得や関係会社への貸付けの支出によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、198百万円の収入(前年同四半期比1,135百万円の増加)となりました。これは、配当金支払いによる支出の一方、短期借入による収入の増加などによるものです。

 

(4)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)  研究開発活動

該当事項はありません。