第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

  当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

  当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)  業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続くなかで個人消費にも持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復が続いています。海外においても、米国の利上げの影響やアジア新興国経済の先行き等の懸念はあるものの、総じて回復基調で推移しました。

このような環境下、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は、39,718百万円(前年同四半期比17.5%増)となり、営業利益は2,999百万円(前年同四半期比6.1%増)経常利益は3,061百万円(前年同四半期比2.8%増)親会社株主に帰属する四半期純利益は1,984百万円(前年同四半期比4.7%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

①化成品

ゴム関連商品は、主力の自動車・家電・情報機器関連向け合成ゴムや副資材等は引き続き堅調に推移しましたが、一部の輸出品の低迷等により業績は横這いでした。化学品関連商品では、主力の塗料・インク関連やフィルム及び電材輸出が好調、畜産関連や医薬関連も堅調に推移しましたが、難燃剤や染料、接着剤及び関連機器の販売は低調でした。㈱ソートは、自動車用紫外線吸収剤が伸長し、売上・利益とも好調でした。

この結果、売上高は14,223百万円(前年同四半期比5.5%増)セグメント利益(営業利益)は936百万円(前年同四半期比4.1%増)となりました。

 

②機械資材

産業資材関連商品は、シート用部品等の自動車内装用部品の販売で予想以上の好調が続き、売上・利益ともに好調であった前年同期実績を更に上回りました。機械・環境関連商品は、バイオマス大型案件が実現し、こちらも売上・利益ともに前年同期比で大きく伸長しました。科学機器関連商品は、摩擦摩耗試験機、バイオ関連機器、元素分析装置が好調、耐候性試験機やガス分析機器も堅調に推移しました。

この結果、売上高は13,977百万円(前年同四半期比25.1%増)セグメント利益(営業利益)は1,811百万円(前年同四半期比23.2%増)となりました。

 

③海外現地法人

Sanyo Corporation of Americaは、モーター等の自動車内装部品や吸水性ポリマー等の化学品が好調で売上高は増加しましたが、販売費及び一般管理費の増加により、利益面は低調でした。三洋物産貿易(上海)有限公司も、ゴム関連や自動車部品関連が大きく伸長しましたが、販売費が大幅に増加したことにより、利益は前年同期比で減少しました。San-Thap International Co., Ltd.(タイ)は、ゴム関連や自動車部品関連が好調に推移しました。Sanyo Trading (Viet Nam) Co., Ltd.は塗料の大口案件等があり化学品関連が好調でした。

この結果、売上高は9,255百万円(前年同四半期比31.8%増)セグメント利益(営業利益)は374百万円(前年同四半期比9.5%減)となりました。

 

④国内子会社

㈱ケムインターは、米国・台湾向けでの半導体関連商材や穿孔機器の販売が大きく伸長し、好調でした。コスモス商事㈱は、前年同期に好調であった地熱分野での機材販売・レンタル事業の低迷が続き、前年実績を下回る結果となりました。

この結果、売上高は2,142百万円(前年同四半期比6.3%増)セグメント利益(営業利益)は247百万円(前年同四半期比12.0%減)となりました。

 

 

(2)  財政状態の分析

(資産)

流動資産は、商品及び製品や前渡金が減少した一方で、現金及び預金や売上債権が増加したことなどにより、前連結会計年度末比1,137百万円増加し、32,538百万円となりました。

固定資産は、有形固定資産やのれんの償却による減少に加え、保有有価証券の時価が下落したことなどにより、前連結会計年度末比129百万円減少し、7,457百万円となりました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は39,995百万円前連結会計年度末比1,007百万円の増加)となりました。

 

(負債)

流動負債は、仕入債務や未払法人税等の増加の一方で、前受金が大幅に減少したことなどにより、前連結会計年度末比244百万円増加し、13,120百万円となりました。

固定負債は、投資有価証券の評価差額の減少に伴う繰延税金負債の減少や、賃貸不動産の敷金を返還したことなどにより、前連結会計年度末比143百万円減少し、1,368百万円となりました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における負債は14,489百万円前連結会計年度末比101百万円の増加)となりました。

 

(純資産)

連結子会社株式の追加取得によって非支配株主持分が減少した一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によって利益剰余金が増加しました。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における純資産は25,506百万円前連結会計年度末比906百万円の増加)となりました。

 

(3)  キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末比577百万円増加し3,179百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、1,478百万円の収入(前年同四半期比1,042百万円の増加)となりました。売上債権の増加や前受金の減少、法人税の支払による支出の一方で、税金等調整前四半期純利益の計上があったことなどによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、32百万円の収入(前年同四半期比315百万円の増加)となりました。これは、固定資産の取得や関係会社株式の取得による支出の一方で、投資有価証券の売却による収入によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、887百万円の支出(前年同四半期比1,086百万円の減少)となりました。これは主に、親会社・子会社の配当金支払いの支出によるものです。

 

(4)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)  研究開発活動

金額が僅少であるため、記載を省略しております。